MENU
カレンダー
2023年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031 
ナオコ
元旅行会社の社員で、営業兼添乗員をしていました。今はIT商社でSaaS商材の販売推進をしています。趣味は旅行・韓国ドラマ鑑賞・英会話などなど。旅行会社勤務の経験を活かして、皆さまの旅行に役立つ情報をお届けします。

空港ラウンジを無料で使える?ANAアメックスがおすすめな理由

アイキャッチ_ANAAMEX

空港ラウンジはビジネスクラス以上でないと利用できないと思っている方も多いのではないでしょうか。実は対象のクレジットカードを持っているだけで無料でラウンジを利用できるのです。この記事では、空港ラウンジを無料で利用できるANAアメックスのおすすめポイントをご紹介します。

目次

空港ラウンジの種類

空港ラウンジ

空港には主に航空会社ラウンジカードラウンジが存在します。航空会社ラウンジは各航空会社が運営するもので、基本的にはビジネスクラス以上に搭乗する方やその航空会社の上級会員カードを持っている方が利用できます。一部、所定の料金を支払うと誰でも利用できる航空会社ラウンジも出てきていますが、やはり一般的にはハードルが高いラウンジです。

一方、カードラウンジは対象のクレジットカードを保有していると誰でも無料で利用ができます。対象となるのはゴールドカード以上になるため、基本的にクレジットカードの年会費がかかってきますが、空港ラウンジの利用以外にもさまざまな特典が受けられるので、年会費を払ってもお得なケースが多いです。

カードラウンジと航空会社ラウンジの違い

ラウンジによって多少設備は異なりますが、一般的にカードラウンジと航空会社ラウンジはこのような違いがあります。

カードラウンジ航空会社ラウンジ
雰囲気質素豪華
広さ狭い広い
ソフトドリンク無料無料
アルコール有料無料
フード有料無料
シャワーなし(あっても有料)設置のあるラウンジでは無料
場所制限エリア外が多い制限エリア内
搭乗口付近のことが多い

アルコール・フードが有料か無料かの違いが大きいと言えます。国際線であれば機内で機内食が提供されることがほとんどなので、ラウンジでの飲食は必要ないという方はカードラウンジで十分有意義に過ごせるでしょう。

無料のWi-Fiサービスはほとんどのカードラウンジで提供されているため、ビジネスマンの方やネットサーフィン・動画視聴を楽しみたい方はカードラウンジを利用するメリットは大きいと言えます。

ANAアメックスってなに?

アメリカンエキスプレス

ANAアメックスとは正式名称「ANAアメリカンエキスプレスカード」と言い、ANA(全日空)とアメリカンエキスプレス(以下アメックス)が提携して発行されるクレジットカードです。ANAカードの特典とアメックスの特典が融合されているので、旅行好きの方にはメリットが非常に大きいクレジットカードと言えるでしょう。

ANAアメックスで利用できる無料の空港ラウンジは?

空港で歩く人々

ANAアメックスはアメリカンエキスプレスブランドで、国内28か所・海外1か所の空港ラウンジを利用できます。アメリカンエキスプレスブランドのクレジットカードを持っていれば、ANAアメックスでなくても同条件で利用可能です。

対象のカードと当日利用する搭乗券を受付で提示して入室します。基本的に、カードを持っている方と同伴者の方1名までが無料で利用できます。(一部、同伴者1名から有料のカードもあります)

ANAアメックスで利用できる空港ラウンジ一覧

エリアラウンジ名
北海道新千歳空港
 スーパーラウンジ
函館空港
 ビジネスラウンジ「A Spring」
東北青森空港
 エアポートラウンジ(有料待合室)
秋田空港
 ROYALSKY LOUNGE
仙台空港
 ビジネスラウンジ
関東羽田空港第1ターミナル
 POWER LOUNGE CENTRAL
 POWER LOUNGE SOUTH
 POWER LOUNGE NORTH
羽田空港第2ターミナル
 エアポートラウンジ(南)
 POWER LOUNGE CENTRAL
 POWER LOUNGE NORTH
 POWER LOUNGE PREMIUM
羽田空港第3ターミナル
 Sky Lounge
成田国際空港第1ターミナル
 IASS EXECUTIVE LOUNGE 1
成田国際空港第2ターミナル
 IASS EXECUTIVE LOUNGE 2
中部
北陸
新潟空港
 エアリウムラウンジ
中部国際空港
 プレミアムラウンジ セントレア
富山空港
 ラウンジらいちょう
小松空港
 スカイラウンジ白山
近畿伊丹空港
 ラウンジオーサカ
関西国際空港
 カードメンバーズラウンジ「六甲」
 カードメンバーズラウンジ「アネックス六甲」
 カードメンバーズラウンジ「金剛」
神戸空港
 ラウンジ神戸
中国岡山空港
 ラウンジマスカット
広島空港
 ビジネスラウンジ もみじ
米子空港
 ラウンジDAISEN
山口宇部空港
 ラウンジ「きらら」
四国高松空港
 ラウンジ 讃岐
松山空港
 ビジネスラウンジ
 スカイラウンジ
徳島空港
 エアポートラウンジ ヴォルティス
九州
沖縄
北九州空港
 ラウンジひまわり
福岡空港
 ラウンジTIME/ノース
 ラウンジTIME/ サウス
 ラウンジTIMEインターナショナル
長崎空港
 ビジネスラウンジ「アザレア」
大分空港
 ラウンジくにさき
熊本空港
 ASO
鹿児島空港
 スカイラウンジ 菜の花
那覇空港
 ラウンジ華~hana~
ハワイダニエル・K・イノウエ国際空港
 IASS HAWAII LOUNGE

ゴールド・プレミアムカードでは「プライオリティ・パス」が使える

ANAアメックス上位カードのゴールドカードプレミアムカードの場合は、プライオリティ・パスが使えます。プライオリティ・パスとは世界150ヶ国の国や地域にある1,200ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスです。

プライオリティ・パスがあると航空会社ラウンジを利用できる可能性も高く、豪華な空間でアルコールや軽食も振舞われ、よりリラックスした時間を過ごせます。特に海外での乗り継ぎでは待ち時間が長時間に及ぶことも多いので、ラウンジの存在は大きいですよね。

ゴールドカードプレミアムカードのプライオリティ・パス利用条件はこちらです。

  • 本カード会員と家族会員が対象
  • 1回32USドルの利用料が年間2回まで無料
  • 事前に「プライオリティ・パス・メンバーシップ」への登録が必要

空港ラウンジだけじゃない!ANAアメックスがおすすめな理由

おすすめ

空港ラウンジを利用するだけであれば、ANAアメックスでなくても、通常のアメリカンエキスプレスカードをはじめとして、VISA・JCBなど他ブランドのゴールド以上のカードでも利用できます。あえてANAアメックスをおすすめするのは空港ラウンジ利用以外にも旅行好きにうれしい特典があるからです。

理由①:ANAのマイルがざくざく貯まる

ANAアメックスは入会するだけでもらえるマイル、毎年継続するごとにもらえるマイルがあります。さらにANAカードマイルプラス加盟店でカードを利用すると、通常ポイントに加えて100円につき1マイルが自動加算されます。

マイルを貯める基本としては飛行機への搭乗ですが、ANAグループ便を利用すると通常のフライトマイルに加え、座席クラスやカード種別に応じたボーナスマイルがプレゼントされます。買い物でも飛行機に乗ってもざくざくANAマイルが貯まるので、特典航空券を使って旅行できる機会もどんどん増えますね。

  • 入会ボーナス
    • 1,000マイル
  • 継続ボーナス
    • 1,000マイル
  • ANAカードマイルプラス加盟店での買い物
    • 100円につき1マイルが自動加算
  • ANAグループ便搭乗
    • 通常のフライトマイルに加えて区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%のボーナスマイル
ナオコ

プレミアムカード入会でもらえる10,000マイルは東京~大阪間往復に相当するよ!すごい!

理由②:ANA系列店での買い物は常に割引

ANAアメックスは全国の空港にある「ANA FESTA」やANA便での機内販売、ANAのオンラインショップ「A-style」でカードを利用すると常に割引価格が適用されます。利用場所によって異なりますが、5~10%の割引が受けられるので、お土産を購入したり旅行グッズを購入したりするときに非常に助かります。

  • 「ANA FESTA」でのカード提示
    • 1,000円(税込)以上のお買物が5%OFF
  • ANA便での機内販売品購入時のカード利用
    • 1,000円(税込)以上の支払いで10%OFF
  • ANAオンラインショップ「A-style」でのカード利用
    • 5%OFF

理由③:ポイントをマイルへ移行できる

ANAアメックスでの支払いなどで貯まったポイントは1,000ポイント=1,000マイル単位でANAマイルへ移行できます。年間移行可能ポイント数に制限がないため、しっかりポイントを貯めて特典航空券へ交換。長距離路線の海外へ無料で行ける夢のような機会が訪れます。

通常のANAアメックスカードの場合は、年間参加費6,600円(税込)のポイント移行コースに別途登録することでポイントをマイルへ移行できるようになり、ポイントの有効期限も無期限になります。ゴールドカードプレミアムカードはカードの年会費にすでに含まれているので別途登録の必要はなく、ポイントも無期限で利用できます。

ANAアメックスカードを比較!

ANAアメックスカードにはANAアメックスカード・ANAアメックスゴールドカード・ANAアメックスプレミアムカードがあり、プレミアムカードが最もステータスの高いカードです。それぞれのカードの違いをチェックしてみましょう。

スクロールできます


ANAアメリカンエキスプレスカード


ANAアメリカンエキスプレス
ゴールドカード







ANA AMEX
プレミアムカード
年会費初年度 7,700円(税込)
次年度以降 7,700円(税込)
初年度 34,100円(税込)
次年度以降 34,100円(税込)
初年度 165,000円(税込)
次年度以降 165,000円(税込)
マイル入会ボーナス 1,000マイル
継続ボーナス 1,000マイル
ANAグループ便搭乗ボーナスマイル:
区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x10%
入会ボーナス 2,000マイル
継続ボーナス 2,000マイル
ANAグループ便搭乗ボーナスマイル:
区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x25%
入会ボーナス 10,000マイル
継続ボーナス 10,000マイル
ANAグループ便搭乗ボーナスマイル:
区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x50%
還元率常時 1.0%
ANAグループ利用 1.5%
常時 1.0%
ANAグループ利用 2.0%
常時 1.0%
ANAグループ利用 2.5%
追加カード家族 2,750円(税込)
ETC 無料
家族 17,050円(税込)
ETC 無料
家族 4枚まで無料
マイル移行年間参加費6,600円(税込)が必要
旅行傷害保険海外 最大3,000万円
国内 最大2,000万円
海外 最大1億円
国内 最大5,000万円
海外 最大1億円
国内 最大1億円
ショッピング
プロテクション
購入日から90日間
1名年間最高200万円まで
購入日から90日間
1名年間最高500万円まで
購入日から90日間
1名年間最高500万円まで
オンライン
プロテクション
リターン
プロテクション
×購入日から90日間
1商品につき最高3万円相当額まで
1会員口座につき年間最高15万円相当額まで
購入日から90日間
1商品につき最高3万円相当額まで
1会員口座につき年間最高15万円相当額まで
キャンセル
プロテクション
×年間最高10万円まで年間最高50万円まで
スマートフォン
プロテクション
×最大3万円まで最大5万円まで
航空便遅延補償×
空港ラウンジ利用
国内線ANAラウンジも利用可能
プライオリティパス×1回32USドルの利用料が
年間2回まで無料
1回32USドルの利用料が
何度でも無料
優先チェックイン××ANA国際便で
ビジネスクラス専用カウンター利用可能
手荷物無料宅配1個(帰国時のみ)

対象空港:
成田国際空港
中部国際空港
関西国際空港
1個(帰国時のみ)

対象空港:
成田国際空港
中部国際空港
関西国際空港
羽田空港(第3ターミナル)
2個(出国・帰国時共にOK)

対象空港:
成田国際空港
中部国際空港
関西国際空港
羽田空港(第3ターミナル)
プレミアム
サービスデスク
××

上位カードになればなるほど年会費はグッと上がりますが、その分サービスは段違いでよくなります。マイルやポイントはより貯まりやすくなり、旅行時に受けられる補償も広くなります。特にマイルが貯まりやすくなると特典航空券に交換できる頻度も高くなります

通常の航空運賃とカードの年会費を比較しても年会費を支払った方がメリットがあるケースも多いので、旅行好きの方や海外出張の多い方は年間どのくらい海外へ行くかで天秤にかけてみるとよいでしょう。

まとめ

ANAアメックスがおすすめな理由をご紹介してきました。旅行の際は空港ラウンジを利用できるようになり、ワンランク上の空の旅を楽しめます。マイルも貯まりやすくなるので、ぜひANAアメックスの利用を検討してみてください。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次