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ナオコ
元旅行会社の社員で、営業兼添乗員をしていました。今はIT商社でSaaS商材の販売推進をしています。趣味は旅行・韓国ドラマ鑑賞・英会話などなど。旅行会社勤務の経験を活かして、皆さまの旅行に役立つ情報をお届けします。

eSIMとレンタルWi-Fiどっちがいい?初めてeSIM使ってみた!

アイキャッチ_esimwifi

海外旅行では移動方法や美味しいお店を調べながら歩くので、今やネット環境はマストですよね。今まではWi-Fiレンタルが定番でしたが、最近はeSIMというさらに便利な手段がメジャーになってきています。私も先日初めて韓国でeSIMを使ってみたので、今までのWi-Fiレンタルと比べていいところ悪いところをご紹介していきます。

目次

レンタルWi-Fiとは?

Wi-Fi

レンタルWi-Fiは海外旅行中にインターネットを利用するためにWi-Fiルーターを空港などでレンタルして海外へ持って行く方法です。Wi-Fiルーターに繋げておけば海外旅行の最中どこでもインターネットが利用できます。複雑な設定がなく、現地に到着したら普段国内でWi-Fi接続するのと同じように繋げばすぐに使えます

5G 無制限プランが最上位

1日ごとに料金設定されているプランが多く、利用国によっても料金設定が異なります。高速インターネットの4Gプラン、さらに速い超高速インターネットの5Gプランのラインナップが一般的で、それぞれの通信プランの中に容量別プランが設定されています。300MBくらいから設定があり、容量無制限が最上位です。

海外Wi-Fiレンタルの会社は複数あり、有名なのはこちらです。他にもたくさんあるので料金比較をしながら選んでみてください。

Wi-FiレンタルならWiFiBOX一択!

私が最近頻繁にレンタルしているのがWiFiBOX 。海外レンタルWi-FiならWiFiBOX一択かなとも思っています。

通常、Wi-Fiをレンタルすると、Wi-Fiルーターの他に充電器やケーブル・説明書など一式でのレンタルとなり、手荷物にするには重くて負担になります。

その点、Wi-FiBOXは非常に画期的で、Wi-Fiルーターのみをレンタルする仕組みです。Wi-Fiルーターがモバイルバッテリー一体型になっているので、旅行中も別でモバイルバッテリーを持ち歩く必要がありません。さらにレンタルはセルフ方式でスタッフ配置をしていないため、その分料金も安く設定されています。

旅行中の荷物が軽くなるのと安いのは大きな決め手になります。ぜひ次回の海外旅行で利用してみてください。

eSIMとは?

eSIM

通信をする際はスマホにSIMカードを差し込んで利用しますよね。日本のSIMカードのまま海外で利用すると高額な通信料が発生してしまいます。そのため、海外で通信できるように海外用のSIMを購入できます。

eSIMと物理SIMの違い

SIMには物理SIMとeSIMの2種類があります。物理SIMはその名の通りチップ型のSIMカードを購入します。現地に着いたらSIMを差し替えるだけで利用できるのですが、SIMカードが小さすぎてなくしてしまうことも。簡単に使えるとはいえSIMカードをなくすリスクが付きまといます。

一方、eSIMはSIMカードと同じ機能を通信会社からダウンロードして利用する仕組みです。eSIMの場合は物理的なものは一切なく、スマホなどの端末上で設定をするのみで使えます。ITが苦手な方は設定で少々手間取る可能性はありますが、普段使っているスマホがそのまま海外で使えるので非常に便利です。eSIMと物理SIMなら迷うことなくeSIMをおすすめします。

eSIMはどこで入手できる?

海外用のeSIMはどこで入手できるのでしょうか。購入場所は複数あります。店頭購入だと空港や家電量販店で購入でき、オンライン購入だと各通信会社のサイトやAmazonのような通販サイトで購入できます。オンラインの方が楽で、キャンペーンで安くなっていることもあるのでおすすめです。

旅行・レジャー予約サイト「Klook」では頻繁にキャンペーンをやっていて安く購入できるのでおすすめです。私もここから購入しました。購入後の手順もきちんと書いてあるので迷わずに設定できました。

eSIMの料金設定

eSIMは必ず利用する国に対応したeSIMを購入する必要があります。料金は1日ごとの設定か3日間・5日間のような期間で設定がされています。もちろん対応する国によって料金は異なります。さらにレンタルWi-Fiと同様に、通信容量で複数プラン設定があり、500MB・1GB~無制限の間で設定されることが多いです。

eSIMがおすすめな点

おすすめ

レンタルWi-Fiと比べてeSIMがおすすめなポイントをご紹介します。

とにかく安い!

お金

eSIMはレンタルWi-Fiと比べて料金が安い傾向にあります。韓国で3日間利用するとしてレンタルWi-FiのWiFiBOXKlookのeSIMで比較してみました。

eSIMレンタルWi-Fi
料金436円2,070円
韓国3日間 1GB/1日プラン

レンタルWi-Fiの中では最も安いと言われているWiFiBOXでもかなりの差がありますね。さらにeSIMは期間限定キャンペーンで100円になっていました。ここまでくると比較にならない価格差です。

持ち物がないので身軽

バッグ

eSIMは物理的なものが一つもないので、荷物が増えず身軽に過ごせます。レンタルWi-Fiの場合はどうしてもルーターが必要になるので荷物になります。旅行中は手荷物が増えがちなので少しでも減らせる荷物は減らしたいですよね。とにかく身軽に旅行したいという方にはeSIMがベストです。

eSIMがイマイチな点

イマイチ

いいことばかりに見えるeSIMですが、イマイチなポイントもあるのでご紹介します。

設定が少し面倒

翻訳アプリ

eSIMの場合購入したらすぐ使えるわけではなく、eSIMを利用するための設定が必要になります。eSIMをあらかじめ日本でダウンロードしておき、現地に到着したらスマホの設定から回線を自身で切り替えアクティベートさせて利用開始になります。

仕組みがわかればそれほど難しいことはありませんが、初めての方は迷うかもしれません。私も初めての時は本当にこれで合ってるのかな?と不安になりました。あらかじめ手順を熟読しておくとよいでしょう。

SIMフリースマホでないと使えない

スマートフォン

eSIMはどのスマホでも使えるわけではありません。SIMフリースマホである必要があります。最近のスマホはSIMフリーのことがほとんどですが、事前に自分のスマホがSIMフリーに対応しているかどうかを確認してから購入しましょう。SIMフリーでなかった場合は残念ながらSIMは使えないので、レンタルWi-Fiを利用することになります。

レンタルWi-Fiがおすすめな点

おすすめ

eSIMではなくレンタルWi-Fiをおすすめするポイントをご紹介します。

とにかく簡単!

楽しい

レンタルWi-Fiは複雑な設定をする必要がないので誰でも簡単に利用できます。レンタルしたら電源を入れてルーターに書いてあるID・パスワードでWi-Fiに接続すればいいだけ。普段スマホでWi-Fiに接続するのと同じです。

グループ旅行には便利

ツアーガイド

eSIMはスマホ1台にしか適用されないため、服数人で旅行する場合も一人一人eSIMを購入してそれぞれ設定する必要があります。もし端末を複数持っていてどの端末でも通信をしたいのであればその端末数分必要になります。

レンタルWi-Fiであれば複数人で同じWi-Fiルータに接続できるので、グループで1人持っていれば全員ネット環境が利用できます。グループ旅行であればレンタルWi-Fiの方が安価に済むケースが多いでしょう。

レンタルWi-Fiがイマイチな点

悪い

レンタルWi-Fiがイマイチなポイントもご紹介しておきます。

Wi-Fiが重いので持ち歩きに邪魔

Wi-Fiルータ

やはり荷物が増えることはデメリットの一つです。Wi-Fiルータは軽量小型化が進んできてはいますが、それなりに重さがあるので手荷物が重くなります

旅行中小さいハンドバッグで過ごそうとすると荷物が入りきらないということも起こるので、バッグの大きさにも気を配らないといけません。

貸出・返却のし忘れが起こる

関西国際空港

レンタルWi-Fiはだいたい出発する空港で受け取り、到着する空港で返却することがほとんどです。しかし、Wi-Fiのことをすっかり忘れてしまって、せっかく予約したのに受け取りを忘れることも。そうすると結局現地で何も通信ができなくなります

また、到着時も返却を忘れがちです。うっかり家に持って帰ってきてしまうことも。そうするとわざわざ返却のために配送手配をしないといけないので非常に面倒です。

まとめ

eSIMとレンタルWi-Fiを比較してきました。どちらもメリット・デメリットがあるもののeSIMを使ってみてeSIMの方が便利だと感じました。次回の海外旅行でぜひ利用してみてくださいね。

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