小豆島は瀬戸内海に浮かぶ島で、有名小説や映画のロケ地が多くあるほか、寒霞渓・エンジェルロードなどの名所も多いことから人気観光地となっています。
小豆島は153平方キロメートルほどある比較的大きな島で、徒歩だけで回るのは不可能です。小豆島内を移動するためにはどのような手段があるのでしょうか。この記事では、小豆島内での移動手段のラインナップとそれぞれのおすすめポイントをご紹介します。

小豆島を効率的に楽しく巡れる手段をチェックしてみよう!
小豆島はどんな島?

小豆島は瀬戸内海に浮かぶ島で、香川県に属しています。瀬戸内海では淡路島の次に大きい島で、面積は153平方キロメートルほど、海岸線の長さは126kmほどあります。
素麺・醤油・オリーブなどの特産品が有名で、特にオリーブは国内栽培の発祥の地としても知られています。小説「二十四の瞳」の作者・壺井栄の故郷としても有名で、「二十四の瞳」は小豆島を舞台に過去2回映画化がされています。
小豆島へは高松・岡山・姫路・日生・宇野・神戸からフェリーでアクセスできます。高松からは高速艇も運航しており、本数も多いので便利です。
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小豆島のおすすめ観光スポット
小豆島には有名なスポットがたくさんあり、人気観光地になっています。小豆島に行ったらここは絶対行っておくべき!というおすすめ観光スポットをご紹介します。
小豆島のおすすめ観光スポット①:寒霞渓

寒霞渓は日本三大渓谷美の一つにも数えられる瀬戸内海国立公園の人気景勝地です。四季によって違った表情を見せる景色は圧巻で、特に秋の紅葉は一見の価値があります。寒霞渓ロープウェイで山頂へ行き、山頂から見渡すのがおすすめです。
小豆島のおすすめ観光スポット②:エンジェルロード

干潮になると大小4つの島々を繋ぐ砂の道が現れ、それをエンジェルロードと呼んでいます。干潮時はエンジェルロードを歩いて渡れます。好きな人と手を繋いでエンジェルロードを渡ると幸せになれるという言い伝えがあり、恋人たちの聖地としても人気です。映画やドラマのロケ地としても多く使われています。
小豆島のおすすめ観光スポット③:小豆島オリーブ園

小豆島と言えばオリーブの産地として有名ですが、小豆島オリーブ園には約2000本のオリーブの木々があります。オリーブの木々に囲まれながら瀬戸内海を一望できるロケーションも絶好で、園内にあるギリシャ風車もとてもおしゃれ。絵になるため撮影スポットしても人気です。オリーブの歴史や魅力に触れながら一日中楽しく過ごせるスポットです。
小豆島のおすすめ観光スポット④:二十四の瞳映画村
小説「二十四の瞳」の作者・壺井栄は小豆島出身の作家として有名ですが、二十四の瞳は過去2回映画化されており、その映画のロケ地として再現したセットが二十四の瞳映画村にあります。大正・昭和初期の小さな村が再現されており、村のメインストリートには15軒の民家などが建ち並んでいます。映画の世界を体感できる施設なので、映画ファンは必見のスポットです。
小豆島は映画・ドラマのロケ地の宝庫!
小豆島は「二十四の瞳」以外にも多くの映画やドラマのロケ地として使用されたことで有名です。有名な作品を一部挙げてみます。ロケ地巡りを小豆島旅行の目的にするのもおすすめです。
- 小説・映画・テレビドラマ「八日目の蝉」
- 映画「釣りバカ日誌」
- 映画「男はつらいよ(寅次郎の縁談)」
- 映画「魔女の宅急便」
- テレビドラマ「海の上の診療所」
- テレビドラマ「Nのために」
小豆島での移動手段①:レンタカー

運転免許を持っていれば、小豆島での移動はレンタカーを利用するのが便利です。6時間までで軽自動車で4,000円~5,000円程度、普通車で6,000円~7,000円程度、ワゴン車で7,000円~8,000円程度が相場です。
24時間まででも軽自動車で5,000円~9,000円程度、普通車で7,000円~10,000円程度、ワゴン車で10,000円~13,000円程度と比較的割安の設定になっています。
レンタカー会社は小豆島内だとエンジェルレンタカー・小豆島観光レンタカー・オリーブレンタカーなど複数社あります。また、高松や岡山でレンタカーを借りて、フェリーで車も持っていくことも可能なので、旅行のコースに合わせてより良い手段を選ぶと良いでしょう。
エンジェルレンタカー (土庄港周辺) | |
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6時間 (90km以内) | 軽自動車:5,300円 普通車:6,300円 ミニバン:8,200円 |
12時間 (150km以内) | 軽自動車:7,500円 普通車:8,500円 ミニバン:11,000円 |
24時間 (180km以内) | 軽自動車:9,000円 普通車:10,000円 ミニバン:13,000円 |
以降追加1日 | 軽自動車:8,000円 普通車:9,000円 ミニバン:12,000円 |
公式サイト | http://www.angel1428.sakura.ne.jp/index.html |
オリーブレンタカー (草壁港周辺) | |
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6時間 | 軽自動車:4,200円 普通車:5,800円 ミニバン:7,000円 |
12時間 | 軽自動車:4,500円 普通車:6,500円 ミニバン:8,000円 |
24時間 | 軽自動車:5,400円 普通車:7,800円 ミニバン:9,800円 |
以降追加1日 | 軽自動車:4,800円 普通車:6,800円 ミニバン:8,800円 |
公式サイト | http://olive-rentacar.com/ |
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小豆島での移動手段②:路線バス

小豆島内では路線バスが走っているので、路線バスを利用して移動できます。「小豆島オリーブバス」が運行しており、主に海岸線に沿うような形で路線が設定されつつ、観光スポットはカバーしたルートになっています。9路線で運行しており、土庄港からオリーブタウンを経由して坂出東港を結ぶ坂出線は比較的本数も多く運行されています。
ただ、運行本数の少ない路線もあるので、事前に行きたい観光スポットを決めて、綿密にタイムスケジュールを確認しておく必要があります。事前の計画は必要になっても、移動にお金をかけず安く済ませたい方におすすめです。
小豆島での移動手段③:定期観光バス

小豆島では定期観光バスの運行があり、有名観光スポットを効率よく楽に回れます。「小豆島交通」で運行しており、土庄港発着で1日かけて小豆島の有名観光地を巡れるプランになっています。ガイドも付いているので、より小豆島やそれぞれの観光地を深く知ることができます。
土庄港観光センター前から毎日運行しており、9:45が出発時間です。島めぐり観光バスの切符売場が土庄港観光センターの横にあるので、その場で購入してすぐ参加できます。バス料金は大人4,200円 子供2,100円(昼食・入園料は別)です。
小豆島での移動手段④:タクシー

小豆島にタクシー会社は「小豆島交通」と「かんかけタクシー」の2社があり、小豆島観光に利用できます。ただし、観光スポット巡りをメーター料金で利用すると高くついてしまうので、1日かけて観光スポットを巡る場合は貸切タクシーがおすすめです。
小豆島交通では5人乗りの中型タクシーを1時間5,340円、9人乗りのジャンボタクシーを1時間7,480円で利用でき、3時間から貸切が可能です。
自分の行きたい観光スポットの入ったコースをカスタマイズしてくれ、ガイドもしてもらえるので、より満足度の高い内容になるでしょう。
小豆島交通 | |
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中型タクシー (4人乗り) | 1時間5,340円 ※3時間より貸切可能 |
ジャンボタクシー (9人乗り) | 1時間7,480円 ※3時間より貸切可能 |
公式サイト | http://shodoshima-kotu.com/ |
小豆島での移動手段⑤:レンタサイクル

最後にご紹介するのがレンタサイクルです。小豆島の土庄港・池田港・草壁港・坂手港の施設や小豆島国際ホテル・ベイリゾートホテル小豆島・オーキドホテルなど一部のホテルでレンタルでき、安い施設だとママチャリ1日500円という格安プランもあります。少し高くなりますが電動自転車もあるので、自身の体力に応じて選びましょう。
レンタサイクルを利用したものの、自転車で小豆島一周するというのはさすがに難しいです。自転車を借りた港やホテルなどから近い観光地を中心に周るのがおすすめです。例えば、土庄港であればエンジェルロード・西光寺・尾崎放哉記念館などを周れます。瀬戸内海の穏やかな気候の中でのサイクリングはとても気持ちが良く、爽快感が抜群です。
土庄港観光センター (土庄港周辺) | |
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料金 | 1日500円 |
営業時間 | 8:30~16:00 ※15:50までに要返却 |
公式サイト | http://www.s-olive.co.jp/kankou-center/facility_service/rent-a-cycle.html |
小豆島サイクルステーション (池田港周辺) | |
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料金 | 電動付き自転車:4時間1,500円・1日2,000円 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
公式サイト | https://rent-shodoshima.net/rental_bicycle/ |
HELLO CYCLING (坂出港周辺) | |
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料金 | 自転車:24時間1,500円 |
営業時間 | 24時間 |
公式サイト | https://cycle.ryde-go.com/ports/2239 |
まとめ
小豆島での移動手段をご紹介してきました。さまざまな移動手段が用意されており、移動手段を駆使することで小豆島を最高に満喫できるでしょう。観光スポットもたくさんあるので、うまく効率的に観光を楽しんでください。