台湾は韓国の次にアクセスが良い海外として人気があります。日本から台湾だと約3時間半ほどのフライトになりますが、弾丸日帰り旅行はできるのでしょうか。台湾弾丸日帰り旅行のコースを作成して検証してみたので、忙しくても海外に行きたい方は参考にしてみてください。
日本から台湾へのフライト

日本から直行便が就航している台湾の空港は桃園空港・松山空港・台中空港・台南空港・高雄空港があります。台湾の首都である台北へアクセスするケースが圧倒的に多いため、利用する台湾の空港としては桃園空港と松山空港が多いでしょう。
特に桃園空港へは日本の地方都市からも幅広く就航していますが、今回は比較的利用者が多い成田空港・羽田空港・関西国際空港を取り上げて台湾へのフライト情報を見てみます。
- 台湾の直行便就航空港
- 桃園空港
- 台中空港
- 高雄空港
- 直行便就航航空会社
- 成田空港~桃園空港
- ピーチ・ジェットスター・タイガーエア台湾・スクート・エバー航空・スターラックス航空・チャイナエアライン・キャセイパシフィック航空・日本航空
- 成田空港~台中空港
- チャイナエアライン
- 成田空港~高雄空港
- タイガーエア台湾・エバー航空・チャイナエアライン
- 成田空港~桃園空港
- フライト時間
- 成田空港→桃園空港/桃園空港→成田空港
- 約3時間25分〜4時間30分/約3時間〜3時間25分
- 成田空港→台中空港/台中空港→成田空港
- 約3時間50分/約3時間30分
- 成田空港→高雄空港/高雄空港→成田空港
- 約3時間55分〜4時間40分/約3時間10分〜3時間45分
- 成田空港→桃園空港/桃園空港→成田空港
台湾へはピーチを筆頭としてLCCが多く就航していることがわかりますね。都内近郊の方だと成田空港の方が就航している航空会社が多いので、選べる航空便の幅が広がります。


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台湾弾丸日帰り旅行のモデルコース

早速、台湾弾丸日帰り旅行ができるか検証してみましょう。
0泊2日の日帰りを検討しよう!
少しでも長く台湾での滞在時間が取れるフライトの組み合わせで検討をする必要があるため、深夜便も考慮に入れてみましょう。今回はこちらのフライトを選択します。
5:25 羽田空港
タイガーエア台湾 IT217便
8:00 桃園空港
羽田空港に3:00頃には着いている必要があるので、前日の最終電車やバスで羽田空港へ行き、仮眠を取りつつ出発を待つか、タクシーやマイカーを利用することになるでしょう。
または、nearMe.Airport(ニアミー エアーポート)を利用するのもおすすめです。nearMe.Airport(ニアミー エアーポート)はホテルや自宅から空港まで定額で移動ができる乗り合いシャトル便です。電車が動いていない時間帯でも片道1,980円~/人という格安料金で利用できるのでとても便利です。

桃園空港MRTの快速で台北駅へ

桃園空港にて入国手続きを終えたら、桃園空港MRTに乗って台北市内へ向かいましょう。普通列車と快速列車がありますが、快速に乗ると35分で台北駅に到着します。
以前は桃園空港は台北市内から遠いイメージがありましたが、2017年に桃園空港MRTが開業してからは台北市内がグッと近くなりました。
8:58 空港第1ターミナル駅
桃園空港MRT(快速)
9:33 台北駅
台湾旅行には交通系ICカード「悠遊カード(EasyCard)」の利用が便利です。台湾のバス・高速バス・地下鉄・台鉄路線の乗車に使えるので、移動には悠遊カード1枚あればとてもスムーズです。
カードのみ・TWD200チャージ済み・TWD400チャージ済み・SIMカード付きなど様々なプランがあるので、希望に合うプランでゲットしましょう!
10:05~11:00「台北101」から台北の街を一望

台北駅に着いたら淡水信義線(レッドライン)に乗り換え、台北101/世貿駅へ行きます。台北101/世貿駅からはすぐ台北101に到着します。
9:45 台北駅
淡水信義線(レッドライン)
9:59 台北101/世貿駅
徒歩
10:05 台北101
台北101は2004年にオープンした台北のランドマークにもなっている展望台で、約500mの高さを誇ります。地上101階建てのため台北101と名付けられました。全面ガラス張りの近代的建築の見た目にもインパクトがあります。台北の最も高い場所から台北の街を見下ろしてみましょう。
11:20~12:15「中正紀念堂」で衛兵交代式を見学

台北101/世貿駅から再度淡水信義線(レッドライン)に乗車し中正紀念堂駅へ向かいます。中正紀念堂駅から歩いてすぐのところに中正紀念堂があります。
11:00 台北101
徒歩
11:06 台北101/世貿駅
淡水信義線(レッドライン)
11:17 中正紀念堂駅
徒歩
11:20 中正紀念堂
中正紀念堂は中華民国の最高指導者であった蒋介石への哀悼の意を込めて建てられたもので、本堂にある巨大な蒋介石像が観光のハイライトです。また、毎日9:00~17:00の間に1時間おきで開催される衛兵交代式も見どころの一つです。12:00の回の衛兵交代式を見学してみましょう。
12:45~13:30「金品茶樓」で小籠包ランチ

ランチは鼎泰豊!と行きたいところですが、鼎泰豊はどの店舗もかなり並ぶので弾丸旅行には不向きです。鼎泰豊は日本にも出店しているので、台湾ではあえて違うお店をチョイスする方が賢明です。
「金品茶樓」は金品茗茶というお茶屋さんがルーツで、金品茗茶と小籠包を一緒に楽しめる飲食店です。中正紀念堂駅で淡水信義線(レッドライン)に乗車して雙連駅で下車します。雙連駅から徒歩10分ほどで金品茶樓に到着します。
12:15 中正紀念堂
徒歩
12:25 中正紀念堂駅
淡水信義線(レッドライン)
12:31 雙連駅
徒歩
12:45 金品茶樓
事前にセットメニューの食事券を購入しておくと、入店してからメニューを考える必要がないので時間短縮できます。内容は各種小籠包・各種蒸し餃子・チャーハン・スープと人気メニューをしっかり押さえているのでご安心ください。
13:40~14:00「行天宮占い横丁」で占い体験

食事を終えたら、占いで有名な行天宮占い横丁へ向かいましょう。電車でも行けますが、近い場所なのに乗り換えがあり効率が悪いので、ここはタクシーを使っちゃいましょう。
13:30 金品茶樓
タクシー
13:40 行天宮占い横丁
行天宮占い横丁は正式名称を行天宮地下道算命街と言い、地下道にあります。占い横丁は東区と西区に分かれて並んでおり、少し雰囲気が違います。東区は仕切りがないオープンタイプで入りやすいので、初心者の方はまず東区のお店に行ってみましょう。
紫微斗数・四柱推命・米卦占い・手相面相など占術はさまざまありますので、希望の占術のお店で占ってもらいましょう。おすすめは生年月日時を元に一生の運勢を判断する紫微斗数で、台湾で最も人気があります。料金や支払い方法、日本語有無についても事前の確認をお忘れなく。
14:00~14:30 「行天宮」でお参り

せっかく行天宮近くにいるので、行天宮にも立ち寄ってお参りしましょう。行天宮占い横丁から行天宮は歩いてすぐです。三国志で有名な関羽が祀られている廟で、商業の神として知られています。立ひざ状態で参拝するのが台湾流。台湾流の参拝方法で商売繁盛やキャリアアップをお祈りしてみましょう。
15:00~17:00「国立故宮博物院」

台湾で最もメジャーな観光スポットといえば国立故宮博物院です。国立故宮博物院は少々離れた場所にあるので、タクシーを利用した方が早くアクセスできます。車の混雑状況にもよりますが、概ね10分~25分で到着します。
14:30 行天宮
タクシー
14:55 国立故宮博物院
国立故宮博物院は台湾最大級の博物館で、収蔵品は約70万点以上に及びます。中国美術コレクションを展示しており、清代王朝のものを中心に数千年以上昔の美術品が多くあります。その貴重さは大英博物館にも匹敵すると言われています。
国立故宮博物院で必ず見ておきたい美術品は「翠玉白菜」と呼ばれる白菜の形をした作品です。一度はテレビなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。翠玉彫刻の最高傑作と言われており、清代の貴重な作品です。
17:10~18:30「士林夜市」で食べ歩き

台湾といえば夜市。弾丸旅行とはいえ夜市には行っておきたいですよね。国立故宮博物院は士林に近い場所にあります。士林夜市で有名な士林駅までタクシーで10分ほどで行けますので、台湾名物の夜市に立ち寄ってみましょう。士林駅からは徒歩5分ほどで士林夜市の入口に到着します。
17:00 国立故宮博物院
タクシー
17:10 士林駅
徒歩
17:15 士林夜市
士林夜市は台北最大規模を誇るナイトマーケットで、16:00頃から店が開き始めます。多くのショップがぎっしりと軒を連ね、B級屋台グルメの食べ歩きや台湾雑貨のショッピングが楽しめます。道を歩くだけで台湾の熱気を肌で感じられます。夜市の定番グルメの牡蠣オムレツは美味しくておすすめなのでぜひ食べ歩きしてみてください。
19:00~20:30「西門町」でショッピング

最後は西門町で締めましょう。士林夜市は非常に大きいため、最寄り駅が士林駅と劍潭駅の2つあります。帰りは劍潭駅から淡水信義線(レッドライン)に乗車し、中山駅で松山新店線(グリーンライン)に乗り換え、西門駅で下車します。西門駅6番出口から出るとすぐに西門町の賑わいが目に飛び込んできます。
18:30 士林夜市
徒歩
18:34 劍潭駅
淡水信義線(レッドライン)
18:42 中山駅
徒歩
18:47 中山駅
松山新店線(グリーンライン)
18:51 西門駅
西門町は台北の流行の発信地で、日本で言う渋谷や原宿、ソウルで言う明洞のようなスポットです。台北の最新トレンドを体感できるエリアで若者を中心として活気に満ち溢れています。
ショッピング・グルメと何でも揃うエリアなので、士林夜市でお腹いっぱいにならなかったら、まず夕食を食べ、お土産購入などショッピングをしながらぶらぶらしてみましょう。
台湾といえばタピオカミルクティー。西門町にはタピオカミルクティーのお店もたくさんあります。ドリンクスタンド「迷客夏 Milkshop(ミルクシャ)」は台湾内の店舗数200以上を誇る人気店です。
新鮮な牧場ミルクを使ったドリンクが大人気。どれを飲もうか迷ったら人気No.1のタピオカ特選紅茶ミルクティーをチョイスしてみましょう!
余裕があれば龍山寺にも行ってみよう!

西門町から徒歩15分ほどで行けるので、余裕があれば龍山寺にも立ち寄ってみてください。龍山寺は台湾で最強のパワースポットと言われており、ご利益は恋愛から仕事・学業・健康と多岐に渡ります。占いのような台湾式おみくじが人気なので、ぜひチャレンジしてみてください。
21:40 桃園空港に到着

西門町で台湾に別れを告げ、桃園空港へ移動します。往路と同様に台北駅から桃園空港MRTの快速に乗車するのが時間も読めるのでおすすめです。桃園空港へは出発の2~3時間前に到着しているようにしましょう。
20:35 西門駅
松山新店線(グリーンライン)
20:37 北門駅
徒歩
21:00 台北駅
桃園空港MRT(快速)
21:36 空港第1ターミナル駅
帰りは深夜便で機内泊

飛行機が出発するのは日付が変わってすぐです。3時間15分ほどのフライトですが、到着するのは早朝なので仮眠を取りながらフライト時間を過ごすとよいでしょう。体力的にはきついですが、羽田空港に到着してそのまま仕事に行くこともできるので、仕事をなかなか休めない方には助かりますね。
00:10 桃園空港
タイガーエア台湾(IT216便)
04:25 羽田空港
弾丸旅行のためお土産を買う時間がなかったという方はJTBショッピングのお土産通販を見てみてください。台湾人気No.1お土産のパイナップルケーキもしっかり取り扱っています。
まとめ
深夜便を利用すれば台北の人気観光スポットをたくさん回っても日帰りできることがわかりました。体力的には厳しくなりますが、時間がないけど海外旅行行きたいという方はぜひ試してみてください。
