日本人に人気の海外リゾートといえばハワイとグアム。どちらも海にショッピングにアクティビティと目いっぱい楽しめるので人気の高い旅行先です。それでは、ハワイとグアムは実際どっちがおすすめなのでしょうか。ハワイとグアムを10項目の側面から比較してみます。
比較①:日本からのアクセス
- 日本からのフライト時間
- 東京(羽田)→ホノルル
- 約6時間35分~7時間50分
- ホノルル→東京(羽田)
- 約8時間15分~8時間20分
- 東京(羽田)→ホノルル
- 運航航空会社
- JAL
(羽田・成田・関西・名古屋) - ANA
(羽田・成田) - ハワイアン航空
(羽田・成田・関西・新千歳・福岡) - ユナイテッド航空
(羽田・成田) - ZIPAIR
(成田)
- JAL
- 空港からワイキキ市内へのアクセス
- 車で約30分
日本からのフライト時間は倍ほどの差があり、圧倒的にグアムに軍配が上がります。
グアムは気軽に行ける
グアムは日本から約3時間30分~4時間ととても近いので、沖縄に行くような感覚で気軽に旅行できますね。一方、ハワイは約6時間35分~8時間20分とかなり長く、気軽には行きにくいかもしれません。
運航している航空会社はハワイの方が多いですが、グアムは羽田空港以外の主要空港には就航しているので特に気にならないでしょう。
現地の空港に着いてから市内へのアクセスで比較してもグアムの方が早いです。
フライト時間の暇つぶしには映画やドラマなどの動画をスマホ・タブレットにダウンロードして機内に持って行くのがおすすめです。
U-NEXTは22万作品以上を配信しており、そのうち20万本は見放題です。25本までダウンロードできるので、長いフライト時間でも十分足ります。31日間の無料体験があるので、まずは気軽に試してみましょう!
比較②:旅行代金の安さ
- 旅行代金
- 109,800円~259,800円
- ツアー内容
- HIS「往路送迎付 滞在中トロリー乗り放題!ハワイ5日間」
- エコノミークラスホテル(部屋指定なし)に滞在
- 直行便利用区間:成田⇔ホノルル往復(航空会社未定)
ハワイ・グアムともに5日間と仮定して、同等のツアー内容で比較してみました。(2024年3月時点の情報です)
競争力のあるハワイが安い傾向
意外にも距離の遠いハワイが安くなっていました。ハワイは海外の中でも1,2を争う人気旅行先のため、各旅行会社が競い合って競争力のある価格が設定されています。
ハワイに合わせて5日間で比較しましたが、グアムは3日間からツアー設定があり、期間が短ければ自ずと安くなります。週末を利用して気軽に行きやすいでしょう。
セール情報を見逃さずに!
旅行会社のセール時期はさらに安くなることも多いので、セール情報を定期的にチェックしてお得に予約しましょう。
HIS(エイチ・アイ・エス)は海外旅行に強い旅行会社。ハワイ・グアムのツアーラインナップがとても豊富で、しかも安いのが特徴です。条件に合うツアーが安く見つかるので、ハワイ・グアムへ行く際はぜひ利用してみてください!
比較③:海のきれいさ
ハワイもグアムもきれいな海が象徴的で、旅行目的のメインになり得ます。僅差ではありますが、海の透明度ではグアムの方が上と言われています。
タモンビーチがおすすめ
シュノーケルやダイビングをするとより透明度を感じられ、ウミガメやきれいな色の魚がはっきりと見られます。タモン地区の海は波も穏やかなので、小さいお子さまでも安心して楽しめるでしょう。水温も一年を通して27~30℃と適温です。
ハワイはビーチが多い
ハワイも決して海のコンディションが悪いことはなく、ビーチが多いのもうれしいポイントです。水温は夏が27~28℃、冬が24~25℃と少し差があります。マリンスポーツを楽しむなら水温の高い時期がおすすめです。
比較④:オプショナルツアーの充実度
- 観光系
- オアフ島一周観光
- ダイヤモンドヘッドハイキング
- ハレイワタウン観光
- パールハーバー観光
- ハワイ島日帰り観光
- カカアコウォーターフロントパーク&ウォールアートツアー etc
- アクティビティ系
- スキューバ・ダイビング
- パラセイリングツアー
- ジェットスキーとバナナボートツアー
- カイルアビーチツアー
- クアロア牧場アクティビティ etc
- その他
- サンセット・ディナークルーズ
- ワイケレ・ショッピングツアー
- スパ etc
アクティビティの充実度では圧倒的にハワイに軍配が上がります。
ハワイではオプショナルツアーをフル活用
ハワイは観光にアクティビティにショッピングと何でもオプショナルツアーで体験できるので、手軽にバラエティに富んだ思い出を作れます。
オアフ島だけではなく、ハワイ島などハワイの他の島へ行くプランもあります。何日滞在しても飽きることなく楽しめるでしょう。
グアムではマリンアクティビティを
グアムはマリンアクティビティに関するオプショナルツアーが中心となります。マリンスポーツを目的にグアムを訪れるのであれば不自由なく楽しめます。
ハワイとグアムのオプショナルツアー・体験・アクティビティを探すにはKlookが充実していておすすめです。割引セールも頻繁に実施されているので、お得に楽しいプログラムを予約してみましょう!
比較⑤:ショッピングの充実度
- アラモアナセンター
- インターナショナルマーケットプレイス
- ワードビレッジ
- ワイキキビーチウォーク
- ロイヤルハワイアンセンター
- Tギャラリア・ハワイ
- カハラモール
- ワイケレプレミアムアウトレット
- カポレイコモンズ
- KCCファーマーズマーケット etc
ショッピングスポットの多さではハワイに軍配が上がります。
ハワイはショッピングし放題
ハワイはショッピングを目的に訪れる人も多いショッピング天国。
アラモアナセンターはハワイのショッピングの代名詞的な場所になっており、ハワイに行ったら必ずと言っていいほど足を運ぶスポットです。ワイキキ周辺もショッピングスポットだらけです。
グアムはショッピングスポット少なめ
一方、グアムはハワイよりショッピングスポットは少なめです。とはいえ大型ショッピングセンターがいくつかあるので、旅のプランにショッピングを組み込むのはもちろんありです。ただ、ショッピングを目的に訪れるなら断然ハワイです。
海外旅行にはエポスカードがあると便利です。入会金・年会費永年無料なのに海外旅行傷害保険が自動で付くという手厚いサービス。
さらに両替不要で海外ショッピングやキャッシングができて便利です。海外旅行に行くなら持ってて損はないクレジットカードなので、ぜひチェックしてみてください!
比較⑥:観光スポットの充実度
- ビーチ
- ワイキキビーチ
- ハナウマ湾
- 自然
- ダイヤモンドヘッド
- クアロアランチ
- ノースショア
- マカプウ岬
- マノアの滝
- ショッピング
- アラモアナセンター
- KCCファーマーズマーケット
- ハレイワタウン
- カイルアタウン
- 観光
- イオラニ宮殿(カメハメハ大王像)
- 真珠湾
- タンタラスの丘
- カカアコのウォールアート
- モアナルアガーデンズパーク
(この木なんの木気になる木♪の木がある公園) - ハワイ出雲大社
- ホノルル美術館
- ホノルル動物園
- ワイキキ水族館 etc
ハワイもグアムも観光スポットという意味合いでは少なめと言えるでしょう。
THE観光スポット!とは言いにくい
ショッピングセンターやビーチが観光スポットになっているケースが多いので、観光ツアーのイメージとは少し異なりますが、観光スポットの人気度・メジャー度ではハワイに軍配が上がります。
海遊びやショッピングがメインのハワイとグアムですが、グアムは太平洋戦争に関する施設やスポットがあったり、ハワイはウォールアートなど新たな観光スポットが誕生したりと見ておきたいポイントは多くあるので、海遊びやショッピングの合間に組み込んでみるとよいでしょう。
ハワイではオアフ島の名所を1日かけて巡るツアーがあるので、ハワイ滞在中の1日に組み込んでみるとよいでしょう。オアフ島のハイライトをしっかり押さえた人気ツアーなので、ぜひチェックしてみてください!
比較⑦:名物グルメの多さ
- メイン
- ロコモコ
- ポキ丼
(甘辛たれに漬けた刺身をご飯に乗せた料理) - ガーリックシュリンプ
- ステーキ
- フリフリチキン
(鶏肉を直火焼きした料理) - マヒマヒ
(ハワイの高級魚のシイラ)
- スイーツ
- パンケーキ
- アサイーボウル
(果物のアサイーと豆乳で作ったスムージーにグラノーラやフルーツをトッピング) - シェイブアイス
(レインボー色のかき氷) - マラサダ
(ドーナツ) etc
名物グルメでは圧倒的にハワイに軍配が上がります。
ハワイはグルメメインでも楽しめる
ハワイにはハワイを象徴するグルメの数々が揃っており、ハワイに行ったらぜひ食べたいものばかりです。
また、次々と名物グルメが新たに誕生しており、いつ行っても新しい味に出会えます。メイン料理にスイーツ系に幅広く揃っているので、うまく組み合わせて一つでも多くの名物グルメを食べてみましょう。
グアムではチャモロ料理を
グアムの名物料理といえばチャモロ料理。逆にチャモロ料理以外はグアムならではな名物グルメはあまりありません。チャモロ料理はスペイン・アメリカ・日本・東南アジア各国とさまざまな国の文化を吸収して出来上がった伝統料理です。
ハワイの名物グルメは日本に進出しているものも多いですが、チャモロ料理は日本ではなかなか食べられないので、グアムに行ったら必ず食べておきたいですね。
比較⑧:ホテルの多さ
- ホノルルのホテル数
- 103軒
(2024年2月時点のHIS登録数)
- 103軒
全ホテル数とは一致しませんが、目安として海外旅行大手のHIS(エイチ・アイ・エス)に登録されているホテル数で比較してみました。
ハワイはホテル選びを楽しもう
ホテル数ではハワイに軍配が上がります。ハワイはエリアをホノルルだけに絞っていますが、それでも圧倒的な多さです。ラグジュアリーホテルも多く、ホテル選びも楽しみの一つです。
次々と新しいホテルがオープンしているので、選択肢が増えて楽しいですね。一方グアムはタモンエリアにホテルが集中しています。リゾートホテルタイプが中心で、過ごしやすいホテルが多いのでご安心ください。
参考までにハワイ・グアムそれぞれのおすすめホテルを厳選して一つずつご紹介します。
ハワイでおすすめなホテルは「シェラトン・ワイキキ」です。日本人ならハワイで一度は泊まっておきたいと言われるほど人気があります。
超大型デラックスリゾートホテルで、ワイキキの中心という最高の立地です。インフィニティ・プールは海のすぐそばにあり、海と繋がっている感覚をより味わえます。
オーシャンフロントのレストランは高級感満載でゆっくり寛げます。館内にはショップも多くあり、館内を巡るだけでも楽しいです。ハワイでラグジュアリーな体験をしたい方はぜひチェックしてみましょう!
グアムでおすすめのホテルは「ザ・ツバキタワー」です。2020年のオープンから注目を集め、軒並み高評価を獲得しているラグジュアリーホテルです。
タモン湾の北側の高台に位置しており、340室あるすべての客室がバルコニー付きでオーシャンフロントになっています。
グアムの伝統や文化を表現した落ち着きのある館内で、快適さも兼ね備えています。心地よいラグジュアリーさを存分に味わえる最高のホテルなので、ぜひチェックしてみてください!
比較⑨:気候
- 1年通して24~30℃で安定。
- 寒暖差が少ない。
- 一年中ベストシーズン。
- 乾季(5月~10月)と雨季(11月~4月)があるが、雨季でもにわか雨が降る程度。
- カラッとしている。
- 常に雨が少ない。
気候ではハワイに軍配が上がります。乾季・雨季に分かれているとはいえ、ハワイは一年を通して湿度が低くカラッとしているので常に過ごしやすいです。雨も少ないので、旅行先として最適です。
グアムは旅行時期に注意!
一方、グアムは気温は高めで安定しているものの、乾季と雨季がしっかり分かれています。乾季は湿度も低めで過ごしやすいですが、雨季は降水量が多く、湿度も高くなるため、快適さが失われます。
気温も高いためジトっとした汗をかきます。グアムに行くなら乾季の11月~5月を選んだ方がよいでしょう。
比較⑩:時差
日本との時差:19時間
(日本よりハワイが19時間遅い)
同じアメリカ合衆国でもハワイとグアムでは大きく時差が異なります。
ハワイは時差ボケに注意
ハワイは日付変更線を超えるため、時差が19時間もあります。日本が1月1日の午前10時の場合、ハワイは12月31日の午後3時ということになります。多くの方が時差ボケに襲われるため、ハワイに到着してすぐに活動しようと思っても、身体が追い付かないかもしれません。
グアムは国内旅行の感覚でOK
一方、グアムとの時差は1時間しかありません。日本が1月1日の午前10時の場合、グアムは1月1日の午前11時です。時差ボケも起こらず国内旅行と同じ感覚で動き回れるでしょう。
それぞれこんな人におすすめ!
ハワイとグアムを10項目で比較してきました。まとめるとこのような結果になりました。
ハワイ | グアム | |
---|---|---|
日本からのアクセス | ||
旅行代金の安さ | ||
海のきれいさ | ||
オプショナルツアー | ||
ショッピングスポット | ||
観光スポット | ||
名物グルメ | ||
ホテル | ||
気候 | ||
時差 |
総合するとハワイ・グアムはそれぞれこのような方に向いていると言えるでしょう。
- 海だけでなくショッピングも楽しみたい
- グルメを楽しみたい
- 快適な気候でリゾート気分を味わいたい
- 海が旅の目的
- 家族連れ
- 週末にふらっと気軽に行きたい
まとめ
ハワイとグアムは日本人が過ごしやすい人気リゾート地です。どちらも良いポイントがたくさんあるので、実際に行って比べてみてはいかがでしょうか。