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ナオコ
元旅行会社の社員で、営業兼添乗員をしていました。今はIT商社でSaaS商材の販売推進をしています。趣味は旅行・韓国ドラマ鑑賞・英会話などなど。旅行会社勤務の経験を活かして、皆さまの旅行に役立つ情報をお届けします。

マレーシア3泊5日モデルコース|ツアー3本でKLとマラッカを回る

アイキャッチ_マレーシア

初めてのマレーシア旅行、「何泊あれば足りる?」「クアラルンプール(以下KL)だけで十分?」と迷っていませんか。

結論からお伝えすると、3泊5日あれば、KLの王道と世界遺産マラッカをどちらも回れます。

私は元旅行会社の営業兼添乗員で、2019年11月に3泊5日でマレーシアを旅しました。KLを拠点に、マラッカ日帰り・バトゥ洞窟・モスク巡りと、現地ツアーを3本組み合わせて回った旅程です。

暑さと渋滞のあるマレーシアで、限られた日数をどう使うか。実際に回った順番をそのままモデルコースとしてお伝えします。

この記事でわかること

  • 実際に回った3泊5日の全日程
  • ツアー中心に組み立てた理由
  • マラッカ日帰りとバトゥ洞窟の回り方
  • 意外な穴場だったモスク巡りの1日
  • 訪問時から変わった最新の注意点
目次

結論|3泊5日でKLは回れる

結論

まず、私が実際に回った日程からご覧ください。

私が実際に回った全日程

2019年11月の旅は、次のような日程でした。

日程内容
1日目成田からマレーシア航空でKLへ。KLIAエクスプレス+LRTでホテルへ
2日目マラッカ日帰りツアー → 夕方ペトロナスツインタワーに入場
3日目KL市内+バトゥ洞窟の1日ツアー → ブキッビンタンでショッピング → 夜はスパ
4日目ピンクモスク+ブルーモスクのツアー → 深夜便で帰国(機内泊)
5日目成田着

観光に使えたのは2日目から4日目までの丸3日間です。日本からの直行便は帰りが深夜発になることが多く、最終日も夕方まで動けるのがマレーシア旅行の利点でした。

ツアー中心にした理由

この旅で私が選んだのは、現地ツアーを3本使う組み立てでした。理由は3つあります。

  • マラッカは片道約2時間で、個人だとバスの乗り換えと帰りの渋滞が読めない
  • バトゥ洞窟やモスクは市内から離れている
  • 何より暑さの中を自力で移動するのが想像以上に体力を消耗する

移動をツアーに任せて、体力を観光に使う。これが3泊5日という限られた日数で、KLとマラッカの両方を回れた最大の理由です。

日数別の回り方早見表

日数に応じた回り方も整理しておきます。

日数回り方こんな人に
2泊4日KL市内に集中(マラッカは省略)休みが短い・KL重視
3泊5日KL+マラッカ日帰り(本記事)初めて・バランス重視
4泊6日3泊5日+ゆとりの1日詰め込みたくない人
5泊7日ペナンを追加グルメ・世界遺産をもっと

初めてなら3泊5日で十分というのが、実際に回った実感です。

旅のおすすめ情報

「個人手配は不安」という方は、マレーシアのツアーが豊富で安いHIS(エイチ・アイ・エス)でまず比較するのもおすすめです。私も利用しました!

HIS

旅程を組む前の3原則

3

具体的な旅程に入る前に、初マレーシアで後悔しないための考え方を共有します。

都市を増やしすぎない

「せっかくだからペナンもコタキナバルも」と欲張りたくなりますが、初回はおすすめしません。都市移動のたびに半日〜1日が消え、観光時間が削られます。初回はKLを拠点にする一択です。

移動は鉄道かツアーで

マレーシアは渋滞が深刻です。市内は時間の読める鉄道(LRT・MRT・モノレール)、郊外は送迎付きのツアー。この2つを使い分けると、移動のストレスがほとんどなくなります。

私も空港から市内へはKLIAエクスプレス+LRT、郊外はすべてツアーという組み合わせでした。

KLを拠点に放射状に動く

マラッカもモスクも空港も、KLから日帰りで往復できる距離です。ホテルを変えずに済むので、荷造りのストレスもありません。拠点をどのエリアに置くかは、旅のしやすさに直結します。

クアラルンプールの宿泊エリアを診断付きで比較しています。

1日目|到着日は移動だけ

MRT

初日は移動がメインです。観光の予定は入れませんでした。

成田から約7時間半

私が使ったのはマレーシア航空の直行便です。成田からKLまでは約7時間半。到着はその日の夕方以降になります。

KLIAエクスプレスで市内へ

空港から市内へは、KLIAエクスプレス+LRTで移動しました。

区間手段目安
KLIA → KLセントラルKLIAエクスプレス約28分
KLセントラル → 市内各所LRT・MRT10〜20分

渋滞の影響を受けないのが鉄道の最大の利点です。到着が遅い時間になる初日ほど、時間が読める手段を選ぶと安心できます。

初日は無理をしない

長時間のフライトと暑さで、到着日は思っている以上に疲れています。私もホテルに入ったあとは、近場で食事を済ませるだけにしました。ここで頑張りすぎると翌日に響きます。初日は移動だけと割り切るほうが、結果的に旅全体の満足度が上がります。

なお私が泊まったホテルはKLCC近くでしたが、現在は閉業しています。エリア選びは上の宿泊エリアの記事を参考にしてください。

2日目|マラッカへ日帰り

マラッカ

2日目は、世界遺産マラッカへの日帰りツアーに参加しました。

リバークルーズから始まる

KLから車で約2時間。マラッカに着いてまず向かったのが、マラッカリバークルーズでした。川沿いのカラフルな壁画を眺めながらの水上散歩は、歩き始める前の休憩としてもちょうどよく、街の全体像をつかめるのがよかったです。

オランダ広場とサンチャゴ砦

オランダ広場

クルーズのあとは、赤い建物が並ぶオランダ広場周辺を散策。記念撮影の定番スポットです。続いてサンチャゴ砦へ。かつての要塞の門が残る遺跡で、セントポール教会の丘を下ると必ず通る場所にあります。

昼食はニョニャ料理をいただきました。中華とマレーの食文化が融合した、マラッカならではの料理です。

午後はジョンカーストリートで食べ歩きと雑貨めぐり、そしてババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館を見学しました。

半日では、この順番をとても回りきれません。 丸1日確保したからこそ、クルーズも博物館もゆっくり見られました。

マラッカ日帰りはきついのか、必要な時間と回り方を本音で書いています。

旅のおすすめ情報

マラッカ日帰りツアーは当日枠が埋まりやすいので、KlookやKKdayで事前予約がおすすめ。日本語対応のツアーもあります。

夜はツインタワーへ

ペトロナスツインタワー

KLに戻った夕方から、ペトロナスツインタワーの展望台に入場しました。日帰りツアーのあとで少し疲れてはいましたが、夜のKLを見下ろす景色は別格でした。KLCC公園から見上げる夜景と噴水ショーも、ツインタワーの定番です。

旅のおすすめ情報

展望台は時間指定の予約制なので、行く日が決まったら早めに押さえるのがおすすめです。

3日目|KL市内とバトゥ洞窟

バトゥ洞窟

3日目は、KL市内の定番とバトゥ洞窟をまとめて回る1日ツアーに参加しました。

モスクと王宮を回る

午前中に回ったのは、KLの歴史と文化を代表する場所です。

  • 国立モスク
  • 新王宮
  • 国家記念碑
  • 独立広場(ムルデカ・スクエア)

いずれも市内に点在していて、個人で回ると移動だけで午前が終わってしまう場所です。ツアーなら車で次々に回れます。

昼食はナシゴレン。マレーシアらしい一皿でした。

午後はバトゥ洞窟へ

午後はバトゥ洞窟へ。高さ43mの黄金のムルガン像と、カラフルな272段の階段が待っています。ヒンドゥー教の聖地なので、肩と膝が隠れる服装が必須です。272段の階段は、暑さの中で登るとかなりこたえました。

ツアーの締めくくりは、バティック工房とピューター工場の見学と買い物。こうした工房は個人ではなかなか立ち寄れないので、ツアーならではの立ち寄り先でした。

バトゥ洞窟は個人とツアーどちらがいいか、服装と所要時間もまとめています。

夜はパビリオンとスパ

ツアーの最後にブキッビンタンで降ろしてもらい、そのままパビリオンKLでショッピングを楽しみました。ツアーの解散場所を繁華街にしてもらえると、そのまま夜の予定につなげられるので効率的です。

夜はスパへ。マレーシアはスパ・マッサージが高品質で価格も手頃なので、歩き回った日の締めくくりにぴったりでした。

TRXとパビリオン、どちらで買うべきか比較しています。

4日目|モスクと湖のツアー

ピンクモスク

最終日は、ピンクモスクとブルーモスクを巡るツアーに参加しました。この1日が、旅でいちばん印象に残っています。

ブルーモスクを見学する

ブルーモスク

まず向かったのは、シャー・アラムにあるブルーモスク(スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・モスク)。青いドームが美しい、東南アジア有数の規模を誇るモスクです。

見学のあとは、ストリートアートのスポットにも立ち寄りました。

ピンクモスクとプトラ湖

続いて、行政都市プトラジャヤへ。首相官邸を見学し、淡いピンク色が印象的なピンクモスク(プトラ・モスク)へ向かいました。湖のほとりに建つ姿は写真で見る以上に美しく、「マレーシアらしい景色」を挙げるなら、私はここを選びます。

そしてプトラ湖のクルージング。湖から眺める街並みは、地上からとはまったく違う景色でした。

モスク巡りは、KLの定番観光からは抜けがちな1日です。でも、この日があったからこそ旅の印象が立体的になりました。3泊5日で丸1日を使う価値は十分にあります。

深夜便で帰国する

ツアー後にホテルへ戻り、荷物を受け取って空港へ。帰国便は23:35発の深夜便でした。

深夜便のおかげで、最終日も夕方まで観光に使えたのが大きな利点です。ホテルはチェックアウト後も荷物を預かってくれることが多いので、身軽になってから最後の時間を過ごせます。

国際線は出発3時間前の空港到着が安心です。帰りもKLIAエクスプレスなら渋滞知らずで、時間が読めます。

この23時35分発の便は、入札アップグレードでビジネスクラスに上がって帰りました。いくら入れて通ったかはこちらです。

旅のおすすめ情報

日本側の早朝集合や大荷物が不安な方は、自宅〜成田の格安乗合送迎が便利です。

▶ nearMe.Airport(ニアミー エアーポート)をチェックする

ツアーを選んでよかった点

おすすめ

3本のツアーを使って回った実感をまとめます。

暑さの中を歩かずに済む

KLは年間を通して高温多湿で、日中の屋外観光は想像の1.5倍は疲れます。ツアーなら冷房の効いた車で移動でき、体力を観光そのものに使えます。バトゥ洞窟の272段も、移動で消耗していない状態だから登りきれました。

自力では行きにくい場所へ

モスク巡りの日に回ったブルーモスク・プトラジャヤは、いずれもKL中心部から離れています。バティック工房やピューター工場も同じです。個人では組みにくい場所をまとめて回れるのが、ツアーのいちばんの価値だと感じました。

買い物の時間も作れる

3日目のように、ツアーの終わりに繁華街で降ろしてもらえると、そのまま夜の時間を自由に使えます。観光はツアー、買い物と食事は自分のペースで。この使い分けが、限られた日数を有効に使うコツです。

訪問時から変わったこと

TRX

私が訪れたのは2019年11月です。その後マレーシアは大きく変わっているので、これから行く方向けに整理します。

TRXが2023年に開業

ブキッビンタンの隣に、「ザ・エクスチェンジTRX」が開業しました。

項目内容
開業2023年11月29日
店舗数400店舗以上
特徴屋上に大きな公園、KLCC・ブキッビンタンと歩道で接続

私が訪れたときはまだなく、ショッピングはパビリオン一択でした。今はTRXという選択肢が加わっています。どちらで何を買うべきかは、上の比較記事をご覧ください。

ムルデカ118はまだ登れない

KLにはムルデカ118という超高層ビルも建ちました。ただし観光客が登れる展望台は、現時点ではツインタワーだけです。

ムルデカ118の展望台はいつからか、ツインタワーとの比較はこちらです。

入国にMDACが必須に

いちばん大事な変更点です。マレーシア入国には、MDAC(マレーシア・デジタル・アライバル・カード)の事前登録が必須になりました。

  • 無料
  • 到着3日前から登録できる
  • 手数料を取る偽サイトに注意

必ず公式サイトから登録してください。

旅のおすすめ情報

現地での地図・配車アプリにWi-Fiは必須。海外WiFiレンタル【WiFiBOX】はマレーシアなら1日490円〜、空港受け取りでスムーズです。

よくある質問にお答え

考える

初めてマレーシアへ行く方からよくいただく質問です。

ベストシーズンはいつか

気候についてお答えします。

いつ行くのがおすすめ?

マレーシアは年間を通して高温多湿で、大きな季節の差はありません。私が行った11月も、暑さは通年どおりでした。

雨は心配?

スコールのような激しい雨が降ることがあります。屋内の観光やモールを合間に挟むと、雨でも予定が崩れにくくなります。

服装で気をつけること

宗教施設を訪れる旅ならではの注意点です。

どんな服装で行けばいい?

基本は夏服ですが、モスクやバトゥ洞窟では肩と膝が隠れる服装が必須です。羽織ものやロングスカートがあると安心です。

屋内は寒い?

モールや車内は冷房がかなり強いので、薄手の上着を1枚持っておくと快適です。

個人手配でも回れるか

ツアー中心で回った立場からお答えします。

すべて個人手配でも回れますか?

KL市内は鉄道が発達しているので回れます。ただしマラッカ・バトゥ洞窟・プトラジャヤは、移動の負担がかなり大きいです。

ツアーはいつ予約すべき?

人気のツアーは埋まるので、日本にいるうちに予約しておくのが確実です。

まとめ|3泊5日でも満足

2019年11月に実際に回った、マレーシア3泊5日の旅をモデルコースとして紹介しました。

日程内容
2日目マラッカ日帰りツアー → 夜はツインタワー
3日目KL市内+バトゥ洞窟ツアー → 買い物とスパ
4日目モスク巡りツアー → 深夜便で帰国

振り返っていちばん大きかったのは、移動をツアーに任せたことです。暑さと渋滞のあるマレーシアで、限られた日数を観光そのものに使えました。

これから行く方に、押さえておいてほしいポイントです。

  • 3泊5日でKLとマラッカの両方を回れる
  • 郊外はツアー、市内は鉄道が快適に回るコツ
  • マラッカは丸1日確保する
  • モスク巡りの1日は想像以上に印象に残る
  • 入国前にMDACの登録を忘れずに

深夜便を活かせば、最終日の夕方まで観光に使えます。準備を整えて、初めてのマレーシアを楽しんできてくださいね。

旅のおすすめ情報

ホテルはKLCC・ブキッビンタン・KLセントラルの3エリアが便利。Expedia(エクスペディア)で早めに予約するほど安く取れます。

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