「マレーシアに行くなら、ムルデカ118とペトロナスツインタワーどっちに登るべき?」
結論からお伝えすると、2026年現在、観光客が登れるのはツインタワーだけです。世界第2位の高さを誇るムルデカ118の展望台「The View at 118」は、まだ一般公開されていません。
私は元旅行会社勤務で、クアラルンプールではツインタワーを実際に訪れています。この記事では、ムルデカ118の最新開業状況と、いま確実に絶景を楽しむための正解ルートを、現地で感じたことも交えて解説します。
この記事でわかること
- ムルデカ118展望台の最新開業状況
- 118モールのオープン日
- 開業前でも景色を楽しむ方法
- ツインタワーの料金と予約のコツ
- 2大タワーを1日で回るモデルコース
結論|今登るなら正解はどっち?

まず現状を整理します。ネット上には「ムルデカ118の展望台がオープンした」という情報も流れていますが、2026年時点で展望台は未開業です。旅行の計画は、この事実を前提に立てる必要があります。
| 比較項目 | ムルデカ118 | ツインタワー |
|---|---|---|
| 展望台の開業状況 | 未開業(2026年後半予定) | 営業中 |
| 高さ | 678.9m(世界2位) | 451.9m(ツインでは世界一) |
| 料金 | 未発表 | 大人98リンギット(約3,300円) |
| 予約 | 予約システム自体が未稼働 | 事前予約ほぼ必須 |
| 今できること | 外観撮影・75階ホテル利用 | スカイブリッジ+86階展望台 |
今すぐ登れるのはツインタワー
2026年の旅行で「登る体験」をしたいなら、選択肢はツインタワー一択です。地上170mのスカイブリッジと86階の展望台は健在で、マレーシアの象徴に登るという王道体験ができます。
ただし人気が集中しているため、チケットは時間指定制で発売枚数に上限があります。後述しますが、事前予約なしで当日行くのはおすすめできません。
ムルデカ118を待つべき人
一方で、以下に当てはまる方は、ムルデカ118の開業を待つ価値があります。
- 旅行時期がまだ決まっておらず、2026年末〜2027年に渡航予定
- 東南アジア最高となる展望台に一番乗りしたい
- ツインタワーを「見下ろす側」から撮影したい
ムルデカ118の展望台からは、ツインタワーとKLタワーを含むクアラルンプールの全景を収められます。ツインタワーに登ると自分自身が写真に写らない、というジレンマを解決できるのはこちらです。
クアラルンプール全体の回り方は、こちらのモデルコースにまとめています。

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ムルデカ118展望台はいつから?

世界でドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ高さ678.9mのムルデカ118。ビル自体は2024年1月に開業済みですが、観光の目玉となる施設は段階的なオープンの途中です。最新のスケジュールを整理します。
開業スケジュールの最新情報
2026年現時点で確認できている情報は以下の通りです。
- パークハイアット・クアラルンプール:
- 2025年8月に開業済み
- 118モール(商業施設):
- 2026年8月28日オープン予定
- 展望台「The View at 118」:
- 2026年後半の公開見込み。具体的な開業日・料金は未発表
展望台は地上500m超に位置し、開業すれば東南アジアで最も高い展望台になります。ただし現時点でチケット販売は始まっておらず、「当日券がある」「料金は◯リンギット」といった情報はすべて未確定です。旅行前には公式サイトやSNSで最新の発表を確認してください。
ちなみに「ムルデカ」はマレー語で「独立」の意味。タワーが建つのは、1957年に独立宣言が行われた歴史的なスタジアム・ムルデカの隣接地です。最新の超高層ビルでありながら、マレーシアの歴史の中心地に立っているのがこのタワーの面白さです。
118モールは2026年8月28日オープン
展望台より一足先に、タワーの足元の商業施設「118モール」が2026年8月28日にオープンします。約300店舗に加え、マレーシアの食と工芸を集めたエリアやフードホールが入る大型モールで、Visit Malaysia 2026の目玉のひとつ。
MRTムルデカ駅直結でチャイナタウン(パサール・スニ周辺)からも歩ける立地なので、展望台開業前でも「ムルデカ118を間近で見上げて、モールで食事」という楽しみ方ができるようになります。
今できるのはパークハイアット
「開業前でも、どうしてもムルデカ118から景色を見たい」という方に唯一の方法があります。それが75階以上に入っているパークハイアット・クアラルンプールの利用です。
- メインロビーとダイニングは75階にあり、エレベーターを降りた瞬間から絶景が広がります
- 宿泊しなくても、レストランやラウンジの利用で高層階からの眺望を楽しめます
- 料金は高めですが、「未開業の世界2位ビルからの景色」は今しかない特別な体験です
ツインタワー展望台の魅力と予約

1998年完成、高さ451.9mのペトロナスツインタワーは、今もマレーシアの顔です。私が実際に訪れたときも、昼夜を問わずタワーの足元は世界中からの観光客であふれていました。それでも行く価値があると断言できる理由と、失敗しない予約方法を解説します。
スカイブリッジと86階の体験
ツインタワーの入場チケットでは、2つの体験がセットになっています。
- スカイブリッジ(41〜42階・高さ170m):
- 2つのタワーをつなぐ連絡橋を歩けるのはここだけ。時間ごとのグループ制で案内されるため、混雑しすぎず特別感があります
- 86階展望台(高さ約370m):
- KLタワーや市街地を見渡す360度のパノラマ。晴れていれば遠くの山々まで見えます
チケット料金と予約必須の理由
料金は大人98リンギット(約3,300円)で、公式サイトの直販が最安です。注意すべきは入手難易度で、チケットは時間指定・枚数制限制のため、人気の夕方〜夜の枠は数日前に売り切れるのが当たり前になっています。
- 旅程が決まったら、まず公式サイトかKlookなどの予約サイトで枠を確保
- 月曜は休館日、金曜は昼の礼拝時間帯の入場不可に注意
- 入場前にセキュリティチェックがあるため、指定時間の15〜30分前到着が安心
登ると外観が撮れない弱点
実際に行って感じたツインタワー唯一の弱点は、登っている間はあの美しい外観が撮れないことです。夜に白く輝くツインタワーの全景こそがマレーシアで一番の被写体なのに、その中にいたら写せません。
外観を撮るなら、足元のKLCCパーク側から見上げるのが定番です。私が訪れたときは、パーク側の撮影スポットに三脚を立てた人が並ぶほどの人気ぶりでした。タワー全体を1枚に収めるにはかなり後ろまで下がる必要があるので、広角レンズかスマホの超広角モードがあると安心です。将来ムルデカ118の展望台が開業すれば、「ツインタワーを上から収める」という新しい選択肢が加わります。
どっちに登る?5項目で徹底比較

展望台が開業した後を見据えて、2つのタワーを5つの視点で比較しておきます。渡航時期に合わせて、どちらを優先するか判断する材料にしてください。
高さと見える景色の違い
ムルデカ118は678.9mと、東京スカイツリー(634m)を超える高さ。展望台は500m超に位置し、開業すればツインタワーの86階(約370m)を大きく上回ります。
一方ツインタワーの景色の魅力は「隣のタワーが目の前に見える」こと。もう片方の尖塔を間近に見る迫力は、高さの数字では測れません。
料金と予約難易度の違い
ツインタワーは大人98リンギットで、予約戦争が最大のハードル。ムルデカ118は料金未発表ですが、世界2位の展望台という性格上、ツインタワーと同等かそれ以上の価格帯になる可能性が高いと見ています。開業直後は混雑必至なので、発表され次第すぐ予約するのが正解です。
写真映え|撮りたい1枚で選ぶ
どちらに登るか迷ったら、「旅から持ち帰りたい1枚」から逆算するのがおすすめです。撮りたい写真によって、登るべきタワーは変わります。
- ツインタワーの中から撮りたい:
- スカイブリッジ越しのもう片方の尖塔
- ツインタワー自体を撮りたい:
- KLCCパークからの見上げ、またはムルデカ118(開業後)
- 世界2位からの絶景を撮りたい:
- ムルデカ118一択
アクセスと周辺観光の違い
ツインタワーはKLCC駅直結で、スリアKLCC(ショッピングモール)や水族館もセット。ムルデカ118はMRTムルデカ駅直結で、チャイナタウンや独立広場などの歴史エリアが徒歩圏です。滞在ホテルの位置と合わせて考えると効率よく回れます。
なお2つのタワー間の移動は、Grab(配車アプリ)で約15分・15リンギット前後が目安です。電車でも行き来できますが、乗り換えを考えるとGrabの方が圧倒的に楽なので、限られた旅行時間ならタクシー移動をおすすめします。
確実性|今の旅行はツイン一択
2026年内の旅行なら、確実に体験できるツインタワーを軸に計画してください。ムルデカ118の展望台は「開業していたらラッキー」の位置づけにしておくのが、失敗しない考え方です。
1日で両方楽しむモデルコース

展望台が未開業の今でも、2大タワーを1日で満喫する方法があります。私のおすすめは「昼はムルデカ118を外から、夜はツインタワーを下から」のルートです。
昼はムルデカ118を外から撮る
日中はチャイナタウン観光と組み合わせて、ムルデカ118の外観撮影へ。ダイヤモンドのようにきらめくガラスファサードは、快晴の昼間が最も美しく撮れます。8月28日以降なら118モールでランチや買い物もできます。予算に余裕があれば、パークハイアット75階のラウンジでお茶をするのが「実質展望台」体験です。
夜はKLCC噴水ショーで締める
夜はツインタワーの足元、KLCCパークへ。毎晩開催される噴水ショー「レイク・シンフォニー」は無料で、白く輝くタワーと音楽に合わせて踊る噴水の共演は、私がクアラルンプールで一番感動した光景でした。
- 光と音のショー:20:00/21:00/22:00(各10分間)
- 光のみのショー:19:30/20:30/21:30
有料の展望台以上の満足感が無料で手に入るので、旅程に必ず入れてほしいプログラムです。
移動方法と1日の時間割
2つのタワーは離れたエリアにあるため、回る順番と移動手段が満足度を左右します。私のおすすめの流れを時間割にするとこうなります。
チャイナタウン散策とムルデカ118の外観撮影
118モールでランチまたはパークハイアット75階
GrabでKLCCエリアへ移動(約15分)。予約枠に合わせてツインタワーに登る
スリアKLCCで夕食
KLCCパークで噴水ショーを鑑賞して〆
ツインタワーの予約枠を夕方16〜18時台に取れると、明るい景色と夕暮れの両方を楽しめて満足度が高いですよ。
よくある質問(FAQ)

ムルデカ118とツインタワーについて、旅行前によくある疑問をまとめました。
まとめ:今の正解とこれからの楽しみ
2026年8月現在の結論をまとめます。
今の旅行で登るなら、確実に体験できるツインタワーが正解。ただしチケットは争奪戦なので、旅程が決まったら真っ先に予約してください。そして夜は無料の噴水ショーで、タワーの一番美しい姿を外から堪能する。これが現時点の黄金パターンです。
ムルデカ118は、118モールが2026年8月28日にオープンし、展望台も年内公開が見込まれる「これからの楽しみ」。開業すれば東南アジア最高の展望台からツインタワーを見下ろせるようになります。最新情報が発表され次第この記事を更新するので、渡航前にまたチェックしてみてください。


