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ナオコ
元旅行会社の社員で、営業兼添乗員をしていました。今はIT商社でSaaS商材の販売推進をしています。趣味は旅行・韓国ドラマ鑑賞・英会話などなど。旅行会社勤務の経験を活かして、皆さまの旅行に役立つ情報をお届けします。

初心者必見! 秋芳洞の絶景を楽しむベストルートガイド

アイキャッチ_秋芳洞

「一度は行ってみたい日本の絶景」として常にその名が挙がる山口県の秋芳洞。日本最大級の鍾乳洞として知られるこの場所は、年間を通して神秘的な光景で多くの人々を魅了しています。この記事では秋芳洞を100%楽しむための、初心者向けのベストルートを徹底解説します。

目次

秋芳洞はどんなところ?

秋芳洞

まずは、秋芳洞を訪れる前に知っておきたい基本情報を押さえておきましょう。秋芳洞は日本の特別天然記念物に指定されている日本最大級の鍾乳洞です。総延長は約10kmに及び、そのうち約1kmが観光ルートとして公開されています。悠久の時が作り出した壮大な地下世界です。

秋芳洞の営業時間と入洞料金

カレンダー

営業時間と入洞料金はこちらです。

  • 営業時間
    • 8:30〜17:30(3月〜11月)
    • 8:30〜16:30(12月〜2月)
    • ※最終入洞は閉洞時間の30分前まで
  • 入洞料金
    • 大人:1,300円
    • 中学生:1,050円
    • 小学生:700円

秋芳洞見学の所要時間

時計

鍾乳洞内の総延長は約10kmありますが、一般観光ルートとして公開されているのは約1km。ベストルートでじっくり写真を撮りながら回っても、1時間半〜2時間あれば十分満喫できます。

秋芳洞の3つの入口

3

秋芳洞には3つの入口があり、それぞれに特徴があります。初めて訪れる方には秋芳洞のメインストリートを楽しみながら入洞できる「正面入口」からスタートするルートを強くおすすめします。 この記事でも正面入口からスタートするルートをベースに解説していきます。

  1. 秋芳洞正面入口
    • 最もメジャーな入口で、土産物店やレストランが立ち並ぶ賑やかなエリア。ここから入ると、鍾乳洞の壮大な入口を体験できます。
  2. 黒谷入口
    • 正面入口から約1km離れた場所にある入口。駐車場から洞内までが近く、車で来た人には便利です。
  3. エレベーター入口(秋吉台)
    • 秋吉台のカルスト台地から、エレベーターで一気に鍾乳洞の真上からアクセスする入口。秋吉台とセットで観光する人におすすめです。
旅のおすすめ情報

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秋芳洞を100%楽しむベストルート

コース

秋芳洞の魅力はただ広いだけではありません。悠久の時間が作り出した珠玉の絶景スポットを、まるで宝探しのように一つずつ巡っていきましょう。このルートをたどれば秋芳洞の歴史と自然の神秘を余すことなく体験できます。

ルートの出発点は秋芳洞正面入口

秋芳洞の入口

正面入口から入洞すると、まず目に飛び込んでくるのは幅8m・高さ24mにも及ぶ巨大な洞口です。ここから一歩足を踏み入れるとひんやりとした空気が肌を包み込み、外界の喧騒から隔絶された「非日常」が始まります。真夏の旅行にはもってこいの場所です。

洞内を流れる川に沿って整備された遊歩道を進んでいくと、最初に出会う絶景がこちらです。

百枚皿

秋芳洞

まるで田んぼの棚田のように小さな皿状の鍾乳石が幾重にも重なる絶景スポット。水の流れによって形成された自然が作り出すアート作品です。特にライトアップされた姿は息をのむほど幻想的で、写真撮影に夢中になってしまうこと間違いなし。SNS映えも抜群の、秋芳洞を代表する景観です。

百枚皿の幻想的な光景を堪能したらさらに奥へと進みます。すると、次に現れるのはその迫力に圧倒される巨大な柱です。

黄金柱

秋芳洞

高さ約15m・直径約4mという秋芳洞最大級の巨大な鍾乳石。天井から垂れ下がった鍾乳石と地面から盛り上がった石筍が一体となり、柱のようになっています。その姿はまさに大自然のシンボル。堂々とした佇まいは秋芳洞のスケールの大きさを実感させてくれます。

黄金柱を過ぎると、道はさらに神秘的な雰囲気に包まれていきます。

大松茸

秋芳洞

名前の通り、巨大な松茸のような形をした鍾乳石。天井から伸びる鍾乳石の先端が広がって、まるでキノコの傘のようになっています。ユニークな形は見る人の想像力を掻き立て、思わず「本当に自然にできたの?」と声を上げてしまうほどです。

広庭

秋芳洞

幅約80m・高さ約20mの広大な空間が広がる場所。ここから見上げる天井はまるで地下に広がるドームのようです。圧倒的なスケール感は人間の小ささを感じさせると同時に、自然の壮大さに感動を覚えます。洞内にある橋の上から見下ろす景色も絶景です。

広庭を抜けた後は、さらに繊細で美しい鍾乳石が続きます。

傘づくし

秋芳洞

天井から無数の鍾乳石が垂れ下がり、まるでたくさんの傘が吊るされているように見えることから名付けられました。繊細で美しい鍾乳石の群れが、ライトアップによって幻想的な光景を創り出しています。

クラゲの滝のぼり

秋芳洞

天井から細い鍾乳石が垂れ下がり、それが地面に伸びる石筍と繋がってできたユニークな形状の鍾乳石群。水面からゆらゆらと伸びる姿は、まるでクラゲが滝をのぼっているようにも見えます。そのネーミングセンスもさることながら、その繊細な造形美は必見です。

終点はエレベーター出口

秋吉台

これらの見どころを巡り終えると、遊歩道の終点には秋吉台へと繋がるエレベーターがあります。ここで折り返して正面入口に戻るも良し、エレベーターで秋吉台に上がり、雄大なカルスト台地を散策するも良しです。

旅のおすすめ情報

秋芳洞に行くなら車で約30分で行ける長門湯本温泉への宿泊がおすすめです。そぞろ歩きを楽しめる温泉街も人気です。

秋吉台の歩き方Q&A

考える

秋芳洞をより快適に楽しむための、よくある質問にお答えします。

  • 体力に自信がない人でも大丈夫?
    • 大丈夫です。洞内は平坦な道が続き、手すりも整備されているので歩きやすいです。歩くペースも自由なので、疲れたら休憩しながら進めます。
  • 夏と冬おすすめの季節は?
    • 秋芳洞内の気温は年間を通じて約17℃で一定しています。そのため、夏は涼しく、冬は暖かく感じられ、どの季節に訪れても快適に過ごすことができます。真夏に涼を求めて訪れるのも、冬の寒い時期に温まりに訪れるのもおすすめです。
  • 雨の日でも楽しめる?
    • もちろんです。秋芳洞は地下にあるため、雨の日でも天候に左右されることなく楽しめます。むしろ、雨の日は観光客が少なく、よりじっくりと景色を堪能できるかもしれません。
  • 服装や持ち物で注意することは?
    • 服装:洞内の気温は約17℃なので、夏は羽織るものがあると快適です。冬は上着を着たまま観光できるので心配ありません。
    • :遊歩道は整備されていますが、一部滑りやすい箇所もあるため、歩きやすいスニーカーなどがおすすめです。ヒールのある靴は避けた方が無難です。

まとめ

秋芳洞は、悠久の時が作り上げた自然の芸術作品です。正面入口から入洞し、百枚皿や黄金柱といった見どころを順番に巡るルートは、初めての方でも秋芳洞の魅力を最大限に体験できる最高のルートです。この記事を参考に、ぜひあなただけの「秋芳洞探検」を楽しんでください。感動的な絶景が、きっとあなたを待っています。

また、秋芳洞の地上には、雄大なカルスト台地が広がる秋吉台があります。洞窟探検の後は、広大な草原を散策して、地上と地下のコントラストを楽しんでみるのもおすすめです。

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