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ナオコ
元旅行会社の社員で、営業兼添乗員をしていました。今はIT商社でSaaS商材の販売推進をしています。趣味は旅行・韓国ドラマ鑑賞・英会話などなど。旅行会社勤務の経験を活かして、皆さまの旅行に役立つ情報をお届けします。

メトロポリタン美術館を後悔しないで回る!所要時間と外せない名作5選

アイキャッチ_メトロポリタン美術館

世界最大級のメトロポリタン美術館は、あまりにも広大で「どこから見ればいい?」と迷いがちです。この記事では、NY旅行で貴重な時間を無駄にせず、絶対に見るべき名作と効率的な回り方を徹底解説します。初心者でも後悔しない、満足度120%の鑑賞プランを立てましょう!

目次

メトロポリタン美術館の賢い回り方

メトロポリタン美術館

メトロポリタン美術館は1日で全てを見ようとすると疲労困憊してしまいます。膨大な展示品の中から自分の興味のある分野を絞り込み、入場から鑑賞後の休憩まで、時間と体力を賢くセーブする戦略が必要です。まずは基本的な知識と回り方をマスターしましょう。

スムーズに入場するための注意点

注意

開館直後(午前10時)や閉館間際を狙うと、比較的スムーズに入場できます。また、入場チケットは事前にオンラインで購入するのが鉄則です。窓口に並ぶ時間を短縮でき、特にハイシーズンは時間の節約に大きく貢献します。荷物は身軽にして、大きなバッグは入場時に強制的にクロークへ預ける必要があるため、貴重品だけ持ち歩くようにしましょう。

理想的な所要時間は3時間

時計

広大なメトロポリタン美術館を満足度高く回るための理想的な所要時間は「3時間」です。全てを見て回るには丸一日以上かかりますが、3時間に絞ることで集中力を保ちつつ、必見の名作を厳選して鑑賞できます。特に興味のある分野(例:エジプト美術、印象派など)を決めておき、残りの時間は他の展示をサッと巡るというメリハリをつけましょう。

効率的な「最短ルート」はこれだ!

コース

最短ルートで回るには、まず「1階のエジプト美術」か「2階のヨーロッパ絵画」のどちらか一方に絞って鑑賞し、その後、反対側をざっと巡るのがおすすめです。入口からすぐのエジプト美術を堪能したら、大階段を上って2階へ。そして、名作の多い2階を重点的に巡り、疲れる前にミュージアムショップ方面へ向かいましょう。体力の消耗が激しい「彫刻や中世美術」は後回しにするのが効率的です。

無料Wi-Fiや休憩スポットをチェック

Wi-Fi

メトロポリタン美術館には無料Wi-Fiがあり、マップや展示情報の検索に非常に便利です。また、疲れたら必ず休憩を取りましょう。おすすめは、エジプト美術展示室の隣にあるデンドゥール神殿の周囲のベンチです。壮大な神殿を眺めながら座って休めるため、気分転換にも最適です。また、館内のカフェは混み合うため、水分補給はこまめに行い、展示室内のベンチなども活用しましょう。

旅のおすすめ情報

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後悔しない!押さえるべき名作5選

メトロポリタン美術館

「とりあえずこれを押さえておけばOK!」という、メトロポリタン美術館のハイライトとなる名作を厳選しました。これらの作品はどれも圧倒的な存在感を放っており、直接目にすることで美術鑑賞の醍醐味を味わえます。地図を片手に迷わず名作の場所へ直行しましょう。

【西洋絵画】フェルメール『水差しを持つ女』

フェルメール

2階のヨーロッパ絵画のエリアにあるヨハネス・フェルメールの『水差しを持つ女』は、館内でも特に静かで美しい傑作です。窓から差し込む光の描写、青と黄色のコントラスト、そして女性の日常の仕草がまるで時間が止まったかのような静かで安らかな空間を作り出しています。この作品の前では、ぜひ立ち止まって光の表現の繊細さをじっくりと堪能してください。

【エジプト美術】デンドゥール神殿

メトロポリタン美術館

1階にあるデンドゥール神殿は、紀元前15年頃に造られた神殿をエジプト政府から寄贈され、巨大なガラス張りの空間に移設したものです。ニューヨークにいながらにして古代エジプトの壮大さを感じられる、メトロポリタン美術館の象徴的な展示の一つです。特に日中、ガラスから自然光が差し込む時間帯は神殿が水面に反射して神秘的な美しさを見せます。

【日本美術】知られざる名品

メトロポリタン美術館

メトロポリタン美術館は、実は葛飾北斎の浮世絵狩野派・琳派などの日本美術のコレクションも世界有数です。特に、時期によっては尾形光琳の屏風などが展示されることがあります。日本の展示室は比較的空いていることが多いので、静かに座って繊細な日本の美意識に触れる貴重な時間として、ぜひ立ち寄ってみてください。西洋美術との比較を通して、新たな発見があるかもしれません。

【彫刻・建築】ヨーロッパ彫刻・装飾美術

メトロポリタン美術館

特に豪華な見どころは、1階にあるヨーロッパ彫刻・装飾美術のエリアです。ここではロダンの彫刻作品に加え、18世紀のフランスの邸宅から移設された豪華なサロン(部屋)がいくつも展示されています。まるで当時の貴族の生活空間に迷い込んだような錯覚を覚えるほど、細部にまでこだわった内装は圧巻です。そのスケールの大きさに驚かされるでしょう。

【写真映え】大階段

メトロポリタン美術館

入場してすぐの大階段(Great Hall Stairs)は、まるで映画のセットのような壮麗さで、最高の写真映えスポットです。この階段の最上部、2階へ上がる手前あたりから、ホール全体を見下ろすアングルが特におすすめです。また、大階段のすぐ左側にあるグレート・ホールの柱やアーチなども、落ち着いた雰囲気で美しい写真が撮れます。記念の一枚を撮ってSNSでシェアしましょう。

さらに深く楽しむための+α情報

指さす人

メトロポリタン美術館を訪れるなら、名作鑑賞以外にもぜひ体験してほしいプラスワンの情報をご紹介します。これらの情報を知っているだけで、メトロポリタン美術館体験は格段に充実したものになるはずです。

おすすめのミュージアムショップグッズ

ショッピング

ミュージアムショップは入口を入って左側のグレート・ホールの先にあります。ここではメトロポリタン美術館のコレクションをモチーフにした、センスの良いオリジナルグッズが手に入ります。特に、名画をあしらったスカーフやデザイン性の高い文房具は、お土産や自分への記念品として最適です。また、作品解説が充実した図録も記念になります。

周辺で人気のカフェ・レストラン

カフェ

メトロポリタン美術館周辺はアッパーイーストサイドのお洒落なエリアです。鑑賞後に足を運びたい人気のカフェ・レストランをご紹介します。美術館から徒歩圏内にある「サラベス(Sarabeth’s)」は、特にパンケーキやエッグベネディクトが有名で、優雅なブランチに最適です。また、もう少しカジュアルに済ませたい場合は、近くのデリでテイクアウトするのもおすすめです。

季節限定!屋上庭園の楽しみ方

ニューヨークの景色

4月から10月頃の暖かい時期限定で、メトロポリタン美術館の屋上に屋上庭園(Roof Garden)が開かれます。この庭園からはセントラルパーク越しにマンハッタンの摩天楼を一望でき、ニューヨークの中でも有数の絶景スポットです。休憩がてらドリンクを片手に景色を眺める時間は最高です。展示室の喧騒から離れ、リラックスしたひとときを過ごしましょう。

まとめ

メトロポリタン美術館は戦略的に回ればたった3時間でも十分楽しめ、後悔のない鑑賞体験が得られます。事前に鑑賞したい名作5選をリストアップし、無料Wi-Fiや休憩スポットも活用して、効率よく壮大な芸術の旅を満喫してください。

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