かつて台北観光といえば、MRTの主要駅周辺を巡るのが定番でした。しかし、2026年現在、その常識は過去のものとなっています。
今、台北では数十年規模のインフラ整備が相次いで完了し、これまで「遠い」「不便」とされてきた穴場エリアが、MRTだけでサクッと行ける身近な存在に変わりました。
限られた旅行期間で、いかに移動時間を削り、体験の質を高めるか。台北旅を成功させる鍵は、このインフラ進化を味方につけたタイパ(タイムパフォーマンス)戦略にあります。
台北観光が劇的に変わる理由

2026年が「台北観光の転換点」と言われる理由は、街の東と西そして郊外を結ぶ3つの大きなプロジェクトが形になったからです。
最新インフラで変わる台北観光
まず注目すべきは、台北の背骨であるレッドライン(淡水信義線)の延伸です。これにより、信義エリアのさらに奥にある奉天宮周辺が徒歩圏内となりました。
また、郊外では新MRT「三鶯線」がテスト走行を経て本格稼働を開始。さらに、台北の西端では世界的な建築家ザハ・ハディド設計の淡江大橋がその全貌を現しました。これらにより、以前のモデルコースに比べ、1日あたりの移動時間がトータルで約1時間以上短縮可能になっています。
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台北1日タイパ攻略ルート

最新インフラをフル活用し、移動の無駄を極限まで削った最強のスケジュールがこちらです。スマホでこの画面を見ながら動けば、迷うことはありません。
タイパ重視!1日の全行程表
新駅「広慈/奉天宮」で絶景パワスポ巡り
信義エリアの新ランドマークでランチ
三鶯線でアートの街「鶯歌」へ
淡江大橋で夕日と最新橋のコラボを堪能
進化系夜市グルメで1日を締めくくる
9:00:新駅から開運の旅へ

旅のスタートは、2026年に開業したばかりの台北の新しい東の玄関口から始めましょう。
新駅「広慈/奉天宮」が誕生!
レッドラインの終点・象山駅の先に誕生した広慈/奉天宮駅(R01)。この駅の完成により、下町情緒あふれる福徳街エリアの利便性が一気に向上しました。駅自体も最新の建築技術が投入された吹き抜け構造で、降り立った瞬間から「新しい台北」を感じることができます。
- アクセス
- MRTレッドライン(淡水信義線)の終点、広慈/奉天宮駅下車。
- タイパのコツ
- 最新駅ならではのバリアフリー設計と象山駅より山に近い立地を活かします。
台北101を望む絶景パワスポ
駅から徒歩圏内にある奉天宮は、華やかな装飾が施された大規模な寺院です。ここからは、伝統的な寺院の屋根越しにそびえ立つ台北101を正面に捉えることができ、カメラマンやSNSユーザーの間で「最も台北らしい対比が撮れる場所」として再評価されています。
滞在時間別の楽しみ方
- 30分コース(クイック参拝)
- 駅から徒歩5分の「奉天宮」へ。伝統寺院の屋根越しに「台北101」を正面に捉える屈指のフォトスポットで撮影。
- 60分コース(プチ・ハイキング)
- 参拝後、寺院裏手の「虎山歩道」へ。15分ほど登ると、さらに高い位置から台北の街並みを一望できる展望デッキがあります。
11:30:【ランチ 】信義の最旬グルメ

パワースポット巡りの後は、新駅からMRTレッドラインでわずか数分の信義エリアへ。このエリアはAI技術とサステナブルが融合した新しい食の激戦区となっています。
- 移動手段
- MRTレッドライン(淡水信義線)
- 区間
- 広慈/奉天宮駅 → 台北101/世貿駅(3駅・約6分)
- タイパのコツ
- 2026年に開通したこの区間は運行本数が非常に多く、待ち時間はほぼゼロ。台北101駅の4番出口はフードコートに直結しており、雨の日でも最短ルートで移動可能です。
再開発エリアの進化系カフェ
信義区の再開発ビル内にオープンした「Future Harvest Taipei」は、2026年のトレンドであるパーソナライズ・ヴィーガンの旗手。入店時にスマホで体調を入力すると、AIがその日に必要な栄養素を配合した台湾茶と植物性食材のみで作られた進化系点心を提案してくれます。
時短でも絶品!最新台湾メシ
タイパを重視するなら、台北101の地下に新設されたフードホール「101 NEXT FOOD」へ。ここでは、行列の絶えない名店の味をスマートオーダーで待たずに楽しめます。特に人気なのは、伝統的な牛肉麺を現代風にアレンジしたトリュフ香るクリアスープ牛肉麺。5分以内に提供される驚きのスピードとミシュラン級の味が両立しています。
滞在時間別の楽しみ方
- 30分コース(スマートランチ)
- 台北101地下の「101 NEXT FOOD」へ。専用アプリ「101 Quick-Seat」で事前注文しておけば、到着と同時に熱々の牛肉麺がサーブされます。
- 60分コース(未来の食体験)
- 「Future Harvest Taipei」でAI診断ランチ。食後は併設のデジタル茶道室で、最新のプロジェクションマッピングを眺めながらリラックス。
14:00:三鶯線でレトロな街へ

午後は2026年に全線開通した待望の新路線MRT三鶯線(さんおうせん)を使い、これまで時間の関係で行きづらかった鶯歌(イングー)へと足を延ばします。
- 移動手段
- MRT板南線(ブルーライン) + MRT三鶯線
- ルート
- 台北101/世貿駅 →(板南線経由)→ 頂埔駅で三鶯線に乗り換え → 鶯歌駅
- タイパのコツ
- 2026年からは板南線と三鶯線の乗り換えが同一階ホームで可能になり、所要時間が劇的に短縮されました。台北市内から鶯歌まで、以前より約20分も速く到着できます。
2026年開通!新路線「三鶯線」
板南線の終点「頂埔駅」から接続するこの新路線は全線高架。車窓からはこれまでバスでしか行けなかった新北市の山々と街並みが一望できます。2現在は、一部区間で無料試乗キャンペーンも行われており、リピーターの間で最もホットな移動手段となっています。
鶯歌の老街が20分近くなる!
これまでは台鉄(電車)の時刻表を気にしながら訪れていた陶器の街「鶯歌(イングー)」。三鶯線の開通により、台北市内からの所要時間が約20分短縮されました。駅直結の歩道も整備され、雨の日でも濡れずに老街(旧市街)へアクセスできるようになったのは、タイパ観光において最大のメリットです。
リピーター注目の現代美術館
2026年にグランドオープンを迎えた「新北市美術館」。銀色のパイプが波打つような斬新な外観は世界中の建築ファンを魅了しています。広大な敷地内には陶芸体験とデジタルアートを融合させた参加型展示が多く、大人も子供も時間を忘れて楽しめる最新のアートスポットです。
滞在時間別の楽しみ方
- 30分コース(建築・アート特化)
- 駅から直結の新北市美術館へ。ザハ・ハディド設計事務所による2026年を象徴する銀色のパイプが並ぶ外観を背景に撮影。1Fのデジタル展示をクイックに鑑賞します。
- 60分コース(伝統と革新を歩く)
- 美術館を30分で回り、残りの30分で鶯歌老街(陶磁器街)へ。最新のセラミックカフェで、流行のセルフ・アート茶器を使ったティータイムを楽しめます。
17:00:淡江大橋で世界級の夕日を

旅のクライマックスは台北の新しい西の玄関口、淡水エリアへ向かいます。
- 移動手段
- MRTレッドライン + 淡江大橋・巡回バス
- ルート
- 淡水駅から、2026年5月に開通したばかりの「淡江大橋・直通シャトル」を利用。
- タイパのコツ
- これまでは渡し船や大渋滞の道路を遠回りしていましたが、新橋の完成により淡水から対岸の八里エリアまで、わずか5分で移動できるようになりました。
世界最大級!淡江大橋が完成
2026年5月12日の正式開通を前に、その壮大な全貌を現した淡江大橋。ザハ・ハディド事務所が設計した世界最大級のシングルタワー斜張橋です。1本の巨大な柱から伸びるワイヤーが夕日に照らされて黄金色に輝く姿は、まさに2026年の台北を象徴する絶景です。
渋滞ゼロ?淡水〜八里が激近に
これまで淡水から対岸の八里エリアへ行くには、渡し船に乗るか大渋滞の関渡大橋を迂回する必要がありました。淡江大橋の完成によりこの区間がわずか数分で結ばれることに。最新モデルコースでは、「淡水で夕日を見てから、八里の最新リゾートレストランでディナー」という欲張りなハシゴが現実的になりました。
一番の映え撮影術
おすすめの撮影ポイントは、LRT「淡水漁人碼頭駅」近くの遊歩道。橋のシルエットが夕日のど真ん中に重なるアングルは、「ベスト・オブ・台北ショット」としてSNSで拡散されること間違いありません。
滞在時間別の楽しみ方
- 30分コース(夕日ベストショット)
- 橋の淡水側にあるサンセット展望台へ。世界最大級のシングルタワー斜張橋の隙間に夕日が沈む最高の1枚を撮影します。
- 60分コース(新橋ウォーク&カフェ)
- 淡江大橋の歩道を風を感じながら15分ほど歩き対岸の八里へ。八里側のリバーサイドカフェで、日没後のライトアップが始まったばかりの橋を眺めながら一杯。
19:00:台北へ戻り最新夜市へ

最後は台北市内に戻り、デジタルと食が融合した最新の夜市で1日を締めくくります。
- 移動手段
- MRTレッドライン
- ルート
- 淡水駅から1本で雙連駅へ(約35分)。
- タイパのコツ
- MRT車内では5G通信が完全整備されており、移動中に夜市の「混雑状況リアルタイムマップ」をチェックして、空いている屋台を狙い撃ちできます。
MRTでサクッと戻る帰路のコツ
淡水からの帰り道はあえてMRTレッドラインの始発駅から座って帰りましょう。2026年より導入された混雑予報アプリを使えば、どの車両が空いているかリアルタイムで確認できるため、疲れた体でも快適に移動できます。
2026年流行の夜市グルメ5選
伝統的な夜市も進化しています。今の台北っ子がリアルに並んでいるマストバイ・グルメを厳選しました。
- 「進化系」地瓜球(さつまいもボール)
- 不動の人気スイーツですが、今年はフレーバーの多様化が加速。揚げたてのサクサク感はそのままに、チーズパウダー・タロイモソース・ピスタチオなどリッチなトッピングが選べるスタイルが若者の間で爆発的に流行しています。
- 提供が早く、歩きながら食べられる最強のワンハンドグルメです。
- 「代替肉」のジューシー胡椒餅
- 健康志向と環境意識の高まりを受け、プラントベース(植物性)の胡椒餅が登場。本物と遜色ないジューシーな肉汁を再現した大豆ミートを使用。
- スパイシーな胡椒のパンチはそのままに、「重くない、罪悪感のない夜食」として深夜でも大行列ができています。
- 液体窒素で作る「瞬間冷凍」フルーツシャーベット
- 夜市で最も目を引くのが、白い煙を上げるこの屋台。新鮮な台湾フルーツの果汁をその場で液体窒素を使ってシャーベットに。
- マイナス196度のライブ感は動画映え間違いなし。超微細な氷の粒子が口の中でとろける新感覚のデザートです。
- 低温調理の「塩水雞(イェンスージー)」
- 伝統的な「塩水雞(茹で鶏と野菜の和え物)」が低温調理技術でアップデート。鶏肉が驚くほどしっとり柔らかく、さらにブロッコリーやヤングコーンなどの温野菜も選べるヘルシーなセットが人気。
- 高タンパク・低カロリーを求める旅行者に支持されています。
- クラフトビール屋台の「台湾おつまみセット」
- 地元のマイクロブルワリーが夜市に続々と出店。
- 台湾マンゴーやジャスミンティーを使ったご当地クラフトビールをサーバーから直接提供。それに合う一口サイズのステーキ(火炎骰子牛)や揚げたてのイカ(爆漿脆皮魷魚)がセットになった「ハッピーアワーセット」が、夜市の新しい楽しみ方になっています。
滞在時間別の楽しみ方
- 30分コース(効率重視の食べ歩き)
- キャッシュレス専用レーン(優先列)を活用し、1・2・3のワンハンドグルメをクイックにハシゴ。食べながら夜市の熱気を肌で感じ、最後は駅前の最新お土産スタンドで買い忘れをチェックして終了。
- 60分コース(じっくり体験・飲み歩き)
- 新設された屋台シェアスペース(共通席)へ。モバイルオーダーで各屋台から4の塩水雞や5のクラフトビールを注文し、座ってゆっくりと台北の夜に浸ります。最後は最新のデジタル輪投げなどテック系ゲーム屋台で遊んで旅の締めくくり。
まとめ:タイパを制する者が2026年の台北を制す
2026年の台北は、インフラの進化によって移動そのものがエンターテインメントになりました。
今回紹介した「広慈/奉天宮の新駅」から始まり、「三鶯線」や「淡江大橋」を巡るルートは、2026年だからこそ実現できる最旬のタイパ観光です。かつては数日かかった行程も、最新インフラを味方につければ1日でこれほど濃密に体験できます。
この記事で紹介したアプリや新路線を参考に、ぜひあなただけの「2026年台北・最強プラン」を実行してみてください。


