星野リゾート「青森屋」ががっかりって本当？実際泊まってみた！

青森屋は青森にある星野リゾートが手掛けるテーマ型旅館。しかしネット上にはがっかりなんていう声も。実際どうなのか泊まってみました。

青森屋とは？

青森屋は青森県三沢市にある青森を体感できるテーマ型温泉旅館です。敷地は22万坪と超広大で、敷地内の散策も楽しめます。

星野リゾートが手掛けているだけあってわくわくがたくさん。ねぶた祭りや青森の郷土料理・青森りんごなど青森をたくさん楽しめます。単純に宿泊するだけではなく、滞在自体を楽しめるので、青森屋自体を目的に訪れる方も多いです。

客室は青森のねぶたをモチーフにしたテーマ型客室「ねぶたの間」が話題です。入った瞬間からまさにねぶたが飛び出してくる感覚で、子どもから大人まで楽しめる客室になっています。

「青森屋」の基本情報

青森屋の基本情報がこちらです。最寄り駅は青い森鉄道の三沢駅。三沢駅のほか三沢空港からも無料の送迎バスがあります。

ホテル名	星野リゾート 青森屋
住所	青森県三沢市字古間木山56
電話番号	0570-073-022（予約） 0176-51-1116（アクティビティー・送迎）
宿泊料金	1泊1名 8,195円～
チェックイン チェックアウト	15:00 12:00
アクセス	青い森鉄道「三沢」駅より徒歩約10分（送迎あり）
駐車場	あり
公式サイト	https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/

青森屋のおすすめポイント

青森屋に宿泊してみて感じたおすすめポイントをご紹介します。

館内で青森の熱気を体感できる

館内に大きな舞台があり、そこで毎日みちのく祭りと称したねぶた祭りのショーを開催しています。毎晩21:00から開催されている1時間ほどのショーで、温泉に入った後浴衣姿で見学できます。

ねぶた祭りをはじめとした青森のお祭りをダイナミックに再現、そして観客参加型でねぶた祭りを楽しむプログラムになっていました。「ラッセーラー、ラッセーラー」とお馴染みの掛け声で会場が一体となり、熱気あふれる1時間です。

観覧は有料で予約が必要になります。席によって異なりますが、大人1,500円・1,800円の設定です。事前に公式サイト上からも申し込めますが、チェックイン時にも予約できました。絶対見たい方は事前に予約しておくとよいでしょう。

アクティビティがたくさん

星野リゾートの特徴でもある豊富なアクティビティ。青森屋も青森ならではのアクティビティが豊富で、飽きる時間を与えません。

季節に沿ったアクティビティを催行するため時期によってアクティビティは異なりますが、こちらは通年でやっている人気アクティビティの一部です。

全部で30件ほどアクティビティがあるので、好みのアクティビティを選択して体験してみましょう。りんごにまつわる催しは盛んにやっており、気軽に見学できるのでおすすめです。

のれそれ食堂のビュッフェ

食事は古民家風レストラン「のれそれ食堂」でのビュッフェでした。割烹着姿のかっちゃ（お母さん）がもてなす料理が特徴で、ホタテのバター焼きやせんべい汁など青森の郷土料理が余すところなく楽しめます。

活気ある空間が特徴なのでいわば居酒屋のような雰囲気もあります。もう少しプライベート感のある場所で静かに過ごしたいという方は、少し高くはなりますが「南部曲屋」での会席料理も選択できます。懐石料理でも青森の伝統料理がしっかり楽しめますよ。

温泉もしっかり楽しめる

青森屋には温泉もしっかりあるのでご安心ください。宿泊者のみが入れる内湯「ひば湯」と露天風呂「浮湯」に加えて、青森屋敷地内にある足湯・元湯は宿泊者でなくても入れます。宿泊者であれば温泉をはしごして湯浴みを楽しめますよ。

露天風呂「浮湯」は青森屋の写真としてもよく使われる場所です。青森屋の大自然に囲まれてゆっくり温泉を楽しめ、周囲の木々は四季折々で違う表情を見せてくれるので、いつ訪れても新しい発見があるでしょう。

青森屋のイマイチなポイント

人によってはイマイチかも・・と感じたところもあるのでご紹介します。

広すぎて移動が大変

青森屋は広大な敷地にあるだけあって、宿泊棟も本館・東館・西館と3棟あって非常に広いです。東館に宿泊していましたが、食事場所ののれそれ食堂が西館にあるので、本館を経由して西館まで行くのがかなり時間がかかって大変でした。

常に賑やか

活気のある青森を再現しているだけあって館内は常に賑やかです。もっと静かにゆったりと過ごしたい方には向かないかもしれません。これをがっかりと捉える方もいるようです。そういう方には青森のもう一つの星野リゾートである奥入瀬渓流ホテルをおすすめします。

子供連れ多め

青森屋のアクティビティは家族で楽しめるものが多いため、自ずと宿泊客も子供連れファミリーが多いです。カップルや夫婦水入らずでゆっくりという雰囲気とは異なるかもしれません。この場合もまた奥入瀬渓流ホテルをおすすめします。

青森屋はがっかり？口コミを調査

青森屋ががっかりなんていうネット上の声も聞こえてきていますが、実際の口コミはどうなのでしょうか。いくつかチェックしてみました。

三沢というアクセスのちょっと悪いところでしたが、宿泊を楽しむにはとてもいいところでした。間接照明と木のぬくもりが素敵なお部屋で雰囲気がよかったです。ねぶた祭りのショーは演者さんたちの熱気がすごく、心躍るものでした。家族連れが多いので、こどもが多く賑やかでした。

楽天トラベル

ねぶた祭りのショーの評価は高いですね。

炉端焼きバイキング、ショー、津軽弁ラジオ体操、ジュースの出るりんごの木、浴衣と縁日、ポニーに会える、散歩できる庭園と足湯、とにかく楽しませる工夫が満載！部屋は昭和で普通、大浴場も普通。ラグジュアリー感はない。子連れが多く騒がしい。しかしバイキングがすごく美味しくて帳消しにできるくらい幸せでした。若い方や3世代で訪れる方が1番楽しめるかもです。

じゃらん

アクティビティの評価はやはり高いですね。しかし、騒がしさを感じる方も多いようです。星野リゾート＝ラグジュアリーとイメージしていると青森屋の場合は少し異なるかもしれません。

まとめ

青森屋について感想を交えてご紹介しました。青森屋が最もおすすめなのは子供連れファミリー層や若いグループ・カップルだと思います。ぜひ青森を目一杯体感してみてください。