ニューヨーク・マンハッタンの象徴、セントラルパーク。南北約4km、東西約0.8kmという想像を超える広さを持つこの公園は、行き当たりばったりで歩くと、主要スポットに辿り着く前に疲れ果ててしまうことも。
限られた旅行期間を最大限に活用するには、事前のルート設計と自転車の活用が鍵となります。本記事では、実際に現地を巡って確信した「最も効率的で満足度の高い回り方」を、写真映えポイントと共にご紹介します。
セントラルパークの基礎知識

ニューヨーク市民の憩いの場であるセントラルパークは、単なる公園の枠を超えた歴史的建造物でもあります。
- 年間来園者数: 約4,000万人以上
- 広さ: 843エーカー(東京ドーム約73個分)
- 設計者: フレデリック・ロー・オルムステッドとカルヴァート・ヴォー(1858年設計)
都市の喧騒から切り離されたこの空間には、野生動物や美しい湖、そして世界最高峰の美術館が共存しています。
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厳選!絶対外せない見どころ7選

園内に点在する無数のスポットの中から、初めての方でも絶対に外せない名所を厳選しました。
| スポット名 | 特徴・見どころ | おすすめの理由 |
|---|---|---|
| ベセスダ・テラス | 巨大な噴水と美しいテラス | セントラルパークの心臓部。映画のロケ地として有名。 |
| ストロベリー・フィールズ | ジョン・レノンの記念碑「IMAGINE」 | 音楽ファンならずとも訪れたい平和の象徴。 |
| ボウ・ブリッジ | 湖に架かる優雅な鋳鉄製の橋 | 公園内で最もロマンチックな写真撮影スポット。 |
| ベルヴェデーレ城 | 石造りの小さな城と展望台 | 公園全体を見渡せる数少ない絶景ポイント。 |
| シープ・メドウ | 摩天楼を背景にした広大な芝生 | ピクニックや日光浴に最適。NYらしい景色が広がる。 |
| 回転木馬 | 1871年からの歴史を持つメリーゴーラウンド | ノスタルジックな雰囲気を楽しみたい家族連れに。 |
| セントラルパーク動物園 | 小規模ながら充実した展示 | 映画『マダガスカル』の舞台。レッサーパンダが人気。 |
また、世界最大級の美術館として有名なメトロポリタン美術館もセントラルパーク内にあります。

セントラルパークへのアクセス方法

目的地に合わせて入口を選ぶのが、移動距離を短縮するコツです。
最寄り駅・バス停まとめ
| エリア | 主な目的スポット | 地下鉄路線・最寄り駅 | バス路線 |
|---|---|---|---|
| 南東(5番街側) | 動物園、回転木馬 | N/R/W線:5 Av/59 St駅 | M1, M2, M3, M4 |
| 南西(コロンバス) | シープ・メドウ | A/B/C/D/1線:59 St-Columbus Circle駅 | M10, M20 |
| 西側(72〜81 St) | ストロベリー・フィールズ、自然史博物館 | B/C線:72 St駅 または 81 St駅 | M10 |
| 東側(80〜86 St) | メトロポリタン美術館 | 4/5/6線:86 St駅(徒歩約15分) | M1, M2, M3, M4 |
| 北側(ハーレム側) | コンサバトリー・ガーデン | 2/3線:Central Park North (110 St)駅 | M2, M3, M4 |

効率重視なら自転車が正解

「セントラルパークを1日で制覇したい」なら、徒歩ではなく自転車が唯一の選択肢です。
レンタサイクルの利用方法
周辺には多くのレンタルショップがありますが、観光客に最も選ばれているのは「アンリミテッド・バイキング(Unlimited Biking)」です。
- メリット: ヘルメット・鍵・バスケットがセットで安心。オンライン予約で割引あり。
- 注意点: 園内は「自転車専用レーン(反時計回り)」が決められています。歩道や一部の小道は走行禁止なので注意しましょう。
観光ツアーの活用
自分でルートを考えるのが不安な方は、プロのガイドと一緒に回るツアーがおすすめです。
- サイクリング2時間ツアー
- 主要スポットを網羅し、歴史背景の解説も聞けます。
ペディキャブツアー
- 自分で漕ぐ必要がなく、写真撮影のベストポジションで止まってくれるため、年配の方やカップルに最適です。
決定版!半日モデルコース

実際に私が体験して、最もスムーズだった「南から北へ巡る」黄金ルートを詳しく解説します。

ステップ1:南側からスタート(9:00 AM)

まずは59丁目の入口からスタート。周辺のショップで自転車を借り、セントラルパーク回転木馬を左手に見ながら北上します。
ステップ2:ザ・モールで映画の世界へ(9:30 AM)

アメリカニレの並木が続くザ・モールを走ります。ここは『ティファニーで朝食を』などの撮影地。ベンチに座ってコーヒーを飲むだけで、ニューヨーカー気分を味わえます。
ステップ3:ベセスダ・テラスとボウ・ブリッジ(10:15 AM)

公園の中心部へ。ベセスダ・テラスの下層階にあるアーチは、タイルの装飾が美しく、合唱や楽器演奏のストリートパフォーマンスがよく行われています。 そこからすぐのボウ・ブリッジは、湖に映る摩天楼が絶景のフォトスポットです。
ステップ4:城からの展望と文化体験(11:00 AM)

少し坂を上ってベルヴェデーレ城へ。ここから眺めるタートル・ポンド(亀の池)は格別です。
ナオコここで東側に抜けるとメトロポリタン美術館へ直結しています。アートを楽しみたい方はここで自転車を返却するプランもあり。


\ 優先入場付き! /
ステップ5:ジョン・レノンを偲び芝生で休憩(12:00 PM)

西側のウェスト・ドライブを南下し、ストロベリー・フィールズへ。世界中から集まるファンと共に「IMAGINE」の碑を訪ねましょう。 旅の締めくくりは、シープ・メドウ。目の前に広がる高層ビル群と青い芝生のコントラストは、まさにニューヨークのオアシスそのものです。
ナオコ南下せずにそのまま西側に抜けるとアメリカ自然史博物館に行けます!
ステップ6:道なりに南下して7番街へ(13:00 PM)

シープメドウが出たら再度ウェストドライブに入り、そのまま道なりに南下していきます。マンハッタンを南北に走る七番街に出るので、ここでセントラルパークの観光は終了です。
滞在をより快適にするヒント

セントラルパークを120%楽しむためには、事前の準備とちょっとしたコツが不可欠です。東京ドーム約73個分という途方もない広さを誇るため、何も知らずに訪れると「ただ歩き疲れて終わってしまった…」ということになりかねません。
ここでは、実際に現地を歩き、自転車で駆け抜けてわかった快適な滞在をサポートするための実践的アドバイスを詳しくまとめました。
宿泊はトンプソン セントラルパークが最適
朝一番の澄んだ空気と観光客が少ない時間帯の静寂を楽しむなら、公園まで徒歩圏内のホテルに泊まるのが鉄則です。
- 立地の魅力: 「トンプソン セントラルパーク ニューヨーク」は、ミッドタウンの利便性とパークサイドの静寂を兼ね備えた高級ホテル。パークまで徒歩約5分という近さは、朝のランニングやサイクリングにこれ以上ない環境を提供してくれます。
- 周辺環境: 近隣には高級スーパーの「ホールフーズ・マーケット(コロンバスサークル店)」もあり、ピクニック用の食材を調達してから公園へ向かうのにも非常に便利です。
トイレの場所と清潔度を知っておく
広大な園内で最も困るのがトイレです。日本のようにどこにでもあるわけではないため、以下の主要スポットを把握しておきましょう。
- ベルヴェデーレ城付近: 観光の合間に立ち寄りやすい場所にあります。
- ベセスダ・テラス近くのカフェ(Loeb Boathouse付近): 比較的管理が行き届いています。
- デラコート・シアター付近: 西側を移動中に便利です。
ナオコ夕方以降は閉鎖される場所も多いため、明るいうちに済ませておくのが無難!
準備すべき必須の持ち物リスト
ニューヨークの天候は変わりやすく、園内は日差しを遮る場所が意外と少ないため、以下のアイテムをバッグに入れておきましょう。
- レジャーシート: シープ・メドウやグレート・ローンで座る際に必須。現地ではなかなか手に入りません。
- モバイルバッテリー: Googleマップでのナビゲーションや写真撮影を繰り返すと、バッテリーの消耗が非常に早いです。
- 飲料水: 園内のワゴンで購入すると1本3〜5ドルと高価です。ホテル近くのドラッグストア(CVSやWalgreens)で事前に1ドル程度のものを数本用意しておくと節約になります。
- 歩きやすい靴: 自転車を利用する場合でも、各スポットでの見学は徒歩になります。舗装されていない道もあるため、履き慣れたスニーカーがベストです。
まとめ
セントラルパークはただ広いだけでなく、歴史・アート・自然そして映画の世界が凝縮された場所です。 自転車を賢く使い、南側の「賑やかなエリア」から北側の「静かな森」へと巡ることで、この公園が持つ多様な顔を1日で楽しむことができます。
ニューヨーク旅行のハイライトとして、あなただけの素敵な「パーク体験」を計画してみてください。


