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ナオコ
元旅行会社の社員で、営業兼添乗員をしていました。今はIT商社でSaaS商材の販売推進をしています。趣味は旅行・韓国ドラマ鑑賞・英会話などなど。旅行会社勤務の経験を活かして、皆さまの旅行に役立つ情報をお届けします。

【ラウンジあり】新幹線のグランクラスがすごい!サービスを徹底解剖

アイキャッチ_グランクラス

新幹線のグランクラスという座席をご存知でしょうか。グランクラスはグリーン車よりランクが高い、まさに新幹線のファーストクラス。座席の質が良いだけではなく、専用ラウンジの利用や食事などさまざまなサービスを受けられます。この記事では、グランクラスのサービスについて詳しくご紹介をします。

ナオコ

新幹線のファーストクラスは飛行機と違って敷居が低めなのでおすすめだよ!

目次

グランクラスの全貌を徹底解剖

グランクラス

グランクラスは新幹線で設定されている座席ランクの中で最も高いランクの座席です。今まで新幹線ではグリーン車が上位座席とされていましたが、そのグリーン車よりさらに高いランクとなるのがグランクラスです。まさに新幹線のファーストクラスと言えるでしょう。

グランクラスを利用できる新幹線

北海道新幹線

グランクラスはどの新幹線にもあるわけではありません。グランクラスは東北新幹線北海道新幹線北陸新幹線上越新幹線に設置されています。JR東日本独自のサービスとなるため、東京より西の東海道新幹線などには設置されていないのでご注意ください。

ナオコ

グランクラスはJR東日本のサービス!

グリーン車との違いは?

比較

グランクラスとグリーン車の違いは料金だけでなく、移動の快適さや提供されるサービスなど多岐にわたります。ここでは、料金・座席・サービス・アメニティの4つの項目で両者を徹底比較します。

料金の違い

お金

グランクラスの料金は普通運賃と特急料金に加え、グランクラス料金が加算されます。一方、グリーン車は普通運賃に特急料金とグリーン料金が加算されます。一般的にグランクラスはグリーン車より1.5倍~2倍程度の料金設定となっています。

グランクラス=
運賃+特急料金+特別料金(グランクラス料金)

主な運行区間で具体的に料金を比較してみました。

座席クラス別料金比較
  • 東京駅→仙台駅(東北新幹線 はやぶさ)
    • 普通席
      • 運賃6,050円+指定席5,160円=11,210円
    • グリーン車
      • 運賃6,050円+グリーン8,820円=14,870円
    • グランクラス
      • 運賃6,050円+グランクラス11,970円=18,020円
  • 東京駅→新潟駅(上越新幹線 とき)
    • 普通席
      • 運賃5,720円+指定席4,840円=10,560円
    • グリーン車
      • 運賃5,720円+グリーン8,500円=14,220円
    • グランクラス
      • 運賃5,720円+グランクラス11,650円=17,370円
  • 東京駅→金沢駅(北陸新幹線 かがやき)
    • 普通席
      • 運賃7,480円+指定席6,700円=14,180円
    • グリーン車
      • 運賃7,480円+グリーン13,160円=20,640円
    • グランクラス
      • 運賃7,480円+グランクラス21,540円=29,020円
  • 東京駅→新函館北斗駅
    (東北・北海道新幹線 はやぶさ)
    • 普通席
      • 運賃12,100円+指定席11,130円=23,230円
    • グリーン車
      • 運賃12,100円+グリーン20,000円=32,100円
    • グランクラス
      • 運賃12,100円+グランクラス28,380円=40,480円

座席の違い

グランクラス2

座席でもグランクラスとグリーン車では大きな違いがあります。

グランクラス

  • シート配列:1列+2列のゆったりとした配置
  • シート幅:グリーン車より広く約50cm
  • リクライニング:電動リクライニングで、最大45度まで倒せるフルリクライニング
  • その他:レッグレスト・読書灯・専用のテーブル・コンセントを完備

グリーン車

  • シート配列:2列+2列の標準的な配置
  • シート幅:普通車よりやや広く約45cm
  • リクライニング:手動リクライニングで、倒せる角度は車両によって異なる
  • その他:読書灯・テーブル・コンセントを完備(車両による)

サービスの違い

アテンダント

グランクラスのサービスはグリーン車とは一線を画します。具体的な違いを見てみましょう。

グランクラス

  • 専属アテンダントによるサービス:飲み物や軽食の提供・手荷物の収納補助など専属のアテンダントが乗客一人ひとりをサポート
  • フリードリンクアルコール(ビール、ワイン、日本酒など)を含む豊富なメニューが飲み放題
  • 軽食・食事サービス:地域によって異なる軽食や食事が提供される
  • ラウンジサービス:JR東京駅のビューゴールドラウンジが利用できる
ビューゴールドラウンジとは?

JR東京駅に設置されています。グランクラス利用者、その同伴者の他ビューゴールド会員の方も利用可能です。同伴者の方が利用する場合は別途3,300円またはビューゴールドラウンジご利用券が必要となります。

ステータスを象徴するプレミアムな作りになっており、東京駅の歴史も感じられる落ち着いたデザインになっています。座席数は34席ですが、混み合って利用できないということはあまり起こっていないようです。乗車時間の90分前より利用でき、営業時間は8:00~18:00年中無休で利用できます。

グリーン車

  • 基本的にはセルフサービス:車内販売を利用
  • ドリンクサービス:車内販売で購入

アメニティの違い

アメニティ

新幹線でアメニティが提供されるイメージはありませんが、グランクラスではアメニティの提供まであります。

グランクラス

スリッパ・アイマスク・ブランケット・イヤホンなど長時間の移動を快適にするためのアメニティが充実

グリーン車

基本的にアメニティの提供はない(一部列車を除く)

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グランクラスを選ぶべき人

指さす人

グランクラスは単なる移動手段ではなく、旅そのものを楽しむための特別な空間です。料金は高くなりますが、それに見合う価値が十分にあります。ここではグランクラスの利用が特におすすめな人を3つのタイプに分けてご紹介します。

移動時間を最高の休息にしたい人

眠る

多忙なビジネスパーソンや旅行中の疲れを癒したい人に最適です。グランクラスの座席はまるでファーストクラスのような快適さ。電動リクライニングでほぼ水平になるまで倒せるため、移動中にしっかりと体を休めることができます。静かで落ち着いた空間は読書や仕事にも集中できます。

特別な記念日や自分へのご褒美に

ファーストクラス

誕生日や結婚記念日・卒業祝いなど特別な日の旅行にグランクラスを利用すれば、忘れられない思い出になります。専属アテンダントによるきめ細やかなサービスや洗練された食事・ドリンクは、非日常感を演出し、最高の思い出作りをサポートします。自分へのご褒美としても日頃の疲れを癒やす贅沢な時間になるでしょう。

列車旅を心ゆくまで満喫したい人

グルメ

「駅弁とビールで楽しむ列車の旅」も良いですが、グランクラスではさらに上質な列車旅を体験できます。車窓から流れる景色を眺めながら、厳選されたお酒や軽食をゆっくりと楽しむ時間はまさに至福のひととき。列車の旅そのものが旅の目的となる、そんな特別な体験を求める人におすすめです。

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まとめ

グランクラスは新幹線のファーストクラスとしてさまざまなサービスが受けられ、且つ料金も飛行機に比べるとかなりお手頃です。新幹線の乗車自体も旅の思い出の一つ。たまにはワンランク上の新幹線タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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