ケアンズから気軽に行けるリゾートアイランドとして人気のグリーン島とフィッツロイ島。どちらも世界遺産グレートバリアリーフに浮かぶ美しい島ですが、「結局どっちに行けばいいの?」と迷っている方も多いはず。さらに調べていくと「アウターリーフ」という選択肢まで出てきて、ますます決められなくなりますよね。
先に結論をお伝えすると、初心者・海メインならグリーン島、大自然・のんびり派ならフィッツロイ島、サンゴの美しさを最優先するならアウターリーフがおすすめです。
この記事では、島のサイズ・アクティビティ・初心者向きかどうか・ホテル情報まで5つの項目で徹底比較し、第3の選択肢アウターリーフとの違い、日帰り1日の過ごし方まで解説します。
ナオコ読み終わるころには「自分はこれだ!」とすっきり決められるはずです。
この記事でわかること
- グリーン島・フィッツロイ島・アウターリーフの選び方早見表
- 2つの島の違いがわかる5項目の徹底比較
- 第3の選択肢「アウターリーフ」の仕組みと向き不向き
- 日帰り1日の過ごし方モデルプラン
- 船酔い・子連れ・泳げない人など予約前の疑問への答え
結論:タイプ別の選び方早見表

まずは3つの選択肢をざっくり比べてみましょう。自分がどれに合っているか、この表を見るだけでおおよそのイメージがつかめます。
| あなたのタイプ | 正解 |
|---|---|
| 初めてのケアンズ・家族連れ・気軽に楽しみたい | ✅ グリーン島 |
| 静かなビーチ・トレッキング・ウミガメに興味 | ✅ フィッツロイ島 |
| サンゴと魚の美しさを最優先・ダイビング目的 | ✅ アウターリーフ |
| 島にも上陸したいしサンゴも見たい | ✅ グリーン島+アウターリーフのセットツアー |
大まかに言えば、「島で過ごす楽しさ」ならグリーン島かフィッツロイ島、「海の中の美しさ」ならアウターリーフという整理です。ここからは2つの島の違いを詳しく比較し、後半でアウターリーフとの使い分けを解説します。
グリーン島とフィッツロイ島の基本情報

比較の前に、それぞれの島の基本情報を押さえておきましょう。どちらも世界遺産グレートバリアリーフに浮かぶ島で、ケアンズ中心部のリーフフリートターミナルからフェリーで約45分という点は共通です。
グリーン島は、約6,000年の歳月をかけて形成されたサンゴ礁の島。熱帯雨林と白砂のビーチが共存する珍しい自然環境を持ち、シュノーケリング・ダイビング・グラスボートなど海のアクティビティが充実しています。
| 場所 | ケアンズ沖(リーフフリートターミナルより約45分) |
|---|---|
| 島の大きさ | 約12ヘクタール(外周1.6km) |
| 島内ホテル | グリーン アイランド リゾート(全室スイート) |
| こんな人向き | 初心者・海を思いっきり楽しみたい人・日帰り派 |
フィッツロイ島は、標高375mの山を持つ大きな島。熱帯雨林とサンゴ礁が共存し、本格的なジャングルトレッキングも楽しめます。グリーン島よりも静かでのんびりした雰囲気を好む人に人気です。
| 場所 | ケアンズ沖(リーフフリートターミナルより約45分) |
|---|---|
| 島の大きさ | 約339ヘクタール(グリーン島の約25倍) |
| 島内ホテル | フィッツロイ アイランド リゾート |
| こんな人向き | 自然好き・トレッキングしたい人・静かな場所派 |
グレートバリアリーフ全体の行き方・費用・ベストシーズンはこちらで詳しく解説しています。

グリーン島とフィッツロイ島を5項目で比較

基本情報だけ見ると「似ているな」と感じるかもしれません。しかし実際に比べてみると、島の性格はかなり異なります。ここからは5つの項目に分けて徹底的に比較していきます。
比較①|島の大きさはどのくらい違う?
2つの島の大きさを比べると、その差は一目瞭然です。グリーン島は東京ドーム約2.5個分(外周1.6km)というコンパクトな島で、海沿いをゆっくり歩いて一周しても40分ほど。一方のフィッツロイ島はグリーン島の約25倍の広さを誇り、島の大部分が熱帯雨林に覆われています。
| 項目 | グリーン島 | フィッツロイ島 |
|---|---|---|
| 面積 | 約12ヘクタール(0.15km²) | 約339ヘクタール(11.6km²) |
| 外周の目安 | 1.6km(徒歩40分) | 広大(全部は回れない) |
| 地形の特徴 | 平坦・砂浜中心 | 標高375mの山あり |
大きさだけで言えば、フィッツロイ島が圧倒的。島全体をしっかり歩いて楽しみたい方にはフィッツロイ島が向いていますが、コンパクトにまとめたい方にはグリーン島の方が使いやすいサイズ感です。
比較②|ケアンズからのアクセスと料金は?
どちらもケアンズ中心部にあるリーフフリートターミナルからフェリーが出発しており、乗船時間もほぼ同じです。アクセスの面では差がないため、選択のポイントにはなりません。
| 項目 | グリーン島 | フィッツロイ島 |
|---|---|---|
| 出発場所 | リーフフリートターミナル | リーフフリートターミナル |
| フェリー所要時間 | 約45分 | 約45分 |
| 料金の目安 | 往復約100〜120豪ドル〜 | 往復約80〜100豪ドル〜 |
フェリーの発着はツアーに含まれているケースがほとんど。どちらの島も日帰りで十分楽しめる距離感です。ケアンズ旅行のベストシーズンや気候については、こちらの記事で月別に詳しく解説しています。

比較③|アクティビティの違いは?
2つの島の最も大きな違いがアクティビティの内容です。海のアクティビティはどちらも同水準で充実していますが、陸のアクティビティに大きな差があります。
| アクティビティ | グリーン島 | フィッツロイ島 |
|---|---|---|
| シュノーケリング | ◎ | ◎ |
| 体験ダイビング | ◎ | ◎ |
| グラスボート | ◎ | ◎ |
| パラセーリング | ◎ | × |
| ヘリコプター遊覧 | ◎ | × |
| 熱帯雨林散策 | ○(軽め) | ◎(本格的) |
| 本格登山コース | × | ◎(4コース) |
| ウミガメリハビリ施設 | × | ◎ |
| ワニ園(マリンランド) | ◎ | × |
フィッツロイ島には以下の4つの本格トレッキングコースがあります。「サミットコース」は山頂を目指す本格登山で、体力に自信のある方にはたまらない体験です。スニーカーより軽登山シューズがおすすめです。
- サミットコース|4.2km・所要約3時間(山頂を目指す)
- ライトハウスコース|3.6km・所要約2時間
- シークレットガーデンコース|1km・所要約45分
- ヌーディービーチコース|1.2km・所要約45分
一方、グリーン島はパラセーリングやヘリコプター遊覧などスカイアクティビティも充実。筆者も遊覧飛行でグレートバリアリーフを上空から見ましたが、青のグラデーションの中にサンゴ礁が描く模様は、海の上からでは絶対に見られない絶景でした。空から見るとグリーン島がサンゴ礁のリングに抱かれた小さな島だとよくわかり、「この海に潜れるのか」と感動が倍増します。
マリンランド・メラネシアでのワニ園見学というユニークな陸上体験もグリーン島ならでは。アクティビティの総合点では、僅差でグリーン島がリードしています。
比較④|ツアーの数・選びやすさは?
両島とも個人でフェリーに乗り込むより、ツアーに参加する形が一般的です。ツアー数・バリエーションの面では、観光客に人気の高いグリーン島の方が圧倒的に選択肢が多い傾向があります。
1日ツアー・半日ツアー・シュノーケリング&グラスボートのセットプランなど、目的や予算に合わせて選びやすいのがグリーン島の強み。日本語ガイド付きのツアーも、グリーン島の方が見つけやすいです。フィッツロイ島のツアーも良質なものが揃っていますが、選択肢の数ではグリーン島に軍配が上がります。
比較⑤|ホテル・宿泊環境は?
どちらの島にも島内に1軒ずつリゾートホテルがあります。日帰り客が帰った後の島は静寂そのもの。宿泊して1泊2日以上でじっくり楽しむと、離島の魅力を独り占めできます。
| 項目 | グリーン アイランド リゾート | フィッツロイ アイランド リゾート |
|---|---|---|
| 客室タイプ | 全室スイート | モダンな客室(スタンダード〜スイート) |
| 雰囲気 | 贅沢・静かな熱帯雨林の中 | リラックス・家族向けも対応 |
| 施設 | レストラン・プール・アクティビティ | プール・レストラン・バー・ウミガメ施設 |
| こんな人向き | カップル・贅沢なリゾート体験 | 家族・アクティブ派・環境保護に興味ある人 |
グリーン アイランド リゾートは全室スイートタイプで、熱帯雨林に囲まれた贅沢な環境が魅力。カップルや記念日旅行にぴったりです。
フィッツロイ アイランド リゾートはウミガメのリハビリセンターを併設しており、環境保護活動に触れながら宿泊できる唯一無二の体験が可能。家族連れにも人気があります。
第3の選択肢アウターリーフとは?

島選びを調べていると必ず出てくるのが「アウターリーフ」という選択肢です。これは島ではなく、外洋のサンゴ礁に設置された海上デッキ(ポントゥーン)までクルーズ船で行き、そこを拠点に海を楽しむツアーのこと。グリーン島・フィッツロイ島とは楽しみ方が根本的に違うので、違いを整理しておきましょう。
| 項目 | 島型(グリーン島・フィッツロイ島) | アウターリーフ(ポントゥーン型) |
|---|---|---|
| サンゴ・魚の美しさ | ○(沿岸のリーフ) | ◎(外洋の透明度は別格) |
| ビーチ・砂浜 | ◎ ある | × ない(海上デッキのみ) |
| 所要時間 | 片道約45分 | 片道約1時間半〜2時間 |
| 船酔いリスク | 低〜中 | 高め(外洋を長時間航行) |
| 料金の目安 | 島型ツアーの標準 | 島型の1.5〜2倍程度 |
| 向いている人 | 島でのんびり+海も楽しむ | サンゴの美しさ最優先・ダイビング派 |
一言でいえば、アウターリーフは「海の中」に全振りした選択肢です。ランチビュッフェや半潜水艦観覧が含まれる充実のツアーが多く、「世界遺産の海の本気」を見たいならここが正解。ただしビーチはなく、船の時間も長いため、小さなお子さま連れや船酔いが心配な方には島型の方が安心です。
欲張りたい方には、グリーン島+アウターリーフを1日で回るセットツアーもあります。「島にも上陸したいし、外洋のサンゴも見たい」という方は、このセット型を選べば両方の良いとこ取りができますよ。
日帰り1日の過ごし方モデルプラン

「行き先は決まったけど、当日はどう動けばいい?」という方のために、日帰りの標準的な1日の流れをまとめました。グリーン島・フィッツロイ島とも大枠は共通です。
リーフフリートターミナルでチェックイン
フェリー出航(約45分の船旅)
島に到着。
午前はシュノーケリングなど海メイン
ランチ(ツアーのビュッフェ or 島内カフェ)
グラスボート・トレッキングなど午後のアクティビティ
帰りのフェリーでケアンズへ
ターミナル着。夜はケアンズ市内で夕食
ポイントは、透明度が高く風も穏やかな午前中に海のアクティビティを済ませること。午後はグラスボートやトレッキングなど「濡れない系」に切り替えると、帰りの船も快適に過ごせます。
ナオコ日焼け止め(サンゴに優しいリーフセーフ処方が理想)・ラッシュガード・酔い止めの3点は必ず準備しておきましょう!
ツアーの予約は、旅行・レジャー予約サイト「Klook(クルック)」が便利です。グリーン島・フィッツロイ島・アウターリーフそれぞれのツアーを日本語で比較・予約できます。人気の乾季(7〜10月)は早々に埋まることがあるため、日本出発前の手配がおすすめです。
ケアンズへのパッケージツアーを探すなら、海外旅行に強いHIS(エイチ・アイ・エス)も選択肢の一つです。フリープランから観光付きのプランまで幅広くラインナップが揃っています。
ケアンズ旅行の全体的なモデルコース・費用・準備はこちらをどうぞ。

あなたはどっち向き?タイプ別診断

比較を踏まえて、それぞれの島に向いている旅行者のタイプをまとめました。以下のリストを見て、自分がどちらに当てはまるかチェックしてみてください。
グリーン島がおすすめな人
グリーン島は、海のアクティビティを思いきり楽しみたい方・初めてケアンズの島を訪れる方に最適な選択肢です。島がコンパクトで迷わず、日本語対応ツアーも豊富なので、初心者でも安心して動けます。
- シュノーケリング・ダイビングがメイン目的
- 初めてケアンズの離島に行く方
- 日本語対応ツアーを使いたい方
- パラセーリングやヘリ遊覧など空のアクティビティも楽しみたい方
- 子連れ・3世代旅行の方
フィッツロイ島がおすすめな人
フィッツロイ島は、自然の中をしっかり歩いて過ごしたい方・人の少ない静かな場所でリラックスしたい方にぴったりです。地元の人が休日に訪れることも多い「穴場感」のある島です。
- 本格的なジャングルトレッキング・登山に挑戦したい方
- 静かでプライベートなビーチでのんびりしたい方
- ウミガメのリハビリセンターなど環境保護に関心がある方
- 人混みが苦手で落ち着いた環境を求める方
- ケアンズ2回目で、グリーン島とは違う体験をしたい方
ケアンズ離島のよくある質問

最後に、島選びとツアー予約前によく出てくる疑問をQ&A形式でまとめました。予約前の最終チェックにお使いください。
まとめ:あなたの正解はこの島
グリーン島・フィッツロイ島・アウターリーフの選び方を最後にまとめます。
| こんな人には | おすすめ |
|---|---|
| 初心者・海メイン・ツアーで気軽に | ✅ グリーン島 |
| 静かにのんびり・トレッキングしたい | ✅ フィッツロイ島 |
| サンゴと魚の美しさを最優先したい | ✅ アウターリーフ |
| ウミガメ・環境保護に興味がある | ✅ フィッツロイ島 |
| 子連れ・日帰りで効率よく | ✅ グリーン島 |
| 島もサンゴも欲張りたい | ✅ グリーン島+アウターリーフのセット |
迷ったらグリーン島、大自然と静けさならフィッツロイ島、海の中の感動を最優先ならアウターリーフと覚えておけば間違いありません。どの選択肢にも、世界遺産グレートバリアリーフならではの絶景と感動が待っています。ぜひ次のケアンズ旅行で体験してみてください。
宿泊エリア(シティ・パームコーブ・ポートダグラス)の選び方はこちら。

シドニーとケアンズのどちらに行くか迷っている方はこちら。



