地獄谷野猿公苑は長野の地獄谷温泉にあるニホンザルを観察できる施設で、温泉に入る猿が有名です。一度は生で見てみたい温泉に入るサルですが、行く時期によって見られる確率が全然違ってきます。
この記事では地獄谷野猿公苑を訪れるおすすめの時期と合わせて、地獄谷野猿公苑のサルと接するときの注意事項もご紹介します。
野生のおサルさんをじっくり観察してみよう!
地獄谷野猿公苑ってどんなところ?
地獄谷野猿公苑は長野県の地獄谷温泉にある野生のニホンザルを観察できる施設で、温泉に入るサルが見られることで有名です。国際的にも知名度があり、外国人観光客も多く訪れています。
1964年(昭和39年)に開苑し、開苑当初から「サルと人間の共生を観光客に見せること」をテーマに運営されています。
温泉に入るサルとは?
ニホンザルが温泉に入り始めたのは1964年の開苑当初から。近くにある旅館「後楽館」の人間用露天風呂に好奇心旺盛な子ザルが入浴したのが始まりで、それを大人のサルたちが真似して広まったとされています。
衛生面より縦4m・横10mほどのサル専用露天風呂が整備され、現在はサル専用露天風呂に50~60頭のサルが入浴しています。
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地獄谷野猿公苑のおすすめ時期は冬
地獄谷野猿公苑に行くからには温泉に入るサルを見たいですよね。しかし、サルは365日温泉に入っているわけではありません。サルがなぜ温泉に入るかというと、人間と同じで寒さを凌いで温まるためです。
そのため、暑い夏に温泉に入るサルはほぼいません。サルが温泉に入るのは長野の冬の寒さが厳しくなる12月~3月の間なので、この時期を狙って訪れるのがおすすめです。
おサルさんも温まりたいんだ!
スノーモンキーとして親しまれている
冬の温泉に入るサルは海外でも大人気で「スノーモンキー」の愛称でも親しまれており、雪景色を背景に温泉に入るサルの写真が海外のメディア誌などにも掲載されています。
特に寒い日はとても気持ちよさそうな表情で温泉に入るとか。まるで人間のようで微笑ましいですね。とは言っても、冬でも24時間温泉に入っているわけではありません。
あくまで温泉に入るのは生活の一部なので、温泉に入るサルだけではなく陸に上がっているサルの生態自体の観察もしてみましょう。
地獄谷野猿公苑のあるエリアには日帰り温泉や体験を楽しめる施設があります。地獄谷野猿公苑の見学と合わせてコースに組み込んでみてはいかがでしょうか。こちらからチェックしてみてください!
地獄谷野猿公苑での注意事項
地獄谷野猿公苑にいるニホンザルを観察する上で注意しないといけない事項がいくつかあります。その前によく勘違いされているのが、サルと一緒に温泉に入れるのではないかと思われていること。
地獄谷野猿公苑の温泉はサル専用の温泉で、人間と混浴はできません。地獄谷野猿公苑では温泉に入るサルを鑑賞するのみなので勘違いしないようにしましょう。
おサルさんとは混浴できないんだよ!
ニホンザルに餌を与えない
ニホンザルは地獄谷野猿公苑で飼われているのではなく、あくまで野生のニホンザルが餌を求めて地獄谷野猿公苑にやってくるのです。餌は地獄谷野猿公苑の職員の方が与えるので、私たちが勝手に餌を与えてはいけません。
ニホンザルに触ったり脅かしたりしない
地獄谷野猿公苑は柵で人間とサルのエリアを分けているわけではないので、容易にサルに接触できてしまいますが、触ったり脅かしたりすると襲われることがあるので絶対にしてはいけません。離れすぎずくっつきすぎずの距離感で観察しましょう。
犬や猫などのペットを連れて入らない
犬や猫などのペットはニホンザルや地獄谷野猿公苑にいる野生の生き物の天敵になるケースがあるので入苑させてはいけません。あらぬトラブルに発展するので注意してください。
セルフィースティックでの撮影をしない
写真撮影は問題ありませんが、セルフィースティックを使った撮影はサルにとってスティックが攻撃的に見えるため禁止されています。普通のカメラやスマホで撮影しましょう。
地獄谷野猿公苑へのアクセス方法
地獄谷野猿公苑へのアクセス方法をご紹介します。地獄谷野猿公苑はかなり山奥にあるため、車で行っても公共交通機関で行ってもかなり歩くことになります。パンツにスニーカースタイルで行くのがベストです。
車でアクセスする場合
各地–(上信越自動車道)–信州中野I.C–(国道292号線)–上林温泉無料駐車場–(徒歩で約35分)–地獄谷野猿公苑
車でアクセスする場合は、上信越自動車道の信州中野I.Cで降りて、国道292号線を16kmほど進み、上林温泉無料駐車場に車を停めます。
ここからは車が入れないので徒歩で進むことになります。35分ほど進むと地獄谷野猿公苑に到着します。
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公共交通機関でアクセスする場合
パターン①
長野駅–(長野電鉄)–湯田中駅–(バスで約15分)–スノーモンキーパークバス停–(徒歩で約35分)–地獄谷野猿公苑
パターン②
長野駅–(志賀高原行き急行バス)–スノーモンキーパークバス停–(徒歩で約35分)–地獄谷野猿公苑
公共交通機関でアクセスする場合は、長野駅から長野電鉄で湯田中駅へ行きます。湯田中駅からバスに乗り換え15分ほど行ったところのスノーモンキーパークバス停で下車します。
長野駅からスノーモンキーパークへ直接行く志賀高原行き急行バスが出ているのでこちらを利用してもOKです。スノーモンキーパークに着いたら、徒歩で35分ほど進むと地獄谷野猿公苑に到着します。
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地獄谷野猿公苑に行くなら、宿泊は上林温泉無料駐車場から車で15分ほどの湯田中温泉に宿泊するのがおすすめです。湯田中温泉でおすすめなのが「信州湯田中温泉 よろづや」です。
江戸時代から続く由緒正しい老舗旅館で、歴史上の著名人にも愛されてきました。真心を込めたおもてなしに定評があります。
3か所の自家源泉から引き込んだ天然温泉をかけ流しで楽しめます。夜になるとライトアップされる大浴場は幻想的で心が落ち着くでしょう。
まとめ
地獄谷野猿公苑についてご紹介をしてきました。有名な温泉に入るサルは冬に見られる確率が高いので、12~3月頃に訪れてみるとよいでしょう。温泉に入るサルを見たら、自分もしっかり温泉に入って帰りましょうね。