ソウルでは明洞エリアや東大門エリアに宿泊する方は多いかと思いますが、実は麻浦エリアへの宿泊がじわじわ注目を集めています。なぜ麻浦エリアへの宿泊がおすすめなのでしょうか?理由をご紹介します。
麻浦エリアはどこにある?
麻浦エリアはソウルの中にある麻浦区を指しており、漢江の北岸に位置しています。地下鉄5号線の孔徳駅・麻浦駅周辺が中心となっており、治安も良く日本人に人気があるエリアと言われています。江北にあるソウル中心部へも江南へもアクセスがいい立地で、東京都に例えると品川区のイメージに近いでしょう。
若者が集まる人気エリア・弘大も麻浦区に属しています。弘大のすぐ隣にあり、最近おしゃれな雰囲気から人気が急上昇している延南洞も麻浦区の人気スポットです。
海外旅行といえばHIS(エイチ・アイ・エス)。ツアーラインナップも豊富で、韓国ツアーも盛りだくさんです。航空券・ホテルの別手配にも対応しているので、自由自在に予約できます。
麻浦での宿泊をおすすめする理由
観光やショッピングに便利と言われる明洞や東大門エリアではなく、あえて麻浦エリアへの宿泊をおすすめする理由をご紹介していきます。
その1:仁川空港からのアクセスが良い
まずは仁川空港からのアクセスの良さが挙げられるでしょう。多くの方が韓国旅行の時は仁川空港を利用すると思いますが、仁川空港からの麻浦へのアクセス方法と所要時間を見てみます。ソウルでの宿泊の定番でもある明洞エリアと比べてみましょう。
- 空港鉄道A’REXの場合
- ルート
- 仁川国際空港2T駅~~(A’REX普通列車)~~孔徳駅~~(徒歩)~~ホテル
- 所要時間
- 約1時間10分
- ルート
- リムジンバスの場合
- ルート
- 仁川空港2T~~(リムジンバス6701/6702/6015)~~麻浦駅
- 所要時間
- 約45分~1時間
- ルート
空港鉄道A’REXの場合、各駅停車の普通列車にしか乗車できませんが、最寄りの孔徳駅はソウル駅の手前にあるため早く到着します。麻浦エリアのホテルは孔徳駅徒歩圏内にあることがほとんどのため、トータルで1時間10分ほどの移動時間になります。大きな荷物を持って移動するのは大変なので、乗り換えなく行けるのはうれしいポイントですね。
リムジンバスの場合は麻浦へ行く本数が3本あるので、先に出発するバスを選んで乗車できます。道路の混雑状況にもよりますが、仁川空港を出て一番最初に停車するバス停が麻浦のため、どこよりも早く到着できます。
- 空港鉄道A’REXの場合
- ルート
- 仁川国際空港2T駅~~(A’REX直通列車)~~ソウル駅~~(4号線)~~明洞駅~~(徒歩)~~ホテル
- 所要時間
- 約1時間30分
- ルート
- リムジンバスの場合
- ルート
- 仁川空港2T~~(リムジンバス6001/6015/6701)~~明洞駅
- 所要時間
- 約1時間~1時間30分
- ルート
明洞へ行く場合は空港鉄道A’REXの直通列車に乗車できるので早く移動できるかと思いきや、51分ほどかかるため、孔徳駅へ普通列車で行く場合と10分くらいしか差はありません。
さらにソウル駅で地下鉄に乗り換えて明洞へ行くのがとても大変。というのもソウル駅は巨大なため空港鉄道A’REXから地下鉄への乗り換えはかなり歩くのです。乗り換え時間も15~20分くらいは見ておいた方がよいでしょう。乗り換え自体も大変で時間もかかり、意外と明洞へのアクセスは面倒です。
リムジンバスも最初のバス停である麻浦駅に停車してからさらに何個も進むことになるので、自ずと時間もかかります。
その2:意外と飲食店が充実している
ホテルの近くで朝食や夕食を取りたいことも多いので、ホテル周辺に飲食店がどのくらいあるのかも重要ですよね。
麻浦エリアは意外にも飲食店が充実しているので、食べるものに困ることはありません。さらに明洞のような観光客向けの飲食店ではなく、地元ローカルな飲食店が多いので、安く美味しく食べられます。おすすめの飲食店をいくつかご紹介します。
- 麻浦ナル 本店
- 地元で愛される韓国家庭料理
- 麻浦駅より徒歩5分
- 駅前会館
- 一風変わったプルコギ
- ミシュランガイドソウル掲載
- 麻浦駅より徒歩9分
- 麻浦ヤンジソルロンタン 桃花店
- ソルロンタン専門店
- ミシュランガイドソウル掲載
- 孔徳駅より徒歩3分
- Fritz 桃花店
- 韓屋を改装したビンテージカフェ
- こだわりのコーヒーと地下工房で焼き上げるパンが人気
- 店のマスコットが描かれた各種グッズ販売も
- 麻浦駅より徒歩5分
その3:お土産の買い物にも困らない
お土産を買うために地元のスーパーを利用する方も多いでしょう。韓国ならではのお菓子や食品などが揃っておりバラマキ土産にぴったりです。
近くにスーパーがあるとホテルへ帰る前に寄れて便利ですね。韓国を代表する有名大型スーパーというとロッテマート・イーマートが挙げられますが、孔徳駅の前にはイーマート麻浦店があります。
エスカレーターで地下2階に行くと食品売り場が広がっており、韓国の定番お土産のキムチ・韓国海苔・お菓子・ラーメンなどがたくさんあります。
その4:優良ホテルが増えている
麻浦エリアは近年ホテルの開業が相次いでいることもあり、宿泊地として注目を集めている側面があります。しかも安心して泊まれる優良ホテルが多く、ホテル選びがしやすいのも特徴です。
- ロイネットホテルソウル麻浦
- ★★★★
- 2022年OPEN
- 麻浦駅より徒歩4分
- ソウルガーデンホテル
- ★★★★
- 1979年OPEN
- 孔徳駅より徒歩8分
- グラッド麻浦
- ★★★★
- 2018年OPEN
- 孔徳駅より徒歩2分
- 新羅ステイ麻浦
- ★★★★
- 2015年OPEN
- 孔徳駅より徒歩1分
- ロッテシティホテル麻浦
- ★★★
- 2009年OPEN
- 孔徳駅より徒歩3分
その5:ソウル駅都心空港ターミナルへ行きやすい
ソウル駅都心空港ターミナルはソウル駅で事前にチェックインができる場所です。仁川空港に行く前にソウル駅で手荷物預けから出国審査まで済ませることができるので、ソウルでの滞在時間を少しでも長くしたい方におすすめです。
帰国日の朝にソウル駅に立ち寄ってから観光に出発するのが一般的。ソウル駅都心空港ターミナルは空港鉄道A’REXのソウル駅構内の地下2階にあるため、空港鉄道A’REXでソウル駅へアクセスすると到着が早いです。
麻浦エリアに宿泊する場合、最寄りの孔徳駅から空港鉄道A’REXに乗車すると1駅でソウル駅へ到着します。空港鉄道A’REXの構内にあるので到着してからもすぐに移動できます。
一方、明洞や東大門エリアなどに宿泊しているとどうしても地下鉄を使うことになります。地下鉄のソウル駅からだとソウル駅都心空港ターミナルへ向かうのがかなり大変で、迷子になってしまったという声もちらほら。その点で麻浦エリアへの宿泊がおすすめできるのです。
麻浦エリアのおすすめホテル
最後に麻浦区でおすすめのホテルをご紹介します。今回ご紹介するホテルは「ロイネットホテルソウル麻浦」。ダイワロイネットホテルズが初めて海外へ出店したホテルで、日系ホテルのためスタッフは全員日本語対応可能です。
空港リムジンバスのバス停からすぐ
麻浦駅ソウルガーデンホテル停留所から徒歩4分という立地で、仁川空港からのアクセスが抜群です。空港鉄道A’REXの孔徳駅からも徒歩4分ほどなので、鉄道でもバスでも乗り換えなくアクセスできるのがうれしいですね。
客室はバス・トイレ別
客室はダブル・ツインを中心に多種多様なタイプを用意しています。また、どの客室もバス・トイレ別。バスルームはバスタブと洗い場がきちんとあり、日本人に使いやすい仕様になっています。
WOW EXCHANGE設置
ホテルのロビーにはWOWPASSの機械が設置されているので、出発前に簡単にチャージできて便利です。
まとめ
麻浦エリアへの宿泊がおすすめできる理由をご紹介してきました。毎回明洞や東大門エリアに宿泊している方は一度麻浦エリアへの宿泊を体験してみてはいかがでしょうか。