ニューヨーク旅行で外せない展望台、5つもあると選ぶのに迷いませんか?この記事では、エンパイア、トップ・オブ・ザ・ロック、ワンワールド、エッジ、サミットを、最高の夜景・料金・チケット・個性で徹底比較!あなたの旅に最適なおすすめを解説します。
ニューヨークの5大展望台とは?基本データと違い

ニューヨークの代表的な展望台はクラシックなものから体験型まで多岐にわたります。まずは各展望台がどのような場所にあり、何が違うのか、基本情報を把握しましょう。最新のサミットやエッジを含めた5つの特徴を知ることが失敗しない展望台選びの第一歩です。
各展望台の基本情報と特徴を一挙にご紹介

| 展望台名 | エリア | 特徴 | 高さ(目安) |
|---|---|---|---|
| エンパイア | ミッドタウン | NYの象徴。歴史的な屋外展望台。 | 約320m |
| トップ・オブ・ザ・ロック | ミッドタウン | エンパイアが映える最高の夜景。 | 約260m |
| ワンワールド | ダウンタウン | 西半球で最も高い屋内展望台。 | 約382m |
| エッジ | ハドソンヤード | 100階の屋外デッキでスリル体験。 | 約345m |
| サミット | ミッドタウン | 鏡張りのフロアで新感覚アート体験。 | 約310m |
ニューヨークにはレガシーを誇るエンパイアから、2020年代にオープンしたエッジやサミットといった最新のアート体験型展望台まで個性豊かな5大スポットがあります。
特に、トップ・オブ・ザ・ロックはロックフェラーセンターからエンパイアステートビルとセントラルパークを一望できる立地の良さが人気の秘訣です。一方、ワンワールドは9.11の跡地に建つ、屋内型としては圧倒的な高さを誇ります。基本情報を知ることでどの展望台が自分の旅の目的に合っているかが見えてくるでしょう。
最新サミット・エッジ体験型展望台の魅力

サミット・ワン・ヴァンダービルトとエッジは、単に景色を見るだけでなく、訪れること自体がアトラクションとなる最新鋭の展望台です。サミットは反射する鏡張りの床や壁、ガラスのエレベーターなど非日常的な空間で光とアートが融合した体験を提供し、どこを切り取っても「映える」写真が撮れます。

| 名前 | サミット・ワン・ヴァンダービルト |
|---|---|
| 住所 | 45 E 42nd St, New York |
| 電話番号 | (877)682-1401 |
| 営業時間 | 9:00~24:00 |
| 休業日 | なし |
| 入場料 | 大人:$42.00 小人:$36.00 |
| アクセス | 地下鉄S4567 グランドセントラル 42ストリート駅直結 |
| 周辺の観光地 | グランドセントラル駅 五番街 クライスラービル ニューヨーク公共図書館 ブライアントパーク など |
| 公式サイト | https://summitov.com/ |
対して、エッジはビルから突き出たユニークな屋外デッキが特徴で、スリルと遮るもののない景色を楽しめます。特に、ガラス張りの床を覗き込む体験は他の展望台では味わえないものです。これら最新の2つは従来のクラシックな展望台とは一線を画す、「体験」と「景色」を同時に求める観光客から絶大な人気を集めています。ニューヨークの最新トレンドを肌で感じたいならこの2つは外せません。
| 名前 | エッジ |
|---|---|
| 住所 | 30 Hudson Yards, New York |
| 電話番号 | (332)204-8500 |
| 営業時間 | 10:00~22:00 |
| 休業日 | なし |
| 入場料 | 大人:$36 小人:$31 シニア:$34 ※シティ・クライム $185 |
| アクセス | 地下鉄7 34ストリート – ハドソンヤーズ駅より徒歩3分 |
| 周辺の観光地 | ハドソンヤーズ ベッセル ハイライン マディソンスクエアガーデン など |
| 公式サイト | https://www.edgenyc.com/ja |
最高の夜景を見るならどこ?絶景の視点を徹底比較

ニューヨークの夜景は世界一とも言われますが、どの展望台から見るかで景色は全く異なります。あなたのイメージする最高の夜景がどの展望台にあるのか、具体的な視点の違いで徹底比較し、夜景鑑賞に失敗しないための選び方をご紹介します。
エンパイアステートビルが見える最高夜景

「これぞニューヨーク」という王道の夜景を楽しみたいなら、夜景鑑賞の視点にエンパイアステートビルの雄姿を含めるべきです。この条件を満たす最高のスポットは、ずばりトップ・オブ・ザ・ロックです。ロックフェラーセンターの展望台から見るエンパイアステートビルはライトアップされた姿が真正面に見え、手前に広がるミッドタウンの摩天楼とのコントラストが息をのむ美しさです。
一方、サミットからもこの景色は近い距離で楽しめますが、トップ・オブ・ザ・ロックの方がより開けた視界で、エンパイアを主役に捉えることができます。伝統的なNYのシンボルを背景に記念撮影したいなら、トップ・オブ・ザ・ロックを選ぶのが最も失敗のない選択と言えるでしょう。
| 名前 | トップ・オブ・ザ・ロック |
|---|---|
| 住所 | 30 Rockefeller Plaza, New York |
| 電話番号 | (212)698-2000 |
| 営業時間 | 9:00~24:00 ※時期により異なる |
| 休業日 | なし |
| 入場料 | 大人:$40~$55 小人:$34~$49 シニア:$38~$53 |
| アクセス | 地下鉄BDFM 47-50ストリート ロックフェラーセンター駅より徒歩すぐ |
| 周辺の観光地 | 五番街 ニューヨーク近代美術館 セントパトリック大聖堂 ラジオシティミュージックホール など |
| 公式サイト | https://www.rockefellercenter.com/ |
| 名前 | エンパイアステートビル |
|---|---|
| 住所 | 20 W 34th St., New York |
| 電話番号 | (212)736-3100 |
| 営業時間 | 8:00~26:00 ※時期により異なる |
| 休業日 | なし |
| 入場料 | 86階のみ 大人:$44.00 小人:$38.00 シニア:$42.00 102階と86階 大人:$79.00 小人:$73.00 シニア:$77.00 |
| アクセス | 地下鉄BDFMNQR 34丁目ヘラルドスクエア駅より徒歩2分 |
| 周辺の観光地 | 五番街 ブライアントパーク マディソンスクエアガーデン など |
| 公式サイト | https://www.esbnyc.com/ |
自由の女神やダウンタウンの夜景なら

ダウンタウンエリアの夜景、特にハドソン川越しに輝く自由の女神やブルックリン方面の景色を楽しみたいなら、展望台の立地が重要になります。この視点で最も優れているのがワンワールド展望台です。ダウンタウンの再開発エリアに位置するため、他の展望台からは遠い自由の女神やニュージャージー州側の夜景をクリアに見渡すことができます。
また、エッジもハドソン川に面していますが、自由の女神はやや遠景となります。ワンワールドの窓からは金融街のきらめきとニューヨーク湾に浮かぶ自由の女神の姿を同時に堪能できます。ダウンタウンや水辺の夜景を求めるなら、他のミッドタウンの展望台ではなくワンワールドを選ぶのが最適解です。

| 名前 | ワンワールド展望台 |
|---|---|
| 住所 | One World Trade Center, 285 Fulton St, New York |
| 電話番号 | (212)602-4025 |
| 営業時間 | 10:00~19:00 ※時期により異なる |
| 休業日 | なし |
| 入場料 | 大人:$44.00 小人:$38.00 シニア:$42.00 |
| アクセス | 地下鉄E ワールドトレードセンター駅より徒歩1分 |
| 周辺の観光地 | グラウンドゼロ 911メモリアルミュージアム 自由の女神 ウォール街 など |
| 公式サイト | https://www.oneworldobservatory.com/ |
写真映えする最新展望台の夜景はどうか

最新のサミットとエッジの夜景は従来の「景色を見る」に加えて「空間体験」が付加されているため、ユニークな写真が撮れるのが魅力です。サミットでは鏡張りの空間に夜の光が無限に反射し、幻想的でアート作品のような写真を撮ることができます。展望台自体が主役となるため、人物を絡めたSNS映えする写真を目指すなら最高の環境です。
エッジは屋外デッキのコーナー部分からミッドタウンの夜景に吸い込まれるような構図の写真が撮れます。夜景が背景の一部ではなく、自分自身がその摩天楼の一部になったようなダイナミックな写真を残したい方におすすめです。
屋内と屋外の夜景体験の違いを比較解説

夜景鑑賞の快適さや開放感は、屋内か屋外かで大きく変わります。
- 屋外(エンパイア、トップ・オブ・ザ・ロック、エッジ)
- 風を感じながらガラスや柵越しではない開放感あふれる夜景を楽しめます。特にトップ・オブ・ザ・ロックは屋外エリアが広く人気の理由の一つです。ただし、冬は寒く悪天候時は濡れる可能性があります。
- 屋内(ワンワールド、サミット)
- 冷暖房が効いた快適な空間で、天候を気にせず夜景を楽しめます。ワンワールドは全天候型で安心ですが、窓ガラス越しの鑑賞となります。サミットは屋内ながらも鏡の反射を利用した開放的な錯覚を楽しめます。
料金とチケットでお得に回る!最安値はどれ?

ニューヨークの展望台のチケットは高価なため、料金やチケットの選択は旅の予算に大きく影響します。ここでは、各展望台の一般料金を比較し、さらにシティパスなどの割引チケットを利用した場合の最安値ルートを解説します。
展望台ごとの一般料金と割引チケットを比較

各展望台の基本的な入場料(一般チケット、大人1名、税抜目安)は以下の通りです。料金は変動するため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
| 展望台名 | 一般チケット料金(目安) | 特徴的なチケット |
|---|---|---|
| エンパイア | 約44ドル~ | 102階展望台へのアップグレード |
| トップ・オブ・ザ・ロック | 約40ドル~ | サンセット時間の割増料金あり |
| ワンワールド | 約44ドル~ | 特別体験付きチケットあり |
| エッジ | 約40ドル~ | シティクライムなどのアトラクション |
| サミット | 約43ドル~ | Ascent(屋外エレベーター)アップグレード |
ご覧の通り、基本料金に大きな差はありませんが、トップ・オブ・ザ・ロックのように時間帯で料金が変わるケースや、サミットやエッジのようにアトラクションで追加料金が発生する場合があります。予算を抑えるなら、追加料金が発生しない基本チケットを選ぶことが重要です。
ニューヨークシティパス利用時の割引率を解説

ニューヨーク旅行で複数の観光地を巡る予定があるなら、ニューヨーク・シティパス(New York CityPASS)やニューヨーク・パス(New York Pass)などの割引パスの利用を検討すべきです。これらのパスは複数の展望台への入場をセット割引で提供しており、一つずつチケットを購入するよりも大幅にお得な最安値になる可能性があります。
例えば、シティパスにはエンパイアとトップ・オブ・ザ・ロックが含まれていることが多く、これら2つを確実に訪れる予定であれば、パスの購入で個別のチケット代を節約できます。特にエンパイアは昼夜2回入場できる特典が付いていることもあり、非常にお得です。

事前予約が必須の人気の高い展望台は?

人気の高い展望台は特に週末やマジックアワーの時間帯は混雑し、入場制限がかかることがあります。サミットやエッジなどの最新スポットは特に人気が高く、事前予約が必須または強く推奨されています。
トップ・オブ・ザ・ロックのサンセット時間帯も非常に混み合います。これらの人気展望台は当日券の購入が難しい、または長時間待つことになるリスクがあるため、旅行の日程が決まり次第できるだけ早くオンラインで日時指定のチケットを予約しましょう。
昼間と夕方で選ぶ!おすすめの訪問時間帯比較

夜景のイメージが強い展望台ですが、昼間や夕方の景色もそれぞれ魅力があります。訪問目的や見たい景色に合わせて、最適な時間帯を選ぶことで、体験の満足度が大きく向上します。
セントラルパークの景色を楽しむなら昼間か

マンハッタンの緑のオアシスであるセントラルパークの全景を美しく捉えたいなら、断然トップ・オブ・ザ・ロックの昼間または日没前がおすすめです。ロックフェラーセンターはパークの南端近くに位置するため、他の展望台よりも公園全体をバランス良く見渡すことができます。
サミットもパークに近いですが、トップ・オブ・ザ・ロックの屋外デッキの開放感と遮るものなくパークを見渡せる視界は群を抜いています。緑が鮮やかな春から秋にかけては、広大なパークの景色を楽しむために、トップ・オブ・ザ・ロックの昼間訪問を予定に入れましょう。
マジックアワーの夕焼けが絶景の展望台

夕焼けが街を黄金色に染め上げるマジックアワー(日没前後)の時間帯は展望台訪問のゴールデンタイムです。この時間帯を狙うなら、エッジとトップ・オブ・ザ・ロックが特に人気です。
エッジは西側のハドソン川に夕日が沈む様子を、屋外デッキから遮るものなく眺められるため、ロマンチックな雰囲気が最高です。トップ・オブ・ザ・ロックは夕焼けに染まるセントラルパークと徐々にライトアップされていくエンパイアステートビルという、二つの絶景を一度に楽しめます。
混雑を避けて景色を楽しむためのベスト時間

人気の展望台で混雑を避けたいなら、オープン直後の早朝や比較的遅い夜の時間帯を狙うのがベストです。特に朝一番の時間は観光客が少なく、ゆっくりと景色を堪能できる穴場の時間帯です。
- 早朝
- 展望台にもよりますが、オープン直後(8時〜9時台)は比較的空いています。
- 夜
- 夜景鑑賞のピーク(日没後すぐ)を避け、21時以降の遅い時間帯を狙うと混雑が緩和される傾向にあります。
【個性で選ぶ】5大展望台のおすすめポイント総評

結局どの展望台を選ぶべきか?旅のスタイル・目的・誰と行くかに合わせて、5大展望台を総評し、あなたに最適な「推し展望台」を決定します。
初めてのNY旅行におすすめの王道展望台は

初めてニューヨークを訪れる方には、トップ・オブ・ザ・ロックかエンパイアステートビルのどちらかを選ぶことを強くおすすめします。特にトップ・オブ・ザ・ロックはNYの象徴であるエンパイアの全景を最も美しく眺められ、セントラルパークの景色も抜群です。
エンパイアはキングコングの舞台となった歴史と重厚感があり、NYのアイコンに立ったという満足感が得られます。どちらも「THE ニューヨーク」を体感できる王道であり、まず外すことのない選択です。
スリルとアトラクション重視の人に最適なのは

単なる景色鑑賞だけでなく「体験」や「スリル」を求める旅行者には、エッジとサミットの最新型展望台が最適です。
- エッジ
- ビルから突き出た屋外デッキ、ガラスの床、シティクライムなどのスリル満点のアトラクションは、思い出に残る体験を提供します。
- サミット
- 鏡面空間・ガラスのエレベーターなどアートと錯覚を利用した非日常空間は、友達との旅行やSNSでのシェアを重視する方に最適です。
快適な室内で夜景を楽しみたい人向け展望台

寒さや雨などの天候を気にせず、快適な室内でじっくりと夜景を楽しみたい方には、ワンワールド展望台が最もおすすめです。西半球で最も高いビルに位置するワンワールドは、最新のデジタル技術と組み合わせた体験を提供し、全天候型の屋内から360度のパノラマ夜景を楽しめます。
サミットも屋内型ですが、展示要素が強いため、純粋に「景色」を静かに楽しみたいならワンワールドが快適性で優位にあります。
展望台訪問前に知るべき注意点とQ&Aまとめ

最後に、展望台の体験をより快適にするための実用的な注意点とよくある質問をまとめます。
服装や持ち物など訪問時の注意点を解説

特に屋外展望台(エッジ、トップ・オブ・ザ・ロック、エンパイア)を訪れる際は、季節に関わらず防寒対策をしっかりしましょう。地上と展望台では風の強さや体感温度が大きく異なります。
また、サミットの鏡張りフロアはスカートやワンピースだと反射で映り込みやすいので、ズボンなどの着用をおすすめします。大きな荷物は持ち込み制限がある場合が多いので事前に公式サイトで確認しましょう。

展望台の混雑状況とベストな時間帯とは

どの展望台も週末の午後やサンセット(マジックアワー)の時間帯は非常に混雑します。混雑を避けるためにはオープン直後の早朝や平日の夜(21時以降)を狙うのがおすすめです。
また、人気のエッジやサミットは土日祝日は時間指定の事前予約がほぼ必須です。訪問する曜日の混雑状況を事前に調べ、早めのチケット確保を心がけましょう。
まとめ
ニューヨーク5大展望台はそれぞれ異なる魅力と個性を持っています。最高の夜景を求めるのか、お得な料金・チケットを重視するのか、最新のアトラクションを体験したいのか、目的を明確にして選べばあなたの旅は格段に充実します。この記事の比較情報を参考に、後悔のないニューヨークの絶景体験を成功させてください!


