ソウルでホテルを探していると、「ユニットバスではなく、バストイレ別がいい」「洗い場付きのお風呂があるホテルに泊まりたい」と感じる人は多いはずです。特に日本のお風呂に慣れている人にとっては、バスルームのつくりが宿選びの大きなポイントになりますよね。
この記事では、元旅行会社社員で何度もソウルに通っている私が、明洞・麻浦・江南を中心に、バストイレ別で使いやすいホテルと、大浴場付きで快適に過ごせるホテルを厳選して紹介します。
それぞれのホテルの特徴だけでなく、韓国ホテルのバスルーム事情、エリア別の選び方、予約時に見落としがちな注意点まで整理しました。この記事を読めば、お風呂で後悔しないソウルのホテル選びができるようになります。
この記事でわかること
- バストイレ別・大浴場付きホテル厳選5軒
- 韓国ホテルのバスルーム事情と選び方
- エリア別の使い分けと予約時の注意点
結論:お風呂重視なら日系ホテルが確実

先に結論からお伝えします。ソウルでお風呂の快適さを重視するなら、日系ホテルを選ぶのが最も確実です。韓国のお手頃価格帯のホテルはシャワーのみの部屋が主流で、バストイレ別はまだ少数派。その中で日系ホテルは、日本人の「湯船に浸かりたい」というニーズをわかった上で設計されているからです。
具体的なおすすめは次のとおりです。
- 部屋で洗い場付きのお風呂に入りたい人:
- ホテルグレイスリーソウル(明洞)
- ソラリア西鉄ホテルソウル明洞(明洞)
- ロイネットホテルソウル麻浦(麻浦)
- 大浴場でゆっくり温まりたい人:
- ドーミーインSEOUL江南(江南)
- イビスアンバサダーソウル明洞(明洞)
私自身、グレイスリー・ソラリア・ロイネット麻浦・ドーミーイン江南の4軒には実際に宿泊しましたが、どのホテルも水回りのストレスがなく、日本のホテルと同じ感覚で過ごせました。ここからは早見表で全体を比較したあと、1軒ずつ詳しく紹介していきます。
バストイレ別・大浴場付ホテル早見表

ソウルでお風呂の快適さを重視してホテルを選ぶなら、「部屋で洗い場付きのバスルームを使いたい」のか、「大浴場があれば十分」なのかを先に分けて考えると選びやすくなります。まずは以下の比較表で、自分に合いそうなホテルを絞ってみてください。
| ホテル名 | エリア | お風呂タイプ | 宿泊料金目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ホテルグレイスリーソウル | 明洞 | バストイレ別・洗い場付き | 1泊約14,000円〜 | 日本のお風呂に近い使い勝手を重視する人 |
| ソラリア西鉄ホテルソウル明洞 | 明洞 | バストイレ別・洗い場付き | 1泊約20,000円〜 | 明洞滞在で移動を減らしたい人 |
| ロイネットホテルソウル麻浦 | 麻浦 | バストイレ別・洗い場付き | 1泊約16,000円〜 | 空港アクセスと落ち着きを重視する人 |
| ドーミーインSEOUL江南 | 江南 | 大浴場付き | 1泊約13,000円〜 | 部屋風呂より大浴場・サウナ重視の人 |
| イビスアンバサダーソウル明洞 | 明洞 | 大浴場付き | 1泊約12,000円〜 | 明洞の利便性と大浴場を両立したい人 |
大きく分けると、部屋でゆっくり洗い場付きのお風呂を使いたい人は上3つ、大浴場があるホテルを選びたい人は下2つが候補になります。ここからは、なぜソウルでバストイレ別のホテルが貴重なのか、韓国のホテル事情から順に見ていきましょう。
韓国ホテルのバスルーム事情と選び方

ホテル紹介の前に、韓国のバスルーム事情を簡単に押さえておきましょう。ここを知っておくと、予約サイトの写真や説明文から「当たりの部屋」を見分けられるようになります。
韓国はシャワーのみのホテルが主流
韓国では自宅にバスタブがない家庭も多く、シャワーで済ませる文化が一般的です。そのためお手頃価格帯のホテルでは、バスタブなし・シャワーのみの客室が主流。バスタブがあってもトイレと同じ空間にあるユニットバスで、シャワーカーテンすらない部屋も珍しくありません。
床がびしょ濡れになるバスルームに驚いた、という声は韓国旅行の定番の失敗談です。5つ星クラスの高級ホテルならバストイレ別も見つかりますが、1泊1〜2万円台で探すとなると選択肢は一気に絞られます。
バストイレ別と洗い場付きの違い
ホテル探しでは「バストイレ別」と「洗い場付き」を分けて考えるのがポイントです。似ているようで、快適さが大きく違います。
- バストイレ別:トイレとバスルームが別の空間に分かれている状態。ただしバスタブの外に洗い場があるとは限らない
- 洗い場付き:バスタブの横に体を洗うスペースがある、日本の住宅と同じつくり。湯船にお湯を張ったまま体を洗える
「バストイレ別」とだけ書かれた部屋は、バスタブ内で立ってシャワーを浴びるタイプの可能性があります。日本のお風呂と同じ感覚で使いたいなら、洗い場付きかどうかまで確認するのがおすすめです。
迷ったら日系ホテルを選ぶのが確実
洗い場付きバスルームや大浴場を備えたソウルのホテルは、実はそのほとんどが日系です。藤田観光のグレイスリー、西鉄のソラリア、ダイワロイネット、ドーミーインと、日本でおなじみのチェーンがソウルに進出しており、日本人の入浴スタイルを前提に設計されているのが最大の強みです。
ウォシュレット付きトイレや日本語対応スタッフなど、水回り以外の安心感も含めて、迷ったら日系ホテルを選んでおけば失敗しにくいですよ。
洗い場付きバスルーム完備のホテル3選

まずは、部屋のお風呂にこだわりたい人向けのホテルからです。ここで紹介する3軒はいずれも全室バストイレ別で、洗い場付きバスルームを完備。お手頃価格帯でこの条件を満たすホテルは、ソウルでも本当に貴重です。
【明洞】ホテルグレイスリーソウル

ホテルグレイスリーソウルは明洞から徒歩圏内、南大門市場からは徒歩2分という好立地にある日系ホテルです。藤田観光が運営しているだけあって、日本人の過ごしやすさへのこだわりを随所に感じます。
全室にトイレと独立したバスルームを完備しており、バスタブの横にはしっかり洗い場があります。私が宿泊したときも、シャワーの水圧や排水に不満はなく、自宅と同じ感覚で湯船に浸かれました。歩き回った日の疲れの取れ方が全然違うので、観光メインの旅程にこそおすすめしたいホテルです。
実際の宿泊レポートはこちらの記事で詳しく紹介しています。

| ホテル | ホテルグレイスリーソウル |
|---|---|
| ホテルランク | ★★★ |
| 住所 | ソウル特別市中区世宗大路12ギル12 |
| 電話番号 | 02-6936-0100 |
| チェックイン チェックアウト | 15:00 12:00 |
| 宿泊料金目安 | 1泊 約14,000円から |
| アクセス | 地下鉄1/2号線「市庁」駅7番出口より徒歩3分 |
| 公式サイト | https://gracery.com/seoul/ |
【明洞】ソラリア西鉄ホテルソウル明洞

ソラリア西鉄ホテルソウル明洞は、明洞エリアで日本人に最も人気があると言っても過言ではない日系ホテルです。明洞の繁華街の中にあるため、夜遅くまで遊んでもすぐに帰れるのが便利ですね。
全室バストイレ別で、バスルームには洗い場も完備。日本の住宅とほぼ同じつくりです。トイレは安心のTOTO製でウォシュレットも付いています。私が宿泊したときも、明洞で夜遅くまで食べ歩きしたあとにゆっくり湯船に浸かれるのが本当に快適でした。繁華街のど真ん中なのに、部屋に戻れば日本のお風呂がある安心感は格別です。人気ホテルなので、旅行日程が決まったら早めの予約をおすすめします。
| ホテル | ソラリア西鉄ホテルソウル明洞 |
|---|---|
| ホテルランク | ★★★ |
| 住所 | ソウル特別市中区明洞8ギル27 |
| 電話番号 | 02-2-773-1555 |
| チェックイン チェックアウト | 15:00 12:00 |
| 宿泊料金目安 | 1泊 約20,000円から |
| アクセス | 地下鉄4号線「明洞」駅8番出口より徒歩3分 |
| 公式サイト | https://solaria-seoul.nnr-h.com/ |
【麻浦】ロイネットホテルソウル麻浦

ロイネットホテルソウル麻浦は、孔徳駅と麻浦駅からそれぞれ徒歩4分のところにある日系ホテルです。日本でおなじみのダイワロイネットホテルズ系列で、空港リムジンバスの停留所もすぐそばにあるため、仁川空港からのアクセスの良さは今回紹介する5軒の中でも随一です。
全室バストイレ別で、オーバーヘッドシャワーまで完備している充実ぶり。私が泊まった際は、脱衣スペースがきちんと分かれていることに感動しました。濡れずに着替えられるのは、当たり前のようで韓国では貴重です。明洞の喧騒から離れて落ち着いて過ごしたい人にもぴったりですよ。
宿泊時の詳しいレポートはこちらにまとめています。

| ホテル | ロイネットホテルソウル麻浦 |
|---|---|
| ホテルランク | ★★★★ |
| 住所 | ソウル特別市麻浦区麻浦大路67 |
| 電話番号 | 02-3702-0300 |
| チェックイン チェックアウト | 15:00 12:00 |
| 宿泊料金目安 | 1泊 約16,000円から |
| アクセス | 「孔徳」駅「麻浦」駅より徒歩4分 |
| 公式サイト | https://www.daiwaroynet.jp/seoulmapo/ |
大浴場でゆっくり温まれるホテル2選

続いては、大浴場のあるホテルです。部屋のお風呂は最低限でいいから、大きな湯船で足を伸ばして温まりたいという人はこちらの2軒をチェックしてください。特に冬のソウルは氷点下まで冷え込むので、大浴場のありがたみが身に沁みます。
【江南】ドーミーインSEOUL江南

大浴場のあるビジネスホテルとして日本で絶大な人気を誇るドーミーイン。その韓国1号店が、江南の新論峴駅から徒歩5分という好立地にあります。
日本の温泉旅館をイメージした大浴場にはサウナや壺風呂まであり、海外にいることを忘れるほどホッとできる空間です。私も実際に宿泊しましたが、観光で歩き疲れた夜に大浴場で温まり、名物の夜鳴きそばの無料サービスで締める流れは日本のドーミーインそのもの。「明洞はホテル代が高いから」と江南まで候補を広げた結果でしたが、大満足の滞在でした。
なお、ソウル市内にはもう1店舗、仁寺洞にドーミーインEXPRESS SEOUL仁寺洞があります。こちらも大浴場完備で、高温ドライサウナや水風呂も楽しめますよ。
大浴場や客室の詳細は宿泊記で写真付きで紹介しています。

| ホテル | ドーミーインSEOUL江南 |
|---|---|
| ホテルランク | ★★★★ |
| 住所 | ソウル特別市江南区奉恩寺路134 |
| 電話番号 | 02-548-5489 |
| チェックイン チェックアウト | 15:00 11:00 |
| 宿泊料金目安 | 1泊 約13,000円から |
| アクセス | 地下鉄9号線「新論峴」駅4番出口より徒歩5分 |
| 公式サイト | https://dormy-hotels.com/dormyinn/hotels/gangnam/ |
【明洞】イビスアンバサダーソウル明洞
イビスアンバサダーソウル明洞は明洞の中心に位置し、乙支路入口駅から徒歩2分の好立地にあるホテルです。リーズナブルな価格設定で、観光にもビジネスにも使いやすいと評判です。
注目したいのは、宿泊者が無料で利用できる大浴場があること。明洞で買い物や食べ歩きを満喫したあと、そのままホテルの大浴場で疲れを癒せるのは大きな魅力です。明洞を一望できる最上階19階のレストラン「ラ・ターブル(La Table)」も人気ですよ。
ibisグループはソウル市内に5店舗を展開しており、イビススタイルズアンバサダーソウル江南以外の4店舗はすべて大浴場を備えています。中でもイビススタイルズアンバサダーソウル明洞は、20階に露天風呂&サウナがあるユニークな存在です。
| ホテル | イビスアンバサダーソウル明洞 |
|---|---|
| ホテルランク | ★★★ |
| 住所 | ソウル特別市中区南大門路78 |
| 電話番号 | 02-6361-8888 |
| チェックイン チェックアウト | 14:00 12:00 |
| 宿泊料金目安 | 1泊 約12,000円から |
| アクセス | 地下鉄2号線「乙支路入口」駅6番出口より徒歩2分 |
| 公式サイト | https://all.accor.com/hotel/6317/index.ja.shtml |
明洞・麻浦・江南どのエリアに泊まる?

今回紹介した5軒は、明洞・麻浦・江南の3エリアに分かれています。ホテル単体のスペックだけでなく、どのエリアが自分の旅のスタイルに合うかも合わせて考えると、より満足度の高い滞在になりますよ。
明洞:初めてのソウルや買い物重視に
明洞はソウル観光の中心地で、コスメショップや飲食店、屋台がぎっしり集まるエリアです。初めてのソウル旅行なら、まず明洞を選んでおけば間違いありません。買い物で荷物が増えてもすぐホテルに戻れますし、Nソウルタワーへも徒歩圏内です。
グレイスリー・ソラリア・イビスの3軒が明洞エリアの選択肢。夜まで明洞で遊び倒したいならソラリア、大浴場も欲しいならイビス、という選び分けができます。
麻浦:空港アクセスと静かさを重視に
麻浦・孔徳エリアは、空港鉄道A’REXやリムジンバスでの仁川空港アクセスが抜群のエリアです。オフィス街なので夜は落ち着いており、地元の人が通う焼肉店や食堂も豊富。観光客だらけの雰囲気が苦手な人に向いています。
ロイネットホテルソウル麻浦なら、孔徳駅から空港鉄道1本で仁川空港へ。早朝便・深夜便を使う旅程とも相性抜群です。
江南:リピーターや大浴場重視に
江南はソウルの南側に広がる高級エリアで、K-POP事務所や美容クリニック、おしゃれなカフェが集まっています。明洞より宿泊費を抑えられるケースも多く、2回目以降のソウル旅行で新しい街を開拓したい人におすすめです。
ドーミーインSEOUL江南は、そんな江南で日本式の大浴場に浸かれる貴重な存在。カロスキルや狎鴎亭方面の観光とも組み合わせやすいですよ。
エリア選びをもっと詳しく比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

予約前に知っておきたい注意点

最後に、バストイレ別・大浴場付きホテルを予約するときに見落としがちなポイントを3つ紹介します。ここを押さえておかないと、「バストイレ別のはずだったのに」という失敗につながるので要チェックです。
部屋タイプでバスタブ有無が変わる
同じホテルでも、部屋タイプによってバスタブの有無や洗い場の有無が異なるケースがあります。スタンダードルームはシャワーのみで、デラックス以上からバスタブ付き、というパターンは韓国のホテルでは珍しくありません。
予約サイトでは、部屋タイプごとの設備欄に「バスタブ」「浴槽」の記載があるかを必ず確認しましょう。客室写真でバスルームのつくりをチェックするのも有効です。今回紹介した洗い場付き3軒は全室バストイレ別なので、その点でも安心して選べます。
大浴場の利用時間とルールを確認
大浴場は24時間使えるわけではなく、深夜〜早朝はクローズする時間帯があります。観光から戻る時間が遅くなりそうな日は、利用時間を事前に確認しておきましょう。また、タオルの持ち込みルールや、タトゥーがある場合の利用可否もホテルによって異なります。
混雑を避けたいなら、夕食前の時間帯が狙い目です。チェックイン直後や22時前後は混みやすい傾向があります。
料金は時期で大きく変動する
本記事の宿泊料金はあくまで目安です。ソウルのホテル代は、桜シーズンの春や紅葉の秋、年末年始などの繁忙期には1.5〜2倍近くまで上がることもあります。逆に冬の閑散期は狙い目で、大浴場付きホテルの魅力が最も活きる季節でもあります。
人気の日系ホテルは日本人旅行者の予約で早く埋まるため、日程が決まったら早めに料金をチェックしておくのがおすすめです。
バストイレ別ホテルのよくある質問

ソウルのバストイレ別・大浴場付きホテルについて、よくある質問をまとめました。
まとめ:お風呂で選ぶソウルのホテル
ソウルでバストイレ別のホテル、大浴場があるホテルを紹介してきました。最後にもう一度、選び方のポイントを整理します。
- 部屋で洗い場付きのお風呂に入りたいなら、グレイスリー・ソラリア・ロイネット麻浦の3軒
- 大浴場でゆっくり温まりたいなら、ドーミーイン江南・イビス明洞の2軒
- 韓国はシャワーのみが主流なので、部屋タイプごとのバスタブ有無まで確認するのが失敗しないコツ
どれも定評のあるホテルばかりなので、安心して泊まれます。旅の疲れをしっかり癒して、翌日も元気にソウルの街を楽しんでくださいね。
滞在エリアからじっくり検討したい方は、こちらの記事もどうぞ。



