台北観光のハイライトといえば、活気あふれる夜市。その中でも、最大規模を誇る「士林夜市」と美食の聖地として知られる「寧夏夜市」は、必ずと言っていいほど候補に挙がる二大巨頭です。しかし、この2つの夜市は楽しみ方が全く異なります。
「とにかく広くて、買い物もゲームも楽しみたい」 「歩く距離は短く、とにかく美味しいものだけを効率よく食べたい」
今のあなたの気分はどちらでしょうか?かつての「夜市=暑くて少し不衛生」というイメージを覆す最新の設備情報から地元っ子が愛してやまない伝統の味まで、両者を徹底的に比較します。
士林vs寧夏:どっちが正解?

まずは、両者の特徴をリピーター目線で徹底比較。一目でわかる比較表を作成しました。
| 項目 | 士林夜市 | 寧夏夜市 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 遊び・買い物・体験 | ガチの食べ歩き |
| 環境 | 冷房あり(地下)・清潔 | 屋外のみ・活気重視 |
| 滞在時間 | 2〜3時間(たっぷり) | 1時間(サクッと) |
| 歩く量 | 多い(迷路のよう) | 少ない(直線のみ) |
| 混雑の質 | 広場や地下で分散する | 一本道に密集する |
| 難易度 | 初心者・家族・グループ | 食べ歩き上級者・一人旅 |
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士林夜市:快適な巨大パーク

「士林はもう卒業した」というリピーターにこそ体験してほしいのが、生まれ変わった士林市場の姿です。もはや古い夜市ではなく、最新の投資によってハイブリッドな観光地へと進化しています。
1億元を投じた地下美食街
2025年のリニューアルにより、士林市場の地下1階は日本のデパ地下やフードコートに近い清潔感を手に入れました。
- 冷房完備の快適空間
- 台北のうだるような熱気や突然のスコールも関係なし。夏場でも汗をかかずに食事が楽しめます。
- 約600席の共有スペース
- 35店舗もの精鋭が集結。家族や友人とバラバラのお店で好きなものを買い、一つのテーブルでシェアできるのが最大の利点です。
- 空気のクオリティ
- 最新の排気システムにより、夜市特有の油のにおいや臭豆腐の強烈な香りが大幅に軽減されました。
グルメ・買い物・遊びの宝庫
地上エリアは食後も飽きさせないエンターテインメントが深夜まで続いています。
- 巨大フライドチキンの聖地
- 名物「豪大大雞排」はもちろん、近年はスパイスにこだわった新店舗が競い合い、クオリティが底上げされています。
- 最新のプチプラ雑貨
- iPhoneケースや最新ファッション、お土産に最適な雑貨店が迷路のような路地に並び、宝探し感覚で楽しめます。
- 大人のためのゲーセン
- エビ釣り・風船割り・輪投げなど言葉が通じなくても楽しめるレトロな屋台ゲームが充実。
寧夏夜市:美食家の聖地

士林がテーマパークなら、寧夏夜市は究極の屋外レストランです。全長300mほどに凝縮された美食の密度は、他の追随を許しません。
ミシュランも惚れる職人技
寧夏夜市には派手な看板はなくとも、深夜まで行列が絶えない伝説の屋台が点在しています。
- 伝説のタロイモ団子:ミシュランビブグルマン常連の「劉芋仔」。目の前で巨大なタロイモの塊を丸めるパフォーマンスは圧巻です。
- カキのオムレツ激戦区:産地直送の牡蠣を使った老舗が競い合い、どこで食べてもハズレが少ないのが特徴です。
- 鶏肉飯(ジーロウファン):嘉義名物の鶏肉飯のレベルが台北で最も高いのもここ。鶏油の香ばしさとタレの絶妙なバランスは中毒性があります。
タイパ抜群の直線ルート
広い士林とは対照的に、寧夏は端から端まで歩いても数分。効率を重視する旅には最適です。
- 一本道で迷わない
- 屋台が中央に一直線に並んでいるため、歩きながら次に食べるものを品定めするのが非常に楽です。
- 環境への配慮
- 台北で初めて「エコ夜市」を打ち出し、マイ箸の推奨や油煙のカットなど、清潔感のある運営が地元っ子からも支持されています。
失敗しない夜市の攻略術

夜市はただ行けば楽しめる場所ではありません。リピーターでも「そこまでは知らなかった」と思えるレベルの実践的なハックを伝授します。
MRTでスマートに移動
どちらの夜市も、最寄り駅の出口選びが明暗を分けます。
- 士林は「剣潭駅」が鉄則
- 名前につられて「士林駅」で降りると、メインエリアまで10分以上歩くことになります。出口1を出てすぐの「剣潭駅」を利用しましょう。
- 寧夏は「中山駅」からアプローチ
- 最短は雙連駅ですが、再開発で洗練された中山エリアからおしゃれなショップを覗きながら歩くのが今のリピータースタイルです。
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トイレと手洗いの安心スポット
- 士林は「地下市場」へ
- 2025年のリニューアルで最も進化したのがトイレです。夜市エリアで最も新しく、清掃が行き届いています。
- 寧夏は「近隣コンビニ」を活用
- 一本道でトイレが限られるため、民生西路側の公共トイレやイートイン付きのコンビニの場所を事前に把握しておきましょう。
アルコール除菌シートは必須。食べる前と座る前にテーブルを拭くのが台湾通です。
支払いと持ち物の最新事情
キャッシュレス化が進んでいますが、老舗屋台は依然として現金のみが多いです。1,000元札はお釣りがないと断られることもあるため、100元札や小銭を多めに用意しましょう。
台湾では袋が有料(1元)です。ゴミをまとめたり、買った雑貨を運ぶために小さく畳めるバッグがあると便利です。
リピーター裏技「夜市のハシゴ」

実は、士林と寧夏はMRT淡水信義線(赤ライン)で繋がっており、電車で約15分の距離。体力に自信があるなら、一晩で両方を制覇することも可能です。
混雑が激しくなる前に、ミシュラン級のガチ美食を2〜3品サクッと堪能。
中山駅から剣潭駅へ。お腹を落ち着かせるのに丁度いい時間です。
夜の活気がピークに達した士林へ。地上で買い物を楽しみ、小腹が空いたら涼しい地下美食街へ。
まとめ:今のあなたを満足させるのはどっち?
台北の夜市は、歴史ある伝統と1億元を投じたような最新設備が共存する面白い場所です。
- 「遊びも食も、涼しい場所で全部!」なら士林夜市
- 「行列を並んででも、本物の味を!」なら寧夏夜市
今のあなたの目的がはっきりすれば、より満足度の高い台北の夜を過ごせるはずです。ぜひお腹を空かせて出かけてみてください。


