「別府地獄めぐりって正直どうなの?」「行ってもつまらないって聞いたけど本当?」と気になっていませんか。
結論からお伝えすると、別府地獄めぐりは「1回は絶対に行く価値あり」です。ただし、回り方を間違えると満足度がガクッと下がるのも事実。
私は元旅行会社員で添乗業務もしていましたが、実際に自分で別府地獄めぐりに行ってみて「これは事前に知らないと損する」と感じたポイントがいくつもありました。この記事では、忖度なしの本音レビューと、後悔しないための回り方を全部まとめます。
別府地獄めぐりは「1回は行く価値あり」が結論

最初に結論からお話しすると、別府地獄めぐりは別府観光で外せないスポットです。とはいえ「人によって満足度が分かれる」のも本音。期待値を正しく設定しておくと、最大限楽しめます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 満足度 | ★★★★☆(4/5) |
| 所要時間 | 約2〜3時間 |
| 料金 | 共通券 大人2,400円 |
| おすすめ度 | 初めての別府なら必訪 |
| 注意点 | 期待値の調整が必要 |
実際に行って感じた満足度
正直に言うと、行く前は「7つも地獄ってちょっと多くない?」「全部同じような温泉でしょ?」と半信半疑でした。でも実際に巡ってみると、7つそれぞれが全く違う表情を持っていて、想像以上に楽しめたんです。
特に海地獄のコバルトブルーは写真の何倍も鮮やかで、思わず声が出るほど。血の池地獄の真っ赤な熱泥もインパクト抜群でした。「同じ別府でこんなに違う景色が見られるんだ」という発見が、地獄めぐりの本当の魅力だと感じます。
ただし期待しすぎると微妙に感じる
一方で「テーマパーク並みのエンタメ性」を求めると拍子抜けします。基本的には自然の源泉を眺める観光なので、アトラクション的な派手さはありません。
「インスタで見たあの絶景が見たい!」とハードルを上げすぎると、特に天気が悪い日や混雑日は「思ったほどじゃなかった…」となりがち。自然現象をじっくり観察する温泉観光だと理解して行くと、本来の魅力を堪能できます。
観光前に知るべき注意点
満足度を上げるために、行く前に必ず押さえてほしいポイントが3つあります。
- 半日は時間を確保する(最低でも2時間、できれば3時間)
- 海地獄エリアと血の池地獄エリアは離れている(移動手段が重要)
- 真夏と真冬は服装に注意(地獄は屋外移動が多い)
この3つを押さえれば、満足度は確実に上がります。詳しい移動手段はこの後解説していきます。
別府地獄めぐりで後悔しやすい人の特徴

ネット上に「別府地獄めぐり つまらない」というレビューがあるのは事実。実際に行ってみて分かった後悔しやすい人の特徴を3つ紹介します。当てはまる人は、心構えを変えるだけで満足度が変わりますよ。
テーマパーク感覚で行く人
最大の後悔パターンが「派手なアトラクションを期待してしまう人」です。別府地獄めぐりは、あくまで自然の源泉を観光地として整備したスポット。USJや遊園地のような能動的な楽しみ方ではなく、静かに自然を観察するタイプの観光です。
「派手な仕掛けがあるわけじゃないんだな」と理解した上で行くと、コバルトブルーの源泉や、ボコボコ沸騰する熱泥の不思議さに素直に感動できます。
写真映えだけを期待する人
SNSの写真は、晴天・無人・最高のタイミングで撮影されたもの。現実は混雑していて天気も選べないので、「インスタと同じ写真」を期待しすぎると残念に感じます。
私が行った日は薄曇りで、海地獄のブルーも写真より控えめでした。でも実物の迫力や湯気の動きは、写真では伝わらない感動があります。写真より「体験」を楽しむつもりで行くのが正解です。
真夏に徒歩移動を考えている人
別府地獄めぐりで最も後悔するのが、真夏に徒歩で全部回ろうとするパターン。海地獄エリアは坂道が多く、地獄自体が熱気を放っているため、夏場の体感温度はかなり厳しいです。
夏に行くなら車かタクシー必須。冬場でも、雪の日や雨の日は徒歩移動はおすすめしません。気候と移動手段はセットで計画しましょう。
実際に回って分かったおすすめ順ルート

ここからは私が実際に回って「この順番がベスト」と確信したルートを紹介します。海地獄エリア → 血の池地獄エリアの順番が鉄板です。
まずは海地獄から行くべき理由
最初に向かうべきは海地獄。理由は3つあります。
- 駐車場が広く拠点にしやすい(海地獄エリアの中心)
- 見学に時間がかかる人気スポットなので朝のうちに
- お土産屋・売店・カフェが充実していて準備が整う
海地獄は別府地獄めぐりで最大規模かつ最も人気の地獄。朝イチで行くと混雑前にゆっくり見学できますし、共通券もここで購入しておくとスムーズです。
徒歩で回りやすい5つの地獄
海地獄エリアには5つの地獄が密集しており、徒歩でも回れる距離感です。
| 地獄名 | 海地獄からの距離 |
|---|---|
| 海地獄 | 起点 |
| 鬼石坊主地獄 | 徒歩4分 |
| かまど地獄 | 徒歩7分 |
| 鬼山地獄 | 徒歩8分 |
| 白池地獄 | 徒歩10分 |
ただし、海地獄エリアは坂道が多いので注意。途中で車を白池地獄駐車場に移動させると、徒歩疲れを最小化できます。
血の池地獄と龍巻地獄は最後がおすすめ
血の池地獄と龍巻地獄は海地獄エリアから車で約10分離れた場所にあります。この2つは隣接しているので、最後にまとめて回るのがベスト。
特に龍巻地獄は30分に1回しか間欠泉が噴出しないので、到着したらまず次回の噴出時刻を確認しましょう。タイミングを合わせれば、迫力満点のショーが楽しめます。
7つの地獄を本音レビュー

ここからは7つの地獄を実際に巡って感じた忖度なしの本音レビューをお届けします。それぞれの満足度も★で評価しました。
海地獄は満足度が一番高かった

満足度:★★★★★
7つの中でダントツに満足度が高かったのが海地獄。透き通ったコバルトブルーの源泉は、想像していた「温泉」とは全く別の景色でした。温度は98度もあるのに、見た目はまるで南国の海。
カフェの地獄蒸し焼きプリンは絶対食べてほしい一品。なめらかな食感と優しい甘さで、別府の蒸気で蒸し上げた風味が独特です。足湯もあるので、ここだけで30〜40分はあっという間に過ぎます。
かまど地獄は体験系が多い

満足度:★★★★☆
かまど地獄は1丁目から6丁目まで6種類の地獄を一度に楽しめるコスパ最強スポット。コバルトブルー・黄土色・赤色など、見比べが本当に面白いです。
入口の大きな「かまどの鬼」のオブジェも記念撮影の定番。飲泉できる温泉や蒸気の喉吸い体験など、体験系のコンテンツが多いのも魅力です。
鬼山地獄はワニ好き向け

満足度:★★★☆☆
鬼山地獄は別名「ワニ地獄」。温泉熱を利用して約80頭のワニを飼育している、超個性派の地獄です。
正直、ワニに興味がない人にはちょっと物足りないかも…という印象。ただし子供連れには大ヒットで、動物園感覚で楽しめます。「これも地獄めぐりなの?」と思いつつも、温泉熱でワニを育てる発想は別府ならではです。
白池地獄は滞在時間が短め

満足度:★★★☆☆
白池地獄は和風庭園に囲まれた最も落ち着いた雰囲気の地獄。湯は青みを帯びた白色で、しっとりとした趣があります。
ただ規模はそこまで大きくないので、滞在時間は15分程度でサクッと回れます。併設の「熱帯魚館」ではアマゾンの巨大魚ピラルクが見られるので、ちょっと寄り道する感覚で立ち寄りましょう。
鬼石坊主地獄は写真向き

満足度:★★★★☆
灰色の熱泥がボコボコと沸騰する様子が坊主頭に似ていることから名付けられた地獄。動きのある光景なので動画や写真映えします。
「豊後風土記」にも登場するほど歴史が古く、文化的な価値も高い場所。足湯も併設されているので、海地獄を見た後の休憩スポットにぴったりです。
血の池地獄は想像以上に赤い

満足度:★★★★★
「赤い熱泥」と聞いてイメージしていたよりも、実物は本当に真っ赤で衝撃を受けました。日本最古の天然地獄とされており、まさに「地獄」という名前にふさわしい迫力。
血の池地獄から湧き出る粘土で作られた「血の池軟膏」は、皮膚病に効果があると人気のお土産。ここでしか買えないので、ぜひチェックしてみてください。
龍巻地獄は待ち時間に注意

満足度:★★★★☆
龍巻地獄は天然記念物に指定される間欠泉。屋根がなければ約30mも吹き上がるパワーがあります。
ただし約30分〜40分に1回しか噴出しないので、待ち時間が発生することも。到着時にスタッフに次回噴出時刻を必ず確認し、間に合わない場合は血の池地獄を先に見るなど順番を調整しましょう。
別府地獄めぐりの所要時間と効率的な回り方

別府地獄めぐりの所要時間は、移動手段によって大きく変わります。実際に回ってみた感覚を元に整理しました。
全部回るなら2〜3時間必要
7つの地獄を全部回る場合の目安時間がこちらです。
| 移動手段 | 所要時間 |
|---|---|
| レンタカー | 約2〜3時間 |
| 定期観光バス | 約3時間 |
| 路線バス | 約4〜5時間 |
| 徒歩のみ | 半日〜1日 |
足湯や売店、地獄蒸しプリンの休憩などを挟みたい場合は+1時間を見ておきましょう。
車なしでも観光できる
「レンタカーがないと無理?」と心配な方も大丈夫。亀の井バスの定期観光バスを使えば、車なしでも効率的に7つの地獄を巡れます。
- 発着地:別府駅または北浜バスセンター
- 運行:午前・午後の1日2便
- 所要時間:約3時間
- 特徴:ガイドが各地獄を解説してくれる
昭和3年に始まった老舗ツアーで、日本で初めて女性バスガイドが乗務したことでも有名。青鬼ペイントのツノ付きバスもかわいくてSNS映えします。
ただし、自由度を求めるならやはりレンタカーが圧勝。私はスカイチケットレンタカーで最安値を比較して予約しました。全国60社以上のレンタカー会社を比較できるので、地方の格安レンタカーも見つけやすいです。

バス利用なら共通券が便利
路線バスで自力で巡る場合は、亀の井バス「My べっぷFree」という乗り放題チケットがおすすめ。1日券800円・2日券1,600円で、別府市内のバス(一部除く)が乗り放題になります。
地獄めぐり+別府市内観光をセットで楽しむなら、フリーパスのほうが断然お得。バス停は各地獄の目の前にあるので、アクセスはスムーズです。
実際に使った料金・チケット情報

別府地獄めぐりの料金は2025年2月1日に改定されました。古い情報には注意してください。
共通券と単館券はどちらがお得?
共通観覧券と個別観覧券の料金を比較しました。
| チケット種別 | 大人(高校生以上) | 小人(小・中学生) |
|---|---|---|
| 共通観覧券(7ヶ所) | 2,400円 | 1,200円 |
| 個別観覧券(1ヶ所) | 500円 | 250円 |
個別券を5ヶ所購入すると2,500円、7ヶ所だと3,500円。5ヶ所以上回るなら共通券が確実にお得です。共通券は購入日と翌日の2日間有効なので、1日で回りきれない場合の保険にもなります。
クーポンはある?
共通観覧券を買うなら、事前にネット予約するのがおすすめです。私はアソビュー!で事前購入して、列に並ばずスマホ画面提示でスムーズに入場できました。
現地で困らない持ち物
実際に行ってみて「これがあって良かった」「これがないと困った」というアイテムをまとめました。
- タオル(足湯用・必須)
- めくり上げやすいボトムス(足湯利用時に便利)
- 歩きやすい靴(坂道と段差が多い)
- モバイルバッテリー(写真撮影で電池消耗)
- 飲み物(特に夏場は熱中症対策)
- 日傘・帽子(夏場の屋外移動用)
足湯は4ヶ所(海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・血の池地獄)にあるので、タオルは絶対に持参してください。現地でも買えますが割高です。
地獄めぐり後に行ってよかった周辺スポット

別府地獄めぐりは半日で回れるので、残りの時間で別府の他の魅力もぜひ堪能してください。私が実際に行って「セットで行くべき」と感じたスポットを紹介します。
鉄輪温泉の地獄蒸しは外せない
地獄めぐりの合間に絶対に立ち寄ってほしいのが「鉄輪温泉の地獄蒸し工房」。温泉の蒸気で野菜や海鮮を蒸して食べる、別府発祥の調理法が体験できます。
素材本来の旨味が引き出される独特の味わいで、ヘルシーかつ絶品。地獄めぐりルートのちょうど真ん中エリアにあるので、お昼休憩にぴったりです。自分で食材を蒸す体験もできるので、お子様連れにも人気ですよ。
湯けむり展望台はセットで行きたい
地獄めぐりエリアから車で5分の場所にある「湯けむり展望台」は、別府の象徴である湯けむりが立ち上る街並みを一望できる絶景スポット。
夕暮れ時に行くと、夕日に染まる湯けむりが幻想的でした。入場無料なので、地獄めぐりの後にサクッと立ち寄るのがおすすめです。
夜は別府駅周辺で温泉巡り

地獄めぐりは「見る温泉」ですが、実際に入れる温泉は別府市街地に集中しています。別府には100円〜500円で入れる共同浴場が市内に多数あり、地元の文化を体感できます。
宿泊するなら、別府駅から徒歩5〜6分の「竹と椿のお宿 花べっぷ」がおすすめ。女性目線の装飾や、裸足で歩ける館内、自家源泉の高濃度酸素風呂など、女子のときめきが詰まった旅館です。実際に泊まりましたが、本当に心地よい雰囲気でした。
「別府か湯布院かで迷っている」という方は、こちらの記事も参考にどうぞ。

別府地獄めぐりはこんな人におすすめ

ここまでの本音レビューを踏まえて、別府地獄めぐりが特におすすめな人を整理します。
初めて別府観光へ行く人
別府が初めての方には、地獄めぐりは最優先で訪れるべきスポット。「別府といえば」を一通り体験できますし、別府温泉の成り立ちや温泉文化の理解が深まります。
「とりあえず別府を象徴する場所を見たい」という方は、迷わず地獄めぐりへ。観光のとっかかりとして完璧です。
温泉街の雰囲気を楽しみたい人
地獄めぐりエリアは鉄輪温泉という昔ながらの温泉街にあります。湯けむりが立ち上る街並みを歩くだけでも、温泉地のレトロな雰囲気が味わえて贅沢な時間。
「観光地っぽくない、本物の温泉街」を体験したい人には特におすすめ。地獄めぐりとセットで街歩きを楽しんでください。
子連れ・シニア旅行にも向いている
意外と知られていませんが、別府地獄めぐりは子連れ・シニア旅行にも相性が良い観光地です。
- 歩行距離が短い(各地獄の内部は数百m)
- 見学時間を自分で調整できる
- 足湯で休憩できる
- 鬼山地獄のワニ、白池地獄のピラルクなど子供が喜ぶ要素も
ただし車かタクシーでの移動が前提。徒歩で7ヶ所回るのは体力的にきついので注意してください。
まとめ|別府地獄めぐりは「回り方」で満足度が変わる
別府地獄めぐりは「つまらない」と言われることもありますが、回り方を間違えなければ間違いなく楽しめる観光地です。むしろ別府を訪れて行かないのはもったいないスポット。
- 所要時間:車で約2〜3時間
- 料金:共通券 大人2,400円
- おすすめ移動手段:レンタカーが圧勝
- 必訪スポット:海地獄・血の池地獄・かまど地獄・龍巻地獄
- 持ち物:タオル・歩きやすい靴
初心者は半日観光で組むのが正解
「あれも、これも」と詰め込みすぎると疲れてしまうので、地獄めぐりだけで半日確保するプランがベスト。午前中に7ヶ所を回って、午後はゆっくりランチや温泉街散策、という流れが一番満足度が高いです。
宿泊込みなら、地獄めぐり+鉄輪温泉の地獄蒸し+市内の共同浴場で、別府らしさをフルコースで楽しめます。
写真・温泉・グルメをセットで楽しもう
別府地獄めぐりは「見るだけ」の観光ではありません。写真映えするコバルトブルー、足湯、地獄蒸しプリンなどの食、共同浴場の温泉文化――全部セットで体験することで、満足度が何倍にもなります。
事前にチケットを予約して、レンタカーを押さえて、足湯のタオルを準備して。準備さえ整えれば、別府地獄めぐりは間違いなく「行ってよかった」と思える観光地になります。
別府旅行をもっと充実させたい方には、こちらの記事もおすすめです。

「つまらない」と検索した方も、この記事のコツを押さえれば、別府地獄めぐりは最高の思い出になる観光地ですよ。


