「今、一番ホットな場所に行きたいけど、聖水と漢南洞どっちが良いの?」
そんな悩みを抱える韓国旅行者は少なくありません。2026年、ソウルのトレンドはさらに細分化し、この2エリアの色はより明確に分かれました。毎日変わるポップアップで賑わうトレンドの聖地・聖水(ソンス)。 洗練されたショールームで大人の買い物を楽しむハイセンスな街・漢南洞(ハンナムドン)。
「買い物重視?」「映えカフェ重視?」「人混みは避けたい?」 あなたの旅の目的に合わせて、後悔しないエリア選びができるよう、両エリアの魅力を徹底比較します!
最新!聖水と漢南洞の決定的な違い

2026年現在、ソウルのトレンドはこの2エリアに二分されていますが、その性質は驚くほど異なります。一言で言えば、「常に変化し続ける聖水」と「変わらない上質さを追求する漢南洞」です。
一目でわかる!エリア別特徴比較表
まずは、自分の旅のスタイルがどちらに近いか、以下の比較表でチェックしてみましょう。
| 比較項目 | 聖水 | 漢南洞 |
|---|---|---|
| キーワード | トレンド、実験的、活気 | 洗練、ミニマル、高級感 |
| 主な層 | 10代〜20代、流行に敏感な層 | 20代後半〜30代、落ち着いた層 |
| ショップ | ポップアップ、新興ブランド | 旗艦店(本店)、セレクトショップ |
| カフェ | 工場リノベ、巨大な空間美 | 隠れ家、コーヒーの質重視 |
| 歩きやすさ | 平地が多く歩き回りやすい | 坂道が多くピンポイント移動 |
聖水はトレンド、漢南洞はブランド
決定的な違いは、「ブランドとの出会い方」にあります。
聖水:体験を買う「エンタメの街」
聖水はもともと靴工場が立ち並んでいたエリアです。その無機質な空間を活かし、現在は数多くのブランドが「期間限定ポップアップストア」を競うように開催しています。 今この1週間しか見られない展示や聖水限定のノベルティを求めて若者が列をなす、まさに韓国トレンドの実験場。昨日と今日で街の景色が変わっているそのスピード感が聖水の最大の魅力です。
漢南洞:スタイルを確立する「発信の街」
一方、漢南洞は大使館や高級住宅街が隣接するエリア。ここにあるのは一過性の流行ではなく、ブランドの世界観をじっくり味わえる「フラッグシップストア(旗艦店)」です。 例えば『Mardi Mercredi』や『TAMBURINS』といった日本でも有名なブランドが美術館のような巨大な店舗を構えています。坂道を登った先にある隠れ家的なセレクトショップで、自分だけの定番アイテムを見つける。そんな質の高いショッピング体験ができるのが漢南洞です。
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聖水攻略|トレンド最先端の歩き方

聖水を120%楽しむためには、この街特有の変化の速さとデジタル化されたルールを理解しておく必要があります。

工場跡地を再生したブルックリンの魅力
聖水の街を歩くと、赤レンガの古い工場と近未来的なガラス張りの建物が隣り合わせに並ぶ不思議な光景に出会います。このリノベーション文化こそが、聖水が「韓国のブルックリン」と呼ばれる理由です。 現在は、さらに大規模な再開発が進み、地下鉄「聖水駅」周辺だけでなく、隣のトゥクソム駅からソウルの森駅まで巨大なカルチャーゾーンが広がっています。
毎日が旬!ポップアップストアの入り方

聖水のメインイベントは毎週数十カ所で開催される期間限定のポップアップストアです。しかし、現在はただ並べば入れる場所は少なくなっています。
事前予約制の一般化
人気ブランド(CHANEL, PRADAなどのハイブランドから現地の人気WEB漫画コラボまで)は、数週間前にNAVER予約や公式サイトで枠が埋まります。
現場のウェイティングシステム
予約なしで行く場合、店頭にあるタブレットに電話番号を入力し順番待ちをするのが主流。韓国の電話番号がない旅行者のために、メールアドレスで登録可能な端末やインスタグラムのDMで呼び出しを行う店舗も増えています。
探し方のコツ
Instagramで「#성수팝업(聖水ポップアップ)」や「#성수동(聖水洞)」をチェックし、その週に開催されているイベントを事前にリストアップしておくのが必須です。
Matin Kimなど注目ショップの最新情報

聖水を語る上で欠かせないのが、SNSから火がついた韓国ブランドのショールームです。
Matin Kim(マーティンキム)
聖水内に複数の拠点を持ち、旗艦店ではアパレルだけでなくインテリアや雑貨も展開。さらに体験型の大型店舗がオープンし、常に賑わっています。
Musinsa Standard(ムシンサ・スタンダード)
韓国最大のファッションECサイトの実店舗。最新のAIフィッティングルームなどデジタルを駆使した買い物体験が可能です。
ディオール聖水だけじゃない!最新映えスポット

今や聖水の象徴となったディオール聖水(DIOR SEONGSU)。その外観は今も圧倒的なフォトスポットですが、さらに建築美を楽しむスポットが増えています。
大林倉庫(テリムチャンコ)の進化
リノベカフェの元祖も、アートギャラリーとしての機能を強化し、食事をしながら現代アートを鑑賞できる空間へ。
LCDC SEOUL
複数のスモールブランドや文房具店・ジュエリーショップが1つの建物に集結したライフスタイル・プラットフォーム。ここだけで1時間以上過ごせる充実度です。
漢南洞攻略|大人の贅沢ガイド

漢南洞の魅力は、路地裏に潜む本物を見つける楽しみにあります。坂道は多いですが、その分、一つ一つのショップが独自の哲学を持って構えられています。
洗練された街並みが魅力のハイエンドエリア
漢南洞は大使館や高級住宅街に囲まれているため、ソウルの中でも独特の落ち着きと品格が漂っています。メイン通りの賑やかさだけでなく、そこから一本入った路地のヴィラ(低層アパート)を改装したブティックがさらに増えており、宝探しのような散策が楽しめます。
Mardi Mercrediなど憧れブランドの本店巡り
日本でも大人気の韓国ブランドたちが、この街には単なる店舗ではなくブランドの聖地として存在しています。
Mardi Mercredi(マルディメクルディ)
漢南洞に複数の店舗を構えるアイコン的ブランド。現在は、アパレルだけでなくキッズラインやホームウェア専門の店舗も隣接しており、ブランドの世界観を丸ごと体験できます。
minitmute(ミニットミュート)
レトロで上質なレザーバッグが人気のブランド。漢南のフラッグシップストアは、まるでヨーロッパのヴィンテージショップのような佇まいで、大人の女性に深く支持されています。
待ち時間なし?穴場のラグジュアリーカフェ
聖水のような行列の熱気よりも、漢南洞ではゆったりとした時間を重視しましょう。
Milestone Coffee(マイルストーンコーヒー)
常に混み合う人気店ですが、現在はモバイルでのウェイティング登録がスムーズになり、待ち時間に周辺のショップを回るのが賢いスタイル。
Nothing Written & Cafe Corner
ミニマルなファッションブランドに併設された一軒家カフェ。落ち着いたインテリアの中で、上質なコーヒーと共に何もしない贅沢を味わえます。
コスメ好き必見!香りを楽しむショールーム

漢南洞は今や、韓国の香りの発信地でもあります。
TAMBURINS(タンバリンズ)漢南
巨大なアート作品のような店舗はもはや美術館。新作の香水を試すだけでなく、空間そのものが撮影スポットになっています。
ナオコTAMBURINSは聖水にもあるよ!

NONFICTION(ノンフィクション)
シンプルながら奥深い香りで知られるブランド。漢南のショールームは光が差し込む開放的な空間で、自分へのギフトを選ぶのに最適です。
【重要】漢南洞を歩くなら歩きやすい靴が必須
漢南洞は、地形的に起伏が激しいエリアです。人気のショールームや隠れ家カフェは急な坂道や階段を登った先にあることが少なくありません。
- スニーカーを推奨
- 2026年のトレンドも引き続きアスレジャーやテック系スニーカーが主流。お洒落な現地女子も、漢南洞では厚底スニーカーやフラットなブーツで闊歩しています。
- タクシーの活用
- もしヒールの高い靴で来てしまった場合は、無理に歩かず目的地までピンポイントでタクシー(カカオTなど)を利用するのも、この街を賢く楽しむコツです。
徹底比較!目的別「あなたに最適なのはどっち?」

「どっちも素敵そうで選べない」という方は、以下の3つの基準で判断してみてください。あなたの優先順位がどこにあるかで、正解ははっきりと分かれます。
【ショッピング】旬の服を買うならどっち?
結論から言うと、話題性なら聖水、クオリティと試着のしやすさなら漢南洞です。
- 聖水がおすすめの人
- SNSで今まさにバズっているブランドをチェックしたい方。例えば『Fwee』のキーリング作りや最新のITブランドのポップアップなど、今しか手に入らない体験を含めた買い物がしたいなら聖水一択です。
- 漢南洞がおすすめの人
- 長く愛用できる上質なアパレルを探している方。聖水は混雑でゆっくり試着できないことも多いですが、漢南洞のショールームは比較的落ち着いており、接客も丁寧です。『Mardi Mercredi』の本店などブランドの世界観に浸りながら選びたいならこちらが正解です。
【カフェ巡り】内装の凄さか味の深さか
カフェ大国の韓国ですが、この2エリアでカフェに求めるものが明確に分かれています。
- 聖水のカフェ
- 空間のインパクトを求める人向け。元工場の巨大な建物を活かした開放感や実験的なインテリア、アート展示を兼ねたカフェが多く、どこを切り取っても「映える」写真が撮れます。
- 漢南洞のカフェ
- 一杯のコーヒーの質と静寂を求める人向け。バリスタが丁寧に淹れるスペシャリティコーヒー店や産修花(サンシュファ)のような伝統茶店など、五感で味わう落ち着いた空間が主流です。
【混雑対策】人混みを避けて楽しむ裏ワザ
現在、聖水の混雑はピークに達しています。人混みが苦手な方は以下の戦略をとってください。
- 聖水の裏ワザ
- 平日の午前中(11時の開店直後)を狙うのが唯一の回避策です。また、聖水駅から少し離れたソウル中央高校方面の路地裏なら、聖水らしい雰囲気を残しつつ静かな隠れ家店を見つけられます。
- 漢南洞の裏ワザ
- 週末でもメイン通り(イテウォン路)から一本奥に入った読書堂路(トクソダンロ)方面へ向かえば、地元住民や駐在員が利用する落ち着いたエリアが広がっています。
よくばりプラン!聖水と漢南洞を1日で回る方法

効率重視のキーワードは朝の漢南洞、午後の聖水。店舗の開店時間と混雑のピークを逆算したスケジュールが勝利の鍵です。
朝は漢南洞、午後は聖水の黄金ルート
なぜ漢南洞が先なのか。それは、漢南洞のショップの方が比較的早くから開き、その分閉店が早く、夜は人通りが少なくなり寂しい印象になるからです。
聖水のポップアップは午後になるほど待ち時間が絶望的になりますが、聖水のリノベカフェやポップアップは夜のライトアップが非常に美しく、夜21時〜22時頃まで営業している店も多いため、午後から夜にかけて行く価値があります。
ショップが開く前に、朝から営業しているカフェ(Milestone Coffeeなど)で腹ごしらえ。
『Mardi Mercredi』や『TAMBURINS』など行列必至の旗艦店へ開店と同時に突入。
タクシーで聖水へ
到着後すぐに、目当てのポップアップストアでウェイティング登録を済ませます。
呼び出しまでの間、リノベカフェや『Matin Kim』などの常設店を回ります。
移動は「タクシー15分」が最も賢い選択
聖水と漢南洞の間には直通の地下鉄がなく、電車だと乗り換えが発生して30〜40分かかってしまいます。
タクシー(カカオTアプリ)
料金は約8,000〜10,000W(約900〜1,100円)。所要時間はわずか15分程度です。「ハンガンジン駅(Hangangjin Sta.)」から「聖水駅(Seongsu Sta.)」を指定しましょう。
市内バス(241番・421番など)
漢南大橋を経由するバスが頻繁に運行しています。T-moneyカードがあれば約1,500W。車窓から漢江を眺められるので、旅情を楽しみたい方におすすめです。
聖水はソウルの森で締めくくるプラン

漢南洞で買い物を済ませた後、午後に聖水へ移動。ショッピングやポップアップを楽しんだ後、夕暮れ時にソウルの森へ移動して散策し、そのまま周辺のオシャレなレストランでディナー、という流れも最高のプランになりますよ。
失敗しないために!旅行者向け注意点

聖水と漢南洞はソウルの中でも特にデジタル化と独自ルールが進んでいるエリアです。準備不足で時間を無駄にしないための3つのポイントを押さえておきましょう。
韓国の電話番号がない場合の予約・受付突破術
現在も人気店の多くはキャッチテーブル(Catch Table)などのデジタル待機システムを採用しています。通常は韓国の電話番号が必要ですが、旅行者には以下の裏ワザがあります。
- メールアドレスで登録可能な端末を探す
- 最新の受付機には「Email」や「SNS ID」で登録できるボタンが増えています。
- 店員さんに直接交渉
- 端末の前で困っていると店員さんが自分の番号で代わりに登録してくれたり、「〇分後に戻ってきて」と手書きで対応してくれるケースも多いです。恥ずかしがらずに「I don’t have a Korean number」と伝えましょう。
- インスタのDMチェック
- 一部のポップアップでは、公式Instagramのフォロワー限定で当日枠を案内していることがあります。
\ 通話・SMS付を選べば韓国の電話番号が付いてくる! /
月曜定休に注意!人気店の営業カレンダー
意外と見落としがちなのが定休日です。特に漢南洞の個人経営のセレクトショップや聖水の小規模なアートギャラリーは月曜日が休みであることが多いです。
| 聖水 | 無休の大型店(ディオール、ムシンサ等)が多いですが、月曜日はポップアップの入れ替え日になりやすく、イベント数が減る傾向にあります。 |
|---|---|
| 漢南洞 | 月曜・火曜休みを設けているブティックやティーハウスが散見されます。目当ての店がある場合は、前日に「NAVERマップ」で最新の営業時間を確認するのが鉄則です。 |
完全キャッシュレス化!現金お断りが急増
特にこの2エリアでは現金(ウォン札)を出しても断られるケースが珍しくありません。
- カード社会の徹底:屋台以外のほぼ全ての店舗がカード決済です。
- NAMANEカードやWOWPASSを活用:クレジットカードだけでなくアプリでチャージできるプリペイドカードを1枚持っておくと、交通機関からカフェの決済まで全て完結します。
- キオスク(注文機):多くのカフェや飲食店がセルフ注文機(キオスク)を導入していますが、これらはほぼ100%現金不可です。

まとめ:聖水vs漢南洞、結局どっちが正解?
結論として、どちらのエリアが正解かは、あなたが今回の旅で何を持ち帰りたいかで決まります。
- 聖水が正解な人
- 「今の韓国」を肌で感じたい
- SNSで話題のイベントに飛び込みたい
- エネルギッシュな変化を楽しみたい
- 漢南洞が正解な人
- 長く使えるお気に入りを見つけたい
- 洗練された空間で静かにお茶をしたい
- 落ち着いた大人な時間を過ごしたい
もし迷ったら、今回ご紹介した「午前:漢南洞で確実な買い物 → 午後:聖水でトレンド体験」の黄金ルートをぜひ試してみてください。ソウルはこの2つのエリアを制することで、あなたの旅の解像度がぐっと上がるはずです。


