釜山は2泊3日で回り切れます。私は2024年9月に2泊3日で訪れ、甘川文化村も海雲台も松島ケーブルカーも回れました。
ただし予定どおりではありません。2日目に予約していた日本語ガイド付きツアーが、催行中止になりました。地下鉄とタクシーで組み直した結果、むしろ自分のペースで回れています。この記事では、実際に歩いた3日間をそのまま公開します。
この記事でわかること
- 2泊3日で実際に回った3日間の動線
- ツアーが中止になっても回り切れた組み直し方
- 海雲台ブルーラインパークの乗り分け
- 実際に食事した4軒の店名
- 地下鉄だけでは足りない理由
結論|2泊3日で回り切れる

釜山の定番は2泊3日で足ります。午後に着く便でも、初日から観光に使えます。
ポイントは移動手段です。地下鉄だけで組もうとすると回り切れません。タクシーを前提に入れておくと、同じ日数で行ける場所が増えます。
実際に回った3日間の日程
まず全体像です。これが私が実際に動いた順番です。
| 日 | 動いた内容 |
|---|---|
| 1日目 | 13:00金海国際空港着 → 甘川文化村 → チャガルチ・BIFF広場・国際市場 → チョッパルの夕食 |
| 2日目 | 海雲台ブルーラインパーク → BUSAN X the SKY→ 新世界百貨店センタムシティ店 → 西面でショッピングと夕食 |
| 3日目 | チャガルチ市場 → 松島海上ケーブルカー → 南浦洞 → 16:00金海国際空港発 |
往路は成田10:55発の大韓航空KE5084で金海13:00着、復路は金海16:00発のKE2131で成田18:15着でした。
午前発・夕方帰りの組み合わせだと、2泊3日でも初日の午後と最終日の午前が使えます。この便の取り方ができるかどうかで、回れる場所が1か所分変わります。
午前発の便が取れると初日の午後がまるごと使えます。航空券とホテルのセットは出発時刻の選択肢が広いので比較してみてください。
ツアーが中止になった話
2日目は日本語ガイド付きのツアーを予約していました。それが催行中止になりました。ツアーで回る予定だった場所を、自分で組み直すことになります。結果としてどうだったかというと、自分のペースで動けたぶん、満足度は下がりませんでした。
| ツアーの場合 | 自力で組んだ場合 | |
|---|---|---|
| 行き先 | 決まっている | 興味のある場所を選べる |
| 滞在時間 | 固定 | 自分で調整できる |
| 移動 | 送迎つきで楽 | タクシー代がかかる |
| 食事 | 組み込まれている | 自分で店を選べる |
釜山は観光地が点在していますが、タクシーを使えば個人でも回れる距離です。ツアーが取れなかった、中止になったという場合でも、2泊3日の行程は成立します。
移動はタクシーを足す
この旅で一番効いた判断が、タクシーを惜しまなかったことです。
- 空港からホテル:タクシー約30分
- ホテルから甘川文化村:タクシー約30分
- 海雲台から新世界百貨店:タクシー約10分
- チャガルチから松島ケーブルカー:タクシー約10分
- ホテルから空港:タクシー約30分
地下鉄とマウルバスも使いましたが、坂の上や海沿いの観光地は地下鉄だけでは届きません。釜山のタクシーは日本と比べて割安なので、ここをケチると時間を失います。
1日目|午後着から甘川文化村

初日は13時に金海空港着でした。午後だけでも、甘川文化村と南浦洞エリアの2か所を回れています。
| 時刻 | 動いた内容 |
|---|---|
| 13:00 | 金海国際空港着 |
| 13:45頃 | タクシーでホテルへ(約30分) |
| 14:30頃 | タクシーで甘川文化村へ(約30分) |
| 16:30頃 | マウルバスでチャガルチ駅へ |
| 夕方 | BIFF広場・国際市場を散策 |
| 夜 | 元祖釜山チョッパルでチョッパルの夕食 |
13時着で午後が使える
午後着でも初日は捨てなくて済みます。釜山は空港から市内が近く、到着から2時間後には観光を始められました。
この日の実質的な観光時間は、14時半から20時頃までの約5時間半です。初日を移動だけで終わらせない組み方ができるのは、釜山の大きな利点だと感じました。
空港からはタクシーが速い
空港からホテルまではタクシーで約30分でした。軽鉄と地下鉄を乗り継ぐ方法もありますが、荷物を持っての乗り換えは避けたかったので、到着日はタクシーにしています。
ホテルに荷物を置いてから、再びタクシーで甘川文化村へ向かいました。こちらも約30分です。甘川文化村は坂の上にあり、最寄り駅から徒歩では距離があります。初日の限られた時間を使うなら、タクシーが現実的です。

夕食は南浦洞でチョッパル

甘川文化村からはマウルバスでチャガルチ駅へ下りました。そこからBIFF広場と国際市場を歩いています。
市場は見て回っただけで、食べ歩きはしていません。夕食を予定していたので、ここでお腹を使わない判断をしました。屋台が並んでいるので食べ歩きもできますが、両方は入りません。
夕食は元祖釜山チョッパルです。店名のとおりチョッパルの専門店で、豚足を甘辛いタレでじっくり煮込み、薄くスライスして出てきます。サンチュや野菜で包んで食べる料理でした。辛さはなく、2人以上でシェアする前提の量です。
2日目|海雲台を朝から回る

2日目は朝から海雲台へ移動します。ツアーが中止になったため、ここは完全に自分で組んだ1日です。
| 時刻 | 動いた内容 |
|---|---|
| 8:00 | 松亭3代クッパでテジクッパの朝食 |
| 10:00 | 尾浦停留所から海辺列車に乗車 |
| タリットル展望台停留所で下車・散策 | |
| 11:30 | 青沙浦停留所からスカイカプセルで尾浦へ |
| 昼 | 徒歩でBUSAN X the SKYへ。海雲台周辺で昼食 |
| 午後 | タクシーで新世界百貨店センタムシティ店 |
| 夕方 | 地下鉄で西面へ。ショッピング |
| 夜 | ケミチッ西面店でナッコプセの夕食 |
海辺列車とスカイカプセル

海雲台ブルーラインパークには2つの乗り物があります。この2つをどう組み合わせるかで、満足度が変わります。
| 乗り物 | 特徴 | 私の使い方 |
|---|---|---|
| 海辺列車 | 海沿いを走る。区間が長い | 行きに乗車(尾浦→タリットル展望台) |
| スカイカプセル | 高架の小型カプセル。尾浦〜青沙浦のみ | 帰りに乗車(青沙浦→尾浦) |
行きは海辺列車、帰りはスカイカプセルという組み方にしました。途中のタリットル展望台で降りて散策し、青沙浦から戻る流れです。
スカイカプセルは定員が少なく、当日券が取りにくい乗り物です。片道だけと割り切れば、乗れる可能性が上がります。日時が決まっているなら、事前に押さえておくほうが確実です。
スカイカプセルは当日券が取りにくい乗り物です。日程が決まったら先に予約しておくと安心です。

BUSAN X the SKYへ歩く
尾浦に戻ったあとは、徒歩でBUSAN X the SKYへ向かいました。海雲台のランドマークである高層ビル「海雲台LCT」の上にある展望台で、尾浦から歩いて行ける距離です。
海雲台は想像より広いエリアです。ビーチ、ブルーラインパーク、BUSAN X the SKY、センタムシティがそれぞれ離れているので、1日かけるつもりで組んだほうが余裕が出ます。
午後は新世界百貨店と西面

午後はタクシーで新世界百貨店センタムシティ店へ移動しました。海雲台から地下鉄でも行けますが、乗り換えがあるのでタクシーを選んでいます。
その後、地下鉄で西面へ戻ってショッピングをしました。西面は宿泊地なので、夜に買い物をしてもそのままホテルに帰れます。この動線が組めるのは、西面に泊まる利点です。
夕食はケミチッ西面店のナッコプセです。テナガダコ、牛ホルモン、エビを一緒に炒めた釜山の名物料理でした。

西面と海雲台では同じ予算でもホテルのタイプが変わります。両エリアの価格を並べて見てから決めるのがおすすめです。
3日目|南浦洞と松島を回る

最終日は16時発の便だったので、午前から昼過ぎまで使えました。西面から南浦洞、松島を回って空港へ向かっています。
| 時刻 | 動いた内容 |
|---|---|
| 8:30 | 済州家 西面店でアワビ粥の朝食 |
| 午前 | 地下鉄でチャガルチ市場へ |
| 午前 | タクシーで松島海上ケーブルカーへ |
| 昼 | タクシーで南浦洞へ戻りショッピング |
| 午後 | 地下鉄でホテル、タクシーで空港 |
| 16:00 | 金海国際空港発 |
朝はアワビ粥から始める
最終日の朝食は済州家 西面店でアワビ粥にしました。前夜にナッコプセを食べていたので、胃にやさしいものを選んでいます。
釜山は朝から開いている粥とスープの店が多く、朝食の選択肢に困りません。ホテルの朝食を付けなくても成立します。
チャガルチ市場はざっと見た
チャガルチ市場には行きましたが、ざっと見ただけで食事はしていません。市場の2階には食堂があり、買った魚をその場で調理してもらえます。ただし朝に粥を食べたあとで、このあと松島にも行く予定だったため、見学だけで切り上げました。
「チャガルチで海鮮を食べる」という定番の過ごし方はしていません。時間と胃袋は有限なので、全部は入らないというのが正直なところです。
ケーブルカーはクリスタル一択

チャガルチからタクシーで松島海上ケーブルカーへ向かいました。キャビンは2種類ありますが、私は往復ともクリスタルキャビンです。
| 一般キャビン | クリスタルキャビン | |
|---|---|---|
| 床 | 不透明 | ガラス張り |
| 料金 | 安い | 高い |
| 私の選択 | — | 往復ともこちら |
往路だけクリスタル、という選び方はできませんでした。Klookで事前予約したのですが、片道ずつキャビンを選べるプランがなく、往復セットでどちらかを選ぶ形だったためです。現地の窓口で片道ずつ買えるかは確認していません。
結果としては、往復ともガラス床で正解でした。往路は海に向かって進むので正面の景色に目が行き、足元まで見る余裕がありません。足元の海面をじっくり見られたのは復路でした。片道だけにしていたら、どちらを選ぶかで満足度が変わっていたと思います。
松島海上ケーブルカーは事前にチケットを予約しておくのが安心です。
その後は南浦洞に戻ってショッピングをして、ホテルで荷物を受け取ってから空港へ向かいました。

実際に食べた4軒の記録

3日間で食事した店を挙げます。釜山は料理のジャンルが明確なので、行く店を先に決めておくと迷いません。
夕食はチョッパルとナッコプセ
夕食の2回は、どちらも韓国らしい料理にしました。チョッパルは豚足を煮込んで薄切りにしたもの、ナッコプセはテナガダコとホルモンの辛い炒め物です。
性格がまったく違うので、2晩で重なりません。1日目に辛くないもの、2日目に辛いものという順番にすると、胃の負担も分散します。
朝食はクッパとアワビ粥

朝食はテジクッパとアワビ粥です。どちらも温かい汁物で、朝に食べやすいジャンルでした。テジクッパは豚骨スープのご飯もので、釜山のご当地料理です。ソウルではあまり見かけないので、釜山で食べる価値があります。
店名を決めておくと早い
4軒とも事前に決めてから行きました。この方法をすすめる理由は2つあります。
- 現地で探す時間がなくなる
- 2泊3日は食事の回数が5回しかない
2泊3日だと、朝食2回・昼食2回・夕食2回の計6回です。そのうち1回は機内か空港になるので、実質5回。この回数で「現地で良さそうな店を探す」をやると、確実にどこかで外します。

釜山で分かった移動のコツ

3日間歩いて分かったことを3つにまとめます。どれも事前に知っておくと、組み方が変わります。
地下鉄だけでは足りない
釜山の地下鉄は4路線です。ソウルと比べると網の目が粗く、観光地が駅から離れている場所が多くあります。
| 行き先 | 駅からの距離 |
|---|---|
| 甘川文化村 | 坂の上。最寄り駅から徒歩では遠い |
| 松島海上ケーブルカー | 駅から距離がある |
| 海東龍宮寺 | 市内から1時間程度。私は時間が足りず未訪問 |
私は甘川文化村と松島ケーブルカーのどちらもタクシーで向かいました。地下鉄で全部回る前提で計画すると、1日に行ける場所が半分になります。
タクシーは距離の割に安い
釜山のタクシーは、日本の感覚で言うと割安です。市内の移動であれば、短い距離を何度も乗っても大きな負担になりません。
2人以上で動くなら、地下鉄との差額はさらに小さくなります。迷ったら乗る、くらいでちょうどいいと感じました。
坂が多く歩く距離も長い
釜山は坂の街です。甘川文化村は斜面に家が並んでいますし、海雲台も施設どうしが離れています。
- 甘川文化村は階段と坂が続く
- 海雲台はビーチからBUSAN X the SKYまで歩くと距離がある
- 南浦洞から市場エリアも上り下りがある
履き慣れた靴以外は選ばないでください。1日の歩数は想像より伸びます。
よくある質問にお答え

釜山旅行でよく聞かれる点をまとめました。
ソウルから日帰りで釜山に行けるかを検討している方は、こちらもどうぞ。

まとめ|2泊3日で足りる
釜山は2泊3日で回り切れます。私は2024年9月に訪れ、甘川文化村・海雲台ブルーラインパーク・松島海上ケーブルカー・南浦洞エリアを回りました。
組み立てのポイントは3つです。
- 午後着の便でも初日から観光に使える
- 移動はタクシーを前提に入れる
- 食事の店は行く前に決めておく
2日目に予約していたツアーは催行中止になりましたが、自力で組み直しても行程は成立しました。ツアーが取れない、中止になったという場合でも、釜山の2泊3日は問題なく回れます。
甘川文化村とヒンヨウル文化村で迷っている方は、比較した記事も用意しています。



