北陸新幹線が敦賀まで延伸され、東京から福井がぐっと近くなりました。「週末の1泊2日で福井旅行はできる?」「東尋坊も恐竜博物館も永平寺も全部回れる?」と気になっている方も多いはずです。
この記事では、元旅行会社スタッフの私が実際に1泊2日で福井を観光してきたモデルコースを、時系列で詳しく紹介します。東尋坊・恐竜博物館・永平寺・芦原温泉という福井の王道を効率よく巡る行程に加え、移動時間・実際にかかった費用・レンタカーの必要性・行って分かった注意点まで、リアルにまとめました。初めての福井旅行の計画にそのまま使える内容です。
この記事でわかること
- 福井を1泊2日で効率よく回る実体験モデルコース(時系列)
- 東尋坊・恐竜博物館・永平寺・芦原温泉の回り方と移動時間
- 実際にかかった費用の目安とレンタカーの必要性
- 行って分かった注意点(恐竜博物館の予約・天候・冬の移動)
- 福井旅行は何日必要か・車なしでも回れるかのよくある質問
結論|福井1泊2日ならこの回り方がおすすめ

結論から言うと、福井観光は「芦原温泉を拠点にレンタカーで回る1泊2日」が最も効率的でした。1日目に東尋坊と芦原温泉、2日目に恐竜博物館と永平寺をまわり、福井駅から帰るルートなら、移動のムダなく主要スポットを制覇できます。
このモデルコースの全体スケジュール
まずは2日間の全体像を確認しましょう。観光地が点在する福井では、エリアごとにまとめて回るのが効率化のコツです。
| 日程 | エリア | ハイライト |
|---|---|---|
| 1日目 | 坂井・あわら | 越前グルメ・東尋坊・芦原温泉泊 |
| 2日目 | 勝山・永平寺・福井市 | 恐竜博物館・永平寺・福井駅恐竜広場 |
東京から芦原温泉までは北陸新幹線で乗り換えなし、所要は約3時間20分です。芦原温泉に停車するのは主に各駅タイプの「はくたか」で、速達タイプの「かがやき」は一部の便のみ停車します。時刻は事前に確認しておきましょう。
実際にかかった費用
今回の福井1泊2日(東京発着・レンタカー利用・芦原温泉泊)でかかった費用の目安です。旅館のグレードや時期で変わるため、参考程度にご覧ください。
| 項目 | 目安(1人) | 備考 |
|---|---|---|
| 新幹線往復(東京⇄芦原温泉) | 約30,000〜34,000円 | 指定席 |
| レンタカー | 約4,000〜6,000円 | 2名利用・1人あたり |
| 宿泊(1泊2食付き) | 約15,000〜25,000円 | 芦原温泉の旅館 |
| 観光・入場・食事 | 約5,000〜8,000円 | 恐竜博物館・永平寺・ランチ等 |
| 合計目安 | 約54,000〜73,000円 | 旅館のグレードで変動 |
新幹線代がやや高めですが、宿と観光をうまく組めば、週末の国内旅行として十分に収まる予算感でした。
レンタカーは必要?
正直に言うと、このコースではレンタカーがほぼ必須です。東尋坊・恐竜博物館・永平寺はいずれも駅から離れており、公共交通だけで1泊2日で回るのは現実的ではありません。芦原温泉駅前で借りて福井駅で乗り捨てる「ワンウェイ」にすると、最後に駅へ戻る手間も省けて効率的でした。
芦原温泉駅・福井駅で借りられるレンタカーは、早めの予約がおすすめ。料金比較もできます。
実体験で分かった福井観光のポイント

ここからは、実際に福井を1泊2日で回って感じた、計画段階で知っておきたいポイントをお伝えします。
福井は1泊2日で十分楽しめる
新幹線延伸前は「福井は遠い」というイメージでしたが、今は東京から3時間少々。主要観光地は1泊2日でしっかり回れます。逆に欲張って日帰りにすると移動だけで終わってしまうので、最低でも1泊するのがおすすめです。
東尋坊と恐竜博物館は外せない
数ある福井観光の中でも、東尋坊と福井県立恐竜博物館の2つは外せません。東尋坊は約1kmにわたる断崖絶壁の絶景、恐竜博物館は世界三大恐竜博物館に数えられる圧巻の展示です。この2つを軸に、温泉と禅寺を組み合わせるのが満足度の高い回り方でした。
車移動を前提に考えるべき
繰り返しになりますが、福井観光は車移動が前提です。スポット間が車で30分〜1時間半離れているため、1日に詰め込みすぎないことが大切。2日目の恐竜博物館→永平寺の移動だけでも時間がかかるので、余裕を持った計画にしましょう。
1日目|東尋坊と芦原温泉を満喫

1日目は、お昼に芦原温泉駅へ到着し、東尋坊を観光して芦原温泉に泊まる流れです。初日から飛ばしすぎず、夜は温泉でゆっくり疲れを癒します。
| 時間(目安) | 内容 |
|---|---|
| 12:17 | 芦原温泉駅着・レンタカーで出発 |
| 12:40 | ランチ(越前おろしそば・ソースカツ丼) |
| 13:30 | 東尋坊を散策(遊覧船もおすすめ) |
| 16:00 | 芦原温泉にチェックイン |
| 17:00 | 芦湯・湯けむり横丁を散策 |
| 19:00 | 旅館で夕食・温泉 |
芦原温泉駅でレンタカーを借りる
新幹線で芦原温泉駅に到着したら、まずは駅前でレンタカーを借ります。ここから福井観光のスタート。駅周辺に複数のレンタカー店があり、事前予約しておけば到着後すぐに出発できます。荷物はトランクに積んでおけるので、身軽に動けるのもレンタカーの利点です。
越前そばとソースカツ丼でランチ
出発前に、福井名物でお腹を満たしておきましょう。越前おろしそばとソースカツ丼は、福井に来たら外せない二大グルメ。芦原温泉駅〜東尋坊の道中にも名店が点在しています。私はおろしそばの大根の辛みとソースカツ丼の甘辛さ、どちらも捨てがたく両方いただきました。
芦原温泉・東尋坊エリアの人気店は、口コミと営業時間をチェックしてから向かうと安心です。
東尋坊をじっくり散策

ランチの後は、いよいよ東尋坊へ。芦原温泉駅から車で約25分(約11km)です。約1kmにわたって続く断崖絶壁は、世界でも珍しい柱状節理の景観で、国の天然記念物にも指定されています。崖の先端から見下ろす日本海は迫力満点で、足がすくむほどの高さ。風の音と波しぶきだけが響く独特の緊張感があります。
約30分の遊覧船に乗れば、海側から断崖を見上げる迫力も味わえ、上からとはまったく違うスケール感に驚きます。崖周辺には海鮮を出すお店やお土産屋が並ぶので、散策の合間にひと休みもできます。
東尋坊は「呪いの伝説」や「サスペンスの聖地」としても知られています。背景を知っておくと観光が一段と面白くなるので、こちらもどうぞ。

東尋坊の地形や伝説をガイドと巡ると、ただ眺めるだけより何倍も楽しめます。
\ 東尋坊をしっかり学べる! /
芦原温泉にチェックイン

東尋坊から芦原温泉街までは車で約15分。15時〜16時頃にチェックインして、温泉でゆっくり過ごします。芦原温泉は明治時代から続く北陸有数の名湯で、旅館ごとに泉質や趣が異なるのが魅力。早めにチェックインして、温泉と夕食をたっぷり楽しむのがおすすめの過ごし方です。
湯けむり横丁で夜散歩

夕食前後には、温泉街の夜散歩へ。無料の足湯施設「芦湯」で旅の疲れを癒し、屋台村「湯けむり横丁」をのぞいてみましょう。ノスタルジックな雰囲気の中、福井のご当地グルメやお酒を楽しめる屋台が並びます。温泉街の夜のそぞろ歩きは、1泊2日旅行ならではの贅沢な時間でした。
2日目|恐竜博物館と永平寺へ

2日目は、福井の二大名所である恐竜博物館と永平寺をまわり、福井駅から東京へ戻ります。移動距離が長めなので、朝は早めに出発するのがポイントです。
| 時間(目安) | 内容 |
|---|---|
| 9:30 | 芦原温泉を出発 |
| 10:40 | 福井県立恐竜博物館(要事前予約) |
| 12:50 | 勝山エリアでランチ |
| 14:10 | 永平寺を参拝 |
| 16:10 | 福井駅でレンタカー返却 |
| 17:00 | 福井駅前 恐竜広場 |
| 17:31 | 福井駅発→東京へ |
恐竜博物館は朝一がおすすめ

芦原温泉から約1時間30分で、福井県立恐竜博物館へ。2023年にリニューアルし、50体もの全身骨格やダイナミックな展示は圧巻です。地下まで吹き抜けの巨大ドーム空間に骨格が並ぶ光景は、入った瞬間に思わず声が出るほど。動いて吠える実物大のティラノサウルス模型は迫力満点で、大人でも夢中になります。
とにかく人気で混雑するので、できるだけ朝早い時間帯の予約がおすすめ。午前中なら比較的ゆっくり見学でき、駐車場の混雑も避けられます。展示をじっくり見ると2〜3時間はかかるので、時間に余裕を持って訪れましょう。
なお観覧券は日時指定の事前購入制(アソビューでのオンライン購入)が原則です。当日券は空きがある場合のみで、土日祝や連休は売り切れることが多いため、必ず事前に予約しておきましょう。
当日券は売り切れることが多いので、観覧券は事前購入が安心。日時を選んで予約できます。
勝山エリアでランチ
恐竜博物館を見学したら、近くの勝山駅周辺でランチ休憩。博物館前のジオターミナルや勝山市内には、ソースカツ丼やそばのお店、カフェが点在しています。混雑日は博物館内のレストランが大変混むので、館外でゆっくり食べるのがおすすめです。
勝山エリアのランチは、事前に口コミと場所を確認しておくとスムーズです。
永平寺で静かな時間を過ごす

午後は、勝山から車で約30分の曹洞宗大本山 永平寺へ。約780年の歴史を持つ禅の修行道場で、今も多くの雲水(修行僧)が暮らしています。樹齢数百年の杉に囲まれた境内は厳かな空気に包まれ、回廊を歩くだけで心が静まります。天井いっぱいに花鳥画が描かれた「傘松閣」も見どころのひとつ。
恐竜博物館のにぎやかさとは対照的な、静かで凛とした時間を過ごせました。拝観には拝観料が必要で、所要は1時間ほどみておくと安心です。
福井駅の恐竜広場に立ち寄る

永平寺の後は福井駅へ向かい、駅前のレンタカー店で乗り捨て返却します。新幹線に乗る前に立ち寄りたいのが、福井駅西口の「恐竜広場」。動いて鳴く実物大の恐竜モニュメントが並び、写真スポットとして大人気です。旅の締めくくりにぴったり。1泊2日なら、なるべく遅い時間の新幹線を選ぶと福井をギリギリまで満喫できます。
実際に行って感じた注意点

ここからは、ガイドブックにはあまり載っていない、実際に回って感じた注意点を正直にお伝えします。
恐竜博物館は事前予約推奨
最重要ポイントがこれ。恐竜博物館は日時指定の事前購入制で、予約なしの当日券は売り切れていることが多いです。せっかく行ったのに入れない、という事態を避けるため、旅行日が決まったら早めに予約しておきましょう。チケットは60日前から購入できます。
東尋坊は雨の日に注意
東尋坊は柵のない断崖絶壁です。雨の日や強風時は足元が滑りやすく危険なので、崖の先端には近づきすぎないようにしましょう。歩きやすい靴で行くのが安心です。天候が崩れた日は、遊覧船が欠航することもあるので事前確認を。
冬は移動時間が延びやすい
福井は冬になると雪が積もる地域です。雪道では移動時間が読みにくく、ノーマルタイヤでの運転はリスクがあります。冬に訪れるなら冬用タイヤ装着車を予約し、各スポットの移動に余裕を持たせましょう。雪の永平寺は美しいですが、安全第一で計画を。
福井1泊2日におすすめの宿

1泊2日の満足度を大きく左右するのが宿選びです。せっかくなら、温泉と食事をしっかり楽しめる旅館に泊まりましょう。
芦原温泉に泊まるメリット
今回のコースで芦原温泉を拠点にしたのは、1日目の東尋坊にも2日目の恐竜博物館・永平寺にもアクセスしやすいからです。北陸有数の名湯でゆっくり疲れを癒せるうえ、芦原温泉駅からレンタカーで動けるので、拠点として非常に便利でした。
実際に泊まって良かった旅館
私が実際に泊まって良かったのが、芦原温泉でも評価の高い「まつや千千」です。北陸最大級の大浴場が自慢で、リニューアルした客室や露天風呂付き特別室も人気。手頃な価格で上質なおもてなしを受けられました。宿泊の様子はこちらで詳しくレビューしています。

誘導文:「新幹線+宿をまとめて手配するなら、自分でコースを組めるJTBのダイナミックパッケージが便利です。
福井1泊2日モデルコースのよくある質問

最後に、福井旅行でよく聞かれる疑問にお答えします。
福井旅行は何日必要?
主要観光地を回るなら、1泊2日あれば十分です。
東尋坊・恐竜博物館・永平寺・芦原温泉という王道を、無理なく楽しめます。さらに越前海岸や一乗谷朝倉氏遺跡なども加えたい場合は、2泊3日にすると余裕が生まれます。
車なしでも回れる?
正直なところ、車なしでこのコースを1泊2日で回るのは難しいです。
各スポットが駅から離れているため、公共交通だけだと移動に時間がかかりすぎます。運転しない場合は、恐竜博物館は勝山駅からのバス+えちぜん鉄道、東尋坊はバス利用など、行き先を絞ってツアーを併用するのが現実的です。
ベストシーズンはいつ?
おすすめは春(4〜6月)と秋(9〜11月)。
気候が穏やかで、東尋坊の散策も快適です。冬は雪景色が美しい一方、雪道の運転に注意が必要。夏は恐竜博物館が大変混雑するので、夏休み期間は特に早めの予約が必須です。
まとめ|初めての福井旅行ならこのコースでOK
実際に回った福井1泊2日モデルコースを紹介しました。芦原温泉を拠点に、1日目は東尋坊と温泉、2日目は恐竜博物館と永平寺。新幹線延伸でアクセスも良くなり、週末旅行に最適な行き先です。
レンタカー移動と恐竜博物館の事前予約だけ押さえておけば、初めての福井旅行でもスムーズに楽しめます。このモデルコースを参考に、ぜひ福井の魅力を体感してみてください。


