新型コロナウィルスの影響で長らく運休していたジェットスターの国際線の運航が再開されています。コスパ抜群のLCCなので少し奮発すればビジネスクラスに搭乗できて、快適にオーストラリアを中心とした海外の旅を楽しめるのが魅力的ですね。
しかし「LCCが提供するビジネスクラスってどうなの?」と少し不安な方へ、ジェットスター国際線のビジネスクラスの特徴についてご紹介します。

コスパ抜群のビジネスクラスでオーストラリアへ!
ジェットスター国際線の運航路線は?

ジェットスターの国際線は成田国際空港・関西国際空港・中部国際空港・那覇空港に就航しており、各々こちらの都市と直行便を結んでいます。(※2023年9月時点の情報です。最新の運航状況は別途公式サイトよりご確認ください。)
国内空港 | 就航都市 |
---|---|
成田国際空港 | 台北【台湾】 マニラ【フィリピン】 ケアンズ【オーストラリア】 ゴールドコースト【オーストラリア】 ブリスベン【オーストラリア】 |
関西国際空港 | マニラ【フィリピン】 シンガポール ケアンズ【オーストラリア】 ブリスベン【オーストラリア】 |
中部国際空港 | マニラ【フィリピン】 |
那覇空港 | シンガポール |
中華圏や東南アジアの近距離路線とオーストラリア路線がメインになりますが、ジェットスターはオーストラリアのメルボルンに本社を置く航空会社なので、オーストラリア路線のイメージが強いですよね。
国内線や近距離路線はエコノミークラスのみの座席となっていますが、ボーイング787で運航される長距離路線ではビジネスクラスを備えています。
オーストラリア便はボーイング787で運航されているため、ビジネスクラスを備えています。オーストラリアへのフライト時間は日本から最も近いケアンズでも約7.5時間、ゴールドコーストだと約9時間かかるため、少しでもリラックスしたフライト時間を過ごしたい方はビジネスクラスの利用がおすすめです。

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ジェットスターのビジネスクラスの特徴

ジェットスターのビジネスクラスの特徴をご紹介します。LCCのビジネスクラスはそれほど期待できないのでは?と思っている方は、エコノミーとの違いにも注目してチェックしてみてください。オーストラリア旅行を検討している方は必見です!
特徴①:ゆとりのあるシート
【たびのわ海外 ケアンズ5日間/5日目】
— バリアフリーたびのわ(海外) (@HIS_tabikaigai) February 8, 2020
JQ25便の機材は、往路と同じくB787-8です。
ジェットスターのビジネスクラスはこんな感じです!
車椅子用♿️お手洗いは隣り合った2つの個室の仕切り(壁)を開放して広いスペースを作るタイプです。 pic.twitter.com/75Uzco8lc3
ジェットスターのビジネスクラスは前方に21席配置されています。2席・通路・3席・通路・2席の並びで3列あります。革張りシートになっているので座り心地が良く、前の席との間隔は96cmあるため脚をゆっくり伸ばせます。
折り畳み式のフットレストも付属しているのでよりリラックスできるでしょう。リクライニング機能もありますが、残念ながらフルサービスキャリアに多いフルフラットシートにはなりません。
座席で楽しめる機内エンターテインメントは充実しています。各座席にはモニタが設置されていますが、エコノミークラスだとお金を払わないと利用できません。一方、ビジネスクラスだと無料でモニタを利用でき、機内エンターテインメントをフルに楽しめます。
特徴②:コース形式の食事・ドリンクを無料で提供
だいぶ前の写真になるけれど、#ジェットスター 成田-ケアンズ便ビジネスクラスの機内食。LCCのビジネスクラスは程よい贅沢感が味わえるので好きです。気ままな #一人旅 なら、当日1席だけ空きがあるなんて事もあるので、とりあえずカウンターで座席状況と料金を聞いてみると良いですよ❤(ӦvӦ。) pic.twitter.com/7DqFaQawbt
— gayo@フリーランス旅行記事ライター💉💉💉 (@KKobayatea) August 26, 2020
ジェットスターはLCCなので機内食は別料金と思われる方も多いですが、ビジネスクラスでは機内食を無料で提供しています。しかも、フルサービスキャリアのビジネスクラスと同様に、食事はコース形式で提供しているのでクオリティの高い食事を楽しめます。
日本からオーストラリアへ向かう際は夜食をコース形式で提供し、その他朝食やお菓子・おつまみが提供されます。オーストラリアから日本へ帰る際は昼食をコース形式で提供し、その他アフタヌーンティーやお菓子・おつまみが提供されます。
飲み物もビール・ワイン・スピリッツ類にジュース・コーヒー・お茶とラインナップ豊富に取り揃えており、Cellars in the Skyアワードを受賞したワインなど銘柄にもこだわっています。
特徴③:専用ラウンジを提供
空港についたので、長期フライトのまえに軽くシャワー。
— ゴメス男爵P (@lord_gomez) August 14, 2019
成田空港でもそうだったけど、カンタスクラブラウンジはガラガラなんだけど、豪華。ゆっくりできて、落ち着きます。 pic.twitter.com/dfkYuFViSZ
ジェットスターのビジネスクラスの運賃タイプには「Business」運賃と「Business Max」運賃があり、Business Maxは「しっかりMax」という払い戻し対応など充実のサービスが含まれた運賃タイプになります。
Business Maxを選択すると無料でカンタスクラブ・ラウンジを利用でき、Businessの場合は追加料金を支払うことでカンタスクラブ・ラウンジを利用できます。
ゴールドコースト発のビジネスクラス利用でBusiness Max運賃の場合は、ジェットスターのラウンジを無料で利用できます。ラウンジを利用できると出発までゆっくりと過ごせるのでおすすめです。
アデレード・アリススプリングス・ブリスベン・ブルーム・ケアンズ・コフスハーバー・ダーウィン・デボンポート・エメラルド・グラッドストーン・ホバート・カルグーリ・カラーサ・ローンセストン・マッカイ・パース・タウンズビル・キャンベラ・ゴールドコースト・メルボルン・ポートヘドランド・ロックハンプトン・シドニー・タムワース

カンタスクラブ・ラウンジのある国際空港でしかラウンジ利用はできないよ!
特徴④:チェックインや手荷物の優先対応
ジェットスターのビジネスクラスは専用のチェックインエリアがあり、さらにゲートでは優先搭乗があるので、並ぶことなくスムーズに搭乗できます。
荷物の制限についても優遇されており、14kgまで手荷物を機内に持ち込めます。受託手荷物については30kgまで無料で預けられます。有料になりますが、10kg追加して最大40kgまで預けられるようになっています。
- Business
- 機内持込手荷物
- 計2個/合計14kg
- 受託手荷物
- 30kgまで無料
- 機内持込手荷物
- Business Max
- 機内持込手荷物
- 計2個/合計14kg
- 受託手荷物
- 30kgまで無料
- 機内持込手荷物

機内持込手荷物・受託手荷物ともに条件がいいのがビジネスクラスだ!
特徴⑤:コスパ抜群の価格設定
やっぱり気になるのが価格設定ですね。元々安いのが売りのLCCなので、ビジネスクラスの価格も十分期待できます。成田~ケアンズ間で調べてみると、エコノミークラスでは往復75,000円前後~設定がありますが、ビジネスクラスでは往復190,000円前後~設定があります。(※時期によって大幅に異なるのであくまで通常期の目安となります。)
ビジネスクラスはエコノミークラスより倍くらいはかかるとはいえ、エコノミークラスの価格自体が格安の設定のため、ビジネスクラスとしてはコスパ抜群と言えるでしょう。同等区間でフルサービスキャリアを利用すると往復で60~70万円ほどかかってくることからも安さがわかります。
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支払い方法は、クレジットカードの他に銀行振込やコンビニ決済も対応しています。こちらからチェックしてみてください!


パッケージツアーの利用もおすすめ!

ジェットスターを利用したパッケージツアーも多く発表されており、ホテルも付いてくるので予約の手間がかからずおすすめです。観光までセットになっているプランもあり、現地での行動も事前に考える必要があなくなるのでラクです。
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まとめ
ジェットスター国際線のビジネスクラスについてご紹介してきました。ジェットスターはLCCなのでビジネスクラスを利用してもコスパ抜群です。LCCでもビジネスクラスになるとサービスは充実しているので、オーストラリアへ行く際はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。