金刀比羅宮(ことひらぐう)は香川県琴平町にある神社で、「こんぴらさん」の愛称で親しまれています。長く続く参道の石段が有名で、この石段を昇ることがこんぴらさん参拝の一大イベントでもあります。
この記事では、こんぴらさんの階段は何段あって何時間で昇れるのかをご紹介します。観光計画を立てる際の参考にしてみてください。
頑張って石段昇るぞ!
金刀比羅宮ってどんな神社?
金刀比羅宮は香川県琴平町にある神社で、「金毘羅(こんぴら)さん」の愛称で親しまれています。全国に約600ある金刀比羅神社・琴平神社または金比羅神社の総本宮です。
五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範囲な神様として古くから厚く信仰されています。江戸時代の頃から、人生に一度は訪れたい場所としてこんぴら参りが全国に広まりました。
石段が金刀比羅宮の象徴
象頭山の中腹にあることから、長く続く参道は石段になっており、こんぴらさんの特徴でもあります。この石段を昇ることがこんぴらさんを制するとも捉えられています。
標高251mの地点に本宮があり、さらに昇った標高421mの地点に奥社があります。参道の両脇には香川県名物の讃岐うどんのお店も多くあるため、ご当地グルメも一緒に楽しめます。
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金刀比羅宮の階段は何段?
金刀比羅宮の参道口から最も高いところにある奥社までは1368段あります。奥社まで昇るにはかなり体力が必要なので、健脚な方やトレーニングを積んだ方であればおすすめです。
普段あまり運動をしておらず、体力に自信がない方はまず本宮を目標とするとよいでしょう。本宮までは785段です。
全1368段
本宮までは785段
こんぴらさんの階段には○段目という表示が各所にあるので、それを見ながら昇るとモチベーションを保てます。
365段目の大門までは比較的参道にお土産店も多いので、いろいろ見ながら進むと疲れも感じないでしょう。
奥社チャレンジは山登りの心構えで
本宮に到着してさらに奥社へチャレンジする方は本宮右側の参道を進みます。階段はきれいに整備されているので歩きやすいですが、本宮までの道のりよりさらに山の中の参道らしい景色が続きます。山登りの心構えで臨むとよいでしょう。
こんぴらさんには讃岐うどん作り体験など地域ならではの体験ができる施設があります。
こんぴらさん参りだけではなく、旅の思い出に体験もコースに組み込んでみてはいかがでしょうか。こちらからチェックしてみてください!
階段は何時間で昇れる?
それぞれの区間でかかる時間の目安はこちらです。
- 表参道→本宮
- 片道:約40~45分
- 往復:約1時間半
- 本宮→奥社
- 片道:約40~45分
- 表参道→奥社
- 片道:約90分
- 往復:約3時間
途中にはお土産屋さんや讃岐うどんのお店、500段目のところに資生堂パーラーの「カフェ&レストラン 神椿」という人気カフェレストランもあります。
立ち寄る予定がある場合はさらに1時間ほど余計に時間を見ておくのが無難です。
金刀比羅宮の石段500段目にある銀座の「資生堂パーラー」が提供するカフェ&レストラン。
金刀比羅宮の森の中にあるオープンテラスのカフェは雰囲気が良く、人気の神椿パフェや香川県産フルーツをふんだんに使ったパフェなどを提供しています。
レストランではコース料理や資生堂パーラー伝統の一品料理を楽しめます。
恒例行事「こんぴら石段マラソン」
金刀比羅宮ではこんぴら石段マラソンというご当地イベントが恒例になっています。
毎年10月の日曜日に開催され、速さを競うのではなく完走することが目標です。本宮までの785段を昇って折り返すコースが設定されています。
ゴールすると参加者全員に讃岐うどんが振舞われ、金刀比羅宮のお守りが配布されます。さらに琴参閣での温泉入浴サービスもあるので、旅行の記念に参加してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
金刀比羅宮(こんぴらさん)の階段の数や昇るのにかかる時間についてご紹介をしてきました。山登りにも匹敵するかなりハードな階段上りになりますが、こんぴらさんのご利益にあやかるため頑張って昇ってみましょう。