鹿といえば奈良の鹿、そして厳島神社のある宮島の鹿が有名です。宮島へ行く目的として厳島神社の参拝の他に、鹿との触れ合いを目的とする方も多いのではないでしょうか。そもそもなぜ宮島に鹿がたくさんいるのでしょうか。厳島神社とも何か関係があるのでしょうか。この記事では厳島神社付近にいる宮島の鹿がたくさんいる秘密に迫っていきます。

宮島の鹿の特徴を知ろう!
厳島神社に鹿がたくさんいる理由

宮島に到着するとすぐに飛び込んでくるのが鹿たちですね。厳島神社へ向かう途中にもたくさんの鹿がいて、不思議な光景を目の当たりにするでしょう。宮島の鹿は観光繁栄目的で奈良から持って来られたという情報もありますが、宮島の鹿はそれよりもっと前から宮島に生息していたのです。厳島神社が創建される前からすでに生息していたとされています。
一つ疑問が浮かぶのが宮島という離島になぜ鹿が生息しているのかという点です。鹿のイメージは陸上動物なので海を渡って宮島に生息することなど不可能なのではないかとも思えます。
実は鹿は泳ぐのが得意な動物であるのをご存知でしょうか。しかも、何キロも泳ぐことができるため、本土から泳ぎ着いた鹿が宮島を住処とし繁殖していったことが宮島に鹿がたくさんいる理由です。

宮島の鹿は奈良の鹿より歴史があるんだ!
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宮島の鹿の特徴は?

宮島の鹿にはいくつかの種類があります。最もメジャーなのが大人の鹿で、自分の居場所を見つけてゆっくりしていることが多いです。生後1-2か月の若い鹿は宮島桟橋付近で観光客を出迎えてくれることが多く、可愛らしい姿にとても癒されます。
最も元気なお年頃の若者鹿は愛嬌たっぷりで、観光客へのサービス精神も満載です。厳島神社付近で見られる老齢のおじいさん鹿は厳島神社と歴史を共にしているという重厚感が漂っています。

大人と子どもとお年頃の若者とおじいさん鹿がいるよ!見分けてみよう!
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宮島の鹿と触れ合う時の注意事項

普段なかなか手の届く距離で触れ合えない鹿なので、宮島へ行ったらぜひ触れ合ってみたいですよね。しかし、宮島の鹿と触れ合うには注意事項があります。奈良公園にあるような鹿せんべいの販売は宮島ではなく、宮島の鹿には餌をあげること自体が禁止されています。餌をあげると罰則を受ける場合もあるので十分注意しましょう。
なぜ宮島の鹿には餌やりが禁止されているのでしょうか。それは人間慣れしすぎた鹿を野生に返すためとされています。長年宮島に生息している鹿は人間慣れしすぎてしまって、自分で山に入って餌を探すことを忘れてしまった鹿が多いです。そうすると生態系が崩れることになるため、正常な状態に戻すべく餌やり禁止令を出しました。
しかし、簡単に餌をもらえなくなった鹿が空腹でイライラして人を襲う事故が報告されています。万が一餌をちらつかせたりするとそれを見た鹿が一気に集まり襲われることもあり得るので、鹿との触れ合い方には十分注意してくださいね。

鹿たちのためにも餌やりは禁止だよ!
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まとめ
厳島神社にいる宮島の鹿についてご紹介をしてきました。可愛らしい鹿たちにはとても癒されますが、餌をやるのは禁止なので、注意して触れ合うようにしましょう。
