ZIPAIRはキャンセル可能？キャンセル料は？旅のキャンセル保険も話題

ZIPAIRはJALの子会社のLCC航空会社です。安心のJALブランドで格安の海外旅行が実現できることで話題を呼んでおり、ハワイ便を中心に人気を集めています。

格安とはいえ、万が一に備えてキャンセルできるかどうかは気になる点ですよね。この記事ではZIPAIRのキャンセルについて、またZIPAIRが販売している旅のキャンセル保険についてご紹介します。

ZIPAIRってどんな航空会社？

ZIPAIRは日本の国際線専門の格安航空会社（LCC）で、日本航空の完全子会社です。現在こちらの都市へ就航しています。

日本航空のサービスレベルを保ったまま、格安で海外旅行を楽しめることで話題を呼んでいます。

ZIPAIRの運賃体系

ZIPAIRの運賃体系がこちらです。

ZIP Full-Flatがビジネスクラス相当の座席で、Standardがエコノミークラス相当の座席予約用の運賃体系です。

ソウル線以外ではZIP Full-Flat Value・Standard Valueという言い方をします。

ZIPAIRのキャンセル規定

ZIPAIRではそれぞれの運賃体系ごとにキャンセルについて規定されており、且つソウル線とそれ以外でも方針が異なります。

運賃体系	キャンセル	予約変更	就航先
Standard Value U6 Standard Value	払い戻し不可 空港使用料・諸税は払い戻し可	予約変更不可	ソウル以外
ZIP Full-Flat Value	払い戻し不可 空港使用料・諸税は払い戻し可	予約変更不可	ソウル以外
Standard U6 Standard	運賃額より取消手数料を差し引いて払い戻し可 事務手数料・付帯サービス料金は払い戻し不可 空港使用料・諸税は払い戻し可	予約変更不可	ソウル
ZIP Full-Flat	運賃額より取消手数料を差し引いて払い戻し可 事務手数料・付帯サービス料金は払い戻し不可 空港使用料・諸税は払い戻し可	予約変更不可	ソウル

まず、予約変更に関してはどの路線もどの運賃体系も不可となります。キャンセルについてはソウル線以外は払い戻し不可となっているので予約の際は十分ご注意ください。

ソウル線は払い戻しが可能ですが、取消手数料が発生します。この取消手数料が運賃に対してかなり高額なので、払い戻しができるとはいえ注意が必要です。運賃が取消手数料の料金を下回った場合は払い戻しはできなくなります。

ZIPAIR販売「旅のキャンセル保険」

ZIPAIRはキャンセルに関して大変厳しいことがわかりました。そこでZIPAIRでは航空券購入時のオプションとして「旅のキャンセル保険」を販売しています。

航空券を購入した後、突発的な事情でやむを得ずキャンセルしないといけなくなったとき、キャンセルに伴い発生した損害を補償するという内容です。保険料は航空券代金や購入サービスの総額をもとに自動設定されます。

従来の海外旅行傷害保険だとキャンセル保険は特約扱いで、海外旅行傷害保険の基本契約が必要となりましたが、旅のキャンセル保険は単体で購入ができるようになっています。ただし、航空券との同時購入が必須となるのでご注意ください。

購入可能な方	日本在住のZIPAIR航空券購入者
購入場所	ZIPAIR予約サイト
保険加入期限	航空券購入時の同時加入に限る
補償内容	キャンセルに伴い発生した損害を補償
保険料の目安	航空券・各種サービスの合計代金に対応する保険料率（約9%程度）にて自動算出 （例：2万円の航空券を購入した場合、保険料は約1,800円）

自己都合によるキャンセルは対象外となるのでご注意ください。

まとめ

ZIPAIRのキャンセルについてご紹介をしてきました。ZIPAIRは基本的には払い戻しが不可となりますので、格安とはいえ注意して予約するようにしましょう。万が一に備えて旅のキャンセル保険もおすすめです。