「ソウルのランドマークに行きたいけれど、行き方が複雑でよくわからない…」という悩みは多いものです。実は、Nソウルタワーは一般車やタクシーで山頂まで行くことができません。
2026年からは新交通システム「南山ゴンドラ」の導入も予定され、アクセスはさらに進化しています。「急な坂道で疲れた」「バス停が見つからない」といった失敗をゼロにするため、現地在住者レベルの最新情報を凝縮して解説します。
2026最新!アクセス手段の比較

Nソウルタワーがある南山(ナムサン)山頂は、環境保護のため一般車両の通行が厳しく制限されています。そのため、アクセス方法は公共交通機関か徒歩のいずれかに限られます。
2026年からは、待望の南山ゴンドラが運行を開始し、これまでの混雑が大幅に緩和される見通しです。まずは、現在利用できる手段と最新のゴンドラ情報を比較してみましょう。
手段別のメリット・デメリット比較表
それぞれの特徴を理解することで、旅行のスケジュールに合わせた最適な選択ができます。
| 料金(目安) | 所要時間 | メリット | デメリット | |
|---|---|---|---|---|
| 循環バス(01番) | 約1,400W | 約15〜25分 | 最安・本数が多い | 座れないことが多く少し歩く |
| ケーブルカー | 15,000W(往復) | 約5分 | 絶景を楽しめる | 週末は1時間待ちも。乗り場まで遠い。 |
| 南山ゴンドラ | 10,000W程度(予定) | 約5分 | 2026年春運行開始予定 | 明洞駅近くから直行。バリアフリー対応。 |
| 徒歩(ハイキング) | 無料 | 約40〜60分 | 景色を独占、運動になる | かなり体力を消耗する |
あなたに最適な行き方診断
迷ったときは、以下の基準で選ぶのがおすすめです。
- 「とにかく安く、効率的に行きたい!」
- → 循環バス(01番)一択です。明洞や忠武路から座って(あるいは立ちながら)山頂付近まで運んでくれます。
- 「ソウルの夜景を空中から楽しみたい!」
- → ケーブルカーがおすすめ。ただし、金〜日曜の夜は長蛇の列を覚悟しましょう。
- 「ベビーカーや車椅子を利用している」
- → 2026年開通の南山ゴンドラが最も快適です。既存のケーブルカーよりもバリアフリー化が進んでおり、乗り場へのアクセスも改善されています。
【速報】2026年春稼働の南山ゴンドラ
今、ソウルで最も注目されているのが、明洞駅近くの南山イェジャン公園から山頂の約832mを結ぶ新交通システム「南山ゴンドラ」です。10人乗りのキャビンが25台稼働し、1時間あたり最大1,600〜2,000人を輸送可能。
既存のケーブルカーは一度に多くの人を運びますが、待ち時間が長くなりがちでした。ゴンドラは次々とキャビンが来るため、待ち時間が劇的に短縮されます。
ナオコ2027年に延期の噂もあるので、ニュースで最新情報をチェックしよう!

海外旅行といえばHIS(エイチ・アイ・エス)!ツアーラインナップも豊富で、韓国ツアーも盛りだくさんに用意しています。航空券・ホテルの別手配にも対応しているので、自由自在に予約できます。
【バス】最安&最短!循環バス01番

タクシーや一般車両が山頂まで乗り入れられないため、循環バスは唯一の車両によるアクセス手段です。特に明洞や忠武路などの主要観光地から一本で行けるため、多くの旅行者に選ばれています。
循環バス01番の基本ルートと運賃

2026年現在、バスは01A(時計回り)と01B(反時計回り)の2つの循環ルートが中心となっています。
- 運賃(T-money利用時):1,400W(現金の場合は1,500W)
- 運行間隔:約10〜15分おきに運行
- 主な停留所:
- 01A:市庁前 → 景福宮 → 安国駅 → 忠武路駅 → 東大入口駅 → Nソウルタワー
- 01B:南山イェジャン換車駐車場 → 忠武路駅2番出口 → 東大入口駅 → Nソウルタワー
明洞駅から乗る場合は01B番が便利です。2026年にはバス停のデジタル表示板も多言語対応が進んでおり、初心者でも「あと何分で来るか」が一目でわかります。
01Aと01Bはどう違う?出発地点別の最適ルート
循環バスには「01A」と「01B」があり、どちらに乗るかで観光効率が劇的に変わります。2026年の最新ルートに基づき、出発地別にどちらを選ぶべきか解説します。
01A(時計回り):広範囲を巡る観光の味方
ソウルの主要観光地をぐるりと一周してからタワーへ向かうルートです。
- 向いている人
- 青瓦台・景福宮・安国駅(北村)・仁寺洞から直接タワーへ行きたい方。
- ルートの特徴
- 忠武路駅や東大入口駅も経由しますが、市内の主要エリアを網羅しているため、移動手段として非常に優秀です。
01B(反時計回り):明洞・忠武路からの最短ルート
南山周辺をよりタイトに循環し、タワーへのアクセスに特化したルートです。
- 向いている人
- 明洞駅(イェジャン駐車場)や忠武路駅から最短時間でタワーへ行きたい方。
- ルートの特徴
- 01Aに比べて停車駅が少なく、南山の周りを効率よく回るため、ショッピングの合間にサクッとタワーを往復したい時に最適です。
【迷子防止】明洞・忠武路のバス停位置

バス停探しで迷う人が多いため、主要な2駅のポイントを正確に押さえましょう。
- 忠武路(チュンムロ)駅
- 2番出口を出てすぐ目の前のバス停から乗車します。ここが最も本数が多く、座れる確率も高い推奨スポットです。
- 明洞(ミョンドン)駅
- 1番出口付近から南山イェジャン換車駐車場まで徒歩5分ほど。そこから01B番バスに乗るのが最短ルートです。
支払い方法とT-moneyカードの注意点
韓国のバスはキャッシュレス化が急速に進んでいます。
- T-moneyカード推奨
- 乗車時と下車時にカードリーダーにかざすだけでOK。地下鉄からの乗り換え割引(30分以内)も適用されます。
- 気候同行カード(Climate Card)
- ソウル市内のバス・地下鉄が乗り放題になるこのカードも、もちろん01番バスで使用可能です。
- 2人分まとめて支払い
- 1枚のカードで2人分の運賃を払う場合は、タッチする前に運転手に「トゥミョンイヨ(2人です)」と伝えれば設定してくれます。

バス下車後の心臓破りの坂にご用心
Nソウルタワー停留所に到着し、バスを降りて一安心……と思いきや、ここからが最後の正念場です。バス停からタワーの入り口(広場)までは、城郭沿いに整備された舗装路を登る必要があります。距離は短いですが、約200mの急勾配になっており、「心臓破りの坂」とも呼ばれています。
所要時間は約3〜5分です。健脚な方ならすぐですが、年配の方や小さなお子様連れの方は適宜休憩を挟みながらゆっくり登りましょう。坂の終点にある広場に出ると、目の前にタワーがそびえ立ち、振り返ればソウル市内のパノラマが広がります。この達成感が観光のハイライトの一つです。
夜景観光に必須!最終バスの時間
「夜景に夢中になって、帰りのバスがなくなった!」という失敗は避けたいもの。必ずチェックしておきたいのが最終バスの時間です。
山頂発は23:00頃が最終となります。21:00〜22:00は帰宅する観光客でバス停に長い列ができます。余裕を持って20:30頃に下山を開始するか、あえて徒歩で下りる選択肢も持っておきましょう。
【ケーブルカー】空中散歩の攻略法

Nソウルタワーへ向かうケーブルカーは、単なる移動手段ではなく、ソウルの街並みが足元に広がる絶好のアトラクションです。しかし、乗り場は南山の中腹にあり、普通に行こうとすると急な坂道を登ることになります。
無料エレベーター「南山オルミ」への道
ケーブルカー乗り場までの坂道をショートカットできる救世主が、傾斜型エレベーター「南山(ナムサン)オルミ」です。これに乗るだけで、ケーブルカー乗り場までの心臓破りの階段と坂道を完全にスキップできます。ガラス張りで外の景色が見えるため、プチ観光気分も味わえます。
- 行き方: 地下鉄4号線「明洞駅」4番出口を出て直進。大きな「会賢(フェヒョン)交差点」を左折してすぐ。徒歩約10分。
- 料金: 無料
- 運行時間: 09:00 〜 23:00(月曜午前は点検の場合あり)
ケーブルカーの料金・営業時間・混雑回避
現在、週末の夜は非常に混雑します。事前に情報を整理しておきましょう。2026年開通のゴンドラは、このケーブルカーよりもさらに明洞駅に近い場所から出発するため、今後ケーブルカーの混雑は緩和されると予測されています。
- 料金(往復): 大人 15,000W / 子供 11,500W
- 営業時間: 10:00 〜 23:00(金・土・祝前日は延長される場合あり)
- 混雑回避のコツ: 平日昼間は待ち時間ほぼゼロで乗車可能です。
- 日没1時間前: 最も混雑するタイミング。1時間待ちもザラです。
- WEB予約: Klookなどの旅行サイトで事前チケットを購入しておくと、窓口の列に並ばず直接搭乗ラインへ進める場合があります(※要最新確認)。
【裏技】無料シャトルバスで坂道を回避
あまり知られていませんが、明洞駅からケーブルカー乗り場までを繋ぐ無料シャトルバスも運行しています。
- 乗り場: 明洞駅1番出口付近またはソウル駅(ソウルスクエア前)。
- 運行間隔: 約30分〜1時間に1本。
- おすすめ活用法: 「南山オルミまで歩くのも面倒!」という時に最適ですが、本数が少ないため、事前に時刻表をチェックしておきましょう。
チケット購入から乗車までの流れ
初めての方でも迷わない3ステップシミュレーションです。
- チケット購入
- 建物の1階にあるチケット売り場(有人窓口または自動券売機)で往復券を購入します。
- 待機
- 3階の搭乗場へ。混雑時はここで列に並びます。待機スペースの多言語案内がさらに充実します。
- 乗車
- 定員約40名の大型キャビンで約5分間の空中散歩。進行方向の右側(タワーが見える側)に陣取るのがベストポジションです。
ナオコ帰りのチケットを紛失しないように!
【徒歩】自然を満喫!南山ハイキング

「タワーまで歩くのは大変そう…」というイメージはもう過去のものです。2025年7月に開通した新コース「北側の森の道」により、明洞から山頂までのアクセスが劇的に楽になりました。
明洞から山頂まで!20分のおすすめルート
これまで明洞から徒歩で登ると約1時間かかっていましたが、最新のデッキ階段道の整備により、初心者でも約20分〜30分で山頂に到達できるようになりました。ただし、新コースは階段が多いため、ヒールよりもフラットシューズやスニーカーが必須です。
新コース「北側の森の道」
明洞一帯からタワーまでを繋ぐ緩やかな設計のデッキ階段です。急な土の道を登る必要がなく、スニーカーであれば誰でも安全に歩けます。明洞駅3番出口または4番出口から南山イェジャン公園方面へ。そこから新しく整備されたウッドデッキの入り口が始まります。渓谷のせせらぎを聞ける水音展望休憩所など随所にリラックスできるスポットが点在しています。
途中のフォトスポットと愛の南京錠

徒歩ルートの醍醐味は、バスやケーブルカーでは一瞬で通り過ぎてしまうフォトスポットを独占できることです。
- シティビュー展望台
- 新コースの途中にあり、青瓦台(旧大統領府)や景福宮、高層ビル群が織りなす新旧のソウルを完璧な角度で撮影できます。
- 愛の南京錠(ラブロック)エリア
- 山頂直下のフェンスには、数え切れないほどの南京錠がかけられています。ここは24時間無料で立ち入ることができ、夜間はライトアップされたタワーをバックに最高にロマンチックな写真が撮れます。
- 南京錠の購入
- タワー内のコンビニ(CU)で約9,500W〜購入可能ですが、お気に入りの錠前を持参して取り付けるのも通な楽しみ方です。
夜道の安全性と街灯のリアルな状況
「夜景を見に歩いて登っても大丈夫?」という不安に対し、現在の南山は非常に高い安全性を誇ります。散策路には一定間隔で街灯が設置されており、深夜まで多くのバイヤーや観光客・ジョギング中の市民が歩いているため、人通りが絶えることはありません。
タワーの展望台営業が終わった後も、ふもとの広場や散策路は24時間開放されています。静かに夜景を楽しみたいなら、あえて深夜に徒歩で訪れるのも一案です。
四季が織りなす南山ロードの絶景

徒歩ルートを選ぶ最大の贅沢は、ソウル屈指の自然美を間近に感じられることです。特に以下の時期は乗り物を使わず歩く価値が十分にあります。
- 4月:桜のトンネルを抜ける空中散歩
- 南山の散策路はソウル有数の桜の名所です。特に南山循環路沿いには数千本の桜が咲き誇り、頭上を覆い尽くすピンクのトンネルの中を歩くことができます。バスの窓越しではなく、桜吹雪を浴びながらのハイキングはこの時期だけの特権です。
- 11月:燃えるような紅葉のパノラマ
- 秋になると山全体が赤や黄色に染まり、タワーの白(あるいは夜のライトアップ)とのコントラストが圧巻です。足元には落ち葉の絨毯が広がり、一歩ごとに秋の深まりを感じられます。
- 冬:幻想的な雪景色と静寂
- 雪が降った翌日の南山は水墨画のような美しさです。空気が澄んでいるため、展望台からの視界も一年で最もクリアになります。
桜や紅葉のピーク時は、ケーブルカーやバスが2時間待ちになることも珍しくありません。そんな時こそ、整備された北側の森の道を歩きましょう。渋滞を横目に自分のペースで景色を楽しみながら登るのが実は最も賢い攻略法です。
【失敗ゼロ】知っておくべき3つのルール

どれだけアクセス方法を調べても、この3つのルールを知らないと現場で立ち往生する可能性があります。
タクシーで行ける範囲の罠に注意
初心者の方が最も勘違いしやすいのが「タクシーなら山頂まで行ける」という点です。南山の山頂エリアは環境保護のため、2021年よりタクシーを含む一般車両の通行が完全に禁止されています。
タクシーで「Nソウルタワーへ」と伝えても、運転手さんはケーブルカー乗り場かバス乗り場のあるふもとまでしか連れて行ってくれません。ソウル市指定の障害者福祉車両や一部の公式公用車を除き、どんなに高額な料金を払ってもタワーの目の前で降りることは不可能です。
週末の待ち時間と効率的な回避術
SNSで見るようなマジックアワー(日没直後)の美しい景色を狙うなら、タイムスケジュールには要注意です。魔の時間帯は17:00〜19:00。この時間はケーブルカーの待ち時間は1時間を超えることがザラにあります。
- 回避術1:早めの到着
- 日没の最低1時間半前には山頂に到着し、タワー内のカフェや広場で場所を確保するのが賢い動き方です。
- 回避術2:片道使いのコンボ
- 行きは空いている16時台にケーブルカーで登り、帰りは夜景を楽しみながら循環バス(または徒歩)で下りるというルートが、待ち時間を最小限にする黄金パターンです。
強風による運休情報の確認方法
意外と見落としがちなのが風の影響です。雨が降っていなくても、強風が吹くとケーブルカーは安全のために即座に運行停止となります。
公式アプリや公式サイト(多言語対応)でリアルタイムの運行状況が確認できます。また、明洞駅近くの南山オルミ付近に運行状況の掲示板があるため、乗る前に必ずチェックしましょう。「ケーブルカーが止まっていたら、すぐに忠武路駅へ戻って循環バスに乗る」と決めておくだけで、貴重な旅行の時間を無駄にせずに済みます。
まとめ:最適なアクセスで最高の景色を
Nソウルタワーは時代とともにアクセスが進化し続けています。2025年に整備された「新・徒歩ルート」や2026年稼働の「南山ゴンドラ」など新しい選択肢を知っているだけで、あなたのソウル観光はもっと自由で快適なものになります。
「どの方法で行こうか?」と選ぶ時間も旅の楽しみの一つです。きらめくソウルの街並みをぜひ最高のコンディションで目に焼き付けてきてください!


