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ナオコ
元旅行会社の社員で、営業兼添乗員をしていました。今はIT商社でSaaS商材の販売推進をしています。趣味は旅行・韓国ドラマ鑑賞・英会話などなど。旅行会社勤務の経験を活かして、皆さまの旅行に役立つ情報をお届けします。

ロサンゼルスとラスベガスはどっち?日数・費用・治安で徹底比較

アイキャッチ_LAラスベガス

「アメリカ西海岸に行きたいけれど、ロサンゼルスとラスベガス、どっちを選べばいいの?」——旅行を計画するとき、多くの方がここで手が止まります。

結論からお伝えすると、初めてのアメリカならロサンゼルス、短期間で濃い体験をしたいならラスベガスです。そして5泊7日を確保できるなら、両方回るのが最も満足度の高い選択になります。

私は両都市を周遊し、LAはダウンタウンのミヤコホテルに滞在、ラスベガスではパークMGMに滞在しました。都市間の移動には飛行機を使っています。その体験もふまえて、日数・費用・治安という実務的な3つの軸で比較します。なお費用の章では、多くの記事が触れていないリゾートフィーという重要な落とし穴についてもお伝えします。

この記事でわかること

  • 目的別に見た2都市の選び方
  • 日本からの行き方と所要時間の差
  • 「ベガスはホテルが安い」の本当のところ
  • 治安のエリア差と守るべき注意点
  • 両方回る場合の日数配分
目次

結論|目的別のおすすめ都市

結論

ロサンゼルスとラスベガスは、性格がまったく違う都市です。優劣ではなく、求めるものが違うだけだと考えてください。

初アメリカならロサンゼルス

初めてのアメリカ西海岸旅行なら、LAをおすすめします。理由は3つあります。

  • 日本から直行便がある:乗り継ぎの不安がない
  • 観光の選択肢が多彩:ビーチ・映画・テーマパークが揃う
  • 万人受けする:家族旅行でも女子旅でも成立する

特にディズニーランドやユニバーサル・スタジオが目的なら、LA以外の選択肢はありません。

短期集中ならラスベガス

2〜3泊の短期旅行で、濃密な体験をしたいならラスベガスです。

観光エリアがストリップ沿いに凝縮されているため、移動に時間を取られません。カジノ、ショー、豪華ビュッフェ——日本では味わえない非日常が、歩ける範囲に詰まっています。

ただし日本からの直行便がないため、乗り継ぎの手間を許容できるかが判断の分かれ目になります。

5泊7日あれば両方回れる

両都市は車で4〜5時間、飛行機なら約1時間半の距離です。日程が確保できるなら、迷わず両方組み込んでください。

私は実際に5泊7日で両都市を周遊し、十分に満足できました。LAに3泊、ラスベガスに2泊という配分です。「海と砂漠」「リラックスとエキサイト」という正反対の魅力を一度の旅で味わえるのが、西海岸周遊の醍醐味でした。

こんな人おすすめ
初めてのアメリカロサンゼルス
ビーチとテーマパーク重視ロサンゼルス
2〜3泊の短期旅行ラスベガス
カジノ・ショー重視ラスベガス
グランドキャニオンも見たいラスベガス
5泊7日を確保できる両方周遊

2都市の性格はこう違う

ハリウッドサイン

比較に入る前に、2つの都市の基本的な性格を押さえておきましょう。

ロサンゼルスは総合型で分散している

ロサンゼルスは人口約400万人、都市圏は東京23区の約2.4倍という広さです。

ハリウッド、サンタモニカ、ビバリーヒルズ、アナハイム——魅力的なエリアが広範囲に散らばっているのが特徴です。「総合型エンターテイメントシティ」と呼ぶのがふさわしく、選択肢の多さは圧倒的です。

裏を返せば、移動計画を立てないと時間を浪費します。ここがLA旅行の最大の落とし穴です。

ラスベガスは1本道に凝縮される

一方のラスベガスは人口約65万人。観光の中心は「ストリップ」という全長約6.8kmの1本道に集中しています。

ベラージオ、ベネチアン、MGMグランド——巨大カジノホテルがこの通り沿いに並び、ホテル自体が観光地になっています。歩いているだけで非日常感を味わえるのがベガスの強みです。

どちらも1日では回れない

意外と見落とされるのが最低日数です。

都市最低日数理由
ロサンゼルス4泊以上エリアが分散し、1日1〜2エリアが限界
ラスベガス2〜3泊凝縮されているが、ショーと近郊観光に日数が必要

「LA2泊で全部回る」という計画は、まず成立しません。LAは最低4泊を確保してください。

日本からの行き方を比較

JAL

海外旅行では「日本からの行きやすさ」が旅の疲労度を大きく左右します。

ロサンゼルスは直行便で約10時間

ロサンゼルス国際空港(LAX)へは、日本から毎日複数の直行便が運航しています。成田・羽田・関西からANA、JAL、ユナイテッド航空などが就航し、フライト時間は約10〜11時間です。

時差は-17時間(夏時間は-16時間)。深夜便を使えば現地に朝到着でき、初日から観光をスタートできます。

ラスベガスは乗り継ぎが必須

対するラスベガスには、日本からの直行便がありません。LAX、サンフランシスコ、シアトルなどで1回乗り継ぐのが一般的で、総移動時間は13〜16時間程度になります。

乗り継ぎ時間と入国審査を考えると、LAXで乗り継ぐ場合でも最低3〜4時間は見ておきたいところです。

空港名が変わっている点

予約サイトで検索するとき、意外とつまずきやすいのがここです。ラスベガスの空港は「ハリー・リード国際空港(LAS)」といいます。

かつては「マッカラン国際空港」と呼ばれていましたが、2021年12月に改称されました。古い記事やガイドブックには旧名が残っているので、予約サイトで検索する際は注意してください。空港コード「LAS」は変わっていません。

空港からストリップまでは約4kmと近く、タクシーならエリアごとの定額制(21〜29ドル程度)で移動できます。

現地の移動しやすさ比較

空港で歩く人々

限られた日数で観光を楽しむうえで、現地の移動効率は決定的に重要です。

ロサンゼルスは車かUberが前提になる

ロサンゼルスは公共交通機関だけで回るのが難しい都市です。Metroはありますが路線が限定的で、観光地を網羅していません。

参考までに、主要エリア間の移動時間の目安です。

区間所要時間
サンタモニカ〜ハリウッド車で40分〜1時間
ダウンタウン〜アナハイム車で1時間以上
ダウンタウン〜サンタモニカMetro Eラインで約50分

私はレンタカーを借りず、公共交通とツアーで回りました。結論として車なしでも観光は可能でしたが、ダウンタウンを拠点にしたからこそ成立したという側面が大きいです。

車なしでLAを回る2日間のモデルコースを実体験でまとめています。

ストリップは徒歩で回れる

ラスベガスは対照的です。主要ホテルとショー会場がストリップ沿いに並んでいるため、徒歩でも移動できます。

さらにホテル間を結ぶ無料トラム、モノレール、Uberが揃っており、移動でストレスを感じる場面はほとんどありませんでした。1日で複数のホテルを見て回れる密度は、LAでは絶対に真似できません。

夏の暑さが移動を左右する

ただし、季節による前提の変化があります。ラスベガスの夏は40℃を超えます。

「徒歩で回れる」というのは、あくまで気候が穏やかな時期の話です。真夏は建物間の移動でも消耗するため、無料トラムやUberの活用が必須になります。

  • 春(3〜5月)・秋(10〜11月):
    • 徒歩観光に最適
  • 夏(6〜9月):
    • 屋内移動を前提に組む
  • 冬(12〜2月):
    • 朝晩は冷え込むので上着が必要

LAは年間を通じて気候が安定しているので、この点ではLAが有利です。

費用はリゾートフィー次第

ラスベガス

予算は旅行計画の要です。そしてここに、多くの記事が触れていない落とし穴があります。

ロサンゼルスの4泊6日の費用目安

まずLAの費用感を整理します。4泊6日・1人あたりの目安です。

項目費用目安
航空券(往復・直行便)10万〜18万円
ホテル(中級・4泊)6万〜10万円
食費4万〜6万円
現地交通費2万〜3万円
観光費(テーマパーク1日含む)3万〜5万円
合計25万〜42万円

LAはホテル代が高めで、観光エリアに近い場所は1泊2万円以上が相場です。レンタカーを借りるなら駐車場代(1日30〜50ドル)も加算されます。

ラスベガスの3泊5日の費用目安

続いてラスベガス。3泊5日・LA経由での目安です。

項目費用目安
航空券(往復・乗り継ぎ1回)12万〜20万円
ホテル(中級・3泊)4万〜10万円
食費3万〜5万円
現地交通費1万〜2万円
観光費(ショー1回含む)2万〜4万円
カジノ予算1万〜3万円(個人差大)
合計23万〜44万円

リゾートフィーの落とし穴

ラスベガス旅行で、最も見落とされやすい費用があります。

ラスベガスのホテルには、宿泊料金とは別に「リゾートフィー」という料金が請求されます。相場は1泊あたり6,000〜9,000円前後。3泊すれば2〜3万円が上乗せされる計算です。

プールやジム、Wi-Fiなどの施設利用料という名目ですが、使わなくても支払いは必須です。予約サイトの表示価格には含まれていないことが多く、チェックアウト時に初めて気づく人も少なくありません。

つまり「ラスベガスはホテルが安い」という定説は、リゾートフィーを入れると成立しなくなります。

私はパークMGMに宿泊しましたが、リゾートフィーはパッケージツアー代に含まれていたため、別途請求はありませんでした。この経験から、判断の目安を整理します。

予約方法リゾートフィーの扱い
パッケージツアー含まれている場合がある(要確認)
予約サイトで個人手配現地で別途請求されるのが一般的
ホテル公式サイト表示に含まれる場合と別途の場合がある

個人手配で予約するなら、リゾートフィー込みの実質金額で比較してください。 表示価格だけを見てLAと比べると、判断を誤ります。

なお、ストリップ沿いでもリゾートフィーが低額または無料のホテルは一部存在します。費用を抑えたいなら、予約前に必ず確認しておきましょう。

治安はエリア差で決まる

警察

海外旅行では治安も重要な判断材料です。ただし両都市とも「街全体が危険」ということはありません。

ロサンゼルスはエリアの見極めが必要

ロサンゼルスはエリアによって治安の差が大きい都市です。

比較的安全注意が必要
サンタモニカ(日中)ダウンタウンの一部(スキッドロウ周辺)
ビバリーヒルズハリウッド・ブルバードの夜間
パサデナ・アナハイムベニスビーチの夜間・早朝

私が滞在したのはリトルトーキョー周辺で、実はスキッドロウとはさほど離れていない立地でした。それでも日中の行動範囲では不安を感じる場面はありません。ただし夜間に歩き回るのは避けており、夜の移動はUberを使うという前提があってこその印象です。

つまりLAの治安は「エリア」だけでなく、時間帯と移動手段をセットで考える必要があります。

LAの宿泊エリアは診断付きで比較できます。

ラスベガスは観光地内なら安心

ラスベガスのストリップ周辺は、カジノホテルの24時間警備と多数の監視カメラにより、比較的安全に保たれています。深夜でも人通りが絶えないのも安心材料です。

ただしストリップから外れたエリア(ダウンタウン北側など)は雰囲気が変わります。観光エリアの中にとどまる限り、過度な心配は不要です。

共通して守りたい注意点

どちらの都市でも、次の点は必ず守ってください。

  • 車上荒らし対策:
    • レンタカーに貴重品を置かない
  • 夜間の一人歩きを避ける:
    • 移動はUberを活用
  • カジノで荷物を放置しない:
    • スリ・置き引きへの注意
  • 酔っ払いやキャッチに絡まれない:
    • 立ち止まらず離れる

日本と同じ感覚で行動しないこと。それだけでリスクは大きく下がります。

両方行くなら日数配分が鍵

ロサンゼルス

「せっかくなら両方行きたい」という方に向けて、現実的な組み立て方をお伝えします。

ロサンゼルスをメインに組むのが正解

周遊するなら、LAをメインにしてラスベガスを2〜3泊追加するのが定石です。

理由は3つあります。

  1. 直行便がLAにしかない:
    • 入出国がスムーズ
  2. LAは観光スポットが多彩:
    • じっくり回るには4〜5泊必要
  3. ベガスは2〜3泊で満喫できる:
    • 凝縮されているため短期でも満足度が高い

逆に「ベガスメイン+LA少し」だと、LA側が確実に消化不良になります。

移動は車かバスか飛行機か

LA⇔ラスベガス間の移動手段は3つあります。

スクロールできます
手段所要時間費用目安特徴
レンタカー約4〜5時間150〜250ドル/台(3日間)自由度が高い。ルート66やアウトレット立ち寄り可
長距離バス約5〜6時間30〜80ドル/人(片道)最安。時間はかかる
飛行機約1.5時間(空港時間込みで約4時間)80〜200ドル/人(片道)最速。空港アクセスと保安検査で時間ロス

私は飛行機を選びました。理由は、レンタカーを借りない旅程だったことと、4〜5時間の運転を旅程に組み込みたくなかったからです。

結果的にこの選択は正解でした。移動が半日で済んだ分、両都市での滞在時間を確保できています。アメリカでの運転に不安がある方は、飛行機か長距離バスを検討してください。

一方で、ルート66の雰囲気を味わったりバーストウのアウトレットに寄ったりと、移動そのものを観光にしたいならレンタカーが最適です。

LAとラスベガスを周遊する7日間のモデルコースはこちらです。

5泊7日が現実的な最低ライン

私が実際に組んだのは5泊7日の旅程でした。これで両都市とも消化不良になることなく回りきれています。

配分の実例はこちらです。

内訳日数
ロサンゼルス3泊
ラスベガス2泊
移動(飛行機)約半日

実際、ラスベガスは1泊でも、ストリップの主要ホテルを回ってショーを楽しむ程度なら成立します。凝縮された街だからこそできる芸当です。

逆に言えば、これより短いと厳しくなります。移動に半日を使う以上、4泊以下だとどちらかが確実に消化不良になります。日程が5泊未満なら、どちらか一方に絞ったほうが満足度は高くなります。

よくある質問にお答え

考える

計画段階で迷いやすい点をまとめました。

子連れならどっちがいい?

同行者によって最適解が変わります。

小さな子ども連れならどっち?

ロサンゼルスです。ディズニーランドやユニバーサル・スタジオがあり、ビーチでも遊べます。

ラスベガスは子連れNGですか?

入場自体は可能ですが、カジノフロアは21歳未満の立ち入りが制限されます。ホテル内でカジノを通らないと移動できない構造の場所もあるため、ファミリー向けとは言いにくいのが実情です。

ベストシーズンはいつか

訪問時期による違いをお答えします。

ラスベガスの避けるべき時期は?

真夏(6〜9月)です。40℃を超えるため、屋外での行動が制限されます。

LAはいつがいいですか?

年間を通じて気候が安定しています。強いて言えば春と秋が快適ですが、時期による差はベガスほど大きくありません。

1都市なら何泊必要か

日数の目安をまとめます。

LAだけなら何泊?

最低3泊です。テーマパークに1日使うなら4泊は欲しいところです。

ラスベガスだけなら何泊?

2〜3泊で主要な体験はできます。グランドキャニオンの日帰りツアーを入れるなら3泊が理想です。

ニューヨークとロサンゼルスで迷っている方はこちらもどうぞ。

グランドキャニオン日帰りツアーに付いてはこちらをどうぞ。

まとめ|結局どっちに行く?

ここまでの比較を、一覧表で整理します。

スクロールできます
比較項目ロサンゼルスラスベガス
日本からのアクセス直行便(10〜11時間)乗り継ぎ必須(13〜16時間)
移動のしやすさ車かUberが前提ストリップ沿いに凝縮
観光スポットビーチ・映画・テーマパークカジノ・ショー・大自然
費用ホテル高めリゾートフィー込みだと同水準
治安エリア差が大きい観光エリアは比較的安全
最低日数4泊以上2〜3泊

両方を回った実感として言えば、この2都市は競合ではなく補完関係にあります。海と砂漠、リラックスとエキサイト。まったく違う体験ができるからこそ、周遊する価値があります。

最後に、判断のポイントを整理します。

  • 初アメリカ・ビーチ重視ならLA。直行便と多彩さが強みです
  • 短期集中・カジノ重視ならベガス。2〜3泊で濃密に楽しめます
  • 「ベガスは安い」は要検証。リゾートフィー込みで比較してください
  • 空港名はハリー・リード国際空港。旧名マッカランは使われていません
  • 両方行くなら5泊7日が最低ライン。これ未満なら片方に絞るのが賢明です
  • 都市間移動は飛行機が速い。運転に不安があるならこちらを

旅の目的と日数さえ決まれば、行き先は自然に見えてきます。

ロサンゼルスとサンフランシスコの比較記事もご用意しています。

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