ガイドブックで見たあの劇場のようなスタバ、「実際のところ行く価値はあるの?」「混雑はどれくらい?」と気になっていませんか。
この記事は、スターバックス京東1960店に、江南側から実際に足を運んでみた体験レビューです。バスでのアクセスや入口の分かりにくさ、金曜正午のリアルな混雑状況、劇場空間の迫力、そして済州抹茶ラテの感想まで、良かった点も気になった点も正直にまとめました。結論から言うと、私の評価は95点。なぜその点数なのか、どんな人におすすめなのかを本音で解説します。
この記事でわかること
- スタバ京東1960が行く価値ありな理由
- 江南から420番バスで行く実際のルート
- 入口でつまずかないための道順
- 金曜正午のリアルな混雑状況
- ソウル韓方振興センターとのセット観光プラン
結論|ソウル旅行で一度は行く価値あり

先に結論をお伝えします。スターバックス京東1960店は、ソウル旅行中に一度は訪れる価値がある特別な一軒でした。1960年代の廃劇場をそのまま活かした空間は、写真で見る以上の迫力。日本のスタバでは絶対に味わえない世界観で、SNSで話題になるのも納得です。
混雑はしていましたが、訪問した金曜の正午でも席はちゃんと確保できました。一方で、通常のスタバより注文から受け取りまでの待ち時間は長め。江南や明洞からはやや距離があるので、「ついで」ではなく「目的地」として時間に余裕をもって行くのがおすすめです。
実際に行って感じた良かった点
まずは、足を運んで「来てよかった」と思えたポイントから挙げていきます。
- 劇場をそのまま活かした空間が、想像以上に広くて迫力満点
- レトロな雰囲気が残っていて、滞在しているだけで心地よい
- 注文番号をプロジェクターで投影する演出など、劇場ならではの遊び心
- 金曜の正午でも席探しに苦労しなかった
- 近くのソウル韓方振興センターと組み合わせれば半日たっぷり楽しめる
訪問前に知っておきたい注意点
期待値を上げすぎて後悔しないよう、気になった点も正直に書いておきます。
- 通常のスタバより圧倒的に混雑し、注文の待ち時間が長い
- 市場の中にあり、入口がやや分かりにくい
- 江南・明洞からは距離があり、移動に時間がかかる
スターバックス京東1960店とは?

「なぜそんなに話題なの?」という背景を知っておくと、現地での感動がさらに深まります。ここでは店舗の成り立ちと人気の理由を整理します。
廃劇場をリノベーションした話題のスタバ
このお店「スターバックス京東1960店」は、ソウル最大級の伝統市場「京東市場」の中にあります。1960年代にオープンし、その後閉鎖されていた「京東劇場」をリノベーションして、2022年12月にオープンしました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | スターバックス京東1960店 |
| オープン | 2022年12月 |
| 特徴 | 旧・京東劇場を改装/200席以上/高い天井・階段状の客席・舞台を保存 |
| 演出 | 注文番号を壁にプロジェクター投影/店舗限定グッズ・ベーカリーあり |
| 営業時間 | 毎日 9:00〜22:00 |
| 住所 | ソウル市東大門区高山子路36ギル3(祭基洞・京東市場内) |
階段状の客席や舞台がそのまま残り、まさに劇場に入る感覚。スタバとは思えない非日常空間が広がっています。
なぜソウルの人気スポットになったのか
人気の理由は、レトロな空間がオープン直後からSNSで一気に拡散したこと。それだけではありません。注文メニュー1つにつき300ウォンが伝統市場の活性化に使われるなど、地域貢献の取り組みも支持されています。地元の常連から学生、海外からの観光客まで幅広く集まる、新旧が交わるスポットになっています。
京東市場まで来たなら、ソウルの他の名物市場もはしごしたくなります。市場めぐりが好きな人はこちらもどうぞ。

実際に行ってみた|江南からのアクセス

江南エリアからスターバックス京東1960店へは、地下鉄とバスの2つの行き方があります。地下鉄で行こうとすると乗り換えが3回も発生するため、私は多少時間がかかっても乗り換えなしの1本で行けるバスを選びました。荷物がある日や、乗り換えが面倒に感じる人には、バスのほうが移動はぐっとラクになります。
論峴駅から420番バスで向かった
私は江南側から向かったので、論峴(ノンヒョン)駅のバス停から420番バスに乗車しました。420番は開浦洞〜清涼里を結ぶ路線で、漢南洞〜東大門エリアを経由し、京東市場のある清涼里方面へ向かいます。
私は祭基洞(チェギドン)駅前のバス停で下車しました。乗り換えなしの1本で行けるのはラクでしたが、その分、乗車時間はかなり長めでした。座って景色を眺めたい人にはバス、とにかく早く着きたい人は地下鉄、と使い分けるのがよさそうです。
バスは交通系カードがあれば現金不要でスムーズ。なお同じ420番でも進行方向で行き先が変わるので、乗車前にNaver Mapで方向(清涼里方面)を確認すると安心です。
バスも市場も、支払いは交通・決済カードが1枚あると一気にラクになります。どれを選ぶか迷う人はこちら。

バスの路線も入口の場所も、Naver Mapがあれば迷いません。現地でサッと使える通信手段を用意しておくと安心です。
チェギドンで降りて市場を歩く
地下鉄を使う場合は、1号線「祭基洞(チェギドン)」駅2番出口から徒歩約5分(約300m)。駅を出ると、あたり一帯はソウル最大の韓方市場「薬令市場」で、独特の韓方の香りが漂います。野菜や乾物、韓方の店が並ぶ活気ある市場を抜けていく道のりも、それ自体が立派な観光体験でした。
入口が少し分かりにくかった
正直に言うと、いちばんつまずいたのは入口探しです。Naver Mapを片手に向かったので道中は迷いませんでしたが、市場の中に溶け込んでいるため「本当にこの先にスタバが?」と不安になりました。コツは、市場内の頭上に出ているスターバックスのロゴ看板を辿ること。看板に沿って進み、階段を上っていくと入口が現れます。初めてだと見落としやすいので、焦らず看板を探してください。
入った瞬間に圧倒された劇場空間

ここからが、この店の本当の魅力です。一歩足を踏み入れた瞬間の感動は、写真では伝わりきりません。
想像以上に広くて驚いた
扉を抜けて最初に感じたのは「広い!」という驚き。高い天井と階段状に広がる客席で、200席以上という規模を体感できます。コンパクトな韓国カフェを想像していると、いい意味で裏切られるはずです。
レトロな劇場の雰囲気が残っていた
舞台や客席の構造がそのまま活かされていて、まるで上映前の劇場に入ったかのよう。古い建物ならではの重厚感と、スタバの洗練された空間が混ざり合った独特の世界観です。注文番号がプロジェクターで壁に映し出される演出も、劇場の余韻を感じさせてくれました。
SNSで人気なのも納得だった
どこを切り取っても画になる空間で、SNS映えするのは間違いありません。雰囲気が良すぎて、つい長居したくなる心地よさがありました。「写真を撮りに行く」だけでなく「その場の空気を味わいに行く」価値があると感じます。
店内はどこに座るべき?

せっかくなら、雰囲気を最大限に楽しめる席に座りたいもの。実際に見て回って感じた、エリアごとの印象をまとめます。
人気だったのは上段の横並び席
訪問時にいちばん埋まっていたのは、上段の横並び席でした。舞台側を見下ろせて、空間全体の迫力を味わえるのが人気の理由だと思います。眺めを重視するならこのエリア狙いです。
下段エリアは比較的空いていた
一方、下段(舞台に近いエリア)は比較的空いていました。落ち着いて座りたい、サッと席を確保したいという人には、むしろ下段が狙い目です。
| エリア | 特徴 | 混み具合(体感) |
|---|---|---|
| 上段の横並び席 | 空間を見渡せて迫力◎ | 人気で埋まりやすい |
| 下段エリア | 落ち着いて座れる | 比較的空いている |
30分でも十分満足できた
私の滞在時間は約30分。それでも空間の迫力や雰囲気は十分に堪能できました。ゆっくり長居するのもいいですが、「短時間でも来る価値がある」のは嬉しいポイントです。
混雑状況を正直レビュー

「混雑がひどくて入れないのでは」と心配な人のために、リアルな状況をお伝えします。
金曜の正午でも席は確保できた
訪れたのは平日の金曜・正午ごろ。混んではいましたが、満席で入れないという状況ではなく、席探しに時間はかかりませんでした。「混雑=座れない」というわけではないので、過度に身構えなくて大丈夫です。
席探しより注文待ちが長かった
むしろ大変だったのは注文の列と、受け取りまでの待ち時間。通常のスタバよりはるかに混雑しているため、ドリンクが出てくるまでにだいぶ時間がかかりました。時間に余裕をもって行くのが正解です。
混雑を避けたい人へのアドバイス
ゆっくり楽しみたいなら、時間帯選びが重要です。
| 時間帯 | 混雑の傾向 |
|---|---|
| 平日の開店直後(9時台) | 比較的ゆったり・おすすめ |
| 平日の昼〜午後 | 混むが席は確保しやすい |
| 週末・休日 | かなり混雑・待ち時間長め |
公式の観光情報でも「週末は待つので平日がおすすめ」と案内されています。写真をじっくり撮りたいなら、平日の開店直後がベストです。
済州抹茶ラテを飲んでみた感想

空間ばかり注目されがちですが、せっかくなのでドリンクの感想も。私は済州抹茶ラテを注文しました。
味はシンプルに美味しかった
正直、雰囲気を楽しむのが目的だったので、ドリンクには強いこだわりはありませんでした。それでも済州抹茶ラテは甘さ控えめで、普通に美味しい一杯。抹茶の風味がしっかり感じられて、空間とゆっくり向き合うお供にちょうどよかったです。メニューには日本語表記もあるので、注文で困ることはありませんでした。
この店はドリンクより空間を楽しみたい
味は申し分ないですが、この店の主役はあくまで空間です。「何を頼むか」で迷うより、「どこに座って、どう過ごすか」を楽しむのが正解。ドリンクは好みのものを気軽に選べばOK、と考えると気がラクになります。
実際に行って感じたメリット

ここまでの体験を、メリットとして整理します。
日本では味わえない世界観だった
廃劇場をまるごと活かした空間は、日本のスタバでは絶対に体験できません。「ここでしか味わえない」希少性こそ、最大の魅力です。
写真以上の迫力を感じられる
SNSやガイドブックの写真で期待値が上がっていても、実物はそれを上回る迫力。「写真より実物がすごい」と思えるスポットは、そう多くありません。
スタバ目的だけでも行く価値がある
距離があっても、わざわざ足を運ぶ意味がある一軒です。このスタバのためだけに行っても後悔しない——それが正直な感想でした。
実際に行って感じたデメリット

良い点ばかりでは参考になりません。気になった点も正直にお伝えします。
通常のスタバよりかなり混雑する
人気店ゆえ、いつ行っても混雑は覚悟が必要です。静かに過ごしたい人は、時間帯選びが欠かせません。とはいえ、日本の休日のスタバの混み具合を知っている人なら、デメリットとまで思わないでしょう。
注文から受け取りまで時間がかかる
混雑の影響で、注文してからドリンクが出てくるまでが長め。スケジュールはゆとりをもって組みましょう。日本で使っているモバイルオーダーは使えないので、どうしても待つことになります。
江南や明洞からは少し距離がある
観光の中心地から少し離れているため、移動に時間がかかります。東大門エリアに泊まれば比較的近く、市場めぐりと合わせて動きやすくなります。滞在エリア選びで効率が変わるポイントです。
京東市場にアクセスしやすいのは東大門側。どこに泊まるか迷っている人はこちらが参考になります。

市場めぐりを効率よく楽しむなら、東大門エリアのホテルが便利。料金は時期で変わるので早めにチェックを。
ソウル韓方振興センターとのセットがおすすめ

最後に、満足度をさらに上げる回り方を紹介します。京東市場まで来たなら、ソウル韓方振興センターとのセット観光が断然おすすめです。
徒歩圏内で一緒に楽しめる
「ソウル韓方振興センター(ソウル薬令市 韓医薬博物館)」は、祭基洞駅から約320mと、スタバ京東1960からも徒歩圏内。韓方の博物館展示に加えて、足湯や韓方体験まで楽しめる施設です。博物館の入場料は約1,000ウォンとリーズナブル。営業時間は時期により変動するので、訪問前に確認しておくと安心です。
半日観光コースとして相性が良かった
薬令市場を散策→ソウル韓方振興センターで足湯&マッサージ→スタバで空間を堪能という流れは、ちょうど半日で回れる観光コースとして相性抜群でした。韓国らしい伝統市場の活気と、話題のフォトスポットを一度に楽しめる贅沢なルートです。
このエリアを含めて、ソウル全体の回り方を組み立てたい人はこちらが便利です。

まとめ|95点を付けたくなる特別なスタバだった
スターバックス京東市場1960を実際に訪れての、正直な評価は95点。減点した5点は、通常のスタバより圧倒的に混雑し、注文から受け取りまで時間がかかる点です。それでも、廃劇場をまるごと活かした空間の迫力は、写真以上で文句なしの満点級でした。
江南や明洞からは少し距離がありますが、それを差し引いても「一度は行く価値がある」と胸を張って言えます。スタバ目的だけでも十分、さらにソウル韓方振興センターと組み合わせれば半日コースとして大満足。日本では味わえない世界観を、ぜひ現地で体感してみてください。
京東市場エリアを快適に回るなら、宿泊エリア選びと現地体験の予約が鍵。最新の料金と空き状況をチェックしておきましょう。


