釜山で人気観光スポットになっている海雲台ブルーラインパーク。何が人気かというと海辺を走るレトロな雰囲気の海辺列車とその上を走るモノレール型のスカイカプセル。この乗り物が大人気なので事前予約を強くおすすめします。今回事前にネット上から予約してみたのでその方法をご紹介します。
海雲台ブルーラインパークとは
海雲台ブルーラインパークは海雲台の海岸沿いにあるレジャースポットで、2020年にオープンしました。海雲台ブルーラインパークの目玉はなんといっても海辺列車とスカイカプセルです。絶大な人気を誇る乗り物なので、事前予約はマスト。かわいいレトロな乗り物に乗って海風を感じながらきれいな東釜山の海岸線を鑑賞しましょう。
海辺列車はどんな乗り物?
海辺列車は昔運行していた鉄道の廃線約4.8㎞を活用したレトロな観光列車です。海雲台から松亭の海水浴場の間を運行しており、尾浦(ミポ)停留所と松亭(ソンジョン)停留所を結んでいます。片道4.8kmの距離を約25分でゆっくり運行しており、のんびりとした乗車体験を楽しめます。
尾浦停留所~タルマジトンネル~青沙浦停留所~タリットル展望台~九徳浦~松亭停留所
※ チケット売り場があるのは尾浦停留所・青沙浦停留所・松亭停留所のみ。
外観はまさにレトロでクラシカル。列車の色合いや文字からも懐かしい雰囲気を感じられます。2両編成で走っており、1両には40人くらいまで乗車できるようです。車内の座席はすべて海側を向いているので、広大な海が大パノラマで飛び込んできます。
座席が海に向かって2列になっているので、前の列を取れるとより景色が見やすいです。乗るのが遅くなってしまうと最後尾の立見席になってしまうので、いい席を確保したければ早めに着いて並ぶことをおすすめします。
スカイカプセルはどんな乗り物?
スカイカプセルは海辺列車の上を走っており、地上7~10mほどの地点で空中散歩を楽しめます。海辺列車よりスカイカプセルの方が人気で、すぐに満席になってしまうので事前予約をお忘れなく。
スカイカプセルは尾浦停留所から青沙浦停留所の2km区間のみ運行しており、間に停留所はありません。片道約30分で運行しており、海辺列車よりゆっくりと進んでいきます。
海辺列車とは区間が異なるので要注意!
スカイカプセルは青・黄色・緑と色とりどりのかわいいカプセルで、インスタ映えすることからも注目を集めています。1カプセル4人まで乗れるようになっており、乗車人数によって料金が異なります。
他の観光客と同じカプセルにならないので、プライベートな空間でリラックスしながら空中散歩を楽しめます。車内は真ん中にテーブルが置かれており、食べ物や飲み物を持ち込んでもいいそうです。
乗車料金
料金には海辺列車とスカイカプセルをそれぞれ購入する料金と海辺列車とスカイカプセルを片道ずつ利用するセット券があります。おすすめはもちろんセット券。両方の列車に乗れてお得です。
- 海辺列車
- 1回券 7,000W
- 2回券 12,000W
- 自由利用券 16,000W
- スカイカプセル(片道)
- 1~2人用 35,000W
- 参考:1人あたり35,000W or 17,500W
- 3人用 45,000W
- 参考:1人あたり15,000W
- 4人用 50,000W
- 参考:1人あたり12,500W
- 1~2人用 35,000W
- 片道セット券
(海辺列車+スカイカプセル)- 2人用 59,000W
- 参考:1人あたり29,500W
- 3人用 78,000W
- 参考:1人あたり26,000W
- 4人用 94,000W
- 参考:1人あたり23,500W
- 2人用 59,000W
海雲台ブルーラインパークへのアクセス
海雲台ブルーラインパークへのアクセスですが、どの停留所で乗車するかによってアクセスも変わってきます。大多数は海雲台に近い尾浦停留所から乗車するので、尾浦停留所へのアクセス方法をご紹介します。
尾浦停留所へは地下鉄2号線中洞駅か海雲台駅を利用します。中洞駅の場合、7番出口から出て徒歩15分ほどで到着します。海雲台駅の場合歩くとかなりかかるので、1番出口を出たところでタクシーに乗って5分ほどで到着します。観光地なので流しのタクシーがすぐにつかまります。
海外旅行といえばHIS(エイチ・アイ・エス)!ツアーラインナップも豊富で、釜山のツアーも盛りだくさんです。航空券・ホテルの別手配にも対応しているので、自由自在に予約できます。
海雲台ブルーラインパーク予約方法
海雲台ブルーラインパークの乗り物はそれぞれの時間帯で定員があり満席になるほど人気があります。予約なしに行くと乗れないなんてこともしばしば。なので、必ず海辺列車とスカイカプセルに乗りたい方は日本で事前にネット予約をしてから行きましょう。
しかし、この予約がちょっと難しく、ネットに慣れてる私も少々時間がかかりました。スムーズに予約できるように予約方法をこちらでご紹介しておきます。
韓国語 or 英語の公式サイトで予約をする
事前予約はこちらの海雲台ブルーラインパーク公式サイトでできます。
日本語サイトもあるので、つい日本語サイトで予約しようとしてしまいますよね。私もここでまず躓きました。日本語サイトで予約できるのはなぜか海辺列車のみなのです。海辺列車とスカイカプセル両方予約したい場合は韓国語もしくは英語のサイトでの予約が必要です。
さらにスマホでは韓国の電話番号入力が必須になっているので、韓国の電話番号を持っていない日本人はPCでの予約が必須になります。予約を始める前から結構注意事項が多いので事前にチェックしておきましょう。
PCから韓国語or英語の
公式サイトで予約
いつから予約できる?
事前予約は希望乗車日の2週間前からできるようになっています。私も2週間前に予約をしようとしましたが、すでに満席になっている時間帯もありました。なので、特に土日や連休に乗車を希望する場合、2週間前になったらすぐに予約するのをおすすめします。
予約は2週間前から
予約手順を詳しくご紹介
それでは予約の手順を詳しくご紹介していきます。
矢印で指したところが「予約をはじめる」なので、ここをクリックします。
せっかく行くなら海辺列車とスカイカプセル両方乗りたいですよね。そういう方は海辺列車とスカイカプセルを往復それぞれ乗車できるパッケージがおすすめです。矢印で示した左から3番目をクリックします。
ちなみに左から「海辺列車予約」「スカイカプセル予約」「パッケージ予約」「おすすめコース紹介」になっています。
海辺列車+スカイカプセルのパッケージ予約を進めます。まず最初に乗る停留所と最初に乗る乗り物(海辺列車orスカイカプセル)を選択してグレーになっている「予約する」ボタンをクリックします。
最初に乗る停留所は尾浦停留所を利用する方が非常に多いです。それゆえに満席になるケースが多いので早めに予約するようにしましょう。
具体的な乗車情報を入れていきます。まず、乗車日をカレンダーから選択します。そうすると、その下の具体的な時間帯と数量を選択できるようになります。
ここで海辺列車の時間帯とスカイカプセルの時間帯を選択していきます。海雲台ブルーラインパークでの滞在時間や見学コースも加味しながら、希望時間で予約を進めていきましょう。
この画面の場合、往路の10:00の海辺列車は残数6、復路の11:30-12:00のスカイカプセルは残数18ということを示しています。赤字になっている場合は満席なので選択できません。
時間帯の選択をしたら数量の入力です。この数量はスカイカプセルの定員ごとの数量入力になっています。2人の場合は一番上を数量1にします。3人の場合は2番目を数量1に、4人の場合は一番下を数量1にします。人数分の数量にしないようご注意ください。選択すると下に料金が表示されるので事前に把握していた料金と合うかどうか確認しましょう。
次は右上の個人情報を入力していきます。上から「氏名」「電話番号」「メールアドレス」「4桁のパスワード」です。電話番号は日本の電話番号をそのまま入力できます。4桁のパスワードは予約確認時に必要になるので設定したら忘れないようにしましょう。
入力したら、その下にある規約にチェックを入れていきます。2か所あります。
一番下まで行き、支払い方法を選択します。日本人の方は「FOREIGN CARD」を選択しましょう。そうするとグレーアウトしていた「決済する」のボタンが赤くなりクリックできるようになります。決済へ進みましょう。入力漏れがあるとグレーアウトしたままで進めないので、もう一度入力内容を見直します。
ポップアップでEasyPAYという決済画面が立ち上がります。
ポップアップが立ち上がらない方はブラウザのポップアップがブロックになっていないか確認してみましょう。
左下に日本語選択があるので、日本語を選択しておきます。決済カード選択では右下の「その他」からVisa・Master・JCBなどを選択します。その後次へをクリックして進もうとするとセキュリティソフト設定の指示が出ます。
このページが自動的に立ち上がります。「Registration」の方を選択し、Chromeであれば「Chromeへ追加」をクリック。その後、下の「Download」の方を選択し、セキュリティプログラムのダウンロードとインストールを完了させます。
ここまで完了するとEasyPAYの決済画面の入力ができるようになります。カード情報を入力して進むと予約完了画面になります。
入力したメールアドレス宛に予約完了通知と決済内容を記載したメールが届くので内容に間違いないか確認しましょう。予約完了通知のメールにモバイルチケットのリンクがあるので、そこからチケットになるQRコードを表示させて当日入場します。
予約が難しい方はツアーの利用を
PCが使えない方はうまくできない方はツアーを利用するのがおすすめです。海雲台ブルーラインパークを訪れる半日もしくは1日ツアーがあります。
参加すると予約を全てツアー会社側がやってくれるので、ガイドの方に付いて行くだけで乗車できます。ツアーは複数用意されているので、海雲台ブルーラインパーク以外に行きたい場所で選ぶといいでしょう。
初心者向けおすすめコース
海雲台ブルーラインパークの回り方について初めて行く方向けのおすすめコースをご紹介します。
尾浦停留所から乗車する方が大多数ですが、スカイカプセルから乗車する方がかなり多いので、行きは少しでも予約が取りやすい海辺列車からスタートします。
青沙浦停留所で下車したらタリットル展望台まで歩いて行きます。徒歩8分ほどで到着します。
タリットル展望台は海にU字の形で突き出したスカイウォーク型展望台で、海上散歩が楽しめます。部分的に床が透明になっているので、スリル満点な体験もできます。
タリットル展望台がある青沙浦付近は新鮮なお刺身のお店やオーシャンビューを楽しめるカフェなどがあるので、タリットル展望台に行った後は周辺を散策してみましょう。
帰りはスカイカプセルに乗車します。
出発地点に戻ってきました。尾浦停留所の近くに標高411.6mの人気展望台「BUSAN X the SKY」があります。100階にある展望フロアから釜山を一望してみてはいかがでしょうか。
まとめ
海雲台ブルーラインパークの予約方法をご紹介してきました。日本語サイトでの予約ではないので少し難しいかもしれませんが、こちらを参考にして予約してみてくださいね。