日本から最も近い海外といえば韓国。約2時間30分ほどで行けるので、長期の休暇を取得しなくても週末を利用して旅行できるのが魅力です。さらに時間がない方向けに日帰り旅行はできるのでしょうか。近いとはいえ海外なので日帰りとなるとさすがに無理そうな気がしますが、実は韓国は日帰りでも旅行できてしまうのです。この記事では、韓国弾丸日帰り旅行をモデルコースを交えながらご紹介します。

かなりハードスケジュールだけど日帰りで海外行きたい人は必見!
日本から韓国へのフライト

日本からはソウル(仁川・金浦)・釜山・済州への直行便が就航しており、日本の空港は地方空港も含めて13の空港が就航空港として利用されています。現在運休している路線もあるので、最新のフライトスケジュールは各航空会社のホームページで確認しましょう。
韓国の首都・ソウルへ行くことを想定して、利用者の多い成田国際空港・羽田空港・関西国際空港を例にとってみてみます。
日本の空港 | 韓国の空港 | 航空会社 | フライト時間 |
---|---|---|---|
成田国際空港 | 仁川空港 | ティーウェイ航空・大韓航空・ZIPAIR・アシアナ航空・ジンエアー・エアプサン・チェジュ航空・エチオピア航空 | 成田発:約2時間25分〜3時間0分 仁川発:約2時間20分〜50分 |
羽田空港 | 金浦空港 | 日本航空・全日空・アシアナ航空・大韓航空 | 羽田発:約2時間15分〜40分 金浦発:約2時間〜2時間20分 |
関西国際空港 | 仁川空港 | ティーウェイ航空・アシアナ航空・エアプサン・チェジュ航空・ジンエアー・大韓航空 | 関西発:約1時間40分〜2時間15分 仁川発:約1時間30分〜2時間0分 |
成田国際空港は主にLCCを中心に就航しており、羽田空港は日系航空会社を始めとしたフルサービスキャリアの就航となります。
フライト時間は羽田空港~金浦空港間の方が若干短く、さらに金浦空港からソウル市内へのアクセスの良さもアドバンテージになるでしょう。ただし、価格面でいうとLCCが就航している成田国際空港~仁川空港間の方が安くなるため、コストを取るか利便性を取るかが決め手になります。
関西国際空港は現在仁川空港のみに就航しています。主にLCCや韓国系の航空会社の運航となります。関西の場合、成田・羽田の東京方面よりフライト時間が短いのが特徴です。
1時間30分ほどで韓国に行けてしまうというのは、新幹線で新大阪から東京へ行くより早いことになります。海外がぐっと身近に感じられますね。

海外格安航空券の予約は「ena(イーナ)」がおすすめです。GWや夏休み・年末年始など混みあう時期も、キャンセル待ちではなく、今確保できる席を表示・即予約できます。自動予約システムにより、24時間予約受付OKです。
支払い方法は、クレジットカードの他に銀行振込やコンビニ決済も対応しています。こちらからチェックしてみてください!

韓国弾丸日帰り旅行のモデルコース
韓国へ日帰りで行くモデルコースをご紹介します。弾丸スケジュールとなるのでかなりハードですが、忙しくてなかなか休みの取れない方や週末にふらっと海外を実現したい方にはおすすめです。体力を消耗することは間違いないので、しっかり体力作りもしておきましょう。
JTBでは現地オプショナルツアーを多数催行しています。ツアーに参加すると移動方法を考える必要もなく、ガイド付きで楽しくラクに観光できます。ソウル発着のツアーもたくさんあるので、こちらからチェックしてみてください!

往路は朝一の便を選択しよう

往路便は朝一の便で行かないと日帰りは難しくなるので、出発する日の全フライトスケジュールを確認し、最も早い便を予約するようにしましょう。
また、ソウル市内へのアクセスが早い金浦空港への就航便を選ぶのもポイントです。今回は羽田空港8:20発のJAL091便で出発するとします。出発の2時間前には空港に到着していることが推奨されているので、6:20頃には到着しているようにしてください。
金浦空港には定刻で10:55に到着します。日帰りなので大きな荷物は持って行かず、時間ロスを防ぐために手荷物預けを行わないようにするのがベストです。金浦空港を出たら早速ソウル市内へ移動しましょう。

スーツケースのレンタルは日本最大のスーツケースレンタル専門サイトの【アールワイレンタル】がおすすめです。機内持ち込み可能なサイズのスーツケースも多数取り扱いしています。こちらからチェックしてみてください!
12:10 ソウルの最先端「明洞」エリア散策~韓国グルメのランチ

金浦空港から明洞へは空港鉄道A’REXと地下鉄を乗り継いで約35分ほどで移動できます。明洞エリアはソウルの流行の発信地。ソウルに来て行かない人はいないエリアです。
最新の韓国グルメやコスメなど丸ごと楽しめる繁華街なので、ぶらぶら散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。屋台もたくさん並んでいるので韓国らしい雰囲気も味わえます。
ランチができるお店もたくさんあるので、ランチは明洞で済ませましょう。定番の焼肉やビビンバ・冷麺から最新のチーズタッカルビまでありとあらゆる韓国グルメがあるので必ず食べたいものが見つかるはずです。韓国グルメをしっかり楽しめるのはお昼くらいなので、事前にチェックしておくとよいでしょう。
13:30 ソウルの台所「南大門市場」

南大門市場へは明洞エリアから歩いて15分ほどで移動できます。南大門市場はソウルで最も古い市場で、お土産や食品・衣料品・工芸品などたくさんの店舗がひしめきあっています。ソウルの活気を感じられる市場で、ソウル観光では欠かせないスポットです。
14:30 恋人たちの聖地「Nソウルタワー」

南大門市場から歩いて15分ほどでNソウルタワーへ行けます。Nソウルタワーは南山の山頂にそびえ立つタワーで、ソウルのランドマークになっています。
2005年の大リニューアルを経て、「南山ソウルタワー」から「Nソウルタワー」に生まれ変わりました。タワー自体の高さは236mですが、243mの南山の頂上にあるので海抜479mの展望台からソウル市内を一望できます。
Nテラスにある愛の南京錠はNソウルタワーの名物です。南京錠はNタワー1階のギフトショップで販売しているので、カップル・夫婦で南京錠をかけてみてはいかがでしょうか。
15:50 韓国を代表する古宮「景福宮」

Nソウルタワーから明洞駅まで徒歩で戻ります。地下鉄4号線に乗り、隣の忠武路駅で地下鉄3号線に乗り換え、景福宮駅で下車すると景福宮へ到着します。Nソウルタワーからの移動時間はトータルで約30分ほどです。
景福宮は韓国を代表する古宮のひとつで、朝鮮時代(1392~1910年)の正宮として、王の政治や生活の場として利用されていました。韓国の歴史ドラマでも使用されることが多く、昔の韓国を感じられる貴重な場所です。
景福宮の正門として創建された光化門も合わせて見学したいスポットです。光化門・興礼門の広場では朝鮮時代の守門軍の交代儀式を再現した王宮守門将交代儀式が行われており、これも必見のポイントです。
16:20 韓国の伝統家屋を見学「北村韓屋村」

景福宮から歩いて15分ほどで北村韓屋村へ行けるのでぜひ立ち寄ってみましょう。北村韓屋村は朝鮮王朝時代から続く韓国の伝統的な家屋が密集しているエリアです。家屋自体は主に民家やゲストハウスになっていますが、散策することで町並みの雰囲気を楽しめるようになっています。日本では見られない景色なのでとても貴重です。
復路は最終便を選択しよう

北村韓屋村の見学が終了したら、金浦空港に向けて移動を開始しましょう。北村韓屋村の最寄り駅の安国駅から金浦空港までは地下鉄と空港鉄道A’REXを乗り継いで50分ほどかかるので、16:55頃には北村韓屋村を出発して、17:45頃金浦空港に到着するようにします。
少しでも韓国での滞在時間を増やすために、復路はその日のフライトスケジュールから一番最後の便を予約しましょう。今回は金浦空港を19:45に出発するJAL094便を利用するとします。羽田空港には定刻で21:45に到着し、弾丸日帰り旅行が完結します。
帰りの飛行機でも韓国三昧に。お気に入りの韓国映画やドラマをスマホにダウンロードしておいて、機内で鑑賞しましょう。「U-NEXT」は韓国コンテンツが豊富でおすすめです。31日間無料トライアルがあるのでうまく利用しましょう!
まとめ
韓国に日帰りで行けるかどうかをモデルコースとともに検証してきました。韓国に日帰りで行くことはできますが、かなりハードスケジュールになります。また、ソウルでも江南エリアまで足を伸ばそうとすると日帰りではなかなか難しいので、江南エリアのみに絞った日帰り旅行にするかきちんと宿泊してソウル全体をじっくり回ることをおすすめします。
海外でインターネットをするなら「海外WiFiレンタル【GLOBAL WiFi】」がおすすめです。グローバルWiFiはシェアNo.1の海外WiFiルーターレンタルサービス。海外でも日本にいる時と同様にスマホ・PC・タブレットで快適なインターネットの利用が可能です。こちらからチェックしてみてください!
