「聖水にも行ってみたいけど、オリーブヤングだけで十分かな?」と迷っていませんか?
韓国旅行のコスメショッピングといえば、長らくオリーブヤング一択でした。ところが2026年現在、聖水(ソンスドン)エリアには人気コスメブランドのショールームが続々と集まり、「聖水か、オリヤンか」という選択が旅行者の新たな悩みになっています。
結論から言うと、どちらが正解かは旅行日数・目的・優先するものによって変わります。この記事では、実際に聖水のショールームとオリーブヤングを両方体験した視点から、後悔しない選び方を徹底解説します。
| この記事でわかること |
|---|
| ✅ 旅行日数別のおすすめ(1泊2日 / 2泊3日以上) |
| ✅ 聖水に行って後悔しやすい人の特徴 |
| ✅ それでも聖水に行く価値がある人の条件 |
| ✅ 両方行く場合の正しい順番とモデルスケジュール |
| ✅ よくある誤解とリアルな注意点 |
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1泊2日ならオリヤンで十分な理由

1泊2日の弾丸旅行では、移動・観光・グルメで時間がすぐになくなります。聖水のショールームは1軒あたり30分〜1時間、2〜3軒回れば2〜3時間は普通に消えます。さらに人気店では入場待ち(ウェイティング)が発生し、ピーク時には1〜2時間待つケースも珍しくありません。
1泊2日でソウルを回る場合、観光の優先順位を考えると、コスメショッピングに半日を使うのは現実的ではありません。明洞や弘大のオリーブヤングなら観光動線上にあり、レジ込みでも30分〜1時間で完結できます。
※1泊2日のソウル旅行の効率的なモデルコースはこちらの記事を参考にしてください。

2泊3日以上なら聖水も検討できる
2泊3日以上の日程であれば、聖水エリアに半日(約4〜5時間)を割り当てる余裕が生まれます。ショールーム2〜3軒+カフェ+オリーブヤングN聖水という黄金ルートが現実的に組めるようになります。
特に2泊3日の場合は、1日目を明洞・弘大など中心部の定番観光に充て、2日目の午前を聖水に割り当てるパターンが最も効率よく動けます。
コスメ好きなら聖水は”体験”として価値あり
コスメが好きで、日本でも韓国コスメをよく買うという方にとって、聖水のショールームは単なる買い物以上の価値があります。
fwee・TAMBURINS・AMUSEといったブランドのショールームには、オリーブヤングでは絶対に味わえない演出と限定体験があります。自分の名前を刻印したリップ、その場で組み合わせて作るオリジナルキーリング、アート作品のような空間——これらは旅の思い出として残るコンテンツです。
聖水は行く価値があります。ただし、時間と目的が合っている場合に限ります。
聖水ショールームに行って後悔する人の特徴

ここが、この記事で最も重要なパートです。旅行前に必ず確認してください。
半日かかることを想定していない人
聖水のショールームは「ちょっと寄る」場所ではありません。fweeやTAMBURINSは入場制限(ウェイティング)があり、土日のピーク時は1〜2時間待ちが発生します。整理券を取って他の店を回る作戦が有効ですが、それでも聖水エリア全体で最低3〜4時間、コンテンツを楽しもうと思えば5〜6時間かかります。
「聖水に1時間だけ寄ってからN/Sソウルタワーへ」というプランは、ほぼ確実に失敗します。聖水を組み込む場合は、その日のメインとして半日ブロックする覚悟が必要です。
※聖水エリアの効率的な回り方はこちらの記事で詳しく解説しています。

割引や最安値を重視する人
聖水のショールームの多くは定価販売が基本です。fweeのリップが1,500円なら、オリーブヤングでも1,500円です。しかしオリーブヤングでは1+1(1つ買うと1つ無料)や2+1のセールが常時行われており、同じ商品が実質半額〜3分の1の価格になるケースが頻繁にあります。
さらにオリーブヤングでは15,000ウォン以上の購入から即時タックスリファンド(免税)が受けられ、実質8〜10%の割引になります。価格差で比較すると、人気のシートマスク10枚セットをショールームで定価購入するより、オリヤンで1+1を使えば1枚あたり100〜200円程度まで下がることも珍しくありません。
割引や最安値が優先なら、聖水のショールームは効率が悪いです。
写真より効率を優先したい人
聖水のショールームはSNS映えを強く意識した空間設計になっています。来店者の多くが写真撮影に時間をかけるため、人が少ない時間帯でも「効率よく買って出る」という雰囲気ではありません。テスターを試して、スタッフのカウンセリングを受けて、写真を撮って——という体験込みの空間です。
「目当てのアイテムだけ素早く手に入れたい」という方には、品揃えが豊富でセルフ形式のオリーブヤングの方が圧倒的に向いています。
観光スケジュールが詰まっている人
韓国旅行は観光・グルメ・カフェ・ショッピングと、やりたいことが山積みになりがちです。景福宮の夜間観覧、弘大のナイトマーケット、東大門のショッピングなど、他の予定が詰まっている日に聖水を組み込むのは危険です。
特に人気の景福宮夜間観覧は事前予約が必須で、時間が固定されます。その前後に聖水の待ち時間が発生すると、時間の計算が完全に狂います。
※景福宮夜間観覧の予約方法はこちら。

それでも聖水に行く価値がある人

後悔しやすい人の特徴を紹介しましたが、逆に言えば、条件が合う人には聖水ショールームは最高の体験になります。
ブランドの世界観を体験したい人
fwee・TAMBURINS・AMUSEといったブランドのショールームは、商品を売る場所であると同時に、ブランドのコンセプトを五感で体験するための空間です。
TAMBURINSの聖水フラッグシップは、シーズンごとに異なる没入型アートインスタレーションが展示されており、香りと視覚が融合した体験はここでしか得られません。fweeの店内は全30色のリップを専任スタッフがパーソナルカラーを確認しながらカウンセリングしてくれる仕組みになっており、オリーブヤングの棚から自力で選ぶのとはまったく次元が違います。
「好きなブランドをとことん楽しみたい」という方には、ショールームへ足を運ぶ価値があります。
限定ノベルティや刻印を狙う人
聖水のショールームには、一定額以上の購入で非売品のノベルティがもらえるキャンペーンが頻繁に実施されています。オリジナルトートバッグ、ミニ香水、限定ポーチ、ミニチュアキーリング——これらは単体では販売されず、ショールームでの購入者のみに配布されます。
また、AMUSEでは購入したリップに名前やメッセージを刻印するサービスを実施中です。誕生日プレゼントや記念日のギフトとして、オリーブヤングでは絶対に作れない「世界に一つ」のコスメになります。SNSで話題のノベルティは配布開始から数日で終了することも多いため、訪問前日に公式Instagramを確認することをおすすめします。
fweeのプリンポットは日本の楽天でも購入できますが、現地ショールームでは限定カラーやノベルティが付くため、やはり現地で買う価値があります。
聖水エリア散策も楽しみたい人
聖水は「韓国のブルックリン」と呼ばれ、コスメショールームだけでなくカフェ・ファッション・アートが集まる街全体がコンテンツです。cafe onionのリノベカフェで朝食を食べ、POINT OF VIEW SEOULで文房具を見て、Matin Kimのロゴトートを買って、disiqueのカフェでスイーツを楽しむ——この街歩き自体が旅の醍醐味です。
コスメショールームへの訪問を「聖水散策」の一部として位置づけられる方には、一日中楽しめるエリアです。
※聖水エリアの観光スポット・カフェ情報はこちら。

オリーブヤングだけで十分な人の特徴

聖水には行かずとも、オリーブヤングだけで韓国コスメショッピングを完結できる方も多くいます。
人気商品を効率よくまとめ買いしたい人
オリーブヤングの最大の強みは圧倒的な品揃えと効率性です。スキンケア・メイクアップ・ヘアケア・インナービューティーまで数百ブランドが1か所に集まっており、複数のブランドを比較しながら一気にカゴに入れることができます。
OLIVE YOUNG AWARDSの受賞タグが付いた商品は、数千万件の購買データに基づいた「今年最も売れたコスメ」の証です。迷ったらアワードタグを目安にするだけで、外れのない買い物ができます。
1+1・セールを活用したい人
オリーブヤングのセール時期に渡韓が重なる場合は、コスパ面でショールームに勝てる場所はありません。
- コリアグランドセール(例年12〜2月)
- 最大70%オフになる商品も登場する外国人向け大型セール
- オリヤン定期セール(3・6・9・12月初旬)
- 韓国全店舗が一斉値下げする年4回の大規模セール
- 通常の1+1・2+1
- セール期間外でも日常的に実施されており、シートマスクやサプリは1枚あたり100〜200円程度で大量確保できます
バラマキ土産として友人・職場・家族に配るシートマスクやサプリは、ショールームで定価購入するよりオリーブヤングのセール品の方がコストパフォーマンスが圧倒的に上です。
オリーブヤングのモバイルクーポンをKLOOKで事前に購入しておくと、現地で使えてさらにお得です。
即時免税で手間なく済ませたい人
オリーブヤングでは15,000ウォン以上の購入からレジでパスポートを見せるだけで即時タックスリファンド(免税)が完結します。2026年からは還付金額が75,000ウォン以下であれば空港での現物確認も不要になり、手続きがよりスムーズになりました。
聖水の小規模ショールームでは免税に非対応の店舗もあるため、免税を重視する方はオリーブヤングで確実に手続きするのが安心です。
免税手続きをスムーズにするためにも、韓国旅行ではWOWPASSの準備がおすすめです。現地での両替・決済・交通すべてに使えます。
明洞・弘大など観光動線上で完結したい人
オリーブヤングは明洞・弘大・東大門・江南など、主要観光エリアに必ず店舗があります。観光の合間に立ち寄れるため、聖水への移動時間(明洞からは地下鉄で約15〜20分)がまるごと節約できます。
1泊2日や日程が詰まっている旅行では、移動時間の節約だけで1〜2か所余分に観光できます。
※韓国に安く行く方法・費用を抑えるコツはこちら。

両方行くならこの順番が正解

聖水とオリーブヤングを両方回ると決めた場合、順番を間違えると後悔します。正しい順番には明確な理由があります。
午前に聖水へ行くべき理由
聖水のショールームは午前中〜昼にかけてが最も空いている時間帯です。特にfweeやTAMBURINSのウェイティングは、土日の13時以降に急激に伸び、ピーク時は2時間待ちになることもあります。
また、整理券を取ってから待つ間に周辺のショールームやカフェを回るためにも、時間的余裕がある午前スタートが理想的です。さらに重要な理由として、荷物が少ない状態でショールームを回る方が快適です。大量の買い物袋を持って美術館のような空間を歩き回るのは現実的ではありません。
聖水エリアには聖水駅のコインロッカーがありますが、土日は午前中に埋まるケースが多いため、荷物は最小限で出発することをおすすめします。
夕方〜夜にオリヤンが最適な理由
オリーブヤングは夜21〜22時まで営業している店舗が多く、夕方以降でも十分に買い物できます。さらに夕方はショールームほどの混雑がないため、じっくり商品を選べます。
最も重要なのは「重い荷物になるオリーブヤングを最後にする」という原則です。シートマスク10枚セット×複数個、サプリ、ヘアケア商品……オリーブヤングでの大量買いは想像以上に荷物が重くなります。これを聖水散策の前に購入すると、ショールーム巡りが体力的につらくなります。
回遊ルート例(モデルスケジュール)
以下は2泊3日の旅行で聖水をメインにする日の推奨タイムラインです。
| 時間 | 行動 | ポイント |
|---|---|---|
| 10:00 | 聖水駅着・fwee/TAMBURINSへ直行 | 到着したらすぐウェイティング登録 |
| 10:30〜12:00 | hince・AMUSEなど比較的空いている店を回る | 整理券の順番待ちの間に消化 |
| 12:00〜13:00 | 聖水エリアでランチ | disiqueカフェは事前予約推奨 |
| 13:00〜15:00 | fwee・TAMBURINSの番が来たら再訪、カスタム体験 | じっくり時間をかけて楽しむ |
| 15:00〜16:30 | POINT OF VIEW SEOUL / Matin Kim等を散策 | 路地裏の隠れ店も探索 |
| 16:30〜 | オリーブヤングN聖水でまとめ買い | 聖水駅前なのでそのまま帰れる |
このスケジュールの総移動時間は聖水駅から各スポットまで徒歩5〜15分圏内で完結します。聖水エリア内での移動に交通費はほぼかかりません。
仁川空港から聖水洞へは、6013番の空港リムジンバスで直接アクセスできます。割引チケットをKLOOKで事前購入しておくとスムーズです。
よくある誤解とリアル

聖水は安いわけではない
「聖水は最先端でおしゃれ=価格も高そう」というイメージを持つ方がいますが、実際には聖水のショールームは定価販売なので「特別に高くも安くもない」のが正確です。
問題はオリーブヤングと比べた場合で、同じブランドの商品がオリーブヤングでセール対象になっているとき、ショールームで定価購入すると実質30〜50%高くなるケースがあります。聖水が安い、という認識は誤りです。ただし、ショールーム限定のノベルティの価値を含めれば、トータルでお得な場合もあります。
オリヤンは”体験ゼロ”ではない
「オリーブヤングは効率だけで体験がない」と思われがちですが、オリーブヤングN聖水は5フロアのビル丸ごとが美容のテーマパークになっており、パーソナルカラー診断・AI肌測定・プロのタッチアップなど体験型コンテンツが充実しています。
事前予約が必要なサービスも多いため、渡韓前に公式アプリで予約を済ませておくと、ショールームに近い体験クオリティを得ることができます。「オリヤンは体験ゼロ」は古い情報です。
両方行けば満足度が上がるとは限らない
「せっかく韓国に来たんだから両方行こう」という発想で無理に詰め込むと、かえって疲れて満足度が下がることがあります。
特に聖水の待ち時間で予定が崩れ、オリーブヤングで焦って買い物するというパターンは最も後悔しやすいケースです。「両方行く」と決めるなら、余裕を持った日程設計が前提条件です。1日に詰め込もうとするのではなく、聖水は聖水で一日使う、オリーブヤングは別の日か夕方以降に回すという割り切りが満足度を上げます。
※ソウル旅行でグルメや観光の後悔を減らすコツはこちら。

結論:あなたは何を優先しますか?

この記事の最後に、3つの軸で最終的な答えを整理します。
時間を優先するなら
明洞・弘大・東大門などの観光動線上にある店舗を選べば、移動時間ゼロで観光と買い物を両立できます。1+1セールと即時免税を使えば、限られた予算の中で最大量のコスメを持ち帰ることができます。
1泊2日・初めての韓国旅行・観光優先の方は、聖水は次回以降のお楽しみに取っておきましょう。
価格を優先するなら
コリアグランドセール(12〜2月)やオリヤン定期セール(3・6・9・12月初旬)と渡韓が重なる場合は、オリーブヤングで爆買いするのが最もコスパが高いです。セール時期以外でも1+1は日常的にあるため、価格重視なら聖水のショールームより常にオリーブヤングが優位です。
体験を優先するなら
fweeのキーリングカスタム、TAMBURINSのアートインスタレーション、AMUSEの刻印サービス——これらは韓国旅行の「思い出」として残るコンテンツです。コスメを買う以上の体験を求めるなら、聖水は間違いなく行く価値があります。
2泊3日以上の日程で、聖水エリアに半日ブロックできる方には、ぜひ足を運んでみてください。
※聖水エリアの最新情報・モデルコースはこちら。



