今、ソウルで最も熱いスポットといえば「聖水洞(ソンスドン)」。かつての工場地帯がリノベーションされ、ハイセンスなカフェやショップがひしめく姿は「韓国のブルックリン」と称されています。しかし、聖水洞はエリアが広く、話題のスポットが点在しているため、行き当たりばったりでは効率よく回れません。
この記事では、実際に現地を歩き尽くした筆者が、「ここだけは外せない」という厳選スポットを効率よく巡る最強モデルコースをご紹介します。最新のオープン情報も網羅しているので、これさえ読めば聖水洞観光は完璧です!
聖水洞(ソンスドン)の魅力とは?

聖水洞がなぜここまで人を惹きつけるのか、その背景を知ると街歩きがもっと楽しくなります。
歴史と現代が融合した街並み
聖水洞はもともと、1960年代から続く靴工場や自動車整備工場が集まる工業地帯でした。現在もその無機質なコンクリートやレンガ造りの建物が残っており、その古さを逆手に取ったリノベーションが若者の心に刺さりました。
ポップアップストアの聖地
「今、一番新しいもの」に出会えるのが聖水洞の最大の特徴です。毎週のように有名ブランドの期間限定ポップアップストアが開催されており、いつ訪れても新しい驚きがあります。


聖水洞へのアクセスと回り方のコツ

初めて訪れる方のために、スムーズな移動方法を解説します。
主要エリアからのアクセス
聖水洞の最寄り駅は、地下鉄2号線の「聖水(ソンス)駅」です。
- 明洞から
- 4号線で東大門歴史文化公園駅へ、そこから2号線に乗り換えて約15分。
- 東大門から
- 2号線で直通、わずか約10分。
- 江南から
- 2号線で約20分。
効率よく回るための時間配分
聖水洞をフルに満喫するなら、最低でも4時間、できれば半日(5〜6時間)を確保しましょう。
- ショッピング:各店舗30分〜1時間
- カフェ:45分〜1時間
- ランチ:1時間(行列待ち含む)
この時間配分を意識すると、詰め込みすぎず楽しめます。
韓国のパッケージツアーは海外ツアーを豊富に取り扱っているHIS(エイチ・アイ・エス)がおすすめです。安いツアーが非常に多いので、韓国で楽しむための予算をしっかり残せます!
【駅北側】定番から攻める午前ルート

まずは聖水駅2番出口からスタートし、北側のエリアを攻略します。
聖水洞の人気スポットを効率よく回れるウォーキングツアーも催行しています。どう回るか迷ってる方は使ってみるといいかもです!
cafe onion 聖水店:リノベの元祖

聖水洞のブームを作ったと言っても過言ではないのが「cafe onion」です。
- 見所:崩れかけたレンガや剥き出しの鉄骨など、工場の面影をあえて残した内装。
- おすすめパン:粉砂糖が山のように積もった「パンドーロ」。見た目のインパクトだけでなく、しっとりとした食感が絶品です。
- 混雑回避:午前中の早い時間帯なら、安国店に比べて比較的スムーズに入店できます。

AMORE聖水:美容好きのパラダイス

韓国化粧品最大手の「アモーレパシフィック」が運営する体験型ショップ。
- 特徴:販売よりも体験に重きを置いた空間で、ソルファスやHERAなど数千点に及ぶアイテムをセルフで試せます。
- 特典:サンプルチケットがもらえることもあるので、入店時にチェックを忘れずに。

Lador:洗練されたヘアケア体験

SNSで話題のヘアケアブランド。
- 店内:バスルームを模したインテリアはどこを撮っても絵になります。
- プチ情報:ヘアオイルやシャンプーの香りを実際に試せるので、お土産探しにも最適です。
聖水洞には自分だけの香水作りを体験できる場所もあるので、興味がある方はチェックしてみてください!
【駅南側】トレンドの中心地・聖水洞カフェ通り

線路の下をくぐり、いよいよ聖水洞のメインストリートへ移動します。
Kith Seoul:2024年オープンの超話題店

NY発のライフスタイルブランド「Kith」がソウルに初上陸。
- 構成:1〜2階はアパレル、3〜4階にはカフェやテラスレストランが入っています。
- 注目:店内にあるシリアルバー「Kith Treats」のアイスクリームはお買い物休憩にぴったりです。
大林倉庫:アートとコーヒーの融合

かつての精米所を改造した巨大なギャラリーカフェ。
- 空間:高い天井と広大なフロアには、ダイナミックな現代アートが展示されています。
- メニュー:自家焙煎のコーヒーはもちろん、店内で焼き上げるクロワッサンも人気です。
最新!絶対に行列する人気店

今、聖水洞で最も「並ぶ価値がある」お店をご紹介します。
ジャヨンドソグムパン:伝説の塩パン

「世界一おいしい塩パン」と噂される専門店。
- ルール:4個セットでの販売のみ。焼き上がりの時間に合わせて整理券が配られることもあります。
- 味:底面がバターで揚げられたようにカリッとしており、一度食べると忘れられない味です。
fwee Agit:コスメ界の新星
青を基調としたショップは、常にカメラを構えた女の子たちで溢れています。
- 人気アイテム:ふわふわの質感が新しい「プリンポット」。35色のバリエーションから自分にぴったりの1色を選べます。
- 特典:購入者に配布されるミニキーリングが、バッグのアクセントとして大流行中です。
聖水洞で絶対食べたいランチスポット

お腹が空いたら、聖水洞ならではの絶品グルメを。
ソムンナン聖水カムジャタン:老舗の安心感

韓国のグルメ番組でも紹介された、行列必至のカムジャタン店。
- 魅力:エゴマの粉がたっぷりかかった濃厚なスープと、ホロホロに柔らかい骨付き肉。
- 裏技:24時間営業なので、ランチタイムを大幅にずらすと待ち時間を短縮できます。
陵洞ミナリ:ヘルシーなセリ料理

最新の健康トレンド「ミナリ(セリ)」をたっぷり使った料理。
- メニュー:ミナリユッケビビンバは、シャキシャキのセリと新鮮なユッケの相性が抜群です。

ハイセンスショップ目白押しの後半ルート

ここからは、聖水洞の「洗練」を象徴するショップを巡ります。
POINT OF VIEW SEOUL
「大人の文房具店」として圧倒的な支持を得ているお店です。
- 店内:3階建ての各フロアにテーマがあり、まるで物語の世界に入り込んだようなディスプレイ。
- お土産:実用的なペンからインテリアになるノートまで。文房具好きなら数時間は滞在したくなる空間です。
Matin Kim(マーティンキム)
韓国で記録的な売り上げを誇る、今一番勢いのあるファッションブランド。
- 特徴:ロゴ入りのTシャツやバッグが特に人気。シンプルながらエッジの効いたデザインは、日本の若者の間でも大流行しています。
TAMBURINS(タンバリンズ)

BLACKPINKジェニーがモデルを務める韓国発のフレグランスブランド。
- 体験:美術館のような店内で、独創的な香りを体験できます。特におすすめはリップクリーム。品質の高さと香りの良さで、ギフトとしても大人気です。
ゴージャスすぎる DIOR 聖水

聖水洞で最も目を引くパリの本店を模した外観のコンセプトストア。
- 注意点:入店やカフェ利用には公式アプリからの事前予約が必須です。
- 楽しみ方:予約がなくてもその豪華な外観をバックに写真を撮るだけで十分な観光価値があります。
最新ニュース!オリーブヤングN聖水
2024年11月にオープンした、韓国最大級のフラッグシップストア「オリーブヤングN聖水」は、今や聖水観光のメインディッシュです。
- 圧倒的規模:5階建てのビル丸ごとが美容のテーマパーク。これまでの店舗を遥かに凌ぐ品揃えで、聖水限定のセット商品も販売されています。
- 体験型コンテンツ:パーソナルカラー診断やAIによる肌測定、プロのメイクアップアーティストによるタッチアップなど単なる買い物以上の体験が待っています。
- ラウンジ完備:最上階にはメンバーシップラウンジもあり、買い物の合間に贅沢な休憩を取ることも可能です。
仁川空港からバスに乗って直接聖水洞へアクセスできます。韓国着いたらすぐに聖水洞へ行きたい!という方は6013番のバスに乗りましょう。こちらで割引チケットも入手できますよ。
失敗しないための聖水洞攻略ガイド

聖水洞を120%楽しむために、旅行者が陥りやすい「落とし穴」と、それを回避するための具体的アドバイスをまとめました。
トイレ事情と休憩のコツ
聖水洞は古い工場をリノベーションしている店舗が多く、店内にトイレがない、あるいは非常に狭くて使いにくいケースが多々あります。
- 解決策:カフェやショップに入る前に、駅のトイレや大型複合施設(「聖水連邦」や「AMORE聖水」「オリーブヤングN聖水」など)で済ませておくのが鉄則です。
- 休憩場所:土日はどこのカフェも満席になります。もし休憩場所に困ったら、少し歩きますが「ソウルの森」方面へ向かうか、大型の「Kith Seoul」などのテラス席を狙うのがおすすめです。
完全キャッシュレス化への対応
現在の聖水洞は、ソウルの中でも特にデジタル化が進んでいるエリアです。
- 注意点:一部の最新ショップや自動注文機(キオスク)では「現金不可」の店舗が急増しています。
- 準備:クレジットカードはもちろん、韓国旅行の必須アイテムである「WOWPASS」や「T-moneyカード」に十分なチャージをしておきましょう。

ウェイティングシステムの活用法
人気店(「ソムンナン聖水カムジャタン」や「fwee」など)では、店頭のタブレットに電話番号を入力して順番を待つウェイティングシステムが導入されています。
- コツ:韓国の電話番号がない場合は、店員さんに声をかけると対応してくれることがほとんどです。
- アプリの活用:日本からでもダウンロードできる「Catch Table(キャッチテーブル)」などのアプリに対応している店もあるので、事前にチェックしておくと待ち時間を大幅に短縮できます。
ショップの営業時間と定休日
聖水洞のショップは、お昼の11時〜12時オープンと、開始時間が遅めのお店が多いのが特徴です。
- 午前中の動き方:午前10時頃からオープンしている「cafe onion」などのカフェで朝食を楽しみ、11時のショップ開店と同時に買い物をスタートさせるのが、最も効率よく回るコツです。
まとめ:聖水洞で最旬の韓国を体験!
進化を止めない街、聖水洞。かつての職人の街が、今や世界中から注目されるクリエイティブな街へと変貌を遂げました。今回ご紹介したルートは、初めての方でも聖水洞の「今」を凝縮して体験できる王道のモデルコースです。
路地裏には、まだメディアに出ていない隠れた名店が次々と誕生しています。この記事をガイドラインにしつつ、ぜひあなた自身の足であなただけのお気に入りスポットを見つけてみてください。聖水洞での1日が最高の韓国旅行の思い出になることを願っています!


