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ナオコ
元旅行会社の社員で、営業兼添乗員をしていました。今はIT商社でSaaS商材の販売推進をしています。趣味は旅行・韓国ドラマ鑑賞・英会話などなど。旅行会社勤務の経験を活かして、皆さまの旅行に役立つ情報をお届けします。

【徹底比較】韓国のソウルと釜山はどっちがおすすめ?

アイキャッチ_ソウル釜山比較

韓国のNo.1観光都市であり首都のソウル。No.2に挙げられるのが釜山でしょう。釜山は近年発展が目覚ましく、ソウルに並ぶほど魅力あふれる都市になっています。ソウルと釜山どっちがおすすめなのかいろいろな側面から比較してみます。

目次

徹底比較①:日本からのアクセス

大韓航空

ソウルと釜山は同じ韓国でも場所が大きく異なるので、日本からのアクセスにも少し差があります。日本からのフライト時間と現地空港から市内へのアクセスで比較してみます。

  • フライト時間
    • 成田空港↔仁川空港
      • (往路)約2時間20分〜3時間00分
      • (復路)約2時間20〜45分
    • 羽田空港↔仁川空港
      • (往路)約2時間30〜40分
      • (復路)約2時間20分
    • 羽田空港↔金浦空港
      • (往路)約2時間15~25分
      • (復路)約2時間5~20分
    • 関西国際空港↔仁川空港
      • (往路)約1時間50分~2時間10分
      • (復路)約1時間45分~2時間00分
    • 関西国際空港↔金浦空港
      • (往路)約1時間45分~2時間20分
      • (復路)約1時間40~55分
    • 福岡空港↔仁川空港
      • (往路)約1時間20~35分
      • (復路)約1時間15~50分
  • 空港から市内へのアクセス
    • 仁川空港
      • 空港鉄道A’REXで最速43分
    • 金浦空港
      • 空港鉄道A’REXで約21分

ソウルの仁川空港へは日本の22都市、釜山の金海空港へは日本の7都市と直行便を結んでいるため、主要路線のみ記載しています。西日本へ行くほど韓国との距離は近いため、フライト時間も短くなる傾向にあります。

釜山は韓国の南側にあり日本に近いため、フライト時間も全体的に短い傾向です。福岡だと釜山まで1時間を切るというのは驚きですね。国内より近い海外と言えるでしょう。福岡から釜山へは航空便だけではなく、フェリーでアクセスすることも可能です。

ソウル < 釜山

徹底比較②:旅行代金の安さ

お金

ソウルと釜山へ行く際の旅行代金に差はあるのでしょうか。同等内容のパッケージツアーで比較してみました。

  • ツアータイトル
    • 往路:午前発/復路:午前発 エアロK(受託手荷物料込み)で行く!ソウル3日間
  • ホテル
    • ホテルベルノイソウル(スーペリア)
  • 旅行代金
    • 24,800円~78,800円

HIS(エイチ・アイ・エス)の3日間フリープランで、往復ともに午前便、ホテルはスーペリアクラスで比較しています。旅行代金はほぼ同等という結果でした。ソウルは釜山より少し遠くても人気都市のため価格競争力がありますね。ツアーの数も釜山に比べて非常に多いです。

ソウル = 釜山

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徹底比較③:滞在中の移動しやすさ

ソウルの地下鉄

ソウル・釜山は滞在中どんな手段で移動するのでしょうか。移動手段で比較してみました。

  • 移動手段
    • 地下鉄
    • タクシー
    • 路線バス
  • 特徴
    • 地下鉄が発達しているので、主要観光地は地下鉄でカバーできる。

ソウルと釜山で同等のように見えますが、実際地下鉄はソウルの方が発達しており、路線も多いです。また、ソウルの主要観光地は地下鉄駅から徒歩圏内であることがほとんどですが、釜山の場合は必ずしもそうではありません。

例えば釜山の人気観光地である甘川文化村は最寄駅からは徒歩30分もかかるため、タクシーやバスを使うのが一般的です。海東龍宮寺は電車とバスを乗り継ぐ必要があります。

ソウル 釜山

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徹底比較④:観光スポット

Nソウルタワー

ソウルと釜山は韓国を代表する二大観光都市ですが、観光スポットはどちらが多いのでしょうか。

  • ソウル市内
    • 景福宮
    • 宗廟
    • 昌徳宮
    • 北村韓屋村
    • 東大門市場
    • 南大門市場
    • 広蔵広場
    • 仁寺洞
    • 益善洞
    • Nソウルタワー
    • 南山公園
    • 漢江公園
    • 63ビル
    • ロッテワールド
    • ロッテワールド展望台 など
  • ソウル郊外
    • 水原華城
    • 南怡島
    • 韓国民俗村 など

観光スポットはソウルの方が多いですね。ただ、ソウルの“THE観光スポット”という場所は故宮くらいで、その他は市場や商業施設・街並みが多いので、買い物や街歩きのための観光スポットともいえるでしょう。とはいえ韓国らしい場所に行けるので満足度の高い観光スポットばかりです。

釜山は近年観光開発は進んできているので、人気観光スポットも増えてきています。が、ソウルには及びませんね。釜山はソウルと違って海があるのも特徴です。自然も多くソウルよりローカルな雰囲気が残っている都市でもあります。

ソウル 釜山

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徹底比較⑤:グルメ

チーズタッカルビ

同じ韓国ではありますが、ソウルと釜山でグルメには少々異なる傾向が見られます。ただ、韓国グルメとして共通のものもたくさんあります。こちらが韓国全土共通の名物グルメですね。

  • ご飯もの
    • ビビンパ
    • キンパ
  • 焼肉
    • サムギョプサル
    • タッカルビ
    • チョッパル
  • スープ・鍋
    • スンドゥブチゲ
    • サムゲタン
    • ソルロンタン
    • プデチゲ
    • 冷麺
    • チャジャンミョン
    • カルグクス
  • おかず
    • チヂミ
    • トッポギ など

こちらの韓国グルメを基本として、各地方へ行くとその土地ならではのご当地グルメが加わります。釜山も例外ではなく、釜山のご当地名物グルメがあります。それがこちらです。

  • スープ・鍋
    • テジクッパ(豚肉と米のスープ)
    • ナッコプセ(タコ鍋)
    • テグタン(タラ鍋)
    • 海鮮鍋
    • ミルミョン(釜山発祥辛い冷麺)
  • おかず
    • お刺身
    • パジョン(魚介が多く使われるチヂミ)
    • ビビンタンミョン(春雨をピリ辛ソースで和えた料理)
    • 釜山オムク(魚の練り物)
    • カニ料理
    • ウナギ料理
    • 釜山おでん など

釜山発祥グルメでこれだけあります。釜山は港町だけあって海産物を使った料理が豊富なのも特徴です。新鮮なお刺身も食べられ、魚を使った各種鍋なども食べられます。魚を食べたければソウルより釜山です。

何から食べていいか迷いますが、まずは釜山三大グルメから押さえておくとよいでしょう。釜山三大グルメはテジクッパ・ナップコセ・ミルミョンの3つです。この3つはお店も多いので、ぜひ食べてみてください。

ソウル 釜山

徹底比較⑥:買い物スポット

ショッピング

韓国と言えば買い物を目的に旅行する方も多いですよね。ソウルと釜山の買い物スポットはどのくらいあるのでしょうか。

  • 百貨店
    • ロッテ百貨店
    • ロッテ免税店
    • 新世界百貨店
    • 新世界免税店
    • ギャラリア百貨店(狎鷗亭)など
  • ショッピングモール
    • ロッテ ヤングプラザ
    • ミリオレ明洞
    • ドゥータモール
    • ミリオレ東大門
    • 現代シティアウトレット
    • apM
    • COEX MALL
    • GOTO MALL など
  • 市場
    • 南大門市場
    • 広蔵市場 など
  • コンビニ・スーパー・コスメ
    • オリーブヤング本店
    • ロッテマート
    • ダイソー など

買い物スポットはソウルの方が多いと言えるでしょう。ソウルは百貨店やショッピングモール以外にも路面店がたくさんあります。明洞や東大門などエリア自体が買い物スポットとなっている場所も多いです。

弘大・梨泰院・狎鴎亭・カロスキルなどは街歩きをしながらショッピングも楽しめるエリアとして人気があります。

釜山は港町だけあって市場の数が多いのが特徴です。と言っても若者が楽しめるショッピングスポットがないかというとそういうわけではありません。

釜山の場合、西面がソウルで言う明洞のような場所なので、若者に人気のショップが多く集まっています。また、新世界百貨店センタムシティ店は世界最大級の百貨店としてギネス登録もされたのでぜひ行ってみてください。

ソウル 釜山

徹底比較⑦:気候の良さ

韓国の国旗

同じ韓国でも場所が大きく異なるので気候も若干違います。

  • ソウルの気候の特徴
    • 1年で寒暖差が大きい
    • 冬の冷え込みは日本より厳しく氷点下の日もしばしばある
    • 梅雨から夏にかけて雨天が増える

ソウルは1年での寒暖差が大きいのが特徴で、夏は日本と同様じめっとした高温の日が続き、冬は氷点下の日が続きかなり冷え込みます。それに比べて釜山の夏はソウルほど高温にはならない日が多く、冬は氷点下にまで冷え込むことも少ないです。

ソウルの冬の旅行は厳しい寒さとの戦いになるので、冬に旅行へ行くなら釜山を考えた方がいいかもしれませんね。

ソウル 釜山

徹底比較⑧:混み具合

明洞

最後に比較するのは混み具合です。あまりに混んでいると待ち時間で時間がつぶれてしまったり、人ごみに疲れてしまったりと何かと問題が発生します。ソウルと釜山の混み具合はどうでしょうか。

やはりソウルは国内人口が集中しているだけではなく、世界から多くの観光客が訪れる人気都市だけあって、どこも常に混み合っているという印象です。特に最も栄える繁華街の明洞はどの通りも終日人で溢れています。人気店には長蛇の列ができるほどです。

釜山はソウルほど混んでいないのがよい点で、待ち時間や窮屈さの少ない観光ができるでしょう。繁華街の西面などは釜山の中でも人が集まってはいますが、ソウルの明洞に比べればいい方です。

土日や連休に旅行を計画していて、少しでも混雑から解放されたい方はソウルではなくて釜山を検討するとよいでしょう。

ソウル 釜山

ソウルと釜山はこんな人におすすめ

比較

さまざまな角度からソウルと釜山を比較してきましたが、ソウル・釜山それぞれに向いている方はこのようになるでしょう。行き先を決める参考にしてみてください。

ソウルがおすすめな方
  • ショッピングと観光を目いっぱい楽しみたい!
  • 誰もが知る人気スポットに行きたい!
釜山がおすすめな方
  • 海産物を食べたい!
  • 少しでも空いてるとよい!
  • ソウルは何度も行っているから次は新規開拓したい!

まとめ

ソウルと釜山どちらがおすすめかを調査してみました。どちらも魅力あふれる都市ですが、定番人気スポットに行きたいならソウル、韓国二度目なら釜山を新規開拓がおすすめです。

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