韓流ファン必見！韓国ドラマロケ地を巡るソウル2日間モデルコース

ソウル市内には韓国ドラマのロケ地がたくさんあります。韓国ドラマ好きの方はたまらないですよね。2日間かけて韓国ドラマの有名なロケ地を巡るモデルコースをご紹介します。2日間どっぷり韓国ドラマの世界に浸ってみましょう。

1日目：ソウル中心部のロケ地

1日目は地下鉄やバスで行けるソウル中心部から巡っていきましょう。韓国ドラマのロケ地と一言で言っても無限にあって回り切れないので、何度も使われている有名ロケ地を中心に回ってみます。

9:00 明洞大聖堂

まずは明洞の中心の有名ロケ地からスタート！明洞大聖堂は明洞繁華街の中にあるゴシック建築のカトリック教会。レンガ造りの神聖な雰囲気が魅力的です。

明洞大聖堂は昔から韓国ドラマのロケ地の常連で、韓国ドラマでこの場所を知ったという方も多いのでは。明洞大聖堂がロケ地となった代表的な韓国ドラマはこちらです。

教会なので結婚式などハッピーな場面ばかりかと思いきや、お葬式という悲しい場面にも登場しています。「39歳」では明洞大聖堂の厳粛な雰囲気も相まって涙が止まらないシーンでした。

 アクセス
地下鉄4号線「明洞」駅より徒歩10分

9:40 徳寿宮石垣道

明洞大聖堂からは歩いて25分くらいの場所なので、タクシーを利用するのがラクでよいでしょう。

明洞大聖堂–（タクシー）–徳寿宮石垣道
移動時間：約10分

徳寿宮は韓国5大王宮の一つで、市庁駅の高層ビルが立ち並ぶビジネスエリアの一画にあります。元々第9代国王の成宗の兄の邸宅として建設されました。

注目すべきは徳寿宮の横にある石垣通り。石垣塀が続く全長800mほどの並木道で、韓国らしい雰囲気のきれいな通りです。

紅葉スポットでもあるのでぜひ秋に行きたい場所です。徳寿宮石垣道は韓国ドラマの聖地とも言われるほどよくロケ地として使われています。

ドラマの中でも印象的な場面で登場するケースが多く、徳寿宮石垣道の様子も記憶に残りますね。夜はライトアップされるので、より素敵なシーンになっています。

徳寿宮石垣道を西方向へ走り切った先に「財閥家の末息子」でドジュンとミニョンのキスシーンを撮った場所もあるので、一緒にチェックしておきましょう。

 アクセス
地下鉄1・2号線「市庁」駅より徒歩1分

10:15 世運商店街

この投稿をInstagramで見る

有叶(@umi.sora.kaze.hana)がシェアした投稿

市庁駅より地下鉄に乗車して移動します。

徳寿宮石垣道–（徒歩）–市庁駅–（地下鉄1号線）–鐘路3街駅–（徒歩）–世運商店街
移動時間：約15分

世運商店街は韓国発の総合電子商店街。「世界の気運が集まる」というコンセプトのもと住商複合ビルとして1960年代に建てられました。

韓国の産業成長期を経て一時衰退しましたが、最近はおしゃれなカフェやギャラリーができ、レトロスポットとして若者が集まるようになっています。国外での知名度向上に寄与したのは韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」の存在が大きいでしょう。

「ヴィンチェンツォ」の影響で、韓国ドラマファンの間では「クムガプラザ」として知られています。

 アクセス
地下鉄1・3・5号線「鐘路3街」駅より徒歩4分

11:00 景福宮

景福宮へは地下鉄を利用して移動しましょう。

世運商店街–（徒歩）–鐘路3街駅–（地下鉄3号線）–景福宮駅–（徒歩）–景福宮
移動時間：約15分

景福宮は朝鮮王朝の王宮として建てられた壮大な宮殿です。韓国5大王宮の中でも最大規模を誇ります。観光スポットとしても人気なので一度は行ったことのある方も多いでしょう。

韓国の歴史を感じられる場所であることからもわかるように、景福宮は韓国の歴史ドラマを中心に頻繁に使われています。

歴史ドラマだけではなく現代ドラマにも登場しています。景福宮が韓国の象徴である証拠ですね。

 アクセス
地下鉄3号線「景福宮」駅より徒歩3分

11:45 北村韓屋村

景福宮からは徒歩で移動できます。

景福宮–（徒歩）–北村韓屋村
移動時間：約15分

北村韓屋村は韓国の伝統家屋が集中しているエリアで、韓国の歴史や文化を垣間見れる貴重なスポットです。

北村韓屋村もよく韓国ドラマのロケ地として使われます。代表的なのがこちらです。

北村韓屋村内にある中央高等学校は「冬のソナタ」だけではなく「トッケビ」でも使用されていました。

「女神降臨」は北村韓屋村自体が物語の舞台になっていたので、いろいろな場面で使用されていました。ヒロインの家も韓屋でしたね。

北村韓屋村一帯は広いのでロケ地も一か所ではなく点在しています。散策して名シーンの舞台を見つけてみましょう。

 アクセス
地下鉄3号線「安国」駅より徒歩5分

12:20 雲峴宮（ウニョングン）洋館

この投稿をInstagramで見る

Sooja Kim(@kimsooja_sooja)がシェアした投稿

北村韓屋村から安国駅方面に向かって歩きます。

北村韓屋村–（徒歩）–雲峴宮
移動時間：約10分

雲峴宮は安国駅近くにある李氏朝鮮時代の宮殿ですが、有名なのはその隣にある雲峴宮洋館です。

雲峴宮洋館は「トッケビ」でトッケビと死神が住む家として何度も登場したロケ地。トッケビの家と呼ばれています。

入れたらラッキー！

ただ、徳成女子大学の所有地になっているのでいつでも中に入れるわけではなく、門の外から覗き見ることが多いようです。運がいいと敷地内に入れるとか。

韓国ドラマファンからすると有名すぎるほど有名なトッケビの家、ぜひ見てみてください。

 アクセス
地下鉄3号線「安国」駅より徒歩3分

13:45 マロニエ公園

この投稿をInstagramで見る

naoko　나오なお(@naonuna)がシェアした投稿

マロニエ公園へは路線バスを利用するとアクセスが良いです。

雲峴宮洋館–（徒歩）–昌徳宮バス停–（路線バス）–恵化駅バス停–（徒歩）–マロニエ公園
移動時間：約15分

マロニエ公園は若者の芸術活動発信地とも言われている公園で、路上パフォーマンスや美術展示・演劇などがよく催されています。マロニエ公園付近には小劇場も多くあります。

マロニエ公園も度々韓国ドラマのロケ地で使われています。

マロニエ公園と言えば何と言っても「二十五、二十一」。ヒドとユリムの友情が始まるきっかけとも呼べる重要な場所として使われました。

花を持って立っている姿がマロニエ公園の雰囲気に溶け込んでとても印象的です。

 アクセス
地下鉄4号線「恵化」駅より徒歩1分

14:10 駱山公園

恵化駅から徒歩圏内にマロニエ公園・駱山公園・梨花洞壁画村があるので、マロニエ公園からは歩いて回ります。

マロニエ公園–（徒歩）–駱山公園
移動時間：約10分

駱山公園は大学路東の小高い丘にある公園で、夜景スポットとしても人気を集めています。昔の城郭がそのまま残っており、その城郭沿いに散策路ができています。

この城郭沿いの道がとても風情があり、韓国ドラマでもよく利用されています。しかもドラマの核となるシーンで使われている印象です。個人的には韓国ドラマでの使用率No.1だと思っています。

「愛だと言って」のベンチを探して駱山公園へ訪れるファンも多いとか。「マイ・ディア・ミスター」もすぐに思い出せるほど印象的なシーンですね。

城郭が特徴的なので韓国ドラマを見ているとすぐに場所がわかります。ここは駱山公園かも？という目線で見てみるとおもしろいかも。

 アクセス
地下鉄4号線「恵化」駅より徒歩10分

14:30 梨花洞壁画村

駱山公園から下ったところにあるのが梨花洞壁画村です。

駱山公園–（徒歩）–梨花洞壁画村
移動時間：すぐ

梨花洞壁画村は狭い路地にある家や階段・壁などに色とりどりの絵が描かれており、美術館のような感覚で鑑賞しながら散策できます。

花模様壁画階段は最も有名で、ドラマのロケ地として使われる頻度も高いです。

「ボーイフレンド」では最終回の一番重要なシーンで使われていましたね。

 アクセス
地下鉄4号線「恵化」駅より徒歩15分

恵化駅から歩いてきましたが、そのまま東大門へ歩いて出られるようになっているので、東大門まで歩みを進めましょう。

15:50 梨泰院

東大門で休憩したら、地下鉄に乗ってロケ地巡り再開です。

東大門駅–（地下鉄1号線）–東廟前駅–（地下鉄6号線）–線莎坪駅
移動時間：約20分

梨泰院と言えば「梨泰院クラス」ですね。「梨泰院クラス」がヒットして以来、梨泰院へも聖地巡礼する方が増えたそうです。

「梨泰院クラス」でぜひ見ておきたいロケ地は緑莎坪歩道橋。セロイ（パクソジュン）とイソ（キムダミ）がよく歩道橋の上で話しながらNソウルタワーを眺めた場所ですね。

梨泰院と言いながら緑莎坪歩道橋があるのは隣駅の線莎坪駅なので要注意です。他にもタンバムやバーなどロケ地になった場所がたくさんあるので梨泰院一帯を散策してみましょう。

 アクセス（緑莎坪歩道橋）
地下鉄6号線「線莎坪」駅よりすぐ

16:50 東亜デジタルメディアセンター

この投稿をInstagramで見る

RUBEUS(@m_travel0705)がシェアした投稿

最新の話題のロケ地へ向かいましょう。

線莎坪駅–（地下鉄6号線）–デジタルメディアシティー駅–（徒歩）–東亜デジタルメディアセンター
移動時間：約30分

東亜デジタルメディアセンターは最近韓国ドラマで使われることが増えたロケ地です。放送局や映画製作会社が入居しているのも影響しているようです。

「愛の不時着」によって東亜デジタルメディアセンターの知名度が上がったと言っても過言ではありません。

 アクセス
地下鉄6号線「デジタルメディアシティー」駅より徒歩8分

18:20 南山公園

1日目最後のロケ地へ向かいます。最後のロケ地南山公園は南山にあるので、南山ケーブルカーを利用して行きましょう。

東亜デジタルメディアセンター–（徒歩）–デジタルメディアシティー駅–（地下鉄6号線）–三角地駅–（地下鉄4号線）–明洞駅–（徒歩）–南山ケーブルカー乗り場–（ケーブルカー）–南山山頂
移動時間：約1時間10分

南山公園はロケ地としてだけではなくソウルを代表する観光スポットとしても知られています。南山公園内にあるNソウルタワーは特に人気です。

Nソウルタワーからの夜景観賞はロマンチックでおすすめなので、夜に行くとよいでしょう。

Nソウルタワーには愛の南京錠なるものもあり、恋愛パワースポットとしても有名なので、恋愛ドラマのロケ地として使われることが多いですね。

国外でも人気の高いヒットドラマで使われたケースが多く、海外からのロケ地巡礼も多いと言います。「私の名前はキムサムスン」で使われた階段は通称サムスン階段として知られています。

 アクセス
地下鉄4号線「明洞」駅より徒歩15分
（南山ケーブルカー乗り場まで）

明洞周辺のホテルへ宿泊しよう

南山公園から南山ケーブルカーで戻ってくると明洞エリアに出るので、明洞エリアでディナーをしてそのままその周辺に宿泊するのがラクでおすすめです。

「ホテルグレイスリーソウル」は明洞から徒歩圏内、南大門市場から徒歩2分というアクセスの良いシティホテルです。日系ホテルなので日本語にも対応していて安心ですよ。

2日目：ツアーで郊外のロケ地へ

韓国ドラマのロケ地はソウル中心部にあるだけではありません。意外とソウル郊外やソウル以外にあることが多いです。郊外に行く場合は個人で動くとタイムロスしがちなので、オプショナルツアーをうまく使うとよいでしょう。

ソウルの南35kmのところにある水原は韓国ドラマのロケ地になっている場所がたくさんあります。水原のロケ地を巡るツアーがあるので紹介します。9:30にソウル市内のホテルを出発して水原を回り、18:00にまたソウル市内のホテルへ戻ります。

＼ このツアーに参加！ ／

10:30 水原華城

水原華城は水原観光の代表となる観光スポットで、世界遺産にも登録されています。李氏朝鮮第22代の王である正祖（イサン）が築いた城郭で、全長は5.7kmもあります。

水原華城付近で撮影された韓国ドラマがたくさんあります。

12:00 水原チキン通りで昼食

この投稿をInstagramで見る

ヨルメガヨルリダ(@yorumega_yorurida)がシェアした投稿

水原チキン通りは水原華城行宮の近くにあるチキン店が集まる通りです。韓国と言えばチキンとビール。昼食は韓国らしい食事を楽しみましょう。

14:00 華城行宮

午前中の水原華城の続きになります。水原華城の中にあるのが華城行宮。韓国の行宮の中で最も大きく、さらに美しいと言われています。

「宮廷女官チャングムの誓い」や「イ・サン」の撮影ポイントにはパネルや使われたシーンの解説があります。

水原華城はイ・サンが築城したもの。ドラマ「イ・サン」で使われないわけがないですね。

15:30 光教湖水公園

この投稿をInstagramで見る

@pukeco21がシェアした投稿

光教湖水公園は水原を代表する公園で、都会の湖公園として美しい景観が魅力です。

水原にあるその他のロケ地

コースに入っているスポットだけではなく、水原でロケ地になった場所は他にもたくさんあります。

悪霊狩猟団：カウンターズ【2020年】

カウンターズたちが集まるカルグクスのお店が水原にあります。「姉貴ククス」という店名で登場しましたが、実際には「Le Pain de Paris & Brunch Haus」というカフェが使われました。

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌【2022年】

ヨンウ（パクウンビン）の父親が営んでいたキンパ屋さんが水原にあります。「ウヨンウキンパ」という店名で登場しましたが、実際には「かざぐるま」という日本料理店が使われました。

生まれ変わってもよろしく【2023年】

ジウム（シンヘソン）がジュウォンの生まれ変わりであることをチョウォン（ハユンギョン）が信じたシーンは水原伝統文化館の裏で撮影されました。

まとめ

韓国ドラマのロケ地を巡るモデルコースをご紹介しました。韓国ドラマを見た後実際にロケ地を訪れてみると感動すること間違いなしです。