KTXは韓国高速鉄道のことで、ソウルから地方都市へ行く際に便利です。ソウルの地下鉄は乗り慣れている方も多いですが、KTXは地下鉄とは乗り方が違う部分が多いので事前にチェックしておきましょう。
KTXってなに?

KTXはKTXは韓国高速鉄道のことで、2004年に開業しました。主要路線はソウルから釜山までのKTX京釜線とソウルから木浦までのKTX湖南線。KTXの開業によって首都圏から地方都市への移動時間が大幅に短縮され、観光にビジネスに利便性が一気に向上しました。
KTXに乗るとどこに行ける?

KTXは主にソウルを起点として、このような路線を展開しています。
- KTX京釜線(ソウル↔釜山)
- KTX慶全線(ソウル↔晋州)
- KTX東海線(ソウル↔浦項)
- KTX湖南線(ソウル↔木浦)
- KTX全羅線(龍山↔麗水エキスポ)
- KTX江陵線(ソウル↔江陵)
- KTX中央線(清凉里↔釜田)
- KTX中部内陸線(板橋↔聞慶)
ソウルと釜山を結ぶKTX京釜線が最も本数が多く利用者も多いです。ソウルと釜山の間を最短2時間17分で結びます。KTXに乗車することで韓国の二大都市を制覇できますね。釜山へ行くまでに水原・大邱・慶州といった人気地方都市も通るため、釜山以外の観光にもよく使われます。
二番目に本数が多いKTX湖南線に乗車すると最近観光地としても人気が上昇している全羅南道の木浦に行けます。KTX江陵線も本数が多めで、人気リゾート都市の江陵へ行けて、途中にはオリンピックで有名な平昌も通ります。

KTXの種類

KTXの車両は現在4種類あります。
- KTX-I
- 初めて導入された高速列車車両
- KTX-山川
- KTX-Iを快適に改善した車両。KTX-Iよりシートピッチが広く回転式リクライニングシートを採用。
- KTX-イウム
- 中央線の開通に伴い製作された初の商業用準高速鉄道車両。初めて動力分散方式を採用。
- KTX-青龍
- 2024年登場の新型車両。最も高速。
メインの京釜線では従来のKTX-Iでほとんど運行しており、KTX-山川と最新のKTX-青龍が僅かながら投入されています。一方、慶全線・東海線・湖南線・全羅線ではKTX-山川の割合が非常に大きいです。江陵線・中央線・中部内陸線はすべてKTX-イウムでの運行です。
KTX以外で地方へ行く鉄道は?
ソウルから地方へ行く鉄道はKTXだけではありませんが、最も高速なのはKTXです。KTXと同様に高速鉄道ですが、ソウル南東部の水西駅から発着しているのはSRTと言います。SRTはKTXと同様に高速鉄道ながらKTXより安価に移動ができます。
高速鉄道より速度が遅い特急列車のITXも有名です。種類はITX-青春・ITX-セマウル・ITX-マウムがあり、路線によって利用される車両が異なります。列車の種類が多いのでわかりにくいですが、KTXが新幹線のぞみならITXは新幹線こだまというイメージです。他には日本で言う急行列車に近いムグンファ、ヌリロがあり、ITXよりもゆっくり走ります。
\ KORAILのほぼすべての鉄道が乗り放題に! /
KTXの座席

KTXの座席は一般室と特室(イウムのみ特室ではなく優等席)の2種類があります。日本で言うところの普通車とグリーン車ですね。
- 一般室
- 2席×2列の配置
- 特室(KTX-イウム以外)
- 2席・1席の配置
- ミネラルウォーター・スナックセットを無料で提供。
- 入口にある新聞・雑誌・本は自由に閲覧可能。
- 優等席(KTX-イウムのみ)
- 2席×2列の配置
- 特室より安価
- 各座席に個人モニター・自動リクライニングあり。
- ミネラルウォーター・スナックセットの無料サービスはなし。
特室、優等席は一般席よりシートピッチが広く、フットレストや大型の個人テーブルも付いています。KTXのファーストクラスと言われるだけあって快適性は段違いです。
KTXの乗車料金

KTXの主要区間の料金を見てみましょう。
区間 | 片道料金 |
---|---|
ソウル駅~釜山駅 | 一般室:59,800W(約5,980円) 特室:83,700W(約8,370円) 立席/自由席:50,800W(約5,080円) |
ソウル駅~江陵駅 | 一般:27,600W(約2,760円) 優等室:33,100W(約3,310円) 立席/自由席:23,500W(約2,350円) |
ソウル駅~東大邱駅 | 一般:43,500W(約4,350円) 特室:60,900W(約6,090円) 立席/自由席:41,300W(約4,130円) |
ソウル駅~慶州駅 | 一般:49,300W(約4,930円) 特室:69,000W(約6,900円) 立席/自由席:46,800W(4,680円) |
ソウル駅~木浦駅 | 一般:53,100W(約5,310円) 特室:74,300W(7,430円) 立席/自由席:50,400W(約5,040円) |
ソウル駅と釜山駅は約325kmを最短約2時間15分で結んでおり、日本に例えると東京-大阪間とほぼ同じです。新幹線で東京駅から新大阪駅まで行くと片道14,720円ほどかかるので、KTXはとても安いことがわかりますね。特室に乗ってもお得感を感じられるでしょう。

海外旅行といえばHIS(エイチ・アイ・エス)!ツアーラインナップも豊富で、韓国ツアーも盛りだくさんに用意しています。航空券・ホテルの別手配にも対応しているので、自由自在に予約できます。
KTXの予約方法と乗り方

KTXは日本で言う新幹線なので、地下鉄の感覚でT-moneyタッチしてすぐ乗れるというものではないので要注意です。KTXの予約方法と乗り方の流れを把握しておきましょう。
KTXのチケットを予約する

まずKTXのチケットを購入する必要があります。当日券売機でも購入できますが、乗りたい時間帯が満席になることもあるので事前予約がおすすめです。
予約方法は韓国鉄道公社KORAILの公式サイトをはじめとして、さまざまなWEBサイトがあります。どこも日本語対応しており、乗車1か月前から出発20分前まで予約可能です。当日現地でチケットを引き換える必要もありません。
乗車ホームを確認する

KTX乗り場にある電光掲示板で乗車ホームを確認します。ちなみにソウル駅のKTX乗り場はソウル駅の2階にあります。チケットに表示されている列車番号と出発時間を照らし合わせて確認しましょう。出発の約30分前からの表示になるので、早めに行っても確認できません。
出発ホームに入場する

乗車ホームの確認ができたら出発ホームに入っていきます。ここで日本人がよく戸惑うのが改札がないという点。欧米では一般的ですが、信用乗車方式と呼ばれるもので、チケットは列車の中で乗務員が確認するケースが多いです。改札は気にせずどんどんホームに進みましょう。列車が出発する約10分前には到着するようにします。
KTXに乗車する

日本と同様で、自分の乗る号車を確認して乗ります。ホームの足元にも列車にも号車表示があるので迷うことはありません。大きなスーツケースなどの荷物置き場が車両デッキにあるので必要に応じて置きます。車内では走行中に乗務員により車内改札が行われることがあるので、すぐにチケットを出せるようにしておきましょう。
目的地到着

到着したら乗り場の外へ向かいますが、降車時も改札はないのでそのまま外に出ます。
まとめ
KTXについてご紹介してきました。日本の新幹線のような鉄道ですが、日本より安くて簡単に乗車できます。KTXを使ってソウル郊外や地方都市へも足を伸ばしてみましょう。