オーストラリアを代表する観光都市のシドニーとメルボルン。世界の都市総合ランキング2024ではオーストラリア内の都市の中で1位・2位を取っています。比較されることが多いシドニーとメルボルンですがどっちがおすすめなのでしょうか。いろいろな側面から比較してみます。
徹底比較①:日本からのアクセス

シドニーとメルボルンへの日本からのアクセスはどっちがよいのでしょうか。日本からのフライト時間と現地空港から市内へのアクセスで比較してみます。
- シドニー
- 日本からのフライト時間
- 日本→シドニー:約9時間30分
- シドニー→日本:約9時間50分
- 空港から市内へのアクセス
- エアポートリンク(電車)で約10分
- シャトルバスで約20分~1時間
- タクシーで約15~20分
- 日本からのフライト時間
- メルボルン
- 日本からのフライト時間
- 日本→メルボルン:約10時間5分~10時間30分
- メルボルン→日本:約9時間55分~10時間30分
- 空港から市内へのアクセス
- シャトルバスで約20分
- タクシーで約20分
- 日本からのフライト時間
シドニーの方がオーストラリア内でも日本寄りに位置しているので、フライト時間もメルボルンよりやや短くなります。空港から市内へのアクセスはどちらも決して悪くないですが、シドニーの電車で10分には叶いません。メルボルンの場合、バスと電車を乗り継いで市内に向かう方法もありますが、1時間以上かかるうえに乗り換えまであって大変なので、シャトルバスかタクシーを利用するのが現実的です。
フライト時間の暇つぶしには映画やドラマなどの動画をスマホ・タブレットにダウンロードして機内に持って行くのがおすすめです。U-NEXTは22万作品以上を配信しており、そのうち20万本は見放題です。25本までダウンロードできるので、長いフライト時間でも十分足ります。31日間の無料体験があるので、まずは気軽に試してみましょう!
徹底比較②:旅行代金の安さ

シドニーとメルボルンへ行く際の旅行代金はどっちが安いのでしょうか。同等条件のHIS(エイチ・アイ・エス)のパッケージツアーで比較してみます。(2025年5月時点の情報です)
- シドニー
- 旅行代金
- 109,800円~309,800円
- ツアー内容
- カンタス航空往復直行便で行く!3・4日目はまるまる自由行動!シドニー5日間
- スタンダードクラスホテル(部屋指定なし)
- 直行便利用区間:羽田~シドニー
- 旅行代金
- メルボルン
- 旅行代金
- 114,800円~324,800円
- ツアー内容
- カンタス航空往復直行便で行く! 往復送迎無しのアレンジ自由自在のフリープラン メルボルン5日間
- スタンダードクラスホテル(部屋指定なし)
- 直行便利用区間:成田~メルボルン
- 旅行代金
わずかですが、旅行代金はシドニーの方が安いです。時期によってはそこまで差が出ないので、ほぼ同等と考えて問題ないでしょう。
オーストラリア旅行ならHIS(エイチ・アイ・エス)がおすすめです。フリープランから観光付きプランまで幅広くラインナップを揃えており、希望に合ったツアーがお得に予約できます。こちらからチェックしてみてください!
徹底比較③:滞在中の移動しやすさ

シドニー・メルボルン滞在中はどんな手段で移動するのでしょうか。移動しやすさも観光する上では大事ですよね。シドニーとメルボルンの滞在中の移動しやすさを比較してみました。
- シドニー
- 移動手段
- シティサークル(電車)
- ライトレール(路面電車)
- バス
- フェリー
- タクシー
- 徒歩
- 特徴
- 交通機関が非常に発達しているので、シドニーでの移動は公共交通機関がメイン。
- 観光スポットが比較的集中しているので、徒歩移動もできる。
- 移動例
- オペラハウスからハーバーブリッジへ
- ルート:オペラハウス~(徒歩)~ハーバーブリッジ
- 所要時間:約20分
- オペラハウスからハーバーブリッジへ
- 移動手段
- メルボルン
- 移動手段
- トラム
- 電車
- バス
- タクシー
- 徒歩
- 特徴
- 公共交通機関が発達しており、なかでも無料のトラムがとても便利。
- 移動例
- クイーンビクトリアマーケットからセントパトリック大聖堂へ
- ルート:クイーンビクトリアマーケット~(徒歩)(トラム)(徒歩)~セントパトリック大聖堂
- 所要時間:約20分
- クイーンビクトリアマーケットからセントパトリック大聖堂へ
- 移動手段
シドニーは電車・路面電車、メルボルンはトラムが活躍するので、とても移動しやすく両者互角です。本数も多く、乗り物の時間を気にして観光が制限されることもありません。シドニー・メルボルンともに初めての方でも安心して移動できるでしょう。
旅行費用に余裕がある方は専用車をチャーターして観光すると非常に便利です。希望の場所だけを効率よく回れるので、観光の充実度も全然違ってきます。こちらからチェックしてみてください!
徹底比較④:観光スポットの多さ

シドニーとメルボルンには行っておくべき観光スポットはどのくらいあるのでしょうか。シドニーとメルボルンの有名観光スポットを挙げて比較してみます。
- シドニー
- 市内
- オペラハウス
- ハーバー・ブリッジ
[KLOOK限定] シドニー・ハーバーブリッジクライム体験 - シドニータワー・アイ
シドニータワーアイ割引入場チケット - タロンガ動物園
タロンガ動物園 割引入園チケット - ボンダイビーチ
ボンダイビーチ 日帰りプライベートツアー - ザ・ロックス
- サーキュラーキー
- ダーリング・ハーバー
ダーリングハーバー シーカヤックツアー - クイーンビクトリアビルディング など
- 郊外
- ブルーマウンテンズ国立公園
ブルーマウンテンズ オールインクルーシブツアー
- ブルーマウンテンズ国立公園
- 市内
- メルボルン
- 市内
- クイーン・ビクトリア・マーケット
- フリンダース・ストリート駅
- ビクトリア州立図書館
- メルボルン・スカイデッキ
メルボルンスカイデッキ入場チケット - ロイヤル・アーケード
- セント・パトリック大聖堂
- 王立展示館・カールトン庭園
- 旧メルボルン監獄
旧メルボルン監獄 入場チケット
- ブロック・アーケード など
- 郊外
- フィリップ島
フィリップ島 日帰りツアー
- グレート・オーシャン・ロード
グレートオーシャンロード 日帰りツアー
- ヤラ・バレー
ヤラバレー グルメツアー
- ダンデノン丘陵
パッフィンビリー鉄道 蒸気機関車乗車チケットorバスツアー
- フィリップ島
- 市内
シドニーの観光スポットと言われると、オペラハウスとハーバーブリッジが真っ先に思いつきますよね。特にオペラハウスは世界遺産にもなっているため、世界中の人々から知られています。メルボルンはぱっと思いつく観光スポットがありませんが、実はシドニーと同じくらい観光スポットがあります。シドニーのオペラハウスが有名すぎて、観光ではシドニーに劣ると思われがちですがそういうわけではありません。
メルボルンは特に郊外の観光スポットが多く、フィリップ島のペンギンパレードやヤラバレーのワイナリーは有名で人気があります。メルボルン市内の観光は観光スポットを楽しむというより、街歩きを楽しむことをメインにした方がいいかもしれません。

徹底比較⑤:気候

観光しやすい気候も旅行する上で重要な要素ですよね。シドニーとメルボルンの年間気温と降水量の変化を比較してみました。
シドニー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均気温(℃) | 24.1 | 23.1 | 21.4 | 19.6 | 16.8 | 13.2 | 13.3 | 14.9 | 16.1 | 18.8 | 19.5 | 20.7 |
降水量(mm) | 107 | 368 | 474 | 247 | 189 | 10 | 334 | 56 | 79 | 255 | 40 | 47 |
メルボルン | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均気温(℃) | 23.3 | 20.0 | 19.4 | 15.9 | 12.1 | 10.0 | 8.9 | 10.9 | 11.6 | 14.0 | 14.9 | 17.9 |
降水量(mm) | 60 | 4 | 66 | 71 | 18 | 31 | 38 | 62 | 49 | 151 | 75 | 98 |
南半球のオーストアリアなので、日本と四季は真逆です。シドニーより南極大陸寄りのメルボルンは全体的に気温が低めで、冬が長い傾向にあります。シドニーはメルボルンより気温の変化が小さく、穏やかな気候の時期が長いです。
降水量はメルボルンの方が全体的に少なめですが、メルボルンは1日の中にも四季があると言われるほど天気の変化が激しいのが特徴です。突然大雨が降るということもあるので、傘や雨具の準備は欠かせません。
徹底比較⑥:オプショナルツアー

観光を効率よくするために現地オプショナルツアーの存在も欠かせないですよね。シドニーとメルボルンでどんなオプショナルツアーが催行しているのか人気プログラムをピックアップして比較してみます。
- シドニー
- 市内観光
- オペラハウスとシドニーハーバー観光ツアー
- オペラハウス館内ツアー
- ロックス・パブ巡りツアー
- シドニーサイクリングツアー・ウォーキングツアー
- 郊外・他都市観光
- ブルーマウンテンズ観光ツアー(半日・1日)
- キャンベラ日帰りツアー
- ハンターバレーワイナリーツアー
- ポートスティーブンス1日ツアー
- ボンダイビーチ日帰りツアー
- クルーズ
- シドニーハーバー・ランチビュッフェクルーズ
- シドニーハーバー・ディナークルーズ
- 体験
- ヘリコプター遊覧体験
- 熱気球フライト体験
- サーフレッスン
- ブリッジクライム など
- 市内観光
- メルボルン
- 市内観光
- メルボルン市内半日観光ツアー
- コーヒー好きのためのウォーキングガイドツアー
- 郊外観光
- グレートオーシャンロード日帰りツアー
- フィリップ島日帰りツアー
- グランピアンズ国立公園日帰りツアー
- ウィルソンズ・プロモントリー国立公園日帰りツアー
- パッフィンビリー鉄道・ヒールスビル自然保護区日帰りツアー
- マウントブラー日帰りツアー
- ヤラバレー日帰りツアー
- ソブリンヒル・バララット・メルボルン1日ツアー
- ベラリン半島日帰りツアー
- 体験
- 熱気球フライト体験
- ブライトンビーチボックスヘリコプター遊覧体験 など
- 市内観光
シドニーは市内観光のバリエーションが充実しており、メルボルンは郊外観光のバリエーションが充実しています。旅行体験予約サイトKlookに登録されているツアーはシドニーが120件ほど、メルボルンが110件ほどでややシドニーの方が多いですが、どちらも充実していると考えて問題ありません。
例えば、シドニーのブルーマウンテンズ観光ツアーでもサンセットを見に行くツアーやプライベートツアー、シーニックワールドやシドニー動物園を組み合わせたツアーなどさまざまなラインナップがあるので、希望に合うツアーをチョイスして予約してみましょう。
Klookでは各種オプショナルツアーをラインナップ豊富に用意しています。観光ツアーだけではなく、各種チケットや送迎サービスなどもあるので、旅に出発する前にお得に利用できるプログラムはないか探してみましょう。
徹底比較⑦:治安の良さ

海外旅行先を決めるうえで治安の良し悪しも非常に重要ですよね。安心して旅行できるのはシドニー・メルボルンどちらでしょうか。
- シドニー
- 2023年 10万人あたりの犯罪発生件数
- 凶悪犯罪:803.7件(cf. 日本55.9件)
- 窃盗犯罪:1,040.1件(cf. 日本389件)
- 2021年 世界の安全都市ランキング
- 4位
- 2023年 10万人あたりの犯罪発生件数
- メルボルン
- 2023年 10万人あたりの犯罪発生件数
- 凶悪犯罪:704.4件(cf. 日本55.9件)
- 窃盗犯罪:2,534.5件(cf. 日本389件)
- 2021年 世界の安全都市ランキング
- 8位
- 2023年 10万人あたりの犯罪発生件数
オーストラリア自体治安の良い国として認識されており、シドニーとメルボルンはオーストラリアの中でも治安の良い都市として上位にランクインします。しかし、日本と比べると凶悪犯罪・窃盗犯罪ともに多いのが現実。いくら治安の良い国だとしても、気を緩めないようにしましょう。
シドニーはオペラハウスのような有名観光スポットがあるので、観光地特有のスリやひったくりの被害が多く報告されています。身の回りのものに気を付ける必要があります。メルボルンでもスリや置き引きが最も多い犯罪です。メルボルン郊外では空き巣も増えているようなので、Airbnbなどを利用する場合はご注意ください。
それぞれこんな人におすすめ!

シドニーとメルボルンをいろいろな側面から比較してみました。結果として、それぞれの都市がおすすめな方の特徴はこのようになるでしょう。
- 超有名な世界遺産を見てみたい
- 近代的都市の街歩きを楽しみたい
- ヨーロッパ調の歴史的建造物が好き
- 自然豊かな郊外に足を伸ばしたい
まとめ
シドニーとメルボルンへ旅行へ行くイメージは膨らんだでしょうか。どちらもオーストラリアを代表する有名都市なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
